第4回「大和の国中・奈良盆地一周ウオーク」は、「明日香の里」から高取町「市尾墓山古墳」を経て「巨勢の道」に入り、JR・近鉄・吉野口駅までの13qを歩きました。
今日の天候は気温が低く季節が逆戻りしたような肌寒い朝を迎え、9時前後には黒い雲が覆っていて若干雨粒が落ち心配でしたが、スタート時点には雲間からは太陽も顔を出し、参加者143名は飛鳥駅前を9時50分頃元気にスタート、高取川沿いの遊歩道を南へ進み、檜前(ひのくま)地区の住宅団地を抜け、「明日香村近隣公園」に入り、高台に整備された多目的グランド前へ、ゲートボール大会が開催されるのか、多くの村民が集まるグランドを望みながら、「国営飛鳥歴史公園・キトラ古墳周辺地区」へ、この地区は、特別史跡「キトラ古墳」周辺の自然環境や田園環境とあわせて一体的に守り、多くの人が飛鳥の歴史や文化、風土を味わい過ごせるようにと整備された公園で、綺麗に整備された広々とした公園内にある「農体験小屋」や大きな芝生広場の「四神の広場」を進み「キトラ古墳壁画体験館・四神の館」へ進み、館内の見学に30分の自由時間を取りました。

館内の展示室には、キトラ古墳壁画(四神像:青龍・白虎・朱雀・玄武、天文図等)の4面画像マルチ高精細映像や原寸大のキトラ古墳石室模型、古代飛鳥の暮らしがわかるジオラマ模型、古墳の発見から調査・研究・修理等に至る歩みのドキュメンタリー展示等々、30分では物足りないほどの数々の展示品を見学しました。
「キトラ古墳壁画体験館」を後にして、すぐ南側の特別史跡「キトラ古墳」へ、墳丘を築造時の大きさに復元・整備された「キトラ古墳」を眺めながら、古墳前から回り下り古墳の姿を一望することが出来る、古墳鑑賞広場を最後に「キトラ古墳周辺地区」を後にして、視界が大きく開け田園風景が広がる高取町に入り、吉野川分水路沿いの道を強い風に吹かれながら列は「土佐街道」に入り、石畳で整備された街道を南へ、街道沿いには窓に連子格子が取り付けられた昔ながらの町屋や古い商家等が建ち並び、途中、「街の駅・城跡(きせき)」や高取町観光案内所「夢創舘」を経て、「高取児童公園」に11時20分頃到着。
公園入り口には「高取城松ノ門」の一部が再現され、往時の繁栄を偲ぶ遺構として移築されていて高取町観光の名所になっている公園で、少し早い時間ですが昼食休憩を摂りました。

陽だまりの中で昼食を済ませ、12時スタート「土佐街道」を後にして歩みは西へ、相変わらず強い風が吹く中、下小島地区の集落を抜け、国道169号「うずら町交差点」から大型交通量の多い一般道の歩道をさらに西へ「たかむち小学校」を過ぎて、歩道がなくなり交通量の多い一般道から分かれ、山沿いの雑木林の中や田畑が広がる狭い道を約1q進んで、松山地区の国道169号高取バイパスの高架下をくぐり、再び、ここからは通過交通が少ない一般道に出て、雑木林や竹林が生い茂る山間の道を進み「高取児童公園」から約3q進んで、近鉄・市尾駅に到着、ここで、駅のトイレをお借りして、トイレを利用される参加者を残し、少し先の田畑に囲まれた「市尾墓山古墳」へ進み、休憩を取りました。

「市尾墓山古墳」は国指定史跡で、全長約70m、高さ約10mの前方後円墳で、墳丘は二段に築かれ、墳丘の草がきれいに刈られ、前方後円墳全体の形を確認できる古墳で、墳丘に登り四囲の景色を楽しむ者や、後円部にある横穴式石室への階段を上り覗き込むが、石室に発生したコケ・カビ対策のため、石室扉のガラス窓は遮断されていて、残念ながら、中を見ることはできませんでした。
古墳で最後の休憩の後、近鉄・吉野線と並行する県道120号を、列はひたすら南へ進み、点在する集落を通過し、又、前方に見え隠れする金剛・葛城の山々を望みながら約2q進んで、御所市内に入り「曽我川」沿いの国道308号(巨勢の道)を列は更に南へ約1.8km進んで、JR・近鉄・吉野口駅に13時50分過ぎゴールしました。
今日は肌寒く、強い風が吹く中でしたが、晴れの天候に恵まれ、全体的に起伏が少なく歩きやすいコースを、列は大きく離れることもなく整然と、参加者の皆様は楽しく元気に13qをウオークしていただきました。