新春初詣ウォーク(特別大会)
2018年もあと数日で終わります。今年も例会を中心に特別大会、ツーディウォーク等に多数の皆様がご参加いただきありがとうございました。次年度も更に充実した内容のウォークになるよう努力してまいります。さて、新年最初のウォークは恒例の「新春初詣ウォーク(特別大会)です。1月5日(土)、下記の見所を中心に「家内安全」「無病息災」「健康長寿」祈願と「福」集めに奈良市内の神社仏閣を巡ります。そしてウォークの最後は「はぐくみセンター」で恒例の抽選会を実施します。皆様の参加をお待ちしております。
御霊信仰、ならまち御霊神社、狛犬の足止め祈願
奈良から平安にかけて、朝廷を舞台とする政争に敗れたり無実の罪で非業の死をとげたり人々の怨霊は災いをもたらし天変地異、疫病流行などの災厄をもたらすとして畏れられた。そうした方々を慰め鎮めて怨霊として祀れば鎮護の神となって平穏を与えてくれるという「御霊信仰」が平安時代に起こった。そのため各地に御霊を神として祀る御霊神社を建立したが、当御霊神社もその一つで、800年に桓武天皇の勅命で創建、本殿には井上皇后や他戸親王ら八神(八所大神)がお祀りされている。現在はならまちの中心に位置し、氏子70ヶ町、5千余軒の広範囲を守護する氏神でもあり、全ての禍事や災難を取り除き、国家守護、家業繁盛、福徳円満、平和の神、健康長寿、縁結びの神として幅広い信仰を集めている。
入口の左右にいる狛犬には『足止め祈願の紐』が多数結ばれている。江戸時代から伝えられる願掛けの方法で、家出人や悪所通いの足が止まるようにとの願いや、子供達が神隠しにあわないようにと狛犬の足に紐を結んでいた。最近は「恋人とこれからも一諸にいられますように」「客足が遠のきませんように」等の願いが込められるようになっている。
また、『叶結び』と呼ばれて、結び目の表が「口」、裏が「十」の形になり、併せると「叶」という文字になることから願いが叶うようにという思いを込めて用いられている。
率川神社
593年(推古元年)大三輪君白堤が勅命により奉斎したと伝わる奈良市最古の神社で、一間社春日造の檜皮葺社殿が三殿並ぶ、1877年(明治10年)春日大社から離れて大神神社摂社率川坐大神御子神社となる。本殿中央に御子神(媛蹈鞴五十鈴姫命)、その左右に父母神(お父神・狭井大神、お母神・玉櫛姫命)が両脇に寄り添うような姿で鎮座しているので、古くから「子守明神」と称えられ、安産、育児、生育安全、家庭円満等の神として篤い信仰を受け、地名の本子守町や奥子守町の起こりとなっている。1月5日は境内にある率川阿波神社(祭神は事代主命、一般的には恵比須神)の「初戎」が行われて賑やかになる。
春日若宮15社めぐり
「おん祭」で有名な若宮社の周りには、人々が一生の間に出会う様々な難所をお守り下さる神々が鎮座されている。正式な15社巡りは夫婦大國社(15番)で受付を行い、玉串札を受領して各神社、遥拝所に玉串札を納めて祈願しますが、今回は春日の奥の院と呼ばれている紀伊神社(11番、新たな生気をいただく神様)からスタートして下り坂の途中にある遥拝所や各神社を巡る。人間の一生をたどり、ご自身の人生の安泰を祈願しながら巡ってください。