暑さ寒さも彼岸までの慣用句のとおり、ようやく暑い夏の季節も去り、朝夕凌ぎやすくなった彼岸明けの今日は、初秋の明日香の里をウオーキングしました。
今日の天気は、15時頃から傘マークの予報の中、156名の参加者を迎え、駅前で恒例の出発式を終え、曇り空の中9時50分頃元気にスタートしました。
近鉄ガード下をくぐり国道169号を横断して、暫く県道124号を東へ進み、和田地区内の和田池から橿原市を後にして、明日香村へ「甘樫坐神社」から「国営飛鳥歴史公園・甘樫丘地区」に入り、豊浦休憩所で最初のトイレ休憩を済ませ、標高148mの「甘樫丘展望台」へ一歩一歩上り進み頂上へ、頂上からの展望は、西北方面は、古代史の舞台となった藤原京跡や「畝傍・耳成・香久山」の大和三山を、遠くには生駒・二上・葛城・金剛山系の山並みを一望、目を転じて東南方面の眼下には「飛鳥寺」を中心とした今も変わらない家並み及び田園風景が広がる明日香の里山風景と、その向こうの多武峰等々の山々を望み、素晴らしい景色を楽しみながら休憩を取りました。

休憩後300数段の階段を下り「甘樫丘」を後にして「飛鳥寺」へ、推古4年(596年)に蘇我馬子が建立した日本最古の本格的寺院で、本尊の釈迦如来坐像(飛鳥大仏)は飛鳥時代の作で日本最古の仏像とされています。
「飛鳥寺」境内を通り抜け、赤米や古代米が植えられている田圃や畑沿いの遊歩道を進み「万葉文化館」へ、この付近に来て空模様が怪しくなり予報に反して早くも小雨が降り出し、合羽や傘の列は「万葉文化館」を後にして、小高い丘の上にある、亀石と同じく明日香を代表する石造物のひとつの「酒船石」へ、そこから更に狭い山道から県道15号を経て、急な坂道を上り「治田神社」境内へ、ここで列詰め休憩を取りながら「岡寺・仁王門」前から上りの急な「飛鳥周遊道」を息急きながら約300m進み、若干の休憩後、次に、急な下りの「周遊道」に入り、竹藪や雑木林の中を雨で濡れた枝葉を踏みながら慎重に約200m狭い山道を下り進み、やがて視界が開け黄金色の稲穂が垂れる田圃の中の高台の遊歩道から「国営飛鳥歴史公園・石舞台地区」の「石舞台古墳」に12時頃到着、小雨が降る中、公園内の屋根がある多目的休憩所や東屋等で昼食休憩を摂りました。

午後、出発時に雨足が強くなり、雨具の不備な方や、この先の行程を考慮して、バスで帰られる方及び近鉄・岡寺駅に帰ることを希望された方約半数と別れ、残る参加者は12時40分頃スタートしました。
「石舞台古墳」を後にして、飛鳥川に架かる玉藻橋を渡り南へ、山沿いの県道15号に出て緩やかな上りの坂道を南へ、右手前方には見渡す限りの棚田が「日本の棚田百選」の一つで、棚田名が「神奈備の郷(稲淵)」の美しい棚田が広がり、小雨に煙る中、薄黄金色の稲穂の美しい棚田風景や畔に咲く「彼岸花」を望みながら進み、「稲淵・男綱」から「案山子ロード」に入り、23回目を迎える今年のテーマは「日本の童謡」で、最初に迎えてくれたのは「うしろの正面だあれ?」の童謡で「アメリカ大リーグの大谷翔平・ダルビッシュ有」の後ろ姿の案山子を初めとして、「証城寺の狸ばやし」や「七つの子」・「桃太郎」・「かぐや姫」・「汽車ポッポ」等々、昔懐かしい童謡を主題とした案山子が46点展示され、途中には、ジャンボ案山子が、NHK大河ドラマの主人公「西郷どん(せごどん)」で、何故か、右手には愛犬の「つん」ではなく人里に多く出没する天敵の「イノシシ」を連れていました。
小雨が降る中、約600mの案山子ロードを、豊かな表情やユニークな数々の案山子を観賞し、黄ばみ始めた棚田の稲穂や彼岸花を望みながら、又、珍しい黄色の彼岸花が咲く終点付近で列詰め休憩を取りました。
アンカーの到着を待って「朝風峠」から雑木林の中の急な下りの山道を約500m進み、静かな佇まいの里山の平田地区集落に入って田畑やミカン畑が広がる、上り下りの村道を通り「国営飛鳥歴史公園・高松塚周辺地区」へ進み、高松塚休憩所で最後の列詰め・トイレ休憩を済ませ、「高松塚古墳」を後にして列は淡々と小雨の中を、歴史公園内を進み「飛鳥歴史公園館」前から県道209号を西方面へ暫く進んで近鉄・飛鳥駅に予定より早く13時50分頃ゴールいたしました。
今日の空模様は残念ながら、予報より早く雨が降り出し最悪の状況でしたが、皆様は雨をものともせず明日香の里を楽しんでいただけたと思います、汗や雨に濡れた体を、電車に揺られ帰途に着かれました、お疲れ様でした。