今回の例会は、奈良県最南端に位置する十津川村へ、県内最大の面積を有し、かつ、日本一の広さを誇る村、その十津川村へ一泊ウオーキングを開催「谷瀬地区」と世界遺産の「熊野参詣道小辺路」の「果無集落」を歩きました。
事前予約の80名は大和八木駅前に集合、9時15分発の奈良交通の路線バス2台に分乗して出発、途中、五条バスセンターで休憩後、11時40分頃十津川村北部に位置する「上野地」に到着、ここで昼食休憩を摂りました。
休憩後、12時10分一日目のコース「谷瀬集落」へ向け、雲一つない青空の下元気に出発、上野地集落から道路脇の残り雪を見ながら北へ緩やかな上りの車道を進み、小栗栖地区の国道168号から村道を下り十津川(熊野川)に架かる「谷瀬橋」を渡り谷瀬地区へ、杉や檜林の中を暫く上り進んで「谷瀬の吊り橋」の北側へ廻り進み、山の斜面に広がる静かな山里の風景を望みながら地元で整備された地区内の「ゆっくり散歩道」の緩やかな上りの坂道を進み、途中、小休止を取りながら、又、道沿いには数体の人形の案内や、集落の木を伐採した材料で作られた大きな水車(今日は回っていませんでした)を見て、地区内の小山の頂上に鎮座する「竹原八幡神社」の参道階段下へ進みました。
参道となっている急な227段の階段には雪が残っていて一歩一歩慎重に上り進み神社へ、ここで暫し列詰め休憩を取り、神社から奥へ下りの山道を10分程進んで「森山展望台」へ、展望台からの景色は眼下に「谷瀬の吊り橋」を一望し、薄く雪化粧した山々の素晴らしい絶景に暫し見とれUターン、帰途は上りになる山道を「竹原八幡神社」まで戻り、神社前から下りの林道を廻り進み参道階段下から、再び「ゆっくり散歩道」を「谷瀬の吊り橋」北詰へ戻り、長さ297m、高さ54mの日本有数の長さを誇る鉄線の吊り橋を、歩くたびに揺れ動くスリル満点を満喫し、ほとんどの方は余裕をもって渡り終え、少し物足りない約5qの短いコースでしたが14時頃「上野地」にゴールし、再びバスに揺られ16時前に昴の郷に到着。
「ホテル昴」では、村役場観光振興課長松井様の歓迎の挨拶を受けた後、夫々部屋に入り休息、さっそく源泉かけ流しの天然温泉に浸り疲れを癒し、18時から夕食・宴会が、和やかな雰囲気の中、飲食・歓談・カラオケ等にと、楽しまれて一日が終わりました。

二日目は8時集合、天候は昨日と変わり曇り空、ストレッチ体操の後、3班編成に別れて「語り部さん」の案内で、昴の郷を8時10分一班から順次スタート、国道168号に架かる柳本橋を渡り林道(車道)に入って、暫く上りの林道を進み「熊野参詣小辺路(果無峠)」への登山口に進み、急な斜面の階段から杉や檜の間を縫うように続く狭い上りの急な凸凹の石畳の道を一歩一歩踏みしめ、息急きながら約40分進んで視界が開けた場所に、眼下には十津川温泉地区の集落や折り重なる美しい山々の景色を眺めて小休止を、更に木々の中の石畳の坂道を上り、やがて尾根に佇む小さな集落「果無集落」に到着、のどかな山里の風景と果無山脈や四囲の山々を見渡す壮大な風景に「天空の郷」と呼ばれるに相応しく、疲れも吹っ飛び感動、心も癒された面持ちでした。
集落の「看板おばあちゃん」で93歳の岩本カツさんに迎えられて元気をいただき、「世界遺産石碑」前では、石碑を囲んで記念写真を撮影、そこから暫く石畳の小辺路を更に上り進み、やがて林道に出て回り進み石碑前に戻り、集落を後にして山沿いの林道を下り、途中、落差約10mの水量が豊富な美しい「めん滝」を見て、左側には深い谷を前方には重なる山々を眺望しながら、足取りも軽やかに林道を下り、登山口から元来た道を進み、昴の郷へ約6kmのコースを一班は10時30分頃、約20分遅れで最後の3班も無事ゴールしました。
ホテル昴で、郷土料理の高菜の漬け物に巻かれたおむすびの「めはり寿司」とお饂飩で昼食を済ませ、11時30分過ぎ出発、若干の疲労の中バスに揺られて帰途に、大和八木駅に15時10分頃無事到着いたしました。
天候にも恵まれ、ウオークには少し物足らない距離ではありましたが、参加者の皆様には楽しく過ごされた二日間ではなかったでしょうか、ありがとう御座いました。