今回は、斑鳩町神南地区の「三室山」から信貴・生駒連山の南端に位置する三郷町の「三室山」へ登り「龍田古道」を経て、大阪府と奈良県の府県境付近で古くから地すべりが起こっていた「亀の瀬」をめぐりました。
JR・王寺駅北側連絡通路デッキ上に190名の参加者を迎え、9時50分頃曇り空の中元気にスタート、市街地を抜けて「大和川ふれあい広場」から「昭和橋」を北へ渡り、斑鳩町神南地区の住宅街へ進み、最初に訪れる予定の住宅街に囲まれた小高い山で、古来から神が鎮座する山とされている「三室山:82m」へ登る予定でしたが、「三室山」中腹での整備工事が2月末日で完成予定が遅延したために通行止めの事態に遭遇し、残念ながら、山裾の住宅内道路を廻り進み、竜田川公園へ出ました。
暫らく公園内を北へ進み岩瀬橋から、現在、国道25号斑鳩バイパス工事中の道路沿いを西に進み、三室交差点から国道25号を南下して、再び「昭和橋」に進んで、大和川右岸の堤防道路及び河川敷の遊歩道を西へ、前方に信貴・生駒連山の山々を望みながら長蛇の列は進み、大和川を後にして三郷町に入り「三郷中央公園」へ、列詰めとトイレ休憩を取りました。

公園を後にして、近鉄生駒線信貴山下駅前から三郷町中心部の市街地内を西南方面に進み、立野南地区の森に囲まれて鎮座する「龍田大社」へ、主祭神は、天御柱大神(あめのみはしらのおおかみ)と国御柱大神(くにのみはしらのおおかみ)を祀り、祭神は別名を「竜田の風神」ともいい、歴代の朝廷からも深く信仰された由緒ある神社で、多くの方に親しまれています。
朱色の大きな鳥居をくぐり、広い境内を進み各自参拝を終え、神社を後にして、上り下りが続く立野南地区の住宅団地内を進み、やがて「龍田古道」に入り住宅街を抜け「三室山」登山道入り口に進みました。
「龍田古道」は、奈良時代において平城京と難波宮を繋ぐ官道として置かれ、「万葉集」では、その美しさや険しさが詠まれるなど古くから親しまれた古道です。
登山道に入って十数分で「三室山」山頂の手前にトイレが併設された広場に先頭は12時過ぎ、アンカーは十数分遅れで到着、ここで昼食休憩を摂りました。

昼食を済ませた参加者は、順次、山頂へ向かい、その途中の登山道沿いには「三郷町制施行50周年記念」の桜や紅葉の植樹が多く植えられ、又、ちらほら咲きの、早咲きの山桜などを見ながら、約5分で「三室山:137m」山頂に到着。
山頂の展望台からは、眼下に三郷・王寺町及び斑鳩町の街並みを望み、遠く大和盆地の向こうには大和青垣の山々を眺望しながら食後の休憩を取りました。
12時40分過ぎ、山頂を後にして狭い山道を南へ約10分で下り、再び立野南地区住宅街の西端部に出て、暫らく進んで大阪府柏原市域に入り、更に「龍田古道」を西へ、山あいの坂道を上り進み、柏原市峠地区に鎮座する「峠八幡神社」へ、十数段の石段を上がって鳥居を抜けると由緒は不明ですが小さな本殿が鎮座、又、神社の石段の横には立派な辻堂が、格子戸を覗くと鎌倉時代に造像されたと言われる、石造りの小さな「地蔵菩薩坐像」が安置されていました。

ここで列詰休憩の後、峠地区から「龍田古道」を左手前方に王寺町に位置する「明神山」を望みながら下り進み、亀の瀬地区へ、大和川が奈良県から大阪府柏原市へ流れ込む山あいの場所が渓谷を造っていて、古くから北側斜面の広い地域で地すべりが多発し、その地すべり対策が実施されている地区を進み、大和川左岸沿いに国道25号が、その向こうの上にJR関西本線が並行している渓谷の景色を眺めながら、大和川右岸沿いを西へ進む途中に、民家の庭先に桃色に咲く見事な満開の枝垂れ梅を眺めながら、JR河内堅上駅前に先頭は13時40分頃、十数分遅れでアンカーが到着、全員無事ゴールしました。