今回の例会は、古都・奈良の風物詩、真夏の夜の「なら燈花会」見物で、黄昏ウオークを開催しました。
1999年から始まった「なら燈花会」は今年で21回目を迎え、8月5日から14日迄の10日間、奈良公園一帯の8会場で、夕闇が迫る19時に約2万本のローソクが一斉に灯され、21時45分まで古都の夜を幻想的に彩るイベントです。

酷暑・猛暑日が続く中、JR・奈良駅に181名の多くの参加者を迎え、恒例の出発式を終え16時50分、暑さをものともせず元気にスタートしました。
蒸し暑い中、照り付ける太陽の西日を背に受け「ならまち大通り」を東へ長蛇の列は進み、町屋や商家の軒先に「庚申さん」のお使いで、魔除けのお守りとして赤いぬいぐるみの「身代わり申」が大小吊るされている、旧奈良の市街地「ならまち」に入り、格子の家や多くの町屋が並ぶ狭い道を南へ通り抜け、遠く正面に春日山や高円山を望みながら列は、国道169号の紀寺交差点を経て東へ進み奈良教育大学前交差点手前で、信号待ち等で離れた後続の列を待つため、若干の列詰め休憩を取り、教育大学校南側の長い石垣塀沿いの緩やかな上りの歩道を、目前に傾いた太陽の西日に照らされた春日山や高円山を望みながら更に東へ進み、高円山西北山麓に位置する「東山緑地」に18時頃到着、ここで、夕暮れの時間調整のため休憩を取りました。

暑さも少し和らぎ、緑に覆われた広い緑地の木陰等で約30分間の軽食休憩の後、18時30分「東山緑地」を再スタート、太陽も更に西に傾き茜色に染まる夕陽を眺めながら足取も軽快に、少しして「新薬師寺」の長い土塀沿いを進む途中の「不空院」門前には、燈花会のカップが並べられていて、それらを眺めながら、閑静な住宅が連担する高畑町地区へ、緑豊かな並木が植わる歩道を西へ進み、19時前に「浮見堂」会場に到着、多くの見物客が点灯待ちで賑わう鷺池の畔で暫し待機。
19時丁度、ボランティアの方々によりカップに入ったローソクに一斉点灯が始まり、太陽が西に沈み茜色に染まる美しい夕焼け空と鷺池に浮かぶ「浮見堂」を後にして、高台にある「浅茅ヶ原(あさじがはら)」会場へ、夕暮れの生い茂る木々の中に一面の灯りが浮かび、そこをしばらく進んで竹のオブジェへ、幻想的な灯かりのオブジェ中をくぐり抜け「浅茅ヶ原」を後にして北へ、夕闇が一層深まる中「浮雲園地」へ、この会場の灯かりは地上に描いた天の川をイメージしていて、前方の濃紺の空に浮かぶ若草山を望みながら、スタッフが持つ懐中電灯で照らす旗の誘導で更に「春日野園地」会場へと、広々とした会場の灯かりは壮大で、まるで花を咲かせたようで、又、前方にはライトアップされた「東大寺大仏殿」が、黄金色に浮かび輝く大仏殿の鴟尾は、まさに神秘的でした。
名残惜しく「春日野園地」を後にして「東大寺大仏殿」南西側へ進み、スタッフの誘導により、迷い、はぐれる参加者もなく無事19時30分頃到着、ここでゴールとして、完歩証明の「IVV」をお渡しし解散しました。

多くの参加者は他の会場に向かわれ、JR及び近鉄・奈良駅に帰られる参加者はスタッフと共に「大仏殿」を後にして、奈良県庁前から「興福寺会場」へ進み、ライトアップされた美しい「五重塔」を望みながら「猿沢池・五十二段」会場へ、52の階段には竹筒と白いカップにローソクが灯され、「猿沢池」にはライトアップされた柳が、ローソクの灯かりが水面に映えとても幻想的でした。
20時過ぎ「猿沢池」北西端の「采女神社」前三条通りでスタッフ共々解散し、帰途に着かれました、楽しいひと時でした、お疲れ様でした。