今日の天候は予報通り、台風18号が九州地方に接近、その影響で早朝から雨が降り出し、一日中雨が降るにもかかわらず64名の参加者を迎え、駅前で恒例の出発式を終え、9時45分頃小雨が降る中元気にスタート致しました。
最初に訪れたのはスタートして間もなく、神通力を得て空中を飛びまわっていた「久米の仙人」の伝説にちなんだ寺として知られている「久米寺」に入り境内を通り進み、白橿町の住宅団地を抜け、全国で6番目の大きさの前方後円墳で国指定史跡の「丸山古墳」に到着。
この古墳は全長約320m、後円部径約150m、前方部幅約210m、周濠を含めると全長約420mにもなる超大型の古墳で、被葬者は、欽明(きんめい)天皇説や蘇我稲目(そがのいなめ)説がありますが、特定されていません。
天気が良ければ、墳丘まで登って円墳の周囲を廻り古墳の大きさを体感していただく予定でしたが、残念ながら墳丘までの斜面の傾斜がきつく登りづらいため、若干のつたない説明に耳を傾けていただき道端で眺める事となりました。
「丸山古墳」を後にして、五条野町集落に進み丘陵の南側斜面に築かれた長方形墳の国指定史跡の「植山古墳」へ、南側に開く2基の横穴式石室が設けられていて、被葬者は推古天皇とその子息の竹田皇子の墓との説があり、現在、平成31年度公開予定で史跡公園整備中の為近くには寄ることは出来ず、東南側の五条野町墓地から見学いたしました。
次に、古墳の東側に鎮座する「春日神社」へ進み、春日造り本殿前の「踏み石」には「植山古墳」の石室内の扉材の一部が使われているのを確認して、杉木立の中の長い石段を下り、五条野町交差点から県道を東に進み、次に訪れたのは明日香村手前の、民家の裏山にある「菖蒲池古墳」へ、足元の悪い斜面を進むと、墳丘の封土が流出して横穴式石室が小屋の中に保存されていて、玄室内部には国指定史跡の類例のない精巧な造りの2基の家形石棺がある古墳を見学の後、明日香村観光のシンボルとも言われる亀石から河原寺跡に到着し、ここでトイレ休憩を取りました。
休憩後、傘と合羽の列は雨に打たれながら、「橘寺」を横に見て粛々と歩みを進め岡集落に入り「岡寺」の参道へ、入口の「治田(はるた)神社」の鳥居をくぐり、参道を約300m上り進み、途中、参道脇の100数段の急な階段を息せき切って上り、上り切ったところに「岡寺」の西側に鎮座する「治田神社」が、暫く息を整へてアンカーが到着後境内を東へ、「岡寺・仁王門」前を経て「飛鳥周遊道」の舗装道路を約300m上り進み、更に竹藪や雑木林の中の石段や狭い周遊道が続く約500mの山道を足下に注意しながら下り進み、日本最大級の巨大な石の横穴式石室を持つ、「石舞台古墳」に12時頃到着、飛鳥歴史公園の南東付近に整備された休憩所の広い東屋で昼食休憩を摂りました。

午後は12時30分スタート「石舞台古墳」を後にして、飛鳥川の玉藻橋を渡り南へ、約1mの奇石の「マラ石」を横目に見ながら山裾の県道を、緩やかな上りの坂道を南へ約1km「日本の棚田百選」の一つ「稲淵の棚田」が右前方に広がり、雨に煙る中、黄ばみ始めた稲穂の美しい棚田風景を望みながら進み、しかし、「彼岸花」の開花はまばら咲きで残念でしたが、「稲淵・男綱」から「案山子ロード」に入り、今年で22回目を迎える案山子コンテストのテーマは、ずばり「案山子」という事で「棚田ではたらく七人の小人」・「妖怪かかし」や猫が三味線を弾くユニークな「わかにゃん」等々、60数点の工夫された案山子が、又、ロードの中間部付近には身長6mの「ジャンボ案山子・忍者」が棚田を見守り、ちらほら咲く「彼岸花」と共に楽しく観賞しながら、珍しい黄色の彼岸花が咲く「朝風峠」手前で、列詰め休憩を取りました。
アンカーの到着を待って雑木林の中の「朝風峠」を越え、山道を下り進み平田集落に入って山里の田畑やミカン畑を通り「国営飛鳥歴史公園・高松塚周辺地区」へ進み、高松塚休憩所で最後の列詰めとトイレ休憩を取りまして「高松塚古墳」を後にして、西方面へ列は淡々と小雨の中、御園集落を経て近鉄・飛鳥駅に14時頃ゴールいたしました。
今日は、一日中雨が降る最悪の状況でしたが、皆様は雨を物ともせず元気に楽しくウオーキングしていただいたと思います、汗や雨に濡れた体を、電車に揺られ帰途に着かれました、お疲れ様と共に参加ありがとう御座いました。