本日の総会ウォークは大和高田市の社寺や古墳、史跡を訪ねます。平地の歩きやすい道ですが、ウォーキングステッキをご使用の方はご持参ください。なお、総会会場はJR高田駅前にある奈良県産業会館で行います。ウォーキングのみの参加の方は、所定の時間に産業会館前に集まってください。
【弥勒寺】
 弥勒寺は、寺伝によると地侍土庫(どんご)氏の氏寺として天文年間(1532〜1554年)に創建されたと伝えられています。現在は、江戸時代に建てられた本堂、鐘楼、庫裏などが残っています。本尊の弥勒仏坐像(像高147p)は平安後期に制作されたと推察されています。平成24年に国の重要文化財に指定されました。 当日、御開帳していただくことになっています。
【藤森・池尻環濠集落】
 大和平野中心部には、環濠集落が多くあります。濠には水をたたえ、水利と村落防衛のために造られたと考えられます。しかし、住宅化の波で、その姿が失われてきています。その中でも二重環濠の跡を残す有井環濠集落には、弘法大師伝説の弘法井戸の屋形があります。
【築山古墳】
 周濠に囲まれた全長210mの前方後円墳で、武烈天皇陵と伝えられていますが、被葬者は未だ特定されていないミステリアスな古墳です。 従来は5世紀前半に作られたと考えられていましたが、墳丘周辺の調査で葺石と鰭(ひれ)付き円筒埴輪が出土し、4世紀後半頃に作られたのではないかと考えられるようになっています。
【大中春日神社(義経の七つ石) 】
 源義経ゆかりの神社です。祭神は武甕槌命(たけみかづちのみこと)等、春日四神を祀っています。境内には「源義経の七つ石」があります源義経一行が兄の頼朝に追われた際に、静御前の母親である礒野禅尼(いそのぜんに)が住む礒野の地を訪ね、この神社の境内の石に腰掛けて一休みしたと、現在も地元の人々の間で伝承されています。
【長谷本寺】
 8世紀初頭の創建の寺院と伝えられている。本尊の十一面観音菩薩像(県指定文化財)は、桜井市の長谷寺本尊と同木で刻まれたといわれています。 ヒノキの一木造りで、平安時代中期の作とされています。
【大神宮の高灯篭】
 大和平野を東西に貫通する伊勢街道を東から大和高田に入る位置に、高灯篭が立っています。往時、旅の道しるべとして明かりが入れられたもので、旅人が夕暮時、この明かりを見て安堵したことでしょう。
【高田城址】
 1432年、室町幕府六大将軍・足利義政の命により当麻氏が城主に任じられ、その後、約150年間にわたり戦国武士が群雄割拠した時代に重要な砦としての役割を果たしました。今、この地には、常光寺に隣接して榎の大木とともに、石碑が建てられ、往時をしのばせます。