6回目となる「大和の国中・奈良盆地一周ウオーク」は、御所市から葛城市の葛城山から二上山までの山麓を「笛吹神社」・「綿弓塚」・「當麻寺」等をめぐり、香芝市までの15㎞を歩きました。
近畿地方は26日例年より最も遅い梅雨入りとなり、その後、不安定な空模様が続き、今日は早朝から蒸し暑い曇り空の中、参加者137名を迎え、JR・御所駅前を9時50分スタート。
御所市東松本・元町地区の市街地を西へ抜け、北に進んで間もなく葛城市内に入り暫くして西方向へ進み、田園風景が広がる正面に葛城山を眺望しながら緩やかな上りの坂道を列は進み、山麓線の脇田交差点から更に急な上りが続く道を、御所駅から約3km進んで、笛吹地区に鎮座する、主祭神が、火雷神の「火雷大神(ほのいかづちのおおのかみ)」と音楽の神様の「天香山命(あまのかぐやまのみこと)」の二神を祀る「葛木坐火雷神社(かつらきいますほのいかづちじんじゃ)通称(笛吹神社)」に到着、鳥居から石段を上って鬱蒼とした樹木に囲まれた広い境内に入いると、日露戦役の記念として政府より奉献されたロシア製の「加農攻守城砲」に見入り、更に、急な長い石段を上り拝殿へ、参拝や水分補給等の休憩を取りました。

神社を後にして北方面へ、のどかな田園風景が広がる平岡地区から葛城山麓を走る県道245号に入り、「川手大橋」から右方向に見え隠れする奈良盆地や遠く霞む大和青垣の山々を望みながら列は緩やかな上り下りの狭い歩道上を北へ、「笛吹神社」から約3.2㎞進んで、南阪奈道路沿いにある「道の駅・かつらぎ」に到着、ここで、トイレ・列詰め休憩を済ませ、「道の駅」を後にして、県道と別れ、ほぼ県道と並行する太田集落内の田畑が広がる狭い道を、この辺りから雲間から太陽が顔を出し、無風状態でさらに蒸し暑さが増す中、高台に位置する兵庫地区住宅団地内の緑道を進み、「竹ノ内街道」沿いにある、松尾芭蕉ゆかりの「綿弓塚(わたゆみづか)」へ、その、「綿弓塚」には、芭蕉が門人・苗村千里(なえむらちり)の旧里である竹内村に宿泊した時に詠まれた句を記念し、芭蕉没後100年余りたって1809年に、その句を刻んだ「綿弓塚」の碑が建てられていて、又、造り酒屋だった古い屋敷を改装した無人休息所もあり、句集や綿弓の復元品も置いてありました。

見物と列詰め休憩の後、「竹ノ内街道(難波と飛鳥京を結ぶ古道)」の急な上りの坂道を西へ進み、しばらく上り進むと、「當麻寺方面」への小さな案内標識が出ている一人しか通れない、狭い路地を北へ抜け、国道166号を横断して急坂を下り、間もなく木々に囲まれた「瓦堂池」の畔の木陰で若干の水分補給休憩を取り、更に山間の下りの道から當麻地区の集落に入り「當麻寺・東大門(仁王門)」から、西方極楽浄土の様子を表した「当麻曼荼羅」の信仰と、曼荼羅にまつわる中将姫の伝説で知られる古寺である「當麻寺」の境内を進み、「北門」を出て左へ進み、すぐの「三角公園及び当麻健民運動場」に12時30分頃到着、木陰等で昼食休憩を摂りました。

午後は13時15分スタート、二上山山麓を北へ約1km進んで、中将姫伝説ゆかりの寺院「石光寺」の門前から東へ方向転換し、国道165号から近鉄南大阪線を渡り、田園風景が大きく広がる中をしばらく進んで、北に向かい左手の水田が広がる向こうに美しい二上山の雄姿を望みながら、香芝市良福寺地区に入り「恵心僧都・源信(えしんそうず・げんしん)誕生院」の「阿日寺(あにちじ):通称ぽっくりさん」へ進み、境内で列詰め休憩等を取りました。
「源信」は平安時代の高僧で、「源信」生誕の地ともいわれ、地獄と極楽を体系づける「往生要集(おうじょうようしゅう)」を著したことで知られ、日本の浄土思想を確立し、後に、法然や親鸞へと受け継がれ、浄土信仰の広がりへとつながってゆきます。
最後の休憩を済ませ、寺を後にして「狐井城山古墳」を横目に見ながら狐井地区住宅街を抜け、JR和歌山線、近鉄大阪線から下田地区に入り、「當麻寺」から約4.5㎞進んで,JR香芝駅に14時20分頃ゴールしました。
今日は、梅雨の合間の曇り空で、時々晴れ間も、吹く風が少なく蒸し暑い一日でしたが、参加者の皆様は、無事、元気にゴールされました、有り難う御座いました。