今回の第4回奈良盆地1周ウォークは、“明日香の里から巨勢の道”への12qを歩きます。起伏の少ない歩きやすい道ですが、ウォーキングステッキをご使用の方はご持参ください。
【四神の館・キトラ古墳】
四神の館は、平成28年9月にキトラ古墳壁画保存管理施設としてオープンしました。ここで、トイレ休憩を含めて30分自由時間を取ります。キトラ古墳壁画の4面マルチ映像や、原寸大のキトラ古墳石室模型などが展示されていますので、ご覧ください。そのキトラ古墳は、七世紀から八世紀初めに造られたものと考えられています。石槨から漆塗りの木棺の破片が出土しており、天武天皇にかかわる皇族をはじめとした人の墓とみる説が有力です。
【高取町・土佐街道】
日本三大山城の一つ、高取城に続く土佐街道には、今も古い店が建ち並んでいます。高取町は「薬の町」として知られており、明治時代頃から急速に発展しました。3月には土佐街道を中心に「高取町ひな祭り」が町を挙げて開催されます。街道筋に奈良産業大学が復元したCGの看板が立っていました。
【市尾墓山古墳】
全長66mの前方後円墳で、前方を北西に向け、周囲には幅約8mの周濠が巡っていました。馬具や土器などの出土物から6世紀前半から中ごろに造られたものと推定されています。また、巨勢谷に勢力を持った豪族(巨勢氏?)の墓と考えられています。
【巨勢の道】
巨勢の道は、大和から紀伊を結ぶ重要な道で、また、椿が美しく咲くことで有名なところです。 万葉集の
 巨勢山の つらつら椿 つらつらに
 見つつ偲ばな 巨勢の春野を
の歌を思い浮かべながら歩いていると、間もなくゴールの吉野口に到着します。