チャレンジウオーク「うるはしの大和路一周ウオーク」は本年2回目の開催で、今日は天候にも恵まれ晴れ渡った大和路を、奈良市から天理市までの「古都奈良から北・山の辺の道」を歩きました。
JR・奈良駅西側の連絡通路デッキ上で恒例の出発式を終え参加者281名(その内初参加者75名)は9時45分頃スタート、三条通りを東へ進み猿沢池手前から五十数段の階段を上り興福寺境内に入り、西国三十三所第9番札所の「南円堂」から「五重の塔」を経て春日大社の参道に出て、参道南側の芝生が広がる「飛火野」では2月9日から行われている古都奈良の風物詩、ホルンの音色で鹿を呼び寄せる「鹿寄せ」(午前10時から約15分間)で多くの鹿が集まっている余韻の残った「飛火野」の前で若干のトイレ休憩を取り、参道を進み第2鳥居をくぐり「春日大社」本殿前から苔むした大小の石燈籠が左右に密に並んでいる「御間道(おあいみち):春日大社本殿前から若宮神社に到る約100mの道」を南へ進み「若宮神社」から「上の禰宜道(かつて高畑の社家町から春日の禰宜(神官)たちが春日大社へ通った道で、高畑丹坂町から摂社若宮神社へ通じている)」から、緑深い春日山山麓の森を抜けて、閑静な高畑町の住居地域に出ました。

高畑町から「北・山の辺の道」に入り、趣のある古びた築地塀の間の狭い道を進み「新薬師寺」を過ぎて、視界が開け遠く東前方に聳える高円の山々を望みながら、田畑の中の道を白毫寺町地区の集落を南へ歩み、「北・山の辺の道」から少し外れて田園地帯の中に位置する高円高校周辺から緩やかな坂道を東へ上り進み、高円山西南麓に位置する鹿野園(ろくやおん)町の高台に鎮座する森に囲まれた、御祭神が八柱御子神(やつはしらみこのかみ)の「八坂神社」へ、ここから再び「北・山の辺の道」に入り山裾の道を右前方の大和盆地を望みながら南方面に、途中、池の畔から竹藪の手前で狭い階段を下る所で、足元が覚束なく慎重に一列で下る状況となり列は停滞し、ここから更に長蛇の列となり竹藪や雑木林の狭い道を上り下りしながら通り抜け、藤原町の自衛隊藤原宿舎を通り過ぎて間もなく、田園風景が広がり右側集落の遠く向こうの矢田丘陵や生駒の山々を望みながら歩み、藤原町東端に鎮座する「白山比刀iしらやまひめ)神社」に進み、神社から更に集落を通り抜け田畑が広がる緩やかな坂道を下り「崇道天皇陵(追尊天皇:崇道天皇は歴代天皇でなく桓武天皇の弟の早良(さわら)親王の追尊名)」へ、この辺りでは長蛇の列の後方はより離れ離れの遅れる状況となりながら、天皇陵の南側に位置する「前池」の堤防道から雑木林や竹林の中の曲がりくねった狭い道を上り下りし、途中、竹藪の中に多くの地蔵群を見て、急な坂道を下って「円照寺」へ通じる参道に出て、緑深いひっそりと静かな佇まいの中の美しい尼寺「円照寺」に到着し、ここでトイレ休憩を取りました。

「円照寺」は斑鳩の「中宮寺」、佐保路の「法華寺」と共に大和三門跡と呼ばれる門跡寺院で、また、華道の「山村御流」の家元でもあり、別名「山村御殿(山村御所)」で、非公開寺院のため拝観は不可となっていますが重厚な山門を入ってすぐ近くのトイレをお借りしました。
先頭はこの「円照寺」に12時頃到着しましたが、アンカーは相当の遅れとなり、トイレの時間待ちも長くなった為、アンカーが到着して間もなく先頭集団は先に出発する事とし、その為、後続の列は益々離れ離れとなりましたが、歩みは参道から急な石段を南へ上り、竹藪と雑木林の中をしばらく進んで急な石段を下り、赤い鳥居をくぐって森を抜け竜王池に出ました。
そこからは、田畑や点在する集落の中を暫く進んで「北・山の辺の道」と分かれ、奈良東病院前を過ぎた当たりから南方面は視界が開け田園風景が目前に広がり、県道187号を渡って長く続く農免農道の緩やかな上り道を、この辺りから風が強く吹く中を淡々と進み、「白川ダム」直前の坂道と長い階段を上り、ダム湖堤防の上に出て先頭は13時頃に、アンカーは15分程遅れで到着、この頃から風も止み穏やかな日差しの下、堤防沿いの芝生法面やベンチ等でダム湖の景観を楽しみながら夫々遅い昼食休憩を摂りました。

午後は13時45分スタートしましたが、そのスタート前にトイレ待ちの方が40数名おられ、すべて済ませてスタートすると全体に相当の遅れが出ることの判断で、その方々を残して先発は出発し、残りの方はその後20分程の遅れで出発しました。
「白川ダム」を後にして、名阪国道の上を越える長い陸橋「白川大橋」からは遠くの重なる山々の景色を望みながら南へ進み、山間の一般道路の緩やかな下りの歩道を南方面へと淡々と進み、途中、天理教教祖墓地前を通り天理市街地へ出ました。
その後、市街地内を進み「天理よろづ相談所病院」前を経て天理駅前に、先頭は14時30分頃に、アンカーは約20分遅れてゴール、17kmの完歩証明として奈良市のマスコットキャラクターの「しかまろくん」が印刷された「IVV」を受け取り、参加者の皆様は三々五々帰途に着かれました。
次回は、JR・天理駅からJR・桜井駅までの「南・山の辺の道」を歩きます、多数のご参加お待ちしております。