今回の例会は、早春の大和郡山の城下町を彩る「大和な雛祭り」が2月25日〜3月5日の間、旧城下町一帯のお寺や神社、町屋、店舗などで、古くは江戸時代をはじめとして現在の手作り雛等々、大小様々な「雛飾り」が約140ヶ所で展示されていて、その一部を巡るウオークを実施いたしました。
JR・郡山駅東側広場で、出発式とストレッチ体操を終え217名の参加者は暖かい日差しの下、元気にスタートいたしました。
最初に訪れたのは、旧城下町の複雑な古い町割りが残る狭い道路を、その昔遊郭があった町で当時の伝統的な木造建築物等が残る町並みの洞泉寺町に鎮座する「源九郎稲荷神社」へ、本殿には「白狐源九郎」が祀られ、社務所等神社建物の中には100年から150年前の雛人形など多く人形や道具類が飾られ、境内には6代目中村勘九郎の襲名記念樹(平成24年)の紅梅「枝垂れ梅」が満開で、参加者の眼を癒していました。
神社を後にして、狭い道を曲がり進み柳町商店街へ出ますと、ガソリンスタンドを改修したコーヒ店の一角に珍しい「金魚の水槽」が置かれていて、店主に聞きますと3年前から公衆電話BoXをそのまま使った水槽で金魚を飼っているそうです。
次に、そのコーヒ店前の柳4丁目に鎮座する、「柳町大門跡」から短い参道の鳥居の向こうに門がある「郡山八幡神社」へ、数多い雛人形が飾ってありました、又、境内には紅白の枝垂れ梅が彩りを添えていました。

神社から通過交通の多い柳町商店街を北へ進みながら、常福寺の「七段飾り」や酒店の「古今雛」等々の左右の店舗や町家に飾られている雛を見物しながら、途中の民家には「ねこまど」がガラス越しには良く肥えた「はな・あすか・ちゃー」の3匹の「猫」が暖かい日差しのもと仲良く寄り添って気持ちよさそうにうたた寝姿を見て、目を楽しませてくれていました。
商店街を抜け大和郡山市役所へ、トイレを借りる方も見受けられましたが、市役所から近鉄・橿原線を越えた広場で若干の列詰め休憩を取りながら、近鉄・郡山駅の西側に出て、雛祭りのメイン会場の一つの「中矢田筋会館」に展示されている「流し雛」が、5艘の筏に乗ったお雛人形の「雛の渓流下り」を見て、午前中の雛めぐりを終えて列は西へ進むが、雛めぐりで後方の列は先頭集団と大きく後れ離れ離れの状況となりました。
歩みは県道144号を西へ西へと進み、市街地を抜け視界が開けて田園風景が広がり、遠くは矢田丘陵の山々を望み「県道249号・大和中央道」を横断して「富雄川」を渡り、暫くして国立「奈良高専」の手前を北方面に曲がり進み、学校と雑木林の間の道を西へ「奈良高専」を過ぎて、間もなく「大和民俗公園」に先頭は11時30分頃、アンカーは約15分遅れで到着して県立「民俗博物館」に入館、館内には雛祭りのイベントとして、幕末から昭和50年代の「紙雛」や素晴らしい「御殿飾り」や「屏風飾り」等々の雛人形が展示され、又、常設展では、1970年以前の各地域の暮らしを支えた仕事として「奈良盆地の稲作」、「大和高原の茶業」、「吉野山地の林業」や「昔のくらし」として当時の衣食住や子供の遊びについて紹介され、約15分程度見学して博物館前の多目的広場で昼食休憩を摂りました。

穏やかな日差しの下での昼食後12時30分に出発し、ちらほら咲きの梅林を見て公園の東入口から城町の住宅団地を通り抜け、田園地帯を東に進み再び「富雄川」から「大和中央道」を横断して、南郡山町から市街地に入り「郡山城跡西公園」でトイレと列詰め休憩を取りました。
その後、西公園から郡山高校正門前の「柳沢神社」の鳥居をくぐり郡山城跡へ進み、内堀沿いを左には整備された天守台を望み「城址会館」前に進み、この辺りから太陽は雲間に隠れ曇り空の中、満開に近い紅白の梅林を見て、「追手門」をくぐり「追手門櫓」を経て堀沿いを南へ、近鉄・橿原線を渡り北に進み「やまと郡山城ホール」へ、入口には駅の改札機をモデルにした「金魚の水槽」が両側に置かれていて、多くの金魚が泳いでいる改札機を通り入館、二つ並んだ七段飾りのお雛飾りを見てホールを通り抜け、次に訪れたのが「大和郡山商工会館(まいどほーる)」に入館、一階玄関ホールには金色に輝く金魚のモニュメント「幸福の金魚」が展示されていて、背中を優しくなぜると幸せなことが・・・、又、展示室では「全国のスケッチ画をステンドグラスに」した作品が、薄暗い展示室で「ステンドグラス」が美しく浮かんでいました。

商工会館を後にして、町並みの美しい県道・欄町線を南へ、途中、路地に入り「一刀彫のお雛様」や電気店の店頭には「電子レンジの金魚水槽」の横には小ぶりの「雛飾り」等々の各展示を見て回り、最後に、今年の雛祭りのメイン会場の、紺屋町にある「箱本館・紺屋」へ進み館内へ、七段の雛飾りの両側には、端切れで作った「もも・さる・うさぎ・草履・犬・這い子人形・等々」の色とりどりの縫いぐるみの「吊るし雛」やその他数々の雛飾りや、藍染め工房等を見物して、外堀緑地を通りJR・郡山駅に先頭は14時頃、アンカーは約15分遅れでゴールしました。
今日は、普段は見られない「古今の雛人形」や様々なアイデアに富んだ「お雛様・雛飾り」を楽しんでいただけたのではないでしょうか。