今回は、チャレンジデー住民参加型スポーツイベントに参加している広陵町を訪れました。
そのチャレンジデーは1993年から笹川スポーツ財団が主催し、日常的なスポーツの習慣化や住民の健康増進、地域の活性化に向けたきっかけづくりを目的とした住民総参加型のスポーツイベントです。
毎年5月の最終水曜日に、今年は全国63市1区51町13村の128自治体で開催され、人口規模がほぼ同じ自治体間で、午前0時から午後9時までの間に15分以上継続して運動やスポーツを行った住民の数(参加率%)を競います。
県下で唯一参加した広陵町(人口34,991人)は、今年3回目の挑戦で、対戦相手は、宮城県東松島町(人口40,236人)です。

香芝駅前の下田地区公民館前広場で恒例の出発式を終え、薄日がもれる中参加者165名は9時50分頃元気にスタートいたしました。
出発して間もなく下田東5丁目の小さな森の中に鎮座する「春日神社」前を通り、急坂を上って真美ヶ丘ニュータウンの南部を東西に貫く「中和幹線道路(桜井市から香芝市に至る県道)」に出て、その歩道を東方面に進み、香芝高校前交差点に架かる歩道橋を渡り、暫く北へ進んで「高塚地区公園」へ、ここでトイレと列詰め休憩を取りました。
「高塚地区公園」からは真美ヶ丘ニュータウンの中心部を、ほぼ南北に伸びる自転車歩行者専用道路の「かつらぎの道」へ、幅約15mの全線が緑に覆われた「かつらぎの道」を、爽やかな風を受けながら快調に約1.3q進み真美ヶ丘ニュータウンの北端に出て、北側幹線道路の歩道を東へ進み、やがて歩みは北へ方向転換し田園風景が広がる河合町佐味田地区集落に入り進み、佐味田川に架かる東端橋を渡り「馬見丘陵公園」に到着、公園の中央エリアに位置する「ナガレ山古墳」へ、ここで古墳の見学を兼ねて15分程度の休憩を取りました。
「ナガレ山古墳」は5世紀前半の築造で全長105m、高さ8.7mの前方後円墳で、平成9年(1997年)に整備され、今から1600年前の築造当初の姿に復元されていて、墳丘の東側は葺石で覆われていて数々の円筒形埴輪が並び、西側は芝生を張った状態になっていて東西で全く違った墳丘の表情になっている面白い古墳でした。
墳丘では曇り空でしたが奈良盆地を望む360度のパノラマの景色を楽しむ参加者も、「ナガレ山古墳」を後にして、5分程度で南エリアの「いにしえの丘」へ11時45分頃到着しました。
ここで広陵町山村町長の出迎えがあり歓迎の挨拶を、今日のスポーツイベントについて等々の話題を、過去2回の対戦は惜敗、今年は町民あげての健康増進に取り組み、何としても勝利を等々の挨拶を受け、薄曇りの中芝生広場で、目の前には緑に覆われた全長204mの国特別史跡の「巣山古墳」等を望みながら昼食休憩を摂りました。

午後は、出発前に尾花スタッフから、馬見古墳群や古墳の移り変わり等々の話題を興味深く拝聴し、12時40分「馬見丘陵公園」を後にしまして、足取りも軽やかに「竹取公園」の東側側道を南へ進み、広陵町図書館を過ぎて視界が開け、遠く金剛・葛城連山を望みながら、間もなく築造時期5世紀後半で全長45mの「三吉石塚古墳」へ、広大な広陵町の墓地に囲まれたこの古墳は馬見古墳群の一つで、前方後円墳の後円部が短い「帆立貝式古墳」で、1992年に復元整備されて墳丘は葺石で覆われ、数多くの埴輪が周囲を取り囲み、周濠が掘られ築造当初の姿の古墳で、墳丘の上からは美しい二上山を望み、東側目の前には緑に囲まれた全長200mの前方後円墳の「新木山(にきやま)古墳」が、ここで10数分の休憩を取りました。
その後、列は極楽寺を経て、大小開発された新興住宅等の新旧入り交ざった疋相(ひきそ)や平尾の集落を通り、再び真美ヶ丘ニュータウンの東南部に位置する「西谷近隣公園」へ入り、ここで最後のトイレと列詰め休憩を取りました。
広陵町を後にして、国道165号の別所交差点を渡り、田園風景が広がる大谷地区に進み、目の前には金剛・葛城の山々や二上山を望みながら、JR五位堂駅に14時10分頃ゴールいたしました。
因みに、チャレンジデーの結果は、広陵町の参加率は目標としていた55%を大きく上回り、67.5%を達成、相手の東松島町は43.3%で、3年目にして広陵町は念願の初勝利を収めることができたとの事です。