初夏の気候を思わせる中、今回の+1dayウォークは、明神山から尼寺廃寺跡への14qを歩きます。

明神山…標高が273.6mと低い山ですが、とても眺めがよいところです。登山口になる赤い大きな鳥居をくぐると、緩い登り道が続き、40分ほどで山頂に着きます。山頂に着くとそこには360度の大パノラマが待っています。天気が良い日は、東は大和三山に高見山、西はあべのハルカスに大阪湾、北は若草山に東大寺さらには比叡山までと、素晴らしい眺めが楽しめます。江戸時代から山頂からの景色は絶景ポイントでした。指をさして眺めを楽しんでいる人の姿が「和州送迎(ひるめ)太神宮之図」に描かれています。また山頂近くからは「亀の瀬」が望め、地滑り対策事業の内容が紹介されています。
史跡尼寺(にんじ)廃寺跡…午後からは古代世界へタイムスリップします。飛鳥時代後半に創建された寺院跡で、なかでも、搭跡で見つかった礎石は約3.8mもある巨石で、日本最大級のものです。また金堂跡の基壇と塔跡の基壇の位置から、東向きの法隆寺式伽藍配置の寺院であることがわかっています。
葛下川の桜…葛下川沿いに植えられた桜の枝が、心無い人により切断されています。見るからに切り口が痛々しく、ほんとうに悲しくなります。
達磨寺…聖徳太子が宮を築いた斑鳩からも近く、太子ゆかりの伝説も伝わっています。本堂は古墳の上に建てられており、境内には達磨大師の杖から一夜にして芽が出たという一夜竹や、太子と達磨大師が唱えた問答石、雪丸塚などがあります。