チャレンジウオーク「うるはしの大和路一周ウオーク」は3回目の開催で、前回の「北・山の辺の道」に引き続き、今回は「南・山の辺の道」を歩きました。
「南・山の辺の道」は、大和盆地の東に連なる美しい青垣の山々の山裾を縫うように続く古代の道で、天理・石上布留(いそのかみふる)から桜井・三輪山の麓までを言い、そこをウオークしました。
JR天理駅西側の「田井庄池公園」で受付、恒例の出発式を終え9時45分頃参加者215名は薄曇りの中スタートし、天理教教会本部前から、布留山の北西麓の高台に鎮座する鬱蒼とした常緑樹の森に囲まれた「石上神社」へ、境内に放し飼いされている愛らしい鶏に歓迎され、トイレと列詰め休憩を取りました。

神社から、「山の辺の道」(東海自然歩道)に入り南へ、布留山の裾野の森を抜け満開の梅園や綺麗に剪定された柿畑沿いの道を「内山永久寺跡」へ、永久年間(1113〜7)に建立され、盛時には大伽藍を誇っていたと伝えられ、その後時勢は衰え明治の廃仏毀釈で廃寺となり、今は境内の池をわずかに残るのみで、その池の畔を回り進み竹林や雑木林等の茂る狭い道を上り下りして「天理観光農園」へ進み、ここで小休止を取りアンカー到着後、遠くには二上山の山々を望みながら、一般道路から再び田畑や柿畑等の中の細い道を進み、こんもりした森の「宮山」に鎮座する、拝殿が茅葺きの珍しいし「夜都伎(やとぎ)神社」を通り抜け、竹之内町の集落を過ぎると田園風景がさらに広がり、右前方には大和盆地を一望に見、遠くは金剛・葛城山や二上山の連なる山々を望み「山の辺の道」をさらに進み、ビニールハウスが続く向こうには、今、満開の「菜の花畑」が広がり、参加者は菜の花に目をみはり、中には歩みを止めて思い思いにデジカメやスマートホンで撮影を、長閑な田園風景の変化を楽しみながら長い列は進みました、が、この付近では、地元農家が野菜やミカン等を売る無人販売所が道沿の所々に有り、多くの買物をする参加者で後ろの方の列は先頭から遠く離れた状況になました。
歩みは更に、萱生(かよう)町の「西山塚古墳」の濠廻りから集落を抜け、丁寧に枝が選定された柿園などの間の道を歩み、広大な「念佛寺」境内の墓地内を通り抜けると寺の門前には巨大な石造の小坊主に出迎えられ、次に最古の御社「大和(おおやまと)神社御旅所」から緩やかな石畳の坂道などを上り下りし進み、空海(弘法大師)が開基された「長岳寺」門前から、現在、改修工事中の「天理トレイルセンター」前を通り、「崇神天皇陵」と「櫛山古墳」に挟まれた濠端の石畳を進み、昼食場所の「景行・崇神(すじん)天皇陵歴史的風土特別保存地区」内の広場に12時頃到着しました。

背後の竜王山裾野の高台広場で、穏やかな陽だまりの下、眼下の大和盆地を、遠くは金剛・葛城・二上山の山々を望みながら昼食を摂り休憩の後、午後は12時45分出発、平坦な道や緩やかな坂道を上り下りしながら、時には石畳の道を歩み「景行天皇稜」の濠端を過ぎ、右に大和盆地や遠くの山々を望みながら、さらに細い道を上り下りしながら進むと、前方には美しい大和三山の耳成山と畝傍山を眺望し、また、目の前には三輪山が見え隠れしながら田園地帯や集落の中を進み、県道の上り道を東へ暫く進んで高台の山裾の道へ上り更に南へ進み、桧原(ひばら)台地に鎮座する大神神社の摂社のひとつで、本殿や拝殿がない「三ツ鳥居」だけの珍しい「桧原神社」へ、綺麗に敷き詰められた玉砂利の境内の、神社正面にある「注連柱(しめばしら)」から西側を望むと、大和盆地の向こうの二上山の美しい姿を眺めながら小休止を取りました。

神社から更に杉林や雑木林の山裾の細い砂利道や石畳などを上り下りして進み「狭井(さい)神社」前から、三輪山を御神体とする「大神神社」に着き、トイレと小休止を終え聖徳太子が開基されたとされる「平等寺」を経て竹林や雑木林を抜け、「金屋の石仏」へ、小さい堂内に安置されていている岩に仏像が2体浮き彫りされている石仏を覗き見て、金屋の集落を抜け初瀬川(大和川)の畔(金屋河川敷公園)に建立されている「仏教伝来之地」碑を通過し、馬井手橋を渡り、中和幹線をくぐり桜井市街地へ入りJR・近鉄・桜井駅に先頭は14時40分頃に数十分遅れでアンカーが無事ゴールしました。
17qの完歩証明として、天理市のマスコットキャラクターで「りんちゃん」が印刷された「IVV」を受け取り、参加者の皆様は三々五々帰途に着かれました。
今日は、遠くは千葉県や鳥取県さらには四国香川県からも参加していただき、多数の参加ありがとうございました。
次回は、JR桜井駅からJR吉野口駅までの約20km「磐余の道から明日香路」を歩きます、引き続きご参加お待ちしております。