2015年 (第1回~第17回)
2016年 (第18回~第41回)
2017年 (第42回~第65回)
2018年 (第66回~第89回)
2019年 (第90回~第113回)
2020年 (第114回~第125回)
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2022年 (第147回~第168回)
2023年 (第169回~第190回)


回/掲載日
  第212回 / 2024年12月21日 (土)
お題
 『辞典』  12月21日 (土) 四季巡り(冬) 馬見丘陵公園クリスマスウイーク
作品
  • 難解碑 辞典転がし どんぴしゃり     香芝市   池原敏孝
  • 来年の運勢 辞典で調べるは ナンセンス! 京田辺市  太田勝淳
  • 年賀状 辞典片手に 何と書く       斑鳩町   奥森節子
  • 昔、高価な 辞典に埃 今、皆スマホ    田原本町  片桐まゆみ
  • スマホより なじんだ辞典 はずせない   三郷町   木村泰子
  • 調べもの 辞典よりAI これらい~あん  田原本町  木矢保和
  • 光る君 辞典片手に 歴史知る       奈良市   桒原眞理子
  • 辞書よりも スマホ一つで 用足りる    天理市   清水義昭
  • 本棚に 見向きもしない 百科事典     大和郡山市 杉本一郎
  • 小さき手で 競い辞書くり ほこらしげ   名張市   高尾順子
  • 専門語 スマホじゃなくて 辞書をひく   奈良市   西口昭雄
  • まだ有った 受験時代の 英和辞典     大和郡山市 野村宣博
  • 重い辞書 持って通学 はるか昔      名張市   松本光子
  • 百科事典 スマホのために 出番無し    奈良市   村井はるか
  • 辞典を使って 半日がかり スマホを使って あっという間
                         桜井市   山田まゆみ
  • おたからや 百科事典も 引き取って    木津川市  山村晴美
  • 我辞書に この上なきもの ウオーキング  五條市   山森利広
  • 辞典より 勝ち誇りたる スマホかな    大和郡山市 米村寿一
  • 今凡人 昔呼ばれた 生き字引         詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第211回 / 12月12日 (木)
お題
 『コイン』  12月11日 (水) 冬の山の辺を歩く
作品
  • ビットコイン 財布の中に あったかな    大阪市   漆畑昌己
  • ウオーク後の洗濯物困った! そうだ コインRに行こう
                          京田辺市  太田勝淳
  • 物価高 姿消したる ワンコイン       奈良市   大西 勝
  • コインゆびわ 生死確認 みつけてね!    大和郡山市 岡野代里子
  • ワンコイン お昼ご飯が 食べられた     斑鳩町   奥森節子
  • ワンコイン ネットで貯めれば ビットなり  田原本町  木矢保和
  • 願い事 さい銭箱に 夢のせて        奈良市   桒原眞理子
  • 孫に聞く どこの通貨だ ビットコイン    大和郡山市 酒井忠行
  • コインより ICカードが 顔きかせ     奈良市   谷 浩隆
  • にんまりと あつめたコイン ながめてる   斑鳩町   中谷計江
  • 山の辺の 野菜くだもの ワンコイン     大和郡山市 野村宣博
  • 試合前 固唾をのんで コイントス      奈良市   橋本文雄
  • 山の辺の ワンコインで買い物 大好き    宇陀市   松本光子
  • パチスロの コインがすべて 金貨なら    奈良市   もくべえ
  • デザインに 活きてる昭和が いとうれし   木津川市  山村晴美
  • ワンコイン 値上げラッシュで 出番無し   五條市   山森利広
  • 私より 強く自負する 富本銭        大和郡山市 米村寿一
  • 神頼み 硬貨ばかりじゃ 効果なし      奈良市   渡辺 弘
  • 吾輩の 好きなコインは エースコイン      詠み人知らず

回/掲載日
  第210回 / 2024年11月6日(水)
お題
 『ラーメン』  11月6日(水) 斑鳩三塔とコスモス畑
作品
  • 昔はシメ 今やミシュラン 超高級      大阪市   漆畑昌己
  • コスモス畑は美しい ラーメンは旨いサイコー 京田辺市  太田勝淳
  • ラーメンの スープ恨めし 太鼓腹      奈良市   大西 勝
  • 元気です ラーメン食べて 明日も又     大和郡山市 岡野代里子
  • 出始めの チキンラーメン 分けあって    斑鳩町   奥森節子
  • 多種あれど 三分待は 変わらない      三郷町   木村泰子
  • 酒飲みは 締めにラーメン これ薬      田原本町  木矢保和
  • つるつると 酔って食べるの 最高―     奈良市   桒原眞理子
  • 非常にと ストックした麺 すぐになし    名張市   高尾順子
  • ラーメン店 いつの間にか 名前変え     奈良市   寺田 茂
  • いっぺんは 屋台ラーメン 食べたいな    斑鳩町   中谷計江
  • 日本発 世界制覇だ カップ麺        大和郡山市 野村宣博
  • うたた寝も チャルメラの音に 腹が呼ぶ   奈良市   原川一基
  • 約半世紀 インスタントラーメン 絶えもせず 宇陀市   松本光子
  • 店値上げ ラーメン食えず カップ麺     奈良市   もっちゃん
  • 今日もラーメンきのうもラーメン うちの息子はラーメン息子
                            桜井市   山田まゆみ
  • 世界中 争いおこるな ラーメン       五條市   山森利広
  • 全世界 どこのラーメン 好きですか     大和郡山市 米村寿一
  • ラーメンに 二時間行列 何事だ         詠み人知らず
  • ラーメン店 味より名前が 先行し        匿名さん
  •  

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  第209回 / 10月19日(土)
お題
 『ありがとう』  10月19日 (土) 四季巡り(秋)馬見丘陵公園ダリア
作品
  • ありがとう 孫から初の プレゼント    奈良市   浅井敦士
  • 初曾孫 産まれてくれて 有り難う     斑鳩町   奥森節子
  • 手より足 毎日ケアー 忘れない      三郷町   木村泰子
  • 老いて今 妻に一言 ありがとう      田原本町  木矢保和
  • 好き言葉 感謝忘れず ありがとう     奈良市   桒原眞理子
  • 今日も無事 一日感謝 ありがとう     大和郡山市 小泉八雨
  • 万馬券 ヒント一言 ありがとう      奈良市   桜木英雄
  • 栗に柿 天の恵みに ありがとう      名張市   高尾順子
  • お題出し みんな回答 ありがとう     大和郡山市 野村宣博
  • ありがとう 毎日立ち番 見守り隊     奈良市   平山義男
  • ありがとう その一言で 幸多し      宇陀市   松本光子
  • 肩たたき 幼い孫よ ありがとう      奈良市   みっちゃん/li>
  • 知らない道 歩くたのしさを ありがとう  桜井市   山田まゆみ
  • ありがとう 天まで届け 父母に      五條市   山森利広
  • ありがとう 白い杖のみ 知っている    大和郡山市 米村寿一
  • 四年ぶり やっとVだよ ジャイアンツ   奈良市   若井 男
  • ありがとう いつも感謝だ お母ちゃん      匿名さん
  • カカ殿に 素直に言えない ありがとう      詠み人知らず

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  第208回 / 2024年10月2日(水)
お題
 『米』  10月2日(水) 秋の山の辺を歩く
作品
  • 足らぬ米 今じゃスーパー 在庫あり       奈良市   浅井 明
  • 喰べるお米 清めるお米 超値上げしたお米    京田辺市  太田勝淳
  • 米無くて 一汁三菜 パンではね         斑鳩町   奥森節子
  • 米不作 小金の穂見て 予約する         三郷町   木村泰子
  • 米高い 値上げばっかり 値下げなし       田原本町  木矢保和
  • 米足らん えらいこっちゃ 世が騒ぐ       奈良市   桒原眞理子
  • 米不足 休耕田を まず無くせ          大和郡山市 酒井裕也
  • 今の時期 どこも新米 歓迎す          奈良市   杉本直子
  • ご無沙汰の 子らが新米 求め来る        名張市   高尾順子
  • 暑い夏 汗をふきふき 米買いに         斑鳩町   中谷計江
  • 米食べぬ 娘が不足を 心配し          大和郡山市 野村宣博
  • 米値上げ 優等生の お前もか          奈良市   ひろ君
  • 米ないと 広まるうわさ のっちゃダメ      宇陀市   松本光子
  • 本当に 若者達の 米離れ            奈良市   森山正孝
  • 待ちに待った新米だ ふたを開ければ ピッカピカ 桜井市   山田まゆみ
  • 高校時 茶碗8杯 親泣かす           五條市   山森利広
  • 米不足 これもびっくり 玉手箱         大和郡山市 米村寿一
  • 主食何 日本人なら 米を食え              詠み人知らず
  • 米が無い 外食すれば 米喰える             匿名さん
  •  

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  第207回 / 2024年9月11日(水)
お題
 『なし』  9月11日(水) 清九郎の里から 梨の里・大淀町へ
作品
  • この夏の猛暑 なし食べて 乗り切ろう   京田辺市  太田勝淳
  • 産地でも 特価販売 無しの梨       奈良市   大西 勝
  • 果物の 中でも梨は 今ひとつ       斑鳩町   奥森節子
  • 梨喰いねえ 食べたいけれど 俺歯無し   田原本町  木矢保和
  • 梨旨い 果汁あふれる 口の中       奈良市   桒原眞理子
  • ウオーキング 目当ての梨も 少なかり   天理市   小林茂雄
  • 梨狩りで 隣の畑が 気にかかり      大和郡山市 谷 裕隆
  • わが町の 梨も今年は ジャム使用     斑鳩町   中谷計江
  • 梨食べて おねしょした頃 懐かしき    大和郡山市 野村宣博
  • 廿世紀梨 産まれて最早 一世紀      奈良市   平山一男
  • 梨食えば 秋風ソヨソヨ 大淀町      宇陀市   松本光子
  • 梨二つ 両手で持てぬ 孫二才       奈良市   森本三郎/li>
  • 国会で すぐれた議員 梨の園       五條市   山森利広
  • お題なし 考え浮かばず 中身なし     奈良市   よっちゃん
  • 新梨の 初に見る人 びっくりだ      大和郡山市 米村寿一
  • 梨堅く 歯無しのオレには 用はなし       詠み人知らず
  • 梨食べて 熱中症など 吹っ飛ばせ        匿名さん

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  第206回 / 2024年8月8日(木)
お題
 『すいか』  8月7日(水) 幻想的なロウソクの灯り なら燈花会
作品
  • おやつには スイカにマッカ 井戸の中   斑鳩町   奥森節子
  • 笑いあり 右へ左へ すいか割り      三郷町   木村泰子
  • すいか割り 棒からスマホへ 世の流れ   田原本町  木矢保和
  • 兄妹の 夏の思い出 すいか食べ      奈良市   桒原眞理子
  • 核家族 八百屋のスイカも 小振りなり   大和郡山市 杉本春香
  • 孫が切る 丸いすいかが ステックに    名張市   高尾順子
  • スイカ割り 孫がたたけど ビクとせず   奈良市   チカちゃん
  • スイカわり 幼き頃の 思い出なり     斑鳩町   中谷計江
  • スイカ畑 狙うカラスと アライグマ    大和郡山市 野村宣博
  • 大和スイカ 昔も今も 日本一       宇陀市   松本光子
  • 夏休み おやつといえば スイカなり    奈良市   村上 徹
  • 赤なれど 水々しさよ 夏を食う      木津川市  山村晴美
  • スイカ食べ 家族と笑顔 種とばし     五條市   山森利広
  • 昔から 夏の思い出 スイカ割り      大和郡山市 米村寿一
  • スイカには 出歯が良いと はしゃいだね    詠み人知らず
  • スイカ食べ 熱中症を 吹っ飛ばせ       詠み人知らず
  •  

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  第205回 / 2024年8月3日(土)
お題
 『人出』  8月3日(土) 四季巡り(夏)早朝ウオーク 馬見丘陵公園ひまわり
作品
  • 混んだ街 一息つくのに 長い列     大阪市   漆畑昌己
  • 夏祭り 驚くほどに 人出増え      斑鳩町   奥森節子
  • 少子化ね タイヤの上で みこし跳ね   三郷町   木村泰子
  • 波のよう 黒い頭が 揺れている     奈良市   桒原眞理子
  • 混雑も 一時停止の 夏休み       天理市   小泉和久
  • 人出避け 出かけたつもりが 皆同じ   奈良市   酒井宏樹
  • 人出さけ 指定席での 花火よし     名張市   高尾順子
  • この暑さ 解って出かける ウオーキング 大和郡山市 野村宣博
  • 人出多く 猛暑が重なり テレビが友   宇陀市   松本光子
  • 暑くても 人混みごみの 観光地     奈良市   森山正孝
  • お盆の夜 花火に暑まる 人出かな    五條市   山森利広
  • 止めてくれ 冠婚葬祭 夏はイヤ     奈良市   よっちゃん/li>
  • 海外の 人材求む いつまでも      大和郡山市 米村寿一
  • 観光地 人出の多くは 訪日客      奈良市   渡辺四郎
  • 行列に 思わず並ぶ 名店街         匿名さん
  • バーゲンに 神出鬼没の 人の波       詠み人知らず
  • 海水浴 人出に混じる 海星かな       詠み人知らず

回/掲載日
  第204回 / 2024年7月13日(土)
お題
 『鉄道』  7月13日(土) 消えた小房線を訪ねる
作品
  • 旧鉄路 右往左往の 社行き        香芝市   池原敏孝
  • 撮り鉄も 妻は輝く ダイヤ好き      大阪市   漆畑昌己
  • 明治の鉄道 距離は短し 速度は遅し    京田辺市  太田勝淳
  • 電車賃 行きたいウオーク 見直しを    斑鳩町   奥森節子
  • 誰にでも 青春キップは うれしいね    三郷町   木村泰子
  • 天皇は 昔鉄道で 畝傍着く        田原本町  木矢保和
  • 走る道 沢山乗せて 次の駅        奈良市   桒原眞理子
  • プラレール 忘れられずに 運転士     天理市   阪本広司
  • 鉄道の 変遷たどり 過去偲う       名張市   高尾順子
  • 孫娘 昔鉄女に そっくりだ        斑鳩町   中谷計江
  • 駅弁の 売り子懐かし 一人旅       大和郡山市 野村宣博
  • 撮り鉄に 待合室も 乗っ取られ      奈良市   ハマちゃん
  • 夢をのせ 鉄道に乗って ウオーキング   宇陀市   松本光子
  • 鉄道の 時間正確 世界一         奈良市   森安豊治
  • 鉄道跡めぐり 一〇〇年後には どうなっているかしら
                         桜井市   山田まゆみ
  • 百年で 地に足着かぬ 走りかな      木津川市  山村晴美
  • リニア―よ 自然こわして 何故急ぐ    五條市   山森利広
  • ふるさとに 続く未来の リニアカー    大和郡山市 米村寿一
  • 呑み鉄の 日本一周 無理な夢          詠み人知らず
  • 訪日客 ローカル線に 乗っとくれ        詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第203回 / 2024年7月3日(水)
お題
 『弁当』  7月3日(水) 夏の山の辺を歩く
作品
  • 今日もまた 同じ弁当 ワンコイン     奈良市   大西 勝
  • 何しよう 明日のべんとう しあんちゅう  大和郡山市 岡野代里子
  • お弁当 中身は何に しようかな?     斑鳩町   奥森節子
  • 塩むすび 卵焼きにも 母の味       三郷町   木村泰子
  • パートです 今日も弁当 ワンコイン    田原本町  木矢保和
  • 楽しみの 弁当作り 昨夜から       奈良市   桒原眞理子
  • 子が卒業 お暇もらった 弁当箱      大和郡山市 沢井康司
  • 孫作る キャラ弁すごい 食べられず    名張市   高尾順子
  • なつ弁当 よりそうめんや 汗まみれ    奈良市   たけちゃん
  • 永年の 弁当作り ボケ防止        斑鳩町   中谷計江
  • 弁当も 今じゃコンビニ 当たり前     大和郡山市 西川秀夫
  • 弁当も 昔日の丸 今キャラ弁       大和郡山市 野村宣博
  • いつまでも 弁当楽しみ ウオーキング   宇陀市   松本光子
  • 遊園地 孫と弁当 今何処         奈良市   南 昭雄
  • 弁当の 箸が縁持つ 今の嫁        奈良市   もっちゃん
  • やれマック 日の丸弁当 これにあり    木津川市  山村晴美
  • 北海道 いくら弁当 今いくら       五條市   山森利広
  • 一人身の 苦心の作の 手弁当       大和郡山市 米村寿一
  • たまごやき 大鵬巨人も 詰め合わす      詠み人知らず
  • 疲れたなぁ 弁当食べて ヤレファイト     詠み人知らず

回/掲載日
  第202回 / 2024年6月12日(水)
お題
 『困った』  6月12日(水) 津風呂湖から 龍門の里を訪れて
作品
  • こまりごと 私に相談 解決だ!        大和郡山市 岡野代里子
  • 誕生日 年ばかり取り こまったね       斑鳩町   奥森節子
  • もう終わり? 時間つぶしに 知恵しぼる    三郷町   木村泰子
  • マキとミキ どっちにしようか 困ったな    田原本町  木矢保和
  • 行たかった ウオーキング会 足痛た!     奈良市   桒原眞理子
  • 雨予報 てるてる坊主も 困り顔        橿原市   酒井忠行
  • 今はただ 困った時の 神頼み         大和郡山市 只野凡人
  • はて?はて?といつも言っとる 困ったチャン  斑鳩町   中谷計江
  • オイ野良公 トイレじゃないぞ うちの庭    大和郡山市 野村宣博
  • 困らない 有るがままだよ ノー天気      奈良市   はるちゃん
  • 困ったな 生きていれば なんとかなるさ    宇陀市   松本光子
  • 困りごと 無ければ無しで 困ったな      奈良市   森田敏夫
  • 困った困った 夕食のメニューが 決まらない  桜井市   山田まゆみ
  • 困ったな 何が困るか 忘れたよ        五條市   山森利広
  • 不条理に 生きることは 困ります       大和郡山市 米村寿一
  • 大好物 どちらが先か 困ったな        奈良市   渡辺四郎
  • どうしょう お題決まらず 困った          運営者
  • 困りごと 持って来ないで オレ迷惑         詠み人知らず
  • 困ったな 話通じぬ 嫁とオレ            詠み人知らず  

回/掲載日
  第201回 / 2024年6月1日(土)
お題
 『サイフ』  6月1日(土) メモリアル 設立ウオーク
作品
  • スーパーでも サイフはヴィトン 堂々と    大阪市   漆畑昌己
  • 空サイフ 振っても降っても 音もせずトホホ  京田辺市  太田勝淳
  • 今宵又 薄き財布で 縄のれん         奈良市   大西 勝
  • 憧れの ブランド財布 中身「ゼロ」      斑鳩町   奥森節子
  • 定年後 財布の紐を 握る人          三郷町   木村泰子
  • プレゼント 高いサイフも 中はカラ      田原本町  木矢保和
  • 小槌かな 打出のサイフ 金湧いた       奈良市   桒原眞理子
  • 見なくなり 尻のポッケの 長財布       大和郡山市 杉本源治
  • はる財布 張ることもなく ふわふわと     名張市   高尾順子
  • 財布でも カードばかりが 顔きかせ      奈良市   てっちゃん
  • いつの日も さみしい中身 わがサイフ     斑鳩町   中谷計江
  • おいポチよ 咥えてくるのは 財布だぞ     大和郡山市 野村宣博
  • いつもいつも さいふは空っぽ 気楽だよ    宇陀市   松本光子
  • プレゼント 財布よりも カード入れ      奈良市   森野 明
  • むかしむかし さいふが言えず たいふと言う  桜井市   山田まゆみ
  • 言い訳は お金じゃないのと から財布     木津川市  山村晴美
  • その財布 裏金用よ 真っ黒け         五條市   山森利広
  • 我サイフ 金もカードも なかりかり      大和郡山市 米村寿一
  • 蛇革の 涙知らぬか カード社会           詠み人知らず
  • 諭吉さん 仲間を呼んで この中へ          詠み人知らず

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  第200回 / 2024年5月月11日(土)
お題
 『自転車』  5月11日(土) そよ風にのって はせがわ公園を巡る
作品
  • 自転車や 電導替えて スーイスイ      香芝市   池原敏孝
  • 前荷物 後ろに子供 あゝ怖い        斑鳩町   奥森節子
  • ヘルメット かぶりチャリ通の 孫祈る    三郷町   木村泰子
  • はせがわへ 「歩々清風」よりも 自転車なり 田原本町  木矢保和
  • マイチャリは 今日も活躍 用達へ      奈良市   桒原眞理子
  • 二人乗り いや三人だ あのママは      大和郡山市 小池 健
  • 自転車の 乗り方伝授 子から孫       奈良市   島田信二
  • はいタッチ ランバイクの孫 ちいさくなる  名張市   高尾順子
  • 新緑の 赤い自転車に 気をとられ      奈良市   竹谷節子
  • わたしのは 顔まるみえの オープンカー   斑鳩町   中谷計江
  • 愛用車 わしが乗っても ママチャリか    大和郡山市 野村宣博
  • 練習の 子の自転車に 犬も逃げ       奈良市   橋本次郎
  • 自転車で 日本一周 行きたいね       宇陀市   松本光子
  • 狭い路地 我が物顔の 自転車族       天理市   村井高志
  • 自転車で 日本一周 若き夢         五條市   山森利広
  • 自転車も いつのまにやら バイク化し    奈良市   吉田和夫
  • 乗る時は 心構えの ヘルメット       大和郡山市 米村寿一
  • 自転車に 乗れたと孫の 嬉し顔       奈良市   渡辺春樹
  • 年寄りの 自転車は皆 電動化           匿名さん
  • 競輪場 大好き俺は 水原か            詠み人知らず
  •  

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  第199回 / 2024年5月1日(水)
お題
 『トイレ』  5月1日(水) 幻の大仏鉄道跡を歩く
作品
  • ガマンするもの トイレとお酒           京田辺市  太田勝淳
  • アイデアは 臭きトイレで うんと出る       奈良市   大西 勝
  • 駅トイレ 誰もが気付く 快適さ          斑鳩町   奥森節子
  • トイレどこ 「はばかりさん」と 呼んでいる    田原本町  木矢保和
  • 食事より 我慢できんな 漏れそうや        奈良市   桒原眞理子
  • ウオーキング トイレ探しに 四苦八苦       天理市   酒井光男
  • 外人が 日本のトイレに 感涙す          奈良市   しずちゃん
  • バス旅行 トイレに行けば 友の顔         名張市   高尾順子
  • 何よりも 覚えているは トイレなり        斑鳩町   中谷計江
  • 犬猫も トイレを使う 世の中に          大和郡山市 野村宣博
  • トイレあるかな 出かける前に たしかめる     名張市   松本光子
  • 綺麗だね 日本のトイレ ホテルなみ        奈良市   村井  真
  • 駅トイレ きれいになったね ウオーキングのおかげ 桜井市   山田まゆみ
  • ウン(運)が付く 喜び知ってる 昭和族      木津川市  山村晴美
  • 若ぶるも 夜中に三回 歳ばれた          五條市   山森利広
  • 旅先で トイレに困る 団体さん          大和郡山市 米村寿一
  • 立ちしょんも ワンコ以外は ちょっと無理     奈良市   渡利哲夫
  • ガマン無理 お漏らししたぞ ああ夢か          詠み人知らず
  • バツ当番 トイレ掃除も 楽になり            匿名さん

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  第198回 / 2024年4月17日(水)
お題
 『ちか道』  4月17日(水) メタセコイヤと秋篠川
作品
  • ちか道を 探す時間が 遠回り         大阪市   漆畑昌己
  • そこの娘さん 駅へのちか道 教えてネ!    京田辺市  太田勝淳
  • あの女に 会ふは近道 急ぎ足         奈良市   大西 勝
  • 人生の 近道はない 私には!         大和郡山市 岡野代里子
  • 地下道は 迷路と同じ 道迷う         斑鳩町   奥森節子
  • 近道は 急な坂道 おまけ付き         三郷町   木村泰子
  • あの世へは 近道するな 牛歩なり       田原本町  木矢保和
  • 急ぎ用 近道探し 迷い人           奈良市   桒原眞理子
  • 近道を 言ったつもりが 行き止まり      大和郡山市 坂田治夫
  • 近道で 秘密みつける 帰り道         名張市   高尾順子
  • ゴールまで ちか道ないで 一歩ずつ      斑鳩町   中谷計江
  • 近道も 誘惑に負け 遠くなり         奈良市   西村 明
  • 知らぬ道 行けば近道 超ラッキー       大和郡山市 野村宣博
  • 近道だけの 地図があれば 買ってやる     宇陀市   松本光子
  • すごろく遊び ワープが二回 ラッキーチャンス 桜井市   山田まゆみ
  • 我地図に ちか道はなく 朧月         木津川市  山村晴美
  • 幸せへの 近道 笑顔と感謝          五條市   山森利広
  • あの世へは この道よりも 近道か       大和郡山市 米村寿一
  • 連れがいて 遠回りがいい 春の宵          詠み人知らず
  • 地下道で 道を聞くため また地上          詠み人知らず
  •  

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  第197回 / 2024年4月7日(日)
お題
 『菜の花』  4月6日(土) 四季巡り(春)馬見丘陵公園チューリップ
作品
  • 菜の花畑に 連れ込まれ 後は夢か幻か    京田辺市  太田勝淳
  • 美しき 菜の花じゅうたん あっぱれや    大和郡山市 岡野代里子
  • 菜の花は 鑑賞よりも 食が良い       斑鳩町   奥森節子
  • 白菜も 長ければ菜の花 花器の中      三郷町   木村泰子
  • 春彼岸 菜の花手向け 墓に「アン」     田原本町  木矢保和
  • なんの花 黄色一面 春景色         奈良市   桒原眞理子
  • 菜の花で ミツバチ蝶々が 遊んでる     大和郡山市 杉本奈央
  • 菜の花はね ながめるよりも 食すべし    名張市   高尾順子
  • 菜種とり 思い出深い 仕事歌        斑鳩町   中谷計江
  • 菜の花に 誘われ遠くへ ウオーキング    大和郡山市 野村宣博
  • 菜の花で 裏の空地も 春になり       奈良市   原田一夫
  • 孫が聞く 朧月夜が 歌えるか?       大和郡山市 藤田英明
  • この春は 菜の花桜が コラボレーション   奈良市   松田賢二
  • もんきちょう 菜の花畑で かくれんぼ    桜井市   山田まゆみ
  • 花言葉 元気いっぱい 歩こうよ       五條市   山森利広
  • 菜の花も 外国産に 占められて       奈良市   吉田和夫
  • 菜の花の 香うがごとく 春の夢       大和郡山市 米村寿一
  • 菜の花に 見とれて孫が 迷子なり         詠み人知らず
  • 菜の花に 隠れて二人 何しとる          匿名さん

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  第196回 / 2024年3月27日(水)
お題
 『さくら』  3月27日(水) 宇陀川の桜を見よう
作品
  • 雨上がり やっと見つけた ウバザクラ    香芝市   池原敏孝
  • 位置に付いて! さくら開花へ よういドン  京田辺市  太田勝淳
  • この道や 無限に続け 花吹雪        大和郡山市 岡野代里子
  • 三室山 桜咲く時期 待ちに待つ       斑鳩町   奥森節子
  • やっと咲く 夢に向かって 第一歩      三郷町   木村泰子
  • うば桜 いつまで咲くの 誰のこと      田原本町  木矢保和
  • 弥生空 華やか照らす さくら灯       奈良市   桒原眞理子
  • 花見とは 昔は梅で 今さくら        橿原市   斎藤一郎
  • 入学式 今年は桜が 見られるぞ       大和郡山市 柴田 満
  • 宴会の 横でひっそり サクラソウ      奈良市   田中健司
  • わが校歌 サクラ花咲く 唄うなり      斑鳩町   中谷計江
  • 「サクラサク」 この一報に 皆歓喜     大和郡山市 野村宣博
  • 人はなぜ 桜の花に ひられるか       奈良市   平田 孝
  • 桜咲き 今年も春に なりそうだ       宇陀市   松本光子
  • 花ふぶき ワンコも花びら 追いかけて    奈良市   森田隆正
  • 花言葉 全ての人に 幸あれと        五條市   山森利広
  • 水ぬるむ 春が来たかと 桜咲く       大和郡山市 米村寿一
  • 子供には 花を見るより 桜もち       奈良市   渡辺浩二
  • 今年こそ 花見の場所取り 卒業だ         匿名さん
  • まだ咲かぬ 桜に酒でも 飲ませるか        詠み人知らず
  •  

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  第195回 / 2024年3月6日(水)
お題
 『日記』  3月6日(水) 春の日差しを浴びて 春の山の辺を歩こう
作品
  • 我日記 これで何冊 三日づけ      香芝市   池原敏孝
  • この2~3日 日記に書く事柄 全くなし 京田辺市  太田勝淳
  • 死ぬ迄に 一度記したや 恋日記     奈良市   大西 勝
  • 君とぼく 日記に書いた あの思い出   大和郡山市 岡野代里子
  • 夏休み 書く事無しの 絵日記      斑鳩町   奥森節子
  • ちょっとメモ 日々の出来事 家計簿へ  三郷町   木村泰子
  • 昔、ふみ 交換日記 今、スマホ     田原本町  木矢保和
  • ボケ防止 左手日記 早五年       奈良市   桒原眞理子
  • 長男の 育児日記よみ 嫁なみだ     名張市   高尾順子
  • 古日記 見つけて読み出し 時忘れ    奈良市   谷 裕隆
  • 退職し 毎日ずっと つけてるで     斑鳩町   中谷計江
  • 日記書く 今年は続いた 二月まで    大和郡山市 野村宣博
  • 日記帳 積り積もった 五十冊      奈良市   原田一夫
  • 不安だな 五年日記に しておこう    宇陀市   松本光子
  • 日記帳 書くこと悩み また白紙     奈良市   森田隆正
  • 一ページ目は 決意表明したけれど あとは続かず
                        桜井市   山田まゆみ
  • 政治屋に 日記書かせる オープン法   五條市   山森利広
  • 書き始め 心の文に 裏日記       大和郡山市 米村寿一
  • えー日記 書けたと孫の 絵日記帳      匿名さん
  • 夫が逝き 書く人無しの 日記帳       詠み人知らず

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  第194回 / 2024年2月18日(日)
お題
 『花』  2月17日(土) 役行者たらいの森
作品
  • スギ花粉 春を待たずに 飛びまくり    斑鳩町   奥森節子
  • 花咲くと 鼻もムズムズ 嬉し辛し     田原本町  片桐まゆみ
  • スギ・ヒノキ 好まないのに お友達    三郷町   木村泰子
  • あとわずか この世の花を 咲かせるか   田原本町  木矢保和
  • はなやかな 色やにおいに 心まで     奈良市   桒原眞理子
  • 花盛り ババを囲んで 孫はしゃぐ     名張市   高尾順子
  • 山歩き 季節外れの 花に会い       奈良市   辻田 隆
  • 歳老いて 今年も咲いた 庭の梅      斑鳩町   中谷計江
  • 我人生 花は咲かずに 枯れるのみ     大和郡山市 野村宣博
  • 欠席者 良からぬ噂に 花が咲く      奈良市   森田健司
  • 誰ひとり 世界にひとつ オンリーワン   五條市   山森利広
  • 春となり 花から花へ 虫が飛ぶ      大和郡山市 米村寿一
  • 歳が経つ 高嶺の花も うばざくら        詠み人知らず
  • 花吹雪 これがお札で あったなら        匿名さん  

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  第193回 / 2024年2月7日(水)
お題
 『寒い』  2月7日(水) 大和の中央 磯城の里を歩く
作品
  • ああ寒い あまりの暗さに また寝床    香芝市   池原敏孝
  • 寒いのに 寒いダジャレで 凍りつき    大和郡山市 大崎正夫
  • 今朝は寒い 磯城の里は 熱気ムンムン   京田辺市  太田勝淳
  • 能登地震 復興険し 寒い日々       奈良市   大西 勝
  • がんばれど ふところ寒し わがサイフ   大和郡山市 岡野代里子
  • 人に会い 寒いですねは 合い言葉     斑鳩町   奥森節子
  • ふ~さむ~ たんぼキラキラ 霜の白布   田原本町  片桐まゆみ
  • 寒い朝 小百合の歌と 半世紀       三郷町   木村泰子
  • 寒い朝 小百合の唄で 起き上がる     田原本町  木矢保和
  • 北風に 吐く息白く 鼻たれて       奈良市   桒原眞理子
  • 寒い日は 犬もこたつで ぬっくぬく    奈良市   清水 正
  • 寒い夜は 熱かんおでんで 用足りる    生駒市   田中健司
  • 大舞台 すべりまくった 寒いギャグ    大和郡山市 野村宣博
  • 彼岸まで 寒い寒いね あいさつに     宇陀市   松本光子
  • 雪の中 寒中稽古 わしゃいやだ      奈良市   盛山仁志
  • 寒いけど 心はホット ウォーキング    五條市   山森利広
  • 寒い朝 我ふところも 同じだな      大和郡山市 米村寿一
  • 寒い朝 散歩ウソでしょ いやだワン      私は愛犬家
  • 寒いけど 君と二人じゃ アッ夢か       詠み人知らず

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  第192回 / 2024年1月17日(水)
お題
 『たこ』  1月17日(水) 平群の町歩き
作品
  • 上がらない 凧より揚げた たこがいい      大阪市   漆畑昌己
  • いつの間に 指にかくれた にくいタコ      大和郡山市 大崎正夫
  • たこたこあがれ 平群の町 守れ         京田辺市  太田勝淳
  • たこ焼や コース料理に 出世せり        奈良市   大西 勝
  • 「凧」作り 子供の夢が 大空へ         斑鳩町   奥森節子
  • たこ焼きで 丸くまとまる お正月        三郷町   木村泰子
  • たこ上がれ 天までとどけ たつに勝て      田原本町  木矢保和
  • そよ風に たこたこあがれ 夢のせて       奈良市   桒原眞理子
  • ばあちゃんの しゃべくり巡る 耳にタコ     名張市   高尾順子
  • たこ焼きし いとこ仲良く 大さわぎ       斑鳩町   中谷計江
  • 物価高 たこもどちらも 良く上がる       大和郡山市 野村宣博
  • 空に凧 海にも蛸が 泳いでる          奈良市   橋本三男
  • たこあげで 走る子供に 犬伴走         大和郡山市 平井五朗
  • たこあげで あがればうれしい 辰年や      宇陀市   松本光子
  • わが妹と 明石のタコで タコ焼きす       上牧町   松本好光
  • たこあげで 孫よりじいじが 大はしゃぎ     奈良市   村田 一
  • たこ占い 八つの足で 運だめし         天理市   やまさと
  • たこたこあがれ 走り回った あの日なつかし   桜井市   山田まゆみ
  • 上がらぬな 誰かと見れば 岸田さん       五條市   山森利広
  • たこ焼きも 一個いくらで 国動く        大和郡山市 米村寿一
  • タコタコと 我が夫が 参拝す             匿名さん
  • タコの顔 横山ノックが なつかしい          詠み人知らず
  •  

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  第191回 / 2024年1月6日(土)
お題
 『お年玉』  1月6日(土) <特別大会>新春初詣ウオーク“春日大社・若宮15社めぐり”
作品
  • 金要らぬ 心の癒し お年玉        香芝市   池原敏孝
  • ポチ袋 今じゃ振込み 風情なく      大阪市   漆畑昌己
  • お年玉 貰へる歳に 戻りたいワ      京田辺市  太田勝淳
  • お年玉 孫にあげるも 三十年       斑鳩町   奥森節子
  • 神様 お年玉ください 世の平和      田原本町  片桐まゆみ
  • 子や孫に 年玉もらう 年になり      三郷町   木村泰子
  • お年玉 孫からじじへ 倍返し       田原本町  木矢保和
  • お年玉 あげる人なく オレ孤独      奈良市   阪本 八
  • 歳の数 五百円玉で お年玉        名張市   高尾順子
  • 世は値上げ だけど上がらぬ お年玉    大和郡山市 谷 裕隆
  • お年玉 値上げできずに ゴメンやで    斑鳩町   中谷計江
  • お年玉 もらったつもりで 義援金     大和郡山市 野村宣博
  • 年とっても お年玉大好き よろしくね   宇陀市   松本光子
  • じじばば様 忖度無しよ お年玉      奈良市   森山正孝
  • お年玉 やるたびさいふ ぺっちゃんこ   天理市   やまさと
  • 宝くじ 当たればうれし お年玉      桜井市   山田まゆみ
  • 初売りの ガラポン当る 出だし好し    木津川市  山村晴美
  • 歩ける喜び 神様の お年玉        五條市   山森利広
  • いつまでも もらってうれし お年玉    大和郡山市 米村寿一
  • お年玉? お金の電話は サギでっせ       詠み人知らず

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  第190回 / 2023年12月23日(土)
お題
 『うそ』   12月23日(土) 四季巡り(冬)クリスマスウイーク
作品
  • うそ言えど 時に真実 時に嘘         香芝市   池原敏孝
  • Ⅾは世間に 噓ついたら アカン        京田辺市  太田勝淳
  • 政治屋は ウソも放弁 世の習い        大和郡山市 大崎正夫
  • 阿部派皆 嘘乃塊 金亡者           奈良市   大西 勝
  • お母さん 「うそ」を見破り 意見する     斑鳩町   奥森節子
  • 若作り 首はうそを つかないね        三郷町   木村泰子
  • 政治家は うそをつくのが 仕事なり      田原本町  木矢保和
  • 許さんで うそ うそ うその 政治家や    奈良市   桒原眞理子
  • 大ウソも みんな信じりゃ 本当に       奈良市   杉本奈央
  • 代議士も うそがうまけりゃ 大臣に      生駒市   関根恵子
  • 若づくり 体の不調で うそつけず       名張市   高尾順子
  • 死に体で 俵一枚 ウソメガネ         大和郡山市 谷 裕隆
  • できるだけ ウソはつかんと 心する      斑鳩町   中谷計江
  • ウソ泣きで 男を悩ます 小悪魔        大和郡山市 野村宣博
  • 宴会で うそ一言で 盛り上がり        奈良市   原田一夫
  • 議員さん うそをつかないと 約束してね    宇陀市   松本光子
  • ウソをつく 孫の態度が 似てきたり      奈良市   ミツオ
  • すぐばれる うそを平気の 議員たち      天理市   村上義輝
  • うそはっぴゃく うそもほうべんと いうけれど 桜井市   山田まゆみ
  • うそつきは 国会議員の はじまり       五條市   山森利広
  • 宝くじ 当った夢は まぼろしか        大和郡山市 米村寿
  • 大雨だ 散歩ウソでしょ いやだワン         私は愛犬家
  • まだ出るか 車業界 ウソばかり           詠み人知らず
  •  

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  第189回 / 2023年12月17日(日)
お題
 『ぼうし』  12月16日(土) 香芝の名刹
作品
  • 真夏日に 帽子忘れて ハットした     大阪市   漆畑昌己
  • 翔平の 門出に拍手 ドジャース帽     奈良市   大西 勝
  • ボランティア 赤い野球帽 板につき    斑鳩町   奥森節子
  • わたぼうし 飛んだ世界を 見てみたい   三郷町   木村泰子
  • 大谷は 赤から青へと 帽子替え      田原本町  木矢保和
  • 奏でるよ 頭の上で 七変化        奈良市   桒原眞理子
  • 赤白帽 懐かしきかな 運動会       香芝市   さっちゃん
  • 気に入った 帽子探しに 奔走す      斑鳩町   中谷計江
  • 赤帽を 青に変えたら 千億円       大和郡山市 野村宣博
  • この帽子 ちょっと似合いの ハゲ隠し   大和郡山市 原田文雄
  • 帽子かぶり 美顔かくして ウオーキング  宇陀市   松本光子
  • 小学生 黄色い帽子は 事故防止      奈良市   南 弘子
  • 学生帽 倉庫の奥で 大冬眠        大和郡山市 村上 明
  • 角帽も いつのまにやら 見なくなり    奈良市   森山正孝
  • 事故ボウシ スタッフ皆さん ありがとう  五條市   山森利広
  • この帽子 亡き母上の かたみです     大和郡山市 米村寿一
  • 帽子より セットが気になる お年頃       詠み人知らず

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  第188回 / 2023年11月12日(日)
お題
 『時計』   11月12日(日) 甘樫丘を訪れて
作品
  • 恐ろしき 腹ペコ熊と 寝起きクマ     香芝市   池原敏孝
  • 熊が出て 人が集まる それくまモン    大阪市   漆畑昌己
  • ウオーキングの 足音高く くま冬眠出来ず 京田辺市  太田勝淳
  • 熊除けの 鈴もかた無し かしましさ    奈良市   大西 勝
  • 熊さんは 動物園に 居るものと      斑鳩町   奥森節子
  • 鈴を持つ 畑、散歩の 必需品       三郷町   木村泰子
  • くま多し 一番モンは 熊本や       田原本町  木矢保和
  • 朝起きて 目の下くまも 怖いよな     奈良市   桒原眞理子
  • 熊が居る プーさんくまモン 大歓迎    奈良市   杉本奈央
  • 金太郎 悪熊負かす 時は今        名張市   高尾順子
  • 熊が出た 騒ぐなこっちも 怖いんだ    大和郡山市 野村宣博
  • くまさんへ いま人間も 食料難      宇陀市   松本光子
  • 山歩き クマのほえ声 我が妻か      上牧町   松本好光
  • 熊野には 熊が出ないの 奥駈道      大和郡山市 森山正孝
  • 熊野古道 あなた次第の 膝小僧      木津川市  山村晴美
  • くまったな 一句うかばず お手上げだ   五條市   山森利
  • 熊もまた 熊一筋に 生きている      大和郡山市 米村寿
  • どんぐりを 熊と鹿とが 奪い合い     奈良市   和賀一道
  • 登り坂 クマ似姿の 我が妻か         詠み人知らず
  •  

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  第187回 / 2023年11月5日(日)
お題
 『井戸』  11月4日(土) 業平道②
作品
  • 夏の夜は 井戸と幽霊 ワンセット       奈良市   秋山高志
  • 場所がない 井戸端会議も 今や死語      大阪市   漆畑昌己
  • ゴミ出しで おとなりさんと 井戸ばた会議   大和郡山市 岡野代里子
  • 井戸水で 顔を洗いて 活入れる        斑鳩町   奥森節子
  • 日頃の悪しき習慣 心の井戸で洗い流そう    京田辺市  太田勝淳
  • 井戸水で 冷やしたスイカ 幼き日       田原本町  片桐まゆみ
  • 味ちがう 井戸で冷やした 夏スイカ      三郷町   木村泰子
  • 古井戸に 己れ映して まだ枯れぬ       田原本町  木矢保和
  • 出てくるよ 怪談ばなし うらめしや      奈良市   桒原眞理子
  • 鶴瓶さん 釣瓶使った ことあるの       奈良市   鈴木 満
  • ピロリ菌 井戸水世代 除菌二度        名張市   高尾順子
  • 井戸水で 顔洗った日 なつかしき       斑鳩町   中谷計江
  • ヨメの声 井戸端会議の 始まりだ       大和郡山市 野村宣博
  • 初恋の 人の名前が 井戸静          堺市    福井幸一
  • 井戸水飲み ピロリもらった 昭和人      宇陀市   松本光子
  • 女三人 はなしがはずむ 井戸端会議      桜井市   山田まゆみ
  • からくれないの 釣瓶落しに 気もそぞろ    木津川市  山村晴美
  • 支持率を くみ上げる井戸 ない岸田      五條市   山森利広
  • 古き井戸 名水として ほまれあり       大和郡山市 米村寿一
  • 大師さん いくつ井戸を 掘ったのか      奈良市   渡辺浩二
  • さらわれた お菊幽霊 井戸に居ず          詠み人知らず
  • 古井戸に かわず飛びこみゃ 死ぬるだけ       盗作迷人

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  第186回 / 2023年10月14日(土)
お題
 『時計』   10月14日(土) 四季巡り(秋) 馬見丘陵公園 ダリア
作品
  • 五時起きに 時計合わせ度 寝つかれず    香芝市   池原敏孝
  • 昼食場所 まだかとせかす 腹時計      京田辺市  太田勝淳
  • 予定表 今日も時計と にらめっこ      斑鳩町   奥森節子
  • 5時?朝ね 鳥の声とともに起きる 私目覚ましより早い
                          田原本町  片桐まゆみ
  • 腕時計 スマホに押され 忘れられ      三郷町   木村泰子
  • 腹が鳴る 飯はまだかと 腹時計       田原本町  木矢保和
  • 老い深し 刻んだ時を 映す皺        橿原市   清末 貴
  • 見るたびに 進む数字に 胸キュン      奈良市   桒原眞理子
  • 可愛い児 時を戻して あの頃に       大和郡山市 佐藤敏一
  • チッチッチッ タイマーあちこち 早よとめて 名張市   高尾順子
  • 朝が来た 目覚まし要らぬ コケコッコー   大和郡山市 野村宣博
  • あと何分 デジタル時計 分かりにくし    宇陀市   松本光子
  • 時計無し スマホが有れば 用足りる     奈良市   森山正孝
  • デジタルでは 時計回りは わかるかな    桜井市   山田まゆみ
  • 今日という 時との出会い ありがたし    五條市   山森利広
  • 今もなお 鐘の音響く ビッグベン      大和郡山市 米村寿一
  • 時間待ち ウロウロ歩き 一千歩       奈良市   渡辺春樹
  • 時計より キッチリ正確 腹時計          詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第185回 / 2023年10月4日(水)
お題
 『アレ』  10月4日(土) 南山の辺の道
作品
  • アレやコレ なんじゃわからぬ 披露宴    香芝市   池原敏孝
  • 認知症 チェックの目安 アレの数      大阪市   漆畑昌己
  • アレ私 そんなにきれい うふうふあ     大和郡山市 岡野代里子
  • 売れてます 「アレ」のおかげで パインアメ 斑鳩町   奥森節子
  • アレ?アレどこ? アレをアレして アレで通じるお年頃
                          田原本町  片桐まゆみ
  • アレですね 会話成り立つ 仲の良さ     三郷町   木村泰子
  • アレの次 アレコレ言うな アへどうや    田原本町  木矢保和
  • タイガース 次のアレへと 夢を追う     奈良市   桒原眞理子
  • あれはこれ 夫婦の会話 それもあれ     河合町   塩谷和久
  • 関東じゃ アレが通じぬ じれったい     奈良市   関口一弘
  • あれどこや かくしたやろと 孫を見る    名張市   高尾順子
  • 新入りも アレのおかげで 仲間入り     大和郡山市 谷 裕隆
  • アレなんて ねらっているくせに ばらばれや 斑鳩町   中谷計江
  • そらそうや アレを知らぬは 偽ファン    大和郡山市 野村宣博
  • あお「アレ」は 今度はイタダキ オリックス 堺市    福井幸一
  • あれあれと 言ってる間に あれ取った    宇陀市   松本光子
  • アレアレの 激励むなし 我が息子      上牧町   松本好光
  • アレ、コレは なんだったっけ 分からない  天理市   やまさと
  • アレよアレよと いつの間にか 過ぎた夏   桜井市   山田まゆみ
  • 歳とって 増える言葉が アレアレよ     五條市   山森利広
  • アレコレと 言われても 勝つものは勝つ   大和郡山市 米村寿一
  • アレ知らず 話の合わぬ 老夫婦       奈良市   渡辺春樹
  • アレアレの 期待もむなし またビリだ    上牧町   匿名さん
  • 我亭主 風呂、メシ、寝るに アレが増え      詠み人知らず

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  第184回 / 2023年9月20日(水)
お題
 『電話』   9月20日(水) 明日香案山子
作品
  • この暑さ お題の電話 想いうかばず   京田辺市  太田勝淳
  • 黒電話 昭和の名残り 納戸入り     斑鳩町   奥森節
  • 登山で知る 番号、高さ 日本一     三郷町   木村泰子
  • 詐欺電に 金を廻せと 脅す婆      橿原市   清末 貴
  • 彼からの メールはダメよ 電話待つ   奈良市   杉本奈央
  • 軽やかに 呼び出す電話 ちょっと待て! 名張市   高尾順子
  • 孫曰く 電話ボックス あれなあに    大和郡山市 谷 裕隆
  • ママからの 電話待つ孫 いとおしい   斑鳩町   中谷計江
  • 電話番 スマホが出来て 暇になり    奈良市   西口 進
  • 使いさし テレホンカード 今何処    大和郡山市 野村宣博
  • もったいない スマホの利用 電話だけ  堺市    福井幸一
  • 電話より スマホ無しでは 生けません  宇陀市   松本光子
  • 孫からの 定期電話を 待つばあば    大和郡山市 村田栄子
  • 赤電話 使えぬ孫に 大いばり      奈良市   森山正孝
  • 電話口 もしもし、はあ?の かけ合いだ 天理市   やまさと
  • 初恋の 母にしかられし 長電話     五條市   山森利広
  • いつまでも 現役で居る 黒電話     大和郡山市 米村寿一
  • 使われぬ 行先のない 電話帳      奈良市   渡辺浩二
  • 暇だなあ オレ詐欺電でも かからぬか    詠み人知らず
  •  

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  第183回 / 2023年9月6日(水)
お題
 『冗談』  9月6日(水) 飯豊天皇と置恩寺
作品
  • 冗談じゃ 笑いとばして ふと悩む     香芝市   池原敏孝
  • 冗談を 飛ばす彼には 憧れた       斑鳩町   奥森節子
  • 連れ添って 冗談通じぬ 五十年      三郷町   木村泰子
  • ダメ虎が 冗談忘れ 首位を行く      橿原市   清末 貴
  • 許してや 噓も方便 笑い声        奈良市   桒原眞理子
  • 冗談に 反応するのは ワンコだけ     奈良市   杉本奈央
  • 冗談を 言える相手が また減った     生駒市   関口浩郎
  • 冗談を 本気で怒る 石頭         大和郡山市 谷 裕隆
  • 冗談にも 程があるぞ タイガーズ     奈良市   トラちゃん
  • 冗談を 言い合う仲間 大切に       斑鳩町   中谷計江
  • 冗談も うかつに言えない 世の中に    大和郡山市 野村宣博
  • 冗談が 本当になり 今の嫁        堺市    福井幸一
  • 冗談も 気軽に言えない 話下手      天理市   丸山一人
  • 冗談と オヤジギャグとの 言い比べ    奈良市   柳田 敏
  • プーチンも 我の命を 知りたがる     大和郡山市 米村寿一
  • 若い娘に 近頃うけぬ オヤジギャグ      詠み人知らず
  • 阪神優勝 冗談言うなと 𠮟られた       虎キチで~す
  •  

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  第182回 / 2023年8月10日(木)
お題
 『花火』   8月9日(水) 燈花会
作品
  • 花火より 気になる君の 浴衣柄     大阪市   漆畑昌己
  • 我がこころ 花火のように 開ききれ   大和郡山市 岡野代里子
  • 河川敷 打ち上げ花火 「たまや!」かな 斑鳩町   奥森節子
  • 燈花会に 天までとどけ 神花火     田原本町  木矢保和
  • 響く闇 夜空に咲いた 花のショー    奈良市   桒原眞理子
  • うちのポチ 花火の音に しっぽ巻き   奈良市   杉本奈央
  • 花火でも 火事が起こる この暑さ    大和郡山市 谷 裕隆
  • 花火待つ 孫の姿に 我うれし      斑鳩町   中谷計江
  • 雷鳴も 花火の音に 打ち消され     橿原市   中村伸二
  • 孫たちに 花火誘うも シカトされ    大和郡山市 野村宣博
  • 花火見て ビール片手の 夕涼み     奈良市   松田健太
  • 四年ぶり 夜空の花火は 日本の夏    宇陀市   松本光子
  • 人の出に 花火見るより マスク見る   奈良市   柳田 正
  • 一瞬の 美しさにも 裏がある      大和郡山市 米村寿一
  • 恥ずかしや デートの花火 記憶なし   奈良市   匿名さん
  • 花火より 鼻毛が気になる 君の顔        詠み人知らず
  •  

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  第181回 / 2023年8月6日(日)
お題
 『セミ』  8月5日(土) 四季巡り(夏)馬見丘陵公園ひまわり
作品
  • ぬけ殻と 自分を比較 まだ先だ      大阪市   漆畑昌己
  • せみたちよ そんなになくな はやくから  大和郡山市 岡野代里子
  • 蝉の声 異常気象で 乱れ聞く       斑鳩町   奥森節子
  • セミしぐれ 早い目覚まし 止められず   三郷町   木村泰子
  • やかましい 朝の早から セミと妻     田原本町  木矢保和
  • 蝉しぐれ 命わずかな 夏模様       奈良市   桒原眞理子
  • 木が切られ もう聞かれない 蝉しぐれ   奈良市   杉本奈央
  • 老眼で 声聞こえれど 姿見ず       名張市   高尾順子
  • 早くから セミと孫の なきくらべ     橿原市   中村和男
  • 大木の セミの抜け殻 文字に見え     大和郡山市 野村宣博
  • 猛暑!! せみの命の はかなさよ      宇陀市   松本光子
  • ぬけがらに 命短し 我が身かな      上牧町   松本好光
  • 鳴き止んだ セミも昼寝か ティータイム  大和郡山市 水井 泉
  • もう鳴くな 鳴けば鳴くほど 暑苦し    奈良市   柳田 正
  • あちこちで せみの鳴き声 子もり歌    天理市   やまさと
  • ひまわりと 夏の合図や セミの声     五條市   山森利広
  • 短命な セミの中にも 勇士有り      大和郡山市 米村寿一
  • くぬぎ幹 猛暑の中 セミの声       上牧町   匿名さん
  • ヒグラシも その日ぐらしも なく暑さ       詠み人知らず
  •  

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  第180回 / 2023年7月16日(日)
お題
 『暑い』   7月15日(土) メモリアルウオーク
作品
  • 暑い中 歩いて休む 石熱し        香芝市   池原敏孝
  • お化粧が 汗で落ちたら またマスク    大阪市   漆畑昌己
  • 挨拶は 暑い暑いの 繰り返し       奈良市   大西 勝
  • 暑い夏 海、山、町に 人戻る       斑鳩町   奥森節子
  • 猛暑日に 馴染みの地名 今年もネ、    三郷町   木村泰子
  • 歩き後 ビールおいしい 暑い夏      田原本町  木矢保和
  • 正恩が 鳴らすアラート 暑気払う     橿原市   清末 貴
  • のぼり旗 いちもくさんに かき氷     奈良市   桒原眞理子
  • この暑さ 川の水まで 容赦せず      生駒市   小島次郎
  • サウナより よく出る汗だ この暑さ    大和郡山市 谷 裕隆
  • 暑いけど 喜び得るぞ ウォーキング    斑鳩町   中谷計江
  • 暑い夏 やっとこれから 七月だ      大和郡山市 野村宣博
  • もう言うな 言えば言う程 暑くなる    堺市    福井幸一
  • 六月暑かった きのうも暑い 今日も暑い  宇陀市   松本光子
  • 熱帯夜 クーラー故障の 悪夢見た     奈良市   村井忠司
  • 暑すぎて がばがぶ飲んで だだくだり   天理市   やまさと
  • 暑き中 歩ける喜び 空青し        五條市   山森利広
  • 梅雨空の 雲に似たりて うれいあり    大和郡山市 米村寿一
  • 暑い日だ カレー激辛 くそくらえ        詠み人知らず
  • 熱男 巨人へ行ったら 冷めたかな        SBフアン
  •  

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  第179回 / 2023年7月5日(水)
お題
 『風鈴』  7月5日(水) お房観音
作品
  • 休息は 風の音ともに 去りてゆく     香芝市   池原敏孝
  • 鈴の音で 涼を感じる 人生を       大阪市   漆畑昌己
  • 軒先で 風に揺られて チリリンと     斑鳩町   奥森節子
  • 風鈴に 負けじと庭で 虫の声       大和郡山市 笠井 薫
  • 心地よい 音も時には 雑音に       三郷町   木村泰子
  • 風運ぶ 響く音色に 癒し涼        奈良市   桒原眞理子
  • 風鈴も 風が吹かなきゃ 泣いている    生駒市   小林和子
  • 大風で 風鈴達も お引越し        奈良市   杉本奈央
  • ほたる族 風鈴の下で いやされる     名張市   高尾順子
  • 風鈴の 音を子守の 大いびき       大和郡山市 谷 裕隆
  • いつの日か マイ風鈴を かざりたい    斑鳩町   中谷計江
  • 縁側で 風鈴達の 演奏会         大和郡山市 野村宣博
  • チリンチリン 風がなくても 涼しいね   宇陀市   松本光子
  • 風鈴が 怖くて尻込み うちの犬      天理市   みのるちゃん
  • 風鈴を 求めて今日も 寺参り       奈良市   森山 正孝
  • 夏の風物詩 ふうりんすいか かきごおり  桜井市   山田まゆみ
  • 風の音に 思い起こすよ 君との夏     五條市   山森利広
  • 軒先の 風鈴今も 泣いている       大和郡山市 米村寿一
  • 風鈴を 取ろうと必死の 猫パンチ     奈良市   渡辺和夫
  • 呼び鈴を 押せば風鈴 鳴っとくれ        詠み人知らず
  •  

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  第178回 / 2023年6月3日(土)
お題
 『試験』   6月3日(土) 明神山
作品
  • 八十路きて 試験地獄の なつかしき    奈良市   太西 勝
  • 受験生 カツ弁当で 応援だ        斑鳩町   奥森節子
  • 認知検査 運転よりも 緊張よ       三郷町   木村泰子
  • お賽銭 まずは試しと 御縁(五円)から  橿原市   清末 貴
  • AIが 試験「問答」 二刀流       田原本町  木矢保和
  • 神頼み これで何度目 受験前       大和郡山市 谷 裕隆
  • 一度でも やってみたいな 試験官     奈良市   中尾正夫
  • 試験日を 間違えた夢 今も見る      大和郡山市 野村宣博
  • 試験場 静かすぎて 落ち着かぬ      奈良市   真野英雄
  • 試験なく 大学合格 ゆめだった      橿原市   宮原藤雄
  • 社会人 喜び束の間 また試験       王寺町   村上義輝
  • 孫できた 試験地獄の 第一歩       橿原市   もっちゃん
  • 一度だけ 試してみます 一夜づけ     大和郡山市 米村寿一
  •  

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  第177回 / 2023年5月13日(土)
お題
 『テレビ』  環濠集落と下ツ道
作品
  • お年寄り 世間の情報 テレビと新聞これで充分 京田辺市  太田勝淳
  • 娯楽には テレビがよかった 時は過ぎ     斑鳩町   奥森節子
  • テレビ見る 妻は韓流 オレ川柳        奈良市   かっちゃん
  • 兄弟で チャンネル争い 懐かしい       三郷町   木村泰子
  • 万博で 未来のテレビ アレ映す        田原本町  木矢保和
  • モノ知りも テレビ故障し 無知がバレ     橿原市   清末 貴
  • 見るテレビ 高校野球か 選挙速報       生駒市   黒田孝義
  • サトテルや 放送終わる ホームラン      奈良市   大の阪神ファン
                                 桒原
  • 幼児期の 街頭テレビ なつかしき       大和郡山市 谷 裕隆
  • 大画面 ゆっくり見れる いつかいな      斑鳩町   中谷計江
  • やかましい テレビの声か 妻の声       大和郡山市 野村宣博
  • 此の頃は 会話の相手 猫・テレビ       堺市    福井幸一
  • スポーツ観戦 テレビが一番 ヤジオッケー   宇陀市   松本光子
  • 運動会 テレビに映った 孫うれし       天理市   水原くるみ
  • テレビっ子 何処へ行ったか 聞かぬかな    奈良市   向井 光
  • 古希過ぎて 進化止まらぬ 神器かな      木津川市  山村晴美
  • テレビ見る 時間在れば スマホ見る      奈良市   吉田和夫
  • 画面より見える未来に 希望あり        大和郡山市 米村寿一
  • 懐かしい テレビ番組 11PM          詠み人知らず
  •  

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  第176回 / 2023年5月3日(水)
お題
 『山菜』   5月3日(水) 北山の辺の道
作品
  • 山菜の にがみの如し 妻小言       奈良市   大西 勝
  • 山菜採り 今日の歩き 山の辺道      大和郡山市 岡野代里子
  • つくし採り 認知症予防 袴取る      斑鳩町   奥森節子
  • 春うらら 足腰鍛えん 土手めぐる     三郷町   木村泰子
  • 山菜を 食べて幸せ 山の幸        田原本町  木矢保和
  • ひ孫抱く 元カノ謳う ふきのとう     橿原市   清末 貴
  • 山菜採り 毛虫を見つけ ヤダやめだ    奈良市   さっちゃん
  • 山歩き 山菜見つけ 時忘れ        大和郡山市 谷 裕隆
  • 竹の子好きすぎ 竹姫になりそう      名張市   高尾順子
  • あとの処理 考えず夢中 山菜とり     大和高田市 高橋喜美子
  • 春が来た 山菜採りと 花粉症も      大和郡山市 野村宣博
  • 山菜採り 足踏みはずし 口に入らず    宇陀市   松本光子
  • 都会っ子 山菜知らず これなあに?    奈良市   宮田 武
  • 山菜が 採れすぎうれし 夢の中      奈良市   村川和夫
  • つくしさん 犬がおしっこ かけてない?  天理市   やまさと
  • 里山を 山菜さがし 平和かな       五條市   山森利広
  • 灰汁とりを 編み出したのは どなたかな  生駒市   横田正典
  • 山歩き わらびぜんまい パラダイス    大和郡山市 米村寿一
  • 山菜採り ばあばのお供 孫さんさい      詠み人知らず
  •  

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  第175回 / 2023年4月12日(水)
お題
 『学校』  倉橋池を巡る
作品
  • 授業後の 遊び時間は 生き生きと      香芝市   池原敏孝
  • 桜井の 学校標語が 早寝早起きごもっとも! 京田辺市  太田勝淳
  • 学校へ もう一度まなびなおし がんばりたい 大和郡山市 岡野代里子
  • 苦労して 取った免許も 返納し       斑鳩町   奥森節子
  • 何学ぶ 老人学校で 終活学         田原本町  木矢保和
  • 給食費 払えぬと言い ハワイ旅       橿原市   清末 貴
  • 桜咲く 新学年の 仲間たち         奈良市   桒原眞理子
  • PTA 無くしてほしい パパとママ     大和郡山市 谷 裕隆
  • 五十年 チーチーバッバ 続けてる      斑鳩町   中谷計江
  • 登校を ぐずった孫も 大学生        大和郡山市 野村宣博
  • 遊びから 楽しく学ぶ 学校で        宇陀市   松本光子
  • 給食を 一度は食べたい 大じいじ      奈良市   三沢喜一
  • 登下校 注意注意で 肩がこる        生駒市   村田英史
  • 統廃合 オレの母校は どこ行った      天理市   森 正文
  • 学校帰り 子らのおしゃべり にぎやかに   桜井市   山田まゆみ
  • 学舎で 試験に勝ちて 何学ぶ        大和郡山市 米村寿一
  • 学校は スズメもメダカも あるわいな      詠み人知らず
  • また遅刻 言い訳さがす パパみたい       匿名さん
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  第174回 / 2023年4月8日(土)
お題
 『誕生日』   4月8日(土) 四季巡り(春)馬見丘陵公園チューリップ
作品
  • 十年づつ 指折り数へ 喜寿となり     香芝市   池原敏孝
  • 歳は増え 夢と貯蓄は 減っていく     大阪市   漆畑昌己
  • 誕生日 ケーキとシャンパン うれしいな! 京田辺市  太田勝淳
  • 赤いバラ 誕生祝い 若返り        斑鳩町   奥森節子
  • 老いて尚 赤飯、ケーキは 食卓に     三郷町   木村泰子
  • 誕生日 歳は増えども 歯と毛減り     田原本町  木矢保和
  • 産声が 冥土に向かう スタート日     橿原市   清末 貴
  • 誕生日 贈り物は可 歳は不可       奈良市   杉本奈央
  • 誕生日 新たなめあて めざしとぶ     名張市   高尾順子
  • 子や孫の 思い出せない 誕生日      大和郡山市 谷 裕隆
  • だんだんと 迎えたくない 誕生日     斑鳩町   中谷計江
  • 誕生日 今日から一割 診察費       大和郡山市 野村宣博
  • 古希過ぎて 決意新たに 誕生日      宇陀市   松本光子
  • 誕生日 今年もいらん 年とるの      天理市   やまさと
  • ろうそくの 火を吹き消す孫 満面の笑み  桜井市   山田まゆみ
  • ありがたや 歩ける喜び 誕生日      五條市   山森利広
  • 誕生日 昔は待った 今は逆        生駒市   横田正典
  • 未来児の 選ばれし者 我を待つ      大和郡山市 米村寿一
  • 誕生日 喜ぶ孫が うらやまし       奈良市   若松秀夫
  • 誕生日 毎年毎年 追ってくるイヤ           詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第173回 / 2023年3月29日(水)
お題
 『たまご』  公園緑地巡り
作品
  • 我が人生 終わってたまるか 半熟で     大阪市   漆畑昌己
  • ゆで卵 僕は固ゆで 大好きサ!       京田辺市  太田勝淳
  • 折り込みに 玉子の特価 見て拍手      奈良市   大西 勝
  • 値上がりで たまごじゃとれぬ タンパク質  大和郡山市 岡野代里子
  • 長寿には 魚に野菜 肉、卵         斑鳩町   奥森節子
  • 玉数減らし オムレツは ふわふわにならず  田原本町  片桐まゆみ
  • 早々と 値上げの波に のりました      三郷町   木村泰子
  • また値上げ たまご高いよ エッグイ~なあ  田原本町  木矢保和
  • たまご掛け 出来るしあわせ 噛みしめる   橿原市   清末 貴
  • 値上がりで 献立悩む キャベツ焼き     奈良市   桒原眞理子
  • 目玉焼き 作った孫は 得意顔        奈良市   佐藤 健
  • 花粉症 たまごはだも わやちゃや~‼     名張市   高尾順子
  • いまじゃあ 高級品 たまごかな       生駒市   中井文彦
  • 近頃は たまごも食べれん ご時世だ     斑鳩町   中谷計江
  • たまごっち 忘れた人は もうケッコー    大和郡山市 野村宣博
  • オムレツを だちょうの卵で 作りたい    堺市    福井幸一
  • 玉子さん いつまでもいつまでも よろしくね 宇陀市   松本光子
  • たまごがギョ‼ うまれてきたよ かわいい子 天理市   やまさと
  • 朝の定番 ハムエッグスクランブルエッグ ゆでたまご
                          天理市   やまさと
  • 逃れなき ひとつの殻の キミとボク     木津川市  山村晴美
  • 岸田さん めだま政策 言葉だけ       五條市   山森利広
  • 良き夫婦 みらいに継ぐ タマゴあり     大和郡山市 米村寿一
  • キン肉マン 鳥インフルを やっつけて       詠み人知らず  

回/掲載日
  第172回 / 2023年3月4日(土)
お題
 『カード』   3月4日(土) 天理軽便高取の雛巡り
作品
  • 携帯や カード持たねば 補助されぬ     香芝市   池原敏孝
  • 財布の中 何枚あるの 診察券        大阪市   漆畑昌己
  • ジョーカーの 力が欲しい マイクレカ    大和郡山市 大崎正夫
  • 高い山の 古墳めぐり ああしんど いっ足飛びの カード切る
                          京田辺市  太田勝淳
  • 支払いは 現金?カード スマホかな     斑鳩町   奥森節子
  • 今スマホ カードゲームの 出番減る     三郷町   木村泰子
  • マイナカード あの世へ行っても いるんかな 田原本町  木矢保和
  • この時代 色んな機能 活躍へ        奈良市   桒原眞理子
  • ショッピング ますます太る カード入れ   河合町   塩谷和久
  • カード持ち 本命探しに 一苦労       名張市   高尾順子
  • レジ待たせ わびつつさがす ポイントカード 宇陀市   なおちゃん
  • 思い出を カードにこめて おめでとう    斑鳩町   中谷計江
  • 捨てられぬ テレホンカード いつ使う    大和郡山市 野村宣博
  • カード持つ 使えるカードは 診察券     奈良市   福田敏夫
  • 負け続き ここらで切り札 登場か      奈良市   まっちゃん
  • カードたち どんどんふえて 大山もり    天理市   やまさと
  • マイナンバー 2万ポイント ありがとう   五條市   山森利広
  • アレヤコレ 何をしたいの マイナンバー   生駒市   横田正典
  • うさぎにも 人参嫌いも いるわいな     奈良市   渡辺和夫
  • うさぎ跳び 鍛えた奴が また負けた         詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第171回 / 2023年2月8日(水)
お題
 『かめ』  業平道① 
作品
  • うどんソバ ツルっとすっても よくカメよ   大阪市   漆畑昌己
  • 竜田川 かめさん姿 見たかった残念!     京田辺市  太田勝淳
  • うらやまし 亀は万年 我間近か        奈良市   大西 勝
  • 私だよ かめばかむほど いい女        大和郡山市 岡野代里子
  • ゆったりと 亀の如くに 八十路坂       斑鳩町   奥森節子
  • ぬくい日を 待ちこがれる かめの背なか    田原本町  片桐まゆみ
  • 日だまりで 皆でお昼寝 甲羅干し       三郷町   木村泰子
  • スッポンを 食べて長生き 亀に勝つ      田原本町  木矢保和
  • 露の占拠 猿沢池の 亀に似る         橿原市   清末 貴
  • 見習おう せっかちわたし のろのろと     奈良市   桒原眞理子
  • 節会豆 年だけ噛めた 歯も元気        河合町   塩谷和久
  • 負けぬよう かけっここけて 亀になる     名張市   高尾順子
  • 水がめを あけたら中に 亀が居た       奈良市   高島健次
  • デジカメは スマホに託し 物置に       宇陀市   なおちゃん
  • これからは かめさんペースで ゴールまで   斑鳩町   中谷計江
  • カメムシを 見つけてすぐに 猫パンチ     大和郡山市 野村宣博
  • これからは 亀で行きます 百(才)めざし   堺市    福井幸一
  • かめさんと 一緒にみんなで 歩きましょう   宇陀市   松本光子
  • ウォーキング カメラ片手に 春さがす     五條市   山森利広
  • 川亀が 一人山登り 先不安          生駒市   横田正典
  • かめ見るが タガメはどこへ いったやら    奈良市   和田 修
  • 今日もまた カメの人生 同じ旅        大和郡山市 米村寿一
  •  

回/掲載日
  第170回 / 2023年1月18日(水)
お題
 『うさぎ』   天理軽便鉄道跡
作品
  • うさぎ跳び 鍛えるはずが 膝痛め        大阪市   漆畑昌己
  • お腹すかした うさぎさん 人参たべて 安堵した 京田辺市  太田勝淳
  • 兎子(ツーズ)は にひきじゃない いっぴきよ   大和郡山市 岡野代里子
  • ピンセットで ままごと遊び シルバニア     斑鳩町   奥森節子
  • 年男 決意感じる 年賀状            三郷町   木村泰子
  • うさぎ君 ラビットカーで 月へ行く       田原本町  木矢保和
  • 寅は去り LINEでうさぎ 跳び跳ねる     橿原市   清末 貴
  • うさぎさん 月まで跳べるの 教えてよ      奈良市   杉本奈央
  • うさぎ跳び 鍛えたおかげで ウオーキング    名張市   高尾順子
  • うさぎ跳び 今は禁止か 陸上部         宇陀市   なおちゃん
  • うさぎどし さらに飛躍は ぎりぎりか      斑鳩町   中谷計江
  • うさぎさん 昼寝はやめたの 目が赤い      大和郡山市 野村宣博
  • ぴょんぴょんと 今年は飛躍 したいよね     宇陀市   松本光子
  • うさぎさん 今年はどこへ とんで行く      天理市   やまさと
  • 年女 ホップステップジャンプで はねうさぎ   桜井市   山田まゆみ
  • うさぎ年 三年ぶりに ふるさとで        五條市   山森利広
  • 月うさぎ モチ米運んで 次の便         生駒市   横田正典
  • 今年は はねる動きの ジャパニーズ       大和郡山市 米村寿一
  • うさぎにも 人参嫌いも いるわいな       奈良市   渡辺和夫
  • うさぎ跳び 鍛えた奴が また負けた         詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第169回 / 2023年1月8日(日)
お題
 『書き初め』  <特別大会>新春初詣ウオーク “春日大社・若宮15社めぐり”
作品
  • 書初めの 墨を拝借 顔にバツ       香芝市   池原敏孝
  • 筆を持ち 何年ぶりかの 墨の文字     大阪市   漆畑昌己
  • 浮御堂 書き初めするに もってこい    京田辺市  太田勝淳
  • 書初めに 後の楽しみ 屋台店       斑鳩町   奥森節子
  • 書くよりも 今年も朝から 足馴らし    三郷町   木村泰子
  • 書き初めに 「一日一生」 終活なり    田原本町  木矢保和
  • 年を越し 慌てふためき 書く賀状     橿原市   清末 貴
  • 三姉妹 競う書き初め 跳ねる墨      名張市   高尾順子
  • 久しぶり 筆を持つ手が 震えてる     大和郡山市 谷 裕隆
  • 裏着てる 恥のかき初め 初笑い      宇陀市   なおちゃん
  • やいやいと やかましくって ごめんやで  斑鳩町   中谷計江
  • 書き初めを 書けば書くほど 下手になり  大和郡山市 野村宣博
  • 墨をする そこで終わるの 書初めは    堺市    福井幸一
  • 皆でつくる 「明るい未来」がんばるぞ   宇陀市   松本光子
  • 墨硯 知らない孫に うんちくを      奈良市   三田三男
  • 初日の出 今年も笑顔 書きぞめに     五條市   山森利広
  • 年初め 「平和」決意の 文を書く     大和郡山市 米村寿一
  • 筆を持つ 今が最初で 最後かな      奈良市   わかちゃん
  • 書き初めの 孫の手のひら 真っ黒け        匿名さん
  •  

回/掲載日
  第168回 / 2022年12月24日(土)
お題
 『なわとび』   <四季めぐり・冬>馬見丘陵公園 クリスマスウイーク
作品
  • 縄飛びの 縄を垂らして 崖のぼる     香芝市   池原敏孝
  • 朝日あび なわとびとんで うさぎとび   京田辺市  太田勝淳
  • ダイエットに 縄跳び飛んで 腰痛め    斑鳩町   奥森節子
  • 飛ぶよりも 段差で躓く 年になり     三郷町   木村泰子
  • ふたり跳び コッツンばかりで 大笑い   名張市   高尾順子
  • 涙目で 縄跳びしたい 孫二才       大和郡山市 谷 裕隆
  • 寒い朝 なわとびする子 元気くれ     斑鳩町   中谷計江
  • 縄跳びを 数回飛んだら 目が回り     大和郡山市 野村宣博
  • この年で ダブルダッチは 夢の夢     堺市    福井幸一
  • 思い出す 二重跳びした 若い頃      宇陀市   松本光子
  • 縄飛びも 今じゃ見せる スポーツに    奈良市   森下 仁
  • なわとびの 数を数えて 何度でも     天理市   やまさと
  • なわとびを とんでとんで うさぎ年    桜井市   山田まゆみ
  • 百回で ポカポカするよ エコ上手     木津川市  山村晴美
  • なわとびで 年の瀬越えて いい年を    五條市   山森利広
  • 日々重ね 出来た喜び 二重飛び      大和郡山市 米村寿一
  • なわとびの 数え歌は どこいった     奈良市   わかちゃん
  • 近頃は ネコもワンコも なわとびを       詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第167回 / 2022年12月3日(土)
お題
 『くしゃみ』  「ならまち」から帯解へ
作品
  • マスクかけ 何度も洗い くしゃみ出る     香芝市   池原敏孝
  • 花粉でも 胡椒でもしたら にらまれる     大阪市   漆畑昌己
  • 奈良公園 はな水、くしゃみ 鹿のはな     京田辺市  太田勝淳
  • 隣人の くしゃみに退散 コロナかな      奈良市   大西 勝
  • くしゃみして 静けさ破り 赤っ恥       斑鳩町   奥森節子
  • くしゃみして コロナじゃないと 念を押す   三郷町   木村泰子
  • このくしゃみ 恋のうわさか ただの風邪    田原本町  木矢保和
  • コロナ禍で くしゃみもろくに 出来やせぬ   奈良市   澤田一雄
  • はくしょん ネコもワンコも 跳び起きた    大和郡山市 谷 裕隆
  • くしゃみ音 車庫よりひびく 帰宅の合図    宇陀市   なおちゃん
  • はくしょん 風邪か花粉か いやうわさ     大和郡山市 野村宣博
  • はっくしょん まだまだ風邪は 引きません   宇陀市   松本光子
  • 犬くしゃみ 鼻の穴には 蟻んこが       奈良市   村田 忠
  • はっくしょん 今年も花粉の 始まりだ     奈良市   森田正夫
  • くしゃみする 横でにやりと 人笑う      天理市   やまさと
  • 我が家には ハクション大魔王が ひとりふたり 桜井市   山田まゆみ
  • 大くしゃみ 噂の元を 教えてグー       木津川市  山村晴美
  • うわさかな 支持率低下 くしゃみする     五條市   山森利広
  • 大変だ コロナ・インフル 風邪の中      大和郡山市 米村寿一
  • はっくしょん マスク外して するバカが       詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第166回 / 2022年11月9日(水)
お題
 『山歩き』  壺阪峠を越え大淀古道を歩く
作品
  • 煩悩を 滅却すべく 山歩き        奈良市   大西 勝
  • 精一杯 歩き疲れて 膝笑う        香芝市   池原敏孝
  • 汗かいて 溜まる疲れよ 山歩き      大和郡山市 大崎正夫
  • 壷阪寺 ああしんどああしんどの 山歩き  京田辺市  太田勝淳
  • 山歩き おいてきぼりの シニアたち    大和郡山市 岡野代里子
  • 秋晴れに ぶらりぶらりと 山歩き     斑鳩町   奥森節子
  • 山歩き 壺坂行くんか 知らんけど     田原本町  木矢保和
  • 松茸に 出合うも今は 救助中       橿原市   清末 貴
  • 好天に 誘われ今日も 山歩き       天理市   小泉 仁
  • 澄んだ空 絶景求め 山歩き        奈良市   杉本奈央
  • 山歩き 小鳥が縄張り 主張する      橿原市   田中和夫
  • 山歩き けもの道に 惑わされ       大和郡山市 野村宣博
  • 山歩き 青いお空に 紅もみじ       宇陀市   松本光子
  • 山歩き 春は山菜 秋きのこ        奈良市   村田文子
  • 山あるき なんだ坂こんな坂 峠道     桜井市   山田まゆみ
  • 秋深し 落葉踏みしめ 山歩き       奈良市   やまちゃん
  • 今年も 富士が待ってる 山歩き      大和郡山市 米村寿一
  • 山歩き 出合う地蔵に 無事祈り      奈良市   渡辺 優
  • 百名山 登れる山は 百迷山           詠み人知らず
  • 山ガール 目当てで今日も 山歩き        詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第165回 / 2022年10月26日(水)
お題
 『柿』  初秋の「南山辺の道」(東海自然歩道)を歩く
作品
  • 干されたら 人はふさぐが 柿はグ―    大阪市   漆畑昌己
  • 葉が落ちて 柿の実一つ 晴天の空     京田辺市  太田勝淳
  • 柿喰えば 入れ歯鳴るなり 古女房     奈良市   大西 勝
  • 柿食えば 金がなくなり わがサイフ    大和郡山市 岡野代里子
  • 柿かぶり 渋柿当たり 孫の顔       斑鳩町   奥森節子
  • 野鳥たちに 負けじと食べる 畑の柿    田原本町  片桐まゆみ
  • 柿植えて 我余生と にらめっこ      三郷町   木村泰子
  • 柿喰えど 鐘が鳴らぬと 愚痴る子規    橿原市   清末 貴
  • 天理には 柿とイチゴと 天理教      田原本町  木矢保和
  • かきを手に 秋の深みが ひしひしと    奈良市   桒原眞理子
  • 知らぬ間に 速くも一年 柿の赤      河合町   塩谷和久
  • 柿の木の 下でさわぐ子 なつかしい    斑鳩町   中谷計江
  • 富有柿を かぶりたいが 入れ歯では    大和郡山市 中村 衛
  • 熟柿食う 二度目は冷えた シャーベット  大和郡山市 野村宣博
  • 柿渋を コロナ予防に 使えぬか      奈良市   原田一夫
  • 熟と堅 好みそれぞれ 柿の味       堺市    福井幸一
  • 柿の葉も 使う人有り 大切に       奈良市   山本次男
  • 我家には 日本一の 柿木あり       大和郡山市 米村寿一
  • 取らぬ柿 鳥の餌には 多すぎる      天理市   若井親司
  • 柿の種 蟹が拾えど 持てるかな         詠み人知らず
  • 柿植ど 金にならない 放置樹          匿名さん
  •  

回/掲載日
  第164回 / 2022年10月15日(土)
お題
 『公園』  <四季巡り・秋>フラワーフェスタ:ダリア
作品
  • どこ座ろう 砂場以外は 高齢者      大阪市   漆畑昌己
  • 公園は 昔の子供で にぎやかに      大和郡山市 大崎正夫
  • 菖蒲池 ひらパーと言えば 菊人形     斑鳩町   奥森節子
  • 公園で しばしの休憩 足伸ばす      田原本町  片桐まゆみ
  • 初孫と 公園デビュー なつかしい     三郷町   木村泰子
  • 爺婆と 野良猫憩う Park暇      橿原市   清末 貴
  • ダリア咲く 馬見公園 花パーク      田原本町  木矢保和
  • とびまわる 遊ぶ子達は 無我夢中     奈良市   桒原眞理子
  • 公園で ラジオ体操 大繁盛        大和郡山市 谷 裕隆
  • 公園で 寝ころぶワンコも 大あくび    大和郡山市 野村宣博
  • 公園に 子供の声なし 草茂る       宇陀市   松本光子
  • どこだっけ 公園デビュー ここだっけ   天理市   やまさと
  • 馬見丘りょう 四季おりおりの 花が咲き  桜井市   山田まゆみ
  • 公園で 花にいやされ 岸田いや      五條市   山森利広
  • 馬見園 近くにほしい 無理かしら     生駒市   横田正典
  • 雑草に おおわれ淋し 空地かな      大和郡山市 米村寿一
  • 公園の 遊具も悲し 子が来ない      奈良市   渡辺 弘
  • 失恋し 鹿に当たりし 奈良公園          匿名さん
  • 初デート 昔公園 今ホテル            匿名さん
  •  

回/掲載日
  第163回 / 2022年10月1日(土)
お題
 『あいさつ』  唐古・鍵遺跡と道の駅「レスティ唐古・鍵」
作品
  • あいさつも 熱がこもると ああシンド     京田辺市  太田勝淳
  • 起きて先ず 愛猫にあいさつ 次に妻      奈良市   大西 勝
  • マスク越し 挨拶交わし 今誰だ?       斑鳩町   奥森節子
  • 挨拶したが マスクにて 名が出ない      三郷町   木村泰子
  • この物価 儲かりまっか 死語になり      橿原市   清末 貴
  • あいさつは 人々つなぐ こころ橋       奈良市   桒原眞理子
  • あいさつを したいが誰だか マスクでは    橿原市   酒井一明
  • おはようの 挨拶出来ぬ 子供たち       大和郡山市 谷 裕隆
  • 出会ったら 心こめての ごあいさつ      斑鳩町   中谷計江
  • 孫出会い 挨拶するも スルーされ       大和郡山市 野村宣博
  • 早朝の ウオーク今日も おはようさん     奈良市   持田 寛
  • あいさつを しているしりから 舌出して    天理市   やまさと
  • スーパーで あいさつことば また値上げ    五條市   山森利広
  • あいさつも 朝一番の 礼儀から        大和郡山市 米村寿一
  • 「おはよう」と 「お疲れ様」と ボランティア   匿名さん
  • おはようの 挨拶相手は ポチだった        詠み人知らず
  • 錦鯉 「こんにちは」で 人気者          詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第162回 / 2022年9月15日(木)
お題
 『くじ』  葛城古道と曼殊沙華
作品
  • くじけずに がんばろうぜ 御所のたび    大和郡山市 岡野代里子
  • くじ運を 神は知らない はずがない     斑鳩町   奥森節子
  • 一言は 5億当たれで かしわ手を      橿原市   清末 貴
  • くじ(久慈)の町 震災復興 がんばって   奈良市   杉本奈央
  • くじ引きで 当たる時は 用事だけ      大和郡山市 谷 裕隆
  • くじ引いて またアカンとは がっかりや   斑鳩町   中谷計江
  • 宝くじ 一度で良いから 別室へ       大和郡山市 野村宣博
  • あみだくじ だれだ横線 入れたのは     奈良市   原田 実
  • くじ引きで 当たり連発 外れなし      奈良市   古川 明
  • 宝くじ ⒑億当たれば 月旅行        宇陀市   松本光子
  • どうしよう 悩んだ末の 大当たり      大和郡山市 米村寿一
  • くじ運が 良いか悪いか くじで決め     天理市   渡辺健次
  • くじ(9時)じゃない 9時半ですよ 出発は   詠み人知らず
  • 大当たり ついに当てたか 夢だろか       詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第161回 / 2022年9月7日(水)
お題
 『ぶどう』  (例会)大和川を下る
作品
  • 粒々の でっかいぶどう 夢の味      大和郡山市 米村寿一
  • 少子化に 種なしぶどう 無関係      大阪市   漆畑昌己
  • ぶどうさん 年を取れば 干しぶどう    京田辺市  太田勝淳
  • おさなき日 雨か天気か ぶどう売り    大和郡山市 岡野代里子
  • ぶどう酒 ロゼのピンクに 魅せられて   斑鳩町   奥森節子
  • 一粒の 甘い液体 活力に         三郷町   木村泰子
  • 美乳首も 吸われぬ今は 干しぶどう    橿原市   清末 貴
  • 贅沢な 種ありぶどう 手もつけず     河合町   塩谷和久
  • ブドウ糖 どんなお菓子と 孫が聞く    奈良市   杉本奈央
  • 初成りの ぶどうからすと 半分こ     名張市   高尾順子
  • 中韓に シャインマスカット 盗まれて   大和郡山市 野村宣博
  • 種なしと 干しぶどうとが 大喧嘩     堺市    福井幸一
  • ぶどうより ぶどう酒がよい と言う夫   宇陀市   松本光子
  • ぶどう食べ 種を植えたよ 幼き日     天理市   三沢為治
  • ぶどうにも 種が有るとは 知らぬ孫    奈良市   山田 弘
  • 安倍さんの 国葬はでな ぶどう館     五條市   山森利広
  • 不思議だな 種なしぶどう なぜ育つ    生駒市   横田正典
  • 国葬に そなえるべきか このぶどう       詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第160回 / 2022年8月11日(木)
お題
 『ゆかた』  二万本のロウソクの幻想的な灯り なら燈花会
作品
  • あの頃は コロンの香り 今寝巻     大阪市   漆畑昌己
  • ゆかた着る わたしの姿 どうすてき!  大和郡山市 岡野代里子
  • 和箪笥に まぶしい過去の ゆかたあり  斑鳩町   奥森節子
  • アマビエも 浴衣で飾る 祇園鉾     橿原市   清末 貴
  • 涼しさを 夢のせ描く ゆかた柄     奈良市   桒原眞理子
  • ゆかた着て マスク姿は 興さめだ    奈良市   三ちゃん
  • 孫娘 去年のゆかた つんつるてん    大和郡山市 谷 裕隆
  • MYゆかた 嫁が着てくれ 似合うわな  斑鳩町   中谷計江
  • デブっちょの ゆかたの孫は ミニ力士  大和郡山市 野村宣博
  • 涼しげな 浴衣も着れば 暑そうな    堺市    福井幸一
  • 待ち合わせ ゆかた姿の 君はどこ    奈良市   細井 護
  • ゆかた着て まえに歩くも 足もつれ   宇陀市   松本光子
  • 古写真 ゆかた美人は 今のババ     天理市   三沢方夢
  • ゆかた着て 夜店巡りも 出来ぬ今    奈良市   安井高志
  • 抜き襟は シャツより浴衣で 魅せられて 木津川市  山村晴美
  • 浴衣着た 母の思い出 夏まつり     大和郡山市 米村寿一
  • 風呂あがり 浴衣で縁台 昭和だなぁ   生駒市   渡辺 一
  •  

回/掲載日
  第159回 / 2022年8月6日(土)
お題
 『ひまわり』  <四季巡り・夏>早朝ウオーク 馬見丘陵公園:ひまわり
作品
  • ミニ扇と 日傘がわりの 黄の大輪     大阪市   漆畑昌己
  • 馬見には ひまわりの花 咲き誇る     斑鳩町   奥森節子
  • 朝日浴び きれいに整列 お出迎え     三郷町   木村泰子
  • ひまわりも 日傘要りそな 温暖化     橿原市   清末 貴
  • 元気だぞ パットひまわり 世を照らせ   奈良市   桒原眞理子
  • 前にならえ 整列立派 ひまわりさん    大和郡山市 谷 裕隆
  • ひまわりは 蜜より油だ ミツバチさん   橿原市   チコちゃん
  • 若い頃 ヒマワリみたいと 言われたワ   斑鳩町   中谷計江
  • ひまわりが 灼熱太陽 睨んでる      大和郡山市 野村宣博
  • 背比べ ひまわりに負け 孫悲し      奈良市   原田一夫
  • ひまわりが 悪事をすっかり あぶり出す  敦賀市   藤本正勝
  • ひまわりに 元気もらって ウォーキング  宇陀市   松本光子
  • ひまわりは むかしかわいい いまおばば  天理市   やまさと
  • 陽に向かう 花のような 心でありたい   大和郡山市 米村寿一
  • 夏の花 ひまわりアサガオ どっちかな   奈良市   渡邉武雄
  • ひまわり油 世界一だよ ウクライナ      詠み人知らず
  • 大リーガー ひまわりの種 美味しいの?    詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第158回 / 2022年7月16日(土)
お題
 『おもいで』  メモリアルウオーク(原点回帰)
作品
  • 一周忌 語る話に 涙して         奈良市   梅田ひろ子
  • 想い出が 走馬灯の様 盆近し       斑鳩町   奥森節子
  • 故郷に 思いをはせる 鳥の声       生駒市   勝っちゃん
  • 尾瀬歩く 写真の中の 親若し       三郷町   木村泰子
  • 偲ぶ会 ここが出番と あのマスク     橿原市   清末 貴
  • おもいでと 楽しく生きる 我が人生    奈良市   桒原眞理子
  • 初デート 思い出の店 今は無く      大和郡山市 杉本奈央
  • 十年の 想い出たどり また歩く      名張市   高尾順子
  • 孫作る 料理に母の 味がして       大和郡山市 野村宣博
  • 想い出は 担がれません 多すぎて     堺市    福井幸一
  • 思い出は スマホの中で 積りゆく     宇陀市   松本光子
  • 帰省して ワンコ喜び 跳び跳ねる     奈良市   宮本 亨
  • 思い出の 写真見るたび これわたし?   天理市   やまさと
  • 海辺にて 夏の日の恋 シミになり     木津川市  山村晴美
  • 人生の 戻り旅なり 夢の中        大和郡山市 米村寿一
  • 友が逝き 思い出の道 歩くのみ        詠み人知らず
  • 写真集 思い出いっぱい 夢いっぱい      詠み人知らず
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  第157回 / 2022年7月6日(水)
お題
 『うた』  高取町が生んだ俳人 阿波野青畝 歌碑めぐり
作品
  • うたコンで 聴きたい歌手は 皆鬼籍    奈良市   大西 勝
  • 唱う歌 みんなナツメロ なつかしや    大和郡山市 岡野代里子
  • 鼻歌は いい事がある メッセージ     斑鳩町   奥森節子
  • 山道で 青畝しのんで 鳥歌う       宇陀市   かみたになおえ
  • 歌うより 画面の歌詞を 追っている    三郷町   木村泰子
  • マスクして 蛍の光 はや三年瀬      橿原市   清末 貴
  • ナツメロを 孫に教えて ご満悦      奈良市   坂本晴夫
  • 替え歌で 声かけ合えば ほほゆるむ    名張市   高尾順子
  • 歌番組 わからぬ歌に テレビ消す     橿原市   永村 晋
  • 歌碑めぐり 読めない文字に 知らんぷり  大和郡山市 野村宣博
  • 青畝まね 一句読んで バタンキュー    宇陀市   松本光子
  • 子守歌 添い寝の犬が いびきかき     奈良市   水谷 稔
  • 歌聞こえ 思わず耳を ふさいでる     天理市   やまさと
  • まごの守に 童謡次から次へと 口ずさみ  桜井市   山田まゆみ
  • 讃美歌に 誰が結婚? 孫が聞く      奈良市   やまちゃん
  • カ~ラ~ス 夕焼見ると 思い出す     生駒市   横田正典
  • 大和路に 詩忍ばるる 山河あり      大和郡山市 米村寿一
  • 新曲を 歌えば皆が 大喝采              匿名さん
  • 童謡を 知らない孫に ちょっと動揺          詠み人知らず
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  第156回 / 2022年6月19日(日)
お題
 『あめ』  唐古・鍵遺跡跡から万葉の花「あざさ」を見に
作品
  • 雨にぬれ 私のすがた きれいだわ     大和郡山市 岡野代里子
  • 雨模様 くせ毛の髪が 予告する      斑鳩町   奥森節子
  • 明日は雨か 蛙の雨乞い 聞き眠る     田原本町  片桐まゆみ
  • 雨あがり ウォーク楽しむ 皆笑顔     三郷町   木村泰子
  • 雨上がり 三宅ウォーク あざさ晴れ    田原本町  木矢保和
  • 梅雨明けも 待たぬ酷暑の 横暴さ     橿原市   清末 貴
  • 頂いて 歩きの友は ニッキあめ      河合町   塩谷和久
  • 傘かざし はしゃぐ孫追う ババつらし   名張市   高尾順子
  • 雨降りに 蛙や蝸牛 楽しそう       大和郡山市 谷 裕隆
  • あめとムチ 今でも使う 私です      斑鳩町   中谷計江
  • ワンコでも 散歩嫌がる 雨の音      大和郡山市 野村宣博
  • 子どもより おばちゃんが好む どんぐり飴 宇陀市   松本光子
  • 雨風に てるてる坊主 おお忙し      奈良市   村井 繫
  • 雨ポツリ ゴールに向かって 一直線    天理市   やまさと
  • どしゃ降りも 雨に唄えば パーカッション 木津川市  山村晴美
  • 雨降って 地かたまれよ ウクライナ    五條市   山森利広
  • 雨がいい これより脱げぬ この暑さ    生駒市   横田正典
  • ゲロゲロと かえる鳴く声 雨を呼ぶ    大和郡山市 米村寿一
  • 父の日に 酒やめてねと アメくれる    田原本町  Y・K
  • 右肩を 濡らす相合 傘もよう          詠み人知らず
  • ウオークに タバコダメだよ アメは良し     匿名さん
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  第155回 / 6月8日(水)
お題
 『タクシー』  三の矢塚跡をめぐる
作品
  • 「ヘイ」タクシー オレの顔見て なぜ逃げる 奈良市   井上昌満
  • 空車でも マスクの有無で 素通りも     大阪市   漆畑昌己
  • タクシーを 止めずに歩き 皮算用      大和郡山市 大崎正夫
  • タクシーの 死語とならぬか 乗車拒否    奈良市   大西 勝
  • テクテクと あるくのはいやよ タクシー来て 大和郡山市 岡野代里子
  • バブル期の 主人の帰り 「ヘイ」タクシー  斑鳩町   奥森節子
  • 地ごくからタクシー 救われる極楽の 余り風 田原本町  片桐まゆみ
  • おーいタク どこどこ行って 有難い     奈良市   桒原眞理子
  • タクシーは 思いつかんは 残念だ      斑鳩町   中谷計江
  • お出掛けは 昔タクシー 今テクシー     大和郡山市 野村宣博
  • ウオークで 鍛えた足で タクいらず     堺市    福井幸一
  • 徒歩➉分 タクシー利用も 考える年なり   宇陀市   松本光子
  • 通勤に タクシー使って 遅刻とは      奈良市   三田彰良
  • タクシーも 使わず今は 元気なり      橿原市   村上義輝
  • メーターが おちるたんびに どっきりと   天理市   やまさと
  • 免許を返納 空飛ぶタクシー 乗れるかな   桜井市   山田まゆみ
  • 外国で 乗ってみたいが チャンスなし    生駒市   横田正典
  • タクシーにて 錦を飾る 我身かな      大和郡山市 米村寿一
  • タクシーに 乗ってみたいな 何処までも         詠み人知らず
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  第154回 / 2022年5月26日(水)
お題
 『競馬』  なら鉢伏街道 天理を下り、櫟本地区に至る
作品
  • 駅改札 自動で入れず それ『UMACA』   大阪市   漆畑昌己
  • 暇つぶし テレビで見ている 競馬かな     大和郡山市 大崎正夫
  • 暑いなつ 元気でいてね 競馬の馬たち     京田辺市  太田勝淳
  • 馬の背に 乗って見たいな 一度でも      斑鳩町   奥森節子
  • 豊さん いつまで乗るの 好きだから?     奈良市   加東正清
  • 夢かけて 走る白馬に 熱くなる        三郷町   木村泰子
  • 走り去る 馬に希望に 賭け金も        橿原市   清末 貴
  • 行け~走れ~ 競馬参戦 我が足も       奈良市   桒原眞理子
  • 男盛り 競馬競輪 今は夢           河合町   塩谷和久
  • そら走れ 負けるなよ~は 古いです      斑鳩町   中谷計江
  • ウマ娘 夢中になってる マゴ娘        大和郡山市 野村宣博
  • また馬券 ビキナーズラック 忘られず     堺市    福井幸一
  • 美しい 競馬のお馬 美男美女         宇陀市   松本光子
  • 万馬券 またまた取った 夢の中        大和郡山市 南 信也
  • ダービー馬 その運分けてよ 少しでも     橿原市   森 一夫
  • 場外へ 通った昔 若かった          奈良市   山内 宏
  • 馬の目で いやされうれし 馬小屋で      天理市   やまさと
  • お父さん 一度でも競馬の賞金 当たったの   桜井市   山田まゆみ
  • 知床で 沈んだ命 ダービーに示す       五條市   山森利広
  • 馬知らず 買った馬券が 大当り        奈良市   湯川正光
  • 騎手の名で 買う馬券での 面白さ       奈良市   よっちゃん
  • 馬二着 連にからんだ 夢の中         大和郡山市 米村寿一
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  第153回 / 5月18日(水)
お題
 『バナナ』  満開のツツジを求め葛城山へ
作品
  • 朝バナナ いつのまにやら やみつきに   奈良市   浅野一郎
  • バナナ皮 私と同じ すべったり      大和郡山市 岡野代里子
  • ゆで玉子 ミルクキャラメル バナナです  斑鳩町   奥森節子
  • 叩き売りよ 元気だったね 寅さんも    三郷町   木村泰子
  • このお題 スベらす意図が 垣間見え    橿原市   清末 貴
  • 朝食の バナナの香り 夢運ぶ       奈良市   桒原眞理子
  • 孫に会い 東京バナナ 持ち帰る      河合町   塩谷和久
  • レンチンで パワーアップだ 朝バナナ   名張市   高尾順子
  • バナナ皮 下手なギャグほど よく滑る   大和郡山市 谷 裕隆
  • レコード屋 バナナボートに 聴きほれた  斑鳩町   中谷計江
  • バナナマン ギャグは知らぬが 人気者   大和郡山市 野村宣博
  • その昔 病気になれば 食うバナナ     堺市    福井幸一
  • 温暖化 今に日本も バナナ王国      宇陀市   松本光子
  • バナナとは ウオーキンの お友だち    天理市   みっちゃん
  • 今思う 昔のバナナ 美味かった?     橿原市   村上義輝
  • 朝バナナ 知らず知らずに 量が増え    奈良市   山本 武
  • 老いてなお 日焼けし我は バナナかな   大和郡山市 米村寿一
  • プレバトの バナナアートに チャレンジし       詠み人知らず
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  第152回 / 2022年5月7日(土)
お題
 『パン』  新緑の大和三山巡り
作品
  • 夜食もパン 朝食もパン 昼は素うどん トホホの生活 京田辺市  太田勝淳
  • 店の前 パン焼く匂い 深呼吸            斑鳩町   奥森節子
  • 昭和から 変わらぬアンパン そばにあり       三郷町   木村泰子
  • プーチンが 青と黄色の パンを焼き         橿原市   清末 貴
  • まんじゅうケーキ 何でも作る 山崎パン       河合町   塩谷和久
  • 揚げパンを フライパンと 言う子供         奈良市   杉名 仁
  • 酵母菌 孫のおなかで 大あばれ           名張市   高尾順子
  • ジーパンも パンのお題で 良いのかな        大和郡山市 谷 裕隆
  • 孫や友 笑顔もとめて パンこねる          斑鳩町   中谷計江
  • 高級パン いつのまにやら 影薄く          大和郡山市 野村宣博
  • 食パンが 元気の源 毎朝の             堺市    福井幸一
  • 運動会 パン食い競争 お手の物           奈良市   堀江宏一
  • コロナ禍の パンの値上がり 超困る         宇陀市   松本光子
  • 朝食も いつのまにやら パン食に          奈良市   森田健二
  • ぱんださん 人気ふっとう すごいねえ        天理市   やまさと
  • あんパンマーン ウクライナの空へ いざ出動     桜井市   山田まゆみ
  • パン好きが お腹パンパン 食べ過ぎて        生駒市   横田正典
  • パン思う 忘れし物は おにぎりか          大和郡山市 米村寿一
  • パン祭り どこのお店も 変わらんな               匿名さん
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  第151回 / 4月23日(土)
お題
 『じゃんけん』  初瀬街道を行く
作品
  • 最初はグ― あいこが続けば 波立たず    大阪市   漆畑昌己
  • ジャンケンポン 次第次第に 熱くなり    大和郡山市 大崎正夫
  • じゃんけんで 我を忘れて 剥きになる    斑鳩町   奥森節子
  • じゃんけんで 一喜一憂 楽しむ日      三郷町   木村泰子
  • グ―隠し 口だけ参加 バイデン氏      橿原市   清末 貴
  • 最初ぐう 次の決めては 自然イチ      奈良市   桒原眞理子
  • 幼き日 なんでもジャンケン 五人兄弟    河合町   塩谷和久
  • 日本では コイントスより ジャンケンポン  天理市   センちゃん
  • いつも負け 空くじなしで みな笑顔     名張市   高尾順子
  • 最初はグ― 誰がきめたの ドリフかな    大和郡山市 谷 裕隆
  • じゃんけんの チーが出来たと 孫はしゃぐ  奈良市   津田 博
  • いつの日も 勝ってみたいと いどむ子ら   斑鳩町   中谷計江
  • じゃんけんに 興味深々 うちのネコ     大和郡山市 野村宣博
  • じゃんけんと 会長の声に 皆夢中      奈良市   原 辰造
  • じゃんけんの 声につられて 来るワンコ   大和郡山市 藤井 保
  • じゃんけんで かったまけたの くやしがり  桜井市   山田まゆみ
  • ウクライナ じゃんけん勝って ロシア負け  五條市   山森利広
  • ジャンケンに 負けるが勝ちは ないのかな  生駒市   横田正典
  • じゃんけんで 勝っも負けるも 時の運    大和郡山市 米村寿一
  •  

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  第150回 / 2022年4月9日(土)
お題
 『マンガ』  <四季めぐり・春>馬見丘陵公園:チューリップ
作品
  • ポパイから 日曜の夜は マンガタイム    大阪市   上田 満
  • マンガなら 俺でも読める 歴史本      大和郡山市 大崎正夫
  • 友達と 回し読みした まんが本       斑鳩町   奥森節子
  • 歴史上 偉大な人も マンガ本        三郷町   木村泰子
  • 4コマで 描く作者の 世相観        橿原市   清末 貴
  • マンガねた 自で行く人生 おもろすぎ    名張市   高尾順子
  • マンガより ゲームが好きな 孫一同     大和郡山市 谷 裕隆
  • 朝早く マンガ買いにく 過保護ママ     斑鳩町   中谷計江
  • 大丈夫? ののちゃんちは ノーマスク    奈良市   仲村 信
  • オバQ亡き ハットリくんも 逝っちゃった  大和郡山市 野村宣博
  • ウォーキングと 学習マンガで 活性化    宇陀市   松本光子
  • 永遠のスター 鉄腕アトムリボンの騎士 みんなのあこがれ
                          桜井市   山田まゆみ
  • 見えてきた 未来はアトムと 二人でお茶を  木津川市  山村晴美
  • プーチンよ お前の頭 まんがだよ      五條市   山森利広
  • 創刊の “伊賀の影丸” 読み深し       大和郡山市 米村寿一
  • 四コマの ほっこり窓に サザエさん     詠み人知らず
  • 幼きに がまん教わる マンガ本       詠み人知らず
  • ゴルゴさん お願いやってよ あの人を    匿名さん
  •  

回/掲載日
  第149回 / 2月19日(土)
お題
 『こたつ』  五條市の大師伝説
作品
  • 足触れて ときめいた頃 あったんだ    堺市    福井幸一
  • 誘われる 頭寒足熱 ゆる睡魔             山口勝司
  • 大根は こたつの中より 鍋がいい     大阪市   漆畑昌己
  • 三世代 足をつっこむ こたつ中      斑鳩町   奥森節子
  • コロナ禍で こたつ、湯タンポ お友達   三郷町   木村泰子
  • こたつ越し 夫婦吐息と よっこいしょ   橿原市   清末 貴
  • こたつ中 出しつ入れつの バトル戦    名張市   高尾順子
  • 寒い夜 こたつで晩酌 日本好き      天理市   津田信人
  • ほりごたつ 入って動かず 腰痛め     大和郡山市 谷 裕隆
  • ほりごたつ 家族のあゆみ 見ちょってね  斑鳩町   中谷計江
  • こたつより ストーブ離れぬ ワンニャンコ 大和郡山市 野村宣博
  • こたつ中 久し振りの 熱っあつ      奈良市   広瀬明弘
  • こたつ好き 昭和生まれの 私たち     宇陀市   松本光子
  • こたつ出て 我町歩るき 春さがす     五條市   山森利広
  • こたつから ネコが飛び出し びっくりこ  大和郡山市 米村寿一
  • こたつより 外だ元気だ ウオーキング   奈良市   渡辺 綱
  • ひとり寝に あんか増やして 雪の夜          詠み人知らず
  • こたつ中 足の臭いに 犬くしゃみ           詠み人知らず
  •  

回/掲載日
  第148回 / 2022年1月19日(水)
お題
 『トラ』  十三街道/在原業平の道
作品
  • 良い気持ち 酔った勢い けつまづき     橿原市   諌原良子
  • 名句でき 種を明かせば トラのまき     大阪市   漆畑昌己
  • まかせるぞ コロナたいじは トラどもに   大和郡山市 岡野代里子
  • 虎の子を 貯めては孫に 奉仕する      斑鳩町   奥森節子
  • ペンダント 猫よりかわいい トラがあり   大和郡山市 かよちゃん
  • 信貴山へ 初ウオーク 足軽く        三郷町   木村泰子
  • 薄情な コロナ憎しと 伊達直人       橿原市   清末 貴
  • トラにらみ 四方八方 厄おとし       名張市   高尾順子
  • トラ退治 五球団無理 清正公        大和郡山市 野村宣博
  • 虎刈りの 頭懐かし 古写真         奈良市   はるちゃん
  • 虎よ勝て 今夜のおかずが 一つ増え     堺市    福井幸一
  • 寅年の 強い心で ウオーキング       宇陀市   松本光子
  • 起きないで 南海トラフの ナマズ殿           山口勝司
  • トラどしに 何でもトライ がんばるぞ    天理市   やまさと
  • 「おい!さくら」主なき声の つらさかな   木津川市  山村晴美
  • 太子が感得 毘沙門天のトラ         大和郡山市 米村寿一
  • 信貴山も トラのおかげで おおにぎわい         田舎の住人
  •  

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  第147回 / 2022年1月8日(土)
お題
 『七福神』  <特別大会>新春初詣ウオーク “春日大社・若宮15社めぐり”
作品
  • 受験生 満願成就 布袋尊         橿原市   諌原良子
  • 新時代 お神にLINEで 願い事     大阪市   漆畑昌己
  • 七福神 誰でも良いから 早く来て!    大和郡山市 大崎正夫
  • えべっさん 聞こえてますか? 願い事   斑鳩町   奥森節子
  • 祈るのみ ありふれた日々 もどるまで   三郷町   木村泰子
  • 宝船 マスクが隠す 神の笑み       橿原市   清末 貴
  • コックリと 七福神も 屠蘇気分      河合町   塩谷和久
  • コロナ菌 七福神よ ガードして!     名張市   高尾順子
  • 乗りたいなぁ 七福神の 宝船       大和郡山市 野村宣博
  • 七福神 一人でいいから 家に来て!!   堺市    福井幸一
  • 弁天さま セクハラされぬ 注意して    大和郡山市 フクちゃん
  • 初春の 七福神と ウォーキング      宇陀市   松本光子
  • 大黒さま 今年もサンタに 間違われ    奈良市   まりちゃん
  • 七福神 みんな廻って 神だのみ      香芝市   丸山順介
  • 福徳の 神に出会いし 三箇日       大阪市   山口勝司
  • 七福神 今年はコロナ たいさんを     天理市   やまさと
  • 福は内 願って忘れる えびす顔      木津川市  山村晴美
  • この世にて 七福神に 何頼む       大和郡山市 米村寿一
  • 布袋さん そんなお腹じゃ メタボだよ         匿名さん
  • えべっさん 鯛の次は 何釣るの            詠み人知らず
  •  

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  第146回 / 2021年12月18日(土)
お題
 『焼いも』  奈良のむかしばなしNo.11 土蜘蛛塚(一言主神社)
         葛城・秋津の郷めぐり
作品
  • 三世代 焼芋たべる 交流会         橿原市   諌原良子
  • 焼き芋の 旨さ知らずに 歳を食い      大和郡山市 大崎正夫
  • 焼いも屋 今がチャンス 「いしやきいも!」 斑鳩町   奥森節子
  • 格上げね たき火もなくて スイーツに    三郷町   木村泰子
  • 減量も あの焼き芋で 倍がえし       橿原市   清末 貴
  • 野良仕事 焼イモ作る お八つ時       河合町   塩谷和久
  • 焼き芋は 我ら女と お友達         奈良市   杉本尚子
  • 餅米の かまどの下で 焼き芋を‼      名張市   高尾順子
  • 焼きぐあい どんなもんかと わくわくす   斑鳩町   中谷計江
  • 焼きイモ~ 声とにおいに 惑わされ     大和郡山市 野村宣博
  • 焼芋の 汽笛懐かし 寒い夜         堺市    福井幸一
  • 美容食 焼いも食べて ウォーキング     宇陀市   松本光子
  • 落葉焚き 焼き芋作る 煙恋し        奈良市   三浦 忠
  • やきいもに おち葉集めず ホイルまく    京都市   矢野和子
  • 壺に石 焼き引き継がれ 今レンジ      大阪市   山口勝司
  • ほくほくと いいにおいさせ ひきつける   天理市   やまさと
  • 香ばしき 負けるな焼きもち お正月     木津川市  山村晴美
  • 焼きいもの おいしさ香る 冬の朝      大和郡山市 米村寿一
  • 焼き芋を 懐に入れ 火傷する              匿名さん
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  第145回 / 2021年12月8日(水)
お題
 『里山』  斑鳩北部のいいとこ取り
作品
  • 大和川 保全清掃 汗ながし        橿原市   諌原良子
  • 舗装増え 時代で変わる 田舎道      大阪市   漆畑昌己
  • 里山は 昔遊び場 今荒地         大和郡山市 大崎正夫
  • さとやまに 住むふるさと 今いずこ    大和郡山市 岡野代里子
  • 里山に 取る人なしの 柿熟す       斑鳩町   奥森節子
  • 里山に 賑わいもたらす 案山子さん    三郷町   木村泰子
  • 人が去り 荒れた小川の 鹿威し      橿原市   清末 貴
  • 里山も 猪熊狐で 賑わいけり       河合町   塩谷和久
  • 里山の 人は減っても 情厚し       名張市   高尾順子
  • 里山は 鳥けもの達の 憩いの場      大和郡山市 谷 裕隆
  • 里山に 柿が鈴鳴り 法隆寺        宇陀市   なおちゃん
  • 大好きな 里山歩き 続けよう       斑鳩町   中谷計江
  • 里山の 風情を汚す 新建築        大和郡山市 野村宣博
  • 坂なけりゃ もっと好きだよ 里山は    堺市    福井幸一
  • 里山に 冬のおとずれ ウォーキング    宇陀市   松本光子
  • 里山は 育ての揺りかご 友思う      大阪市   山口勝司
  • 冬枯れの いかるがの里 名残りのコスモス 桜井市   山田まゆみ
  • 里山が 心満たす 奈良に来て       天理市   やまさと
  • 懐かしき 野焼きの煙が 目にしみる    木津川市  山村晴美
  • 里山を 歩けど会えず オミクロン     五條市   山森利広
  • 年老いて 思い出深し 里の山       大和郡山市 米村寿一
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  第144回 / 2021年12月1日(水)
お題
 『石仏』  当尾の里”石仏めぐり”から大仏鉄道遺構へ
作品
  • 石仏に 元気な姿 祈るなり        橿原市   諌原良子
  • 皆が見る 我が姿なり 石仏ぞ       大和郡山市 岡野代里子
  • 石仏に ふと振り返り 手を合わす     斑鳩町   奥森節子
  • 石仏も 帽子をかぶり 冬じたく      三郷町   木村泰子
  • かしわ手を 打たれ戸惑う 地蔵さま    橿原市   清末 貴
  • 苔むして お顔見せて 石仏さん      河合町   塩谷和久
  • 北風を 笑い仏と 吹っとばそう      名張市   高尾順子
  • 石仏も 歩いてみたい 世の中を      大和郡山市 谷 裕隆
  • 石仏に いやされたのは 私だけ?     斑鳩町   中谷計江
  • 何百年 動けず疲れた 石仏たち      大和郡山市 野村宣博
  • 顔見れば 拝みたくなる 石仏       堺市    福井幸一
  • 石仏に 願いを込めて ウオーキング    宇陀市   松本光子
  • 寒空に 耐えてガマンと いしぼとけ    大阪市   山口勝司
  • 歩きつかれ ふと見ると 石仏が語りかけ  桜井市   山田まゆみ
  • 石仏に 平和日本の 手を合わせ      大和郡山市 米村寿一
  • 石仏に 道を尋ねる 迷い犬        奈良市   ワンちゃん
  • 石仏も 女性に見られ 恥ずかしい           匿名さん
  •  

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  第143回 / 2021年11月27日(土)
お題
 『みかん』  奈良のむかしばなしNo.35 金剛寺の投げ地蔵
          新緑の”おおたき龍神湖畔をめぐる”
作品
  • 食べすぎて 手のひら黄色 万能薬?     橿原市   諌原良子
  • みかん狩り 思う程には 食べられず     大和郡山市 大崎正夫
  • お正月 みかん箱買い 今は無理       斑鳩町   奥森節子
  • 急斜面 足腰きたえ みかん狩り       三郷町   木村泰子
  • ガイド聞く 古墳の上では みかん狩り    橿原市   清末 貴
  • キュウリ オレンジ・トマトは 信号機    河合町   塩谷和久
  • とまらない 皮むきする手が みかん色    名張市   高尾順子
  • 団らんに みかんかこんで 幸せを      生駒市   中井文彦
  • こたつにて みかん食べたし 今年こそ    斑鳩町   中谷計江
  • みかん食べ 火鉢にあたる 昭和だなあ    大和郡山市 野村宣博
  • 嬉れ恋し 寒さと蜜柑が やってくる     堺市    福井幸一
  • みかん食べ 今日も生き生き ウオーキング  宇陀市   松本光子
  • 皮むけば スジワタ気にする 手先かな    大阪市   山口勝司
  • カーブミラー 写る車に 驚かされ      桜井市   山田まゆみ
  • みかん食べ 日本シリーズ 熱(中)ジュース 五條市   山森利広
  • おいしいな 何処の産まれだ このみかん   大和郡山市 米村寿一
  • 今日の句は 考えすぎて みかんせい     匿名さん
  •  

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  第142回 / 2021年11月17日(水)
お題
 『しか』  <四季めぐり・秋>秋の若草山に登る
作品
  • たわむれる 鹿の親子が ほほえまし     橿原市   諌原良子
  • 鹿・モミジ シャッターチャンス 今シカない 大阪市   漆畑昌己
  • 野生鹿 ウロウロする街 奈良シカない    大和郡山市 大崎正夫
  • コロナ去り しかさん元気 奈良公園     京田辺市  太田勝淳
  • コロナとは 無縁の鹿に 最敬礼       奈良市   大西 勝
  • あなたの ことばしかと もらいました    大和郡山市 岡野代里子
  • コロナ禍で 鹿もせんべい あたらない    斑鳩町   奥森節子
  • 鹿のむれ 食事中には にらめっこ      三郷町   木村泰子
  • 飛火野に 鹿呼ぶホルン 古都の朝      橿原市   清末 貴
  • コロナ禍の 鹿にもあげたい 給付金     河合町   塩谷和久
  • 絶景を 鹿としっかり 目に収め       京都市   島 正人
  • 奈良の鹿 頭下げ下げ 礼尽くす       名張市   高尾順子
  • かわいいな せんとくんより シカマロ君   大和郡山市 谷 裕隆
  • ならでは神 宇陀では害獣 同じ鹿      宇陀市   なおちゃん
  • 鹿よけで どんどん前へ 孫娘        斑鳩町   中谷計江
  • ごはんだよ~ ホルン一声 鹿の群れ     大和郡山市 野村宣博
  • 鹿いっぱい 奈良公園 鹿幸せ        宇陀市   松本光子
  • もしかして 鹿の落ち角 見つかるか     香芝市   丸山順介
  • 角切りは やっぱり怖い 人と鹿       橿原市   森本 栄
  • しかるより ほめて育てる 親ごころ     大阪市   山口勝司
  • 鹿の目の けがれのなさに 𠮟られて     木津川市  山村晴美
  • MVP 大谷以外 鹿くなし         五條市   山森利広
  • 奈良公園 腰をおろせば フンの上      生駒市   横田正典
  • どんぐりを 鹿の親子で 取りあいし     大和郡山市 米村寿一
  • 浮かばない これシカ出ない 今日の句は         匿名さん
  •  

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  第141回 / 2021年11月10日(水)
お題
 『かがみ』  下市町を訪れ ”歴史と自然が息づく安らぎの町”を巡る
作品
  • ベロ体操 はげむ私は 老いの顔       橿原市   諌原良子
  • 磨いても 鏡に写る 深い皺         斑鳩町   奥森節子
  • 飯豊の スッピン知るや 鏡池        橿原市   清末 貴
  • 歳とると 顔をかくして 鏡見る       奈良市   桒原眞理子
  • ナルシスト 何度も写す 鏡の顔       河合町   塩谷和久
  • 鏡見て まだまだ元気 がんばるぞ      生駒市   中井文彦
  • カガミ見て 遠い昔を 思うなり       斑鳩町   中谷計江
  • 鏡見る 孫のしぐさも 大人びて       大和郡山市 野村宣博
  • 悪口を 言えば鏡に 我がの顔        堺市    福井幸一
  • 鏡湖に うつる姿や 龍王ヶ淵        宇陀市   松本光子
  • 三面鏡 今じゃ一つで 用が足り       奈良市   みっちゃん
  • 時として かがみの奥に 明日を見る     大阪市   山口勝司
  • カーブミラー 写る車に 驚かされ      桜井市   山田まゆみ
  • 写せるか 未来の地球 ⅭOP26      五條市   山森利広
  • 鏡から 見える自分の 顔の良さ       大和郡山市 米村寿一
  • ネット君 鏡と鑑の 違いとは        詠み人知らず
  • 鏡張り 今の政治に 欲しいもの       匿名さん
  •  

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  第140回 / 2021年10月27日(水)
お題
 『ススキ』  奈良のむかしばなしNo.4 お亀が池の大蛇  「屏風岩と曽爾高原のススキをめぐる」
作品
  • 月見会 すすきだんごで 親睦会      橿原市   諌原良子
  • すすきはね わたしのこころと 同じだよ  大和郡山市 岡野代里子
  • ススキ原 羊の群れが 動く様       斑鳩町   奥森節子
  • 定年で 中洲すすきの 縁も切れ      橿原市   清末 貴
  • 枯れすすき 腰も曲がらず まだ若い    河合町   塩谷和久
  • 曾爾高原 ススキがなけりゃ ただの山   大和郡山市 谷 裕隆
  • 曾爾村 コロナ吹っ飛ぶ ススキかな    生駒市   中井文彦
  • かくれんぼ ススキの中を ひた走り    斑鳩町   中谷計江
  • 何幽霊 もっと素敵だ 枯れ尾花      大和郡山市 野村宣博
  • 八十才 まだまだ若い 枯れ尾花      堺市    福井幸一
  • ススキが原 枯れても人に 感動与う    宇陀市   松本光子
  • 枯れてなお 華と耀き ススキ揺れ     大阪市   山口勝司
  • 惜秋や 夕日になびく 銀ススキ      桜井市   山田まゆみ
  • ススキごし 見える青空 真子さんだ    五條市   山森利広
  • 艶ちがい ススキもどきと 言われても   大和郡山市 米村寿一
  • 尾花さん いつも解説 ありがとう           匿名さん
  •  

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  第139回 / 2021年10月23日(土)
お題
 『あき』  (祝) 日本遺産認定 聖徳太子が歩いた“龍田古道・亀の瀬”を訪ねる
作品
  • 秋深し くいいじはって りんご腹     橿原市   諌原良子
  • 冬近し マスク美人も アキて来た     大阪市   漆畑昌己
  • 秋浅き つかれは深き 龍田古道      京田辺市  太田勝淳
  • 秋、さんま 初物食べて 寿命伸び     斑鳩町   奥森節子
  • 山の辺の 秋のウオーク 柿・みかん    三郷町   木村泰子
  • 黄金の穂 揺れる棚田に 風光る      橿原市   清末 貴
  • 明らかに 秋は来たれど 飽きもせず    河合町   塩谷和久
  • アキアカネ 少なくなった アキません   大和郡山市 谷 裕隆
  • 秋くれど コロナ退散 むづかしい     生駒市   中井文彦
  • 今年こそ 食欲の秋 参加せず       斑鳩町   中谷計江
  • 飽きないの 今日もウオーク また行くの  大和郡山市 野村宣博
  • あきがきた それでも大事な おれの妻   堺市    福井幸一
  • 空き瓶に 貯めた硬貨の 一万円      奈良市   安田 豊
  • たそがれて 何故かしみじみ あき演歌   大阪市   山口勝司
  • 秋風に そよぐススキの ここち良さ    大和郡山市 米村寿一
  • シバよりも 貫禄充分 秋田犬       奈良市   和田 健
  • あきません パチンコ競輪 馬ボート        ギャンブル狂
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  第138回 / 2021年10月20日(水)
お題
 『きく』  東海自然歩道を経て“室生寺から弘法大師の道”を行く
作品
  • 土作り 手間ひまかけた 菊花展      橿原市   諌原良子
  • 花知らず これは菊かと 聞くダリア    大和郡山市 大崎正夫
  • あの女の 今を知りたや 菊日和      奈良市   大西 勝
  • あなた言う 聞くちからあり いい話    大和郡山市 岡野代里子
  • 廃屋朽ち 回り一面 小菊咲く       斑鳩町   奥森節子
  • いつ直る 聞く耳もたず 父息子      三郷町   木村泰子
  • 置き薬 何に効くのか 医者に聞く     奈良市   黒木一郎
  • 降嫁とは 父娘のエゴかと 子に聞かれ   橿原市   清末 貴
  • 足軽く キックキックで 山歩き      京都市   島 正人
  • 菊人形 今じゃ見られぬ 菖蒲池      大和郡山市 谷 裕隆
  • 菊ごねし 愛情入りの パンできた     斑鳩町   中谷計江
  • 聞く人も 居ない田舎の 選挙カー     大和郡山市 野村宣博
  • 聞く耳を 持って欲しいな 選挙後も    堺市    福井幸一
  • 小菊咲く 平群の里を 歩く日々      平群町   柳田正雄 
  • かきく〇こ 何がきくのか ネットにきく  大阪市   山口勝司
  • 秋日和 目より先に 鼻が利き       木津川市  山村晴美
  • キクとカキ 秋の一番 どちらかな     生駒市   横田正典
  • 真子さまの 未来を思う 菊の花      大和郡山市 米村寿一
  • 菊酒や 不老長寿に 効くと聞く      木津川市  詠み人知らず
  • コロナにも 効くものさがす 常備薬    木津川市  詠み人知らず
  •  

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  第137回 / 2021年10月14日(木)
お題
 『夕日』  山背古道を行く
作品
  • 遠き日々 昭和の時代 あかね雲          橿原市   諌原良子
  • 夕日みて その日の反省 すがすがしい       京田辺市  太田勝淳
  • 夕日泣く わたしの心 みてくれて         大和郡山市 岡野代里子
  • 山肌に 夕日が沈む 夕暮れ時           斑鳩町   奥森節子
  • 皇子偲び 眺む二上背 血の夕日          橿原市   清末 貴
  • 夕日見て 飲まずに帰ろ コロナ禍は        河合町   塩谷和久
  • 夕日背に ねぐらへ急ぐ 鳥が二羽         奈良市   杉本光男
  • 孫曰く 大きな夕日 爆発だ            奈良市   只野権兵衛
  • 夕焼けを 返り見る顔 インスタ映え?       名張市   高尾順子
  • 田刈り終え 帰る農夫に 夕日映え         大和郡山市 谷 裕隆
  • ふるさとで 夕日をながめ 涙する         斑鳩町   中谷計江
  • 夕日見て 今夜のおかず 目玉焼き         大和郡山市 野村宣博
  • 夕日見て センチメンタル その昔         堺市    福井幸一
  • 今日はお疲れ 明日もがんばるぞ 夕日が背中を押す 宇陀市   松本光子
  • 時過ぎる 心を映して 夕日見る          大阪市   山口勝司
  • 沈む夕日に 向かって帰った なつかしき幼日    桜井市   山田まゆみ
  • 石けりで 遊んだ後の ほてる空          木津川市  山村晴美
  • 夕日見て 今日も楽しや ありがとう        五條市   山森利広
  • さみしくて 夕日に祈る 女ひとり         大和郡山市 米村寿一
  • 夕やけに やけ酒飲んで むねやけだ        詠み人知らず
  •  

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  第136回 / 2021年9月15日(水)
お題
 『選挙』  耳成山から”万葉歌碑を訪ね”万葉ウオーク
作品
  • 街頭も 気にもせずに 通りすぎ     橿原市   諌原良子
  • ひょつとして 奈良から女帝 誕生か   大阪市   漆畑昌己
  • かわるかな 総裁選挙 だれがなる    大和郡山市 岡野代里子
  • 孫十八才 初投票が 初々しい      斑鳩町   奥森節子
  • うぐいす嬢 初体験も なつかしい    三郷町   木村泰子
  • 当落が 親戚数で 決まる過疎      橿原市   清末 貴
  • ご無沙汰も 選挙になると 連絡が    奈良市   桒原眞理子
  • 知らぬ人 選挙めあての にわか笑み   河合町   塩谷和久
  • いい娘だな 一緒に乗りたい 選挙カー  大和郡山市 谷 裕隆
  • 選ぼうぜ 芯のある人 粋な人      斑鳩町   中谷計江
  • 選挙権 使わぬアホが 多すぎる     大和郡山市 野村宣博
  • ペコペコも 選挙終われば 反り返り   堺市    福井幸一
  • デジタル庁 選挙のし方 変えるかな   宇陀市   松本光子
  • まつりごと 語れば寒し 秋の風     木津川市  山村晴美
  • 未来を 選ばれし人に 託す我      大和郡山市 米村寿一
  • 万民の 役にたつひと 出ないかな          居留門可
  • 立つ人の 仮面見定め 入れる人           匿名さん

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  第135回 / 2021年9月8日(水)
お題
 『残暑』  平群の里と歴史探訪の道
作品
  • 例会の 残暑のあつさ 厳しすぎ        橿原市   諌原良子
  • 秋の風 残暑おみまい 受付け中        大和郡山市 岡野代里子
  • 筆不精 残暑見舞いも ご無沙汰で       斑鳩町   奥森節子
  • マスク下を 耐えて立秋 増す辛さ       橿原市   清末 貴
  • 残暑でも 散歩忘れぬ うちのポチ       奈良市   クミちゃん
  • 残暑日に 生きたここちの 秋風が       奈良市   桒原眞理子
  • 野の小菊 コロナ騒ぎで 四季忘れ       河合町   塩谷和久
  • プロ野球 残暑どころか これからや      生駒市   中井文彦
  • サルスベリ 今年の夏を ものがたる      斑鳩町   中谷計江
  • 汗まみれ 歩く途中の 風の良さ        大和郡山市 野村宣博
  • 人生も 残暑の齢と なりました        堺市    福井幸一
  • 猛暑から 残暑へのバトン 落としてね     宇陀市   松本光子
  • 乗り越えて 朝の冷気の ホットコーヒー    木津川市  山村晴美
  • 秋早し 残暑の居場所 うばいけり       五條市   山森利広
  • 残暑でも 巣ごもり中の 友クーラー      奈良市   吉村 進
  • 暑き日の 残り香追いし 蝉しぐれ       大和郡山市 米村寿一
  • パラリンの ネットウ・かんどう 残暑フッ飛ぶ 匿名さん

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  第134回 / 2021年8月21日(土)
お題
 『かめ』  大渕池公園から矢田丘陵
作品
  • 亀仙人 よくたべあそび よく学ぶ      橿原市   諌原良子
  • かめの中 ぬか床作り なすきゅうり     斑鳩町   奥森節子
  • 誤嚥イヤ かめどもかめども 吞み込めず   大和郡山市 谷 裕隆
  • 亀さんも スケート乗って 金メダル     生駒市   中井文彦
  • カメさんよ うらやましいな その歩み    斑鳩町   中谷計江
  • 老犬の 散歩は亀に 勝てるかな       大和郡山市 野村宣博
  • 泥亀も 今じゃ貴重な 在来種        堺市    福井幸一
  • 昔うさぎ 今はかめで はい回り       宇陀市   松本光子
  • 池や川 亀の世界じゃ 外国だ        奈良市   森山直子
  • 重すぎる 甲羅脱いでる 夢の中       木津川市  山村晴美
  • すれちがう 亀の笑顔に 安堵感       大和郡山市 米村寿一
  • よくかめば 心にしみる かくし味      匿名さん
  • 亀の歳 誰が数えた 一万年         詠み人しらず

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  第133回 / 2021年7月14日(水)
お題
 『乳(ミルク)』  奈良のむかしばなしNo.36 聖徳太子と達磨寺
              記紀・万葉のロマン満喫 聖徳太子ゆかりの王寺の里
作品
  • わが胸を 出すもはずかし 吾子はなく    橿原市   諌原良子
  • ミルクから 今じゃサプリに 薬漬け     大阪市   漆畑昌己
  • やがて盆 亡き母恋し チチ恋し       大和郡山市 大崎正夫
  • 今夏初ミルク ゴクゴク飲んで ああおいし! 京田辺市  太田勝淳
  • あわれ父 はやく亡くした 乳こいし     大和郡山市 岡野代里子
  • 乳飲み子 ただよう匂い ホッペから     斑鳩町   奥森節子
  • ミルク(牛乳)飲み 骨の管理に 日々はげむ 三郷町   木村泰子
  • 乳首喰む 吾子健やかにと 愛も込め     橿原市   清末 貴
  • 負けました わんぱく相撲の 横綱に     奈良市   沢田敏夫
  • 夜泣き児の ミルク作りは オレの役?    奈良市   谷田 進
  • 今晩も ミルキーウェイに 会えるかな    斑鳩町   中谷計江
  • 乳を飲む 孫よじいじも おこぼれを     大和郡山市 野村宣博
  • 小さくて ブラが廻って チチ帰る      堺市    福井幸一
  • ウォーキングして 牛乳飲んで 元気元気   宇陀市   松本光子
  • 垂乳根の 負うて負われた 母遥か      木津川市  山村晴美
  • 菅さんが 酒を売るなと 乳しぼり      五條市   山森利広
  • 子牛くん 早よチチ離れし 僕のため     生駒市   横田正典
  • 泣きし子の 顔の色より 親の愛       大和郡山市 米村寿一
  • 双パンダ 手助け気配り 乳クロス            匿名さん

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  第132回 / 2021年4月3日(土)
お題
 『一年生』  ”聖徳太子の道(筋違道)”を磯城の里から飛鳥へ
作品
  • ランドセル 背負う我が子に 夢託す     京都市   遠藤スエ子
  • ランドセル ウキウキ気分 初登校      京都市   遠藤正人
  • 一年生 何から何まで 初々しい       大和郡山市 大崎正夫
  • 飛鳥川 初めて歩いた 一年生        京田辺市  太田勝淳
  • わたしたち いちねんせいよ しんこんよ   大和郡山市 岡野代里子
  • 一年生 頬を赤めて おはようと       斑鳩町   奥森節子
  • スマホデビュー 悪戦苦闘 この年で     三郷町   木村泰子
  • 桜さく 一年生は 夢いっぱい        田原本町  木矢保和
  • 初組閣 舌禍にゴシップ 眠れぬ夜      橿原市   清末 貴
  • 定年後 家事見習の 一年生         奈良市   武田 真
  • ジジババの 心のかよう ランドセル     生駒市   中井文彦
  • スマホ買い 孫に教わる 一年生       大和郡山市 野村宣博
  • ベテランも 信号無視すりゃ 一年生     堺市    福井幸一
  • 古希がきて 初老一年生に 入ったかも    宇陀市   松本光子
  • 物識りの 一年生に 教えられ        香芝市   丸山順介
  • 光ってる 一年生の 世界観         橿原市   森本 栄
  • 友達は 百人できるか 1年生        横浜市   谷田部往
  • ぶかぶかの 服着て今日から 仲間入り    天理市   やまさと
  • コロナきて 一年たつも 先マスク      五條市   山森利広
  • 今に見よ 負けじ魂の 一年生        大和郡山市 米村寿一

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  第131回 / 2021年3月17日(水)
お題
 『ねこ』   幻の車坂古道を行く
作品
  • 猫パンチ 打たれてうれし まごの顔      橿原市   諌原良子
  • 猫の手も 借りて検温 手消毒         大阪市   漆畑昌己
  • 餌欲しさ 猫なで声で すがりつく       京都市   遠藤スエ子
  • 貴方に 猫なで声で 甘えたい         京都市   遠藤正人
  • 招き猫 飾っているが 効果無し        大和郡山市 大崎正夫
  • お屋敷の ネコがなけども 外へ聞こへず    京田辺市  太田勝淳
  • おへんじは ねこなでごえで こたえけり    大和郡山市 岡野代里子
  • 日だまりで じゃれあい遊ぶ 猫家族      斑鳩町   奥森節子
  • みあきない 天使の癒しか 神そのもののような 田原本町  片桐まゆみ
  • テニスにも 力をくれる ねこブーム      三郷町   木村泰子
  • 飛鳥ねこ 万葉仮名で 「尼古」と書く     田原本町  木矢保和
  • 愛猫の 治療で家計は 火の車         橿原市   清末 貴
  • 猫の毛で アレルギーおこし 浮気ばれ     河合町   塩谷和久
  • なかま入り ねこを枕に 大あくび       名張市   高尾順子
  • 客が来ず 招き猫も お手上げだ        大和郡山市 谷 裕隆
  • しっかりと 猫背にならず ウオーキング    生駒市   中井文彦
  • 空ぶくろ とんではしゃぐは オマエだけ    斑鳩町   中谷計江
  • おいノラ公 何もせんのに なぜ逃げる     大和郡山市 野村宣博
  • 犬・猫と 迷って結局 ハムスター       堺市    福井幸一
  • ヨメが留守 京のお昼は ねこまんま      奈良市   松村 隆
  • ねこいない ねずみごそごそ 運動会      宇陀市   松本光子
  • 飛び出すな ねこをけとばし 戸を閉める    香芝市   丸山順介
  • 孫電話 猫撫で声で 猫かぶり         奈良市   水野忠司
  • したごころ 猫なで声で 猫かぶり       橿原市   森本 栄
  • 虎猫の 背中に見える 春の陽         横浜市   谷田部往
  • 大国の ワクチン外交 ねこかぶり       大阪市   山口勝司
  • ねこといぬ どっちもあいきょう ふりまいて  天理市   やまさと
  • ネエネエと ねこなでごえで おねだりを    桜井市   山田まゆみ
  • 我が輩は 鳥飼いゆえに 猫要らず       木津川市  山村晴美
  • 猫ふんで キャットさけぶ メーガン妃     五條市   山森利広
  • ネコジャラシ ネコよりこちらが 喜こんだ   生駒市   横田正典
  • ふるさとの 川のほとりに ネコやなぎ     大和郡山市 米村寿一

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  第130回 / 2021年2月17日(水)
お題
 『すき』  メモリアル設立ウオーク
作品
  • 気にするな すきこそものの じょうずなり  橿原市   諌原良子
  • 好きと書き そっと背中を 抱きしめる    京都市   遠藤スエ子
  • 花が好き 果物も好き みんな好き?     大和郡山市 大崎正夫
  • すきやきを 食べる二人は すきどうし    大和郡山市 岡野代里子
  • マーガレット 花びら取って 好き嫌い    斑鳩町   奥森節子
  • 好きな道 迷わず進む 子にエール      三郷町   木村泰子
  • 有頂天 好きな人には スキ見せぬ      田原本町  木矢保和
  • 永遠の愛 誓いはしたが 今バツ3      橿原市   清末 貴
  • 好き嫌い タンポポの花 占いの時      河合町   塩谷和久
  • から鋤を 知ってるわたしは むかしびと⁈  名張市   高尾順子
  • 牛丼は 吉野家松屋 いやすき家       奈良市   てっちゃん
  • 飲めないよ 美人が来れば 気が変わる    生駒市   中井文彦
  • 子ども好き さわいではしゃいで 楽しいわ  斑鳩町   中谷計江
  • 好き好きと 若い二人は スキだらけ     大和郡山市 野村宣博
  • すきなこと あちこち歩いて よく食べる   宇陀市   松本光子
  • 好き嫌い 表裏一体 こころなか       橿原市   森本 栄
  • じじもすき ばばもすきと言う まごが大すき 桜井市   山田まゆみ
  • コロナ下に 花鳥風月 愛でて好し      木津川市  山村晴美
  • バレンタイン 好きな子からは おくられず  生駒市   横田正典
  • 好き好きと言われても わたしゃあんたに ほれちょらん
                          大和郡山市 米村寿一
  • 波高し 組織揺がす すきまかぜ       匿名さん
  • 好きなのに やがて二人に すきまかぜ    匿名さん

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  第129回 / 2020年2月13日(土)
お題
 『山道』   幻の車坂古道を行く
作品
  • 剣山 たてばい横ばい 命がけ       橿原市   諌原良子
  • 山道で 煩悩を払い 無の世界       京都市   遠藤スエ子
  • 久々の 山道登り ああしんど       大和郡山市 大崎正夫
  • 山の道 これが人生 ガンバレと      大和郡山市 岡野代里子
  • 冬枯れの 落葉ふみしめ 山登る      斑鳩町   奥森節子
  • 絶景は 頑張った人の ごほうびね     三郷町   木村泰子
  • 人生に 山道あらば 苦楽あり       田原本町  木矢保和
  • 雷鳥と 遭遇夢見つ 険路行く       橿原市   清末 貴
  • 山の中 一人で歩けぬ 内弁慶       奈良市   杉本奈央
  • 山路も しゃべくり歩けば 足軽し     名張市   高尾順子
  • 山道も 歩き慣れれば ただの道      大和郡山市 谷 裕隆
  • 山道も 一気に登れぬ 年齢とし 感じる     生駒市   中井文彦
  • 山道を くだる心は すがすがしき     斑鳩町   中谷計江
  • 山道も 猪鹿どもに 制覇され       大和郡山市 野村宣博
  • 皆がみな 黙して登る 山の道       御所市   藤川優二
  • 山道は 登って降りて 私の人生      宇陀市   松本光子
  • 山道に 足を労わる 傘寿かな       香芝市   丸山順介
  • 山道は 歩き慣れてる まかしとき     宇陀市   みっちゃんズ
  • 落葉道 岩道苔道 雪の道         橿原市   森本 栄
  • いにしえの 歴史をしのびつつ 山道を歩く 桜井市   山田まゆみ
  • 崖の側 こわごわ歩く ディスタンス    木津川市  山村晴美
  • マスクつけ のぼる山道 息つらし     五條市   山森利広
  • 車坂 古道で鼓動 ドキドキと       生駒市   横田正典
  • 武士もののふの 歩く姿に 物の怪や       大和郡山市 米村寿一
  • 杉木立 花粉マスクも 兼ねる春      詠み人知らず

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  第128回 / 2021年2月3日(土)
お題
 『元気』  <四季めぐり・冬>宝山寺から龍眼寺七福神とミニ八十八ヶ所巡拝
作品
  • 健脚と 速度をあげる 空元気       橿原市   諌原良子
  • お元気!と ひと声掛ける 思いやり    京都市   遠藤スエ子
  • 元気出せ! 分かっちゃいるけど 首すくむ 大和郡山市 大崎正夫
  • 七十だ 元気こそ わがたからもの     大和郡山市 岡野代里子
  • ウオーキング 今日も元気に お出掛けだ  斑鳩町   奥森節子
  • 空元気 出し登り坂 ハァ~汗だく     田原本町  片桐まゆみ
  • ウォークも 元気なあかし 奈良の里    三郷町   木村泰子
  • 嫁元気 俺カラ元気 ああしんど      田原本町  木矢保和
  • この景気 総理の元気で おし測る     橿原市   清末 貴
  • 元気です ウナギにスッポン 冬虫夏草   河合町   塩谷和久
  • ジジババの 元気の源は 孫の顔      奈良市   杉本 直
  • やる気元気は あるけれど 空元気     名張市   高尾順子
  • 白寿まで 元気にがんばる ウオーキング  生駒市   中井文彦
  • 元気者と みなに言われて かなわんな   斑鳩町   中谷計江
  • すごもりで ネコもワンコも 元気なし   大和郡山市 野村宣博
  • 立春の 元気出せよと 古希祝い      宇陀市   松本光子
  • 古希迎え まだまだ元気 白寿まで     橿原市   森本 栄
  • 落ち葉ふみしめ 山道を 元気充電     桜井市   山田まゆみ
  • 「元気です」 手紙で見せた 空元気    木津川市  山村晴美
  • 寒いけど 元気もらいに 来てもうけ    生駒市   横田正典
  • 頑張るぞ 元気いっぱい 未来の子     大和郡山市 米村寿一
  • みずいろの 手紙に託す 「お元気ですか」 詠み人知らず
  • 草野球 元気ハツラツ‼ オレナイン    匿名さん

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  第127回 / 2020年1月20日(水)
お題
 『うし』   奈良のむかしばなしNo.63 苧環(オダマキ)の糸 街道をつなぐ古墳と国宝
作品
  • コロナ禍で 牛もため息 モーイヤーン     京都市   遠藤スエ子
  • 丑歳は 神社どこでも 崇められ?       大和郡山市 大崎正夫
  • コロナども ことしこそギュウと やっつけるぞ 大和郡山市 岡野代里子
  • 牛のよう 焦らずゆるり 進もうか       斑鳩町   奥森節子
  • 丑年の 小春日和に 古の墓めぐる       田原本町  片桐まゆみ
  • 孫たちと ギューとしたいが がまんの日々   三郷町   木村泰子
  • 孫ラガー ゴールにトライ 猛(牛)突進    田原本町  木矢保和
  • カウ(牛)の年 何カウいつ買う あした買う  河合町   塩谷和久
  • あかべこの 賀状に手あわせ 初詣       名張市   高尾順子
  • 牛と丑 違いを述べる 孫すてき        大和郡山市 チカちゃん
  • 牛歩では コロナワクチン 間に合わず     生駒市   中井文彦
  • 本朝の 公家は馬車より 牛車好き       大和郡山市 野村宣博
  • コロナとて 牛の歩みで 前進のみ       宇陀市   松本光子
  • 初夢に 全運はこぶ 宝牛           香芝市   丸山順介
  • モーいいや コロナは終り 牛年で       橿原市   森本 栄
  • モー大変 こんなに肥えて 悲鳴あげ      天理市   やまさと
  • モ~~いいかい まだよまだよの ステイホーム 木津川市  山村晴美
  • コロナ禍で ハイクの中止 モウ止めて     生駒市   横田正典
  • 牛年の 冥土のみやげ ウォーキング      大和郡山市 米村寿一
  • どこ見ても コロナコロナで もうけっこう   詠み人知らず

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  第126回 / 2021年1月9日(土)
お題
 『お年玉』  1月9日(土) <特別大会>新春初詣ウオーク “春日大社・若宮15社めぐり”
作品
  • お年玉 もらった頃に もどりたい    橿原市   諌原良子
  • 電子マネー コロナ時代の お年玉    斑鳩町   奥森節子
  • コロナ禍は 電子マネーの お年玉    田原本町  木矢保和
  • コロナ禍は リモートで催促 お年玉   橿原市   清末 貴
  • じじばばは 孫の笑顔が お年玉     名張市   高尾順子
  • お年玉 今年は何口 ふえるやら     大和郡山市 谷 裕隆
  • お年玉 会わずに孫に 送金で      生駒市   中井文彦
  • お年玉 税金並みの つらさかな     大和郡山市 野村宣博
  • お年玉 うちのワンコも 待っている   奈良市   松村 洋
  • お年玉 税金対策 したいなー      宇陀市   松本光子
  • コロナ禍で スマホチャットで お年玉  橿原市   森本 栄
  • 運試し ネット賑わす お年玉      大阪市   山口勝司
  • 初めての コロナのせいで ゆうそうに  奈良市   吉田勝輔
  • お年玉も 親からの 遺産となりぬ    大和郡山市 米村寿一
  • お年玉 減額願う ジジとババ      匿名さん

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  第125回 / 2020年12月19日(土)
お題
 『スマホ』
  12月19日(土) 〈四季めぐり・冬〉葛城の古代風景”秋津洲古墳の道から飛鳥西方の古墳”を巡る
作品
  • ガラケーも サービス停止 スマホかえ    橿原市   諌原良子
  • 買ったけど 使い切れない スマホかな    大和郡山市 大崎正夫
  • 日本武尊 スマホで呼べど 返事なし     京田辺市  太田勝淳
  • スマートフォン いつの間にやら 依存症   斑鳩町   奥森節子
  • 愛犬の 面影浮かぶ スマホかな       大和郡山市 金木久和
  • ガラケーで スマホの値下げ 待つ私     三郷町   木村泰子
  • 新年は スマホで年賀 おめでとう      田原本町  木矢保和
  • もう三月 着信知らずの 我がスマホ     橿原市   清末 貴
  • 見栄で持つ スマホ使えず 孫に聞く     大和郡山市 谷 裕隆
  • じいちゃん 今もガラケイ 孫スマホ     生駒市   中井文彦
  • 孫来れず スマホの動画に 頬ゆるめ     大和郡山市 野村宣博
  • マスクかけ スマホで会話 コロナ予防    宇陀市   松本光子
  • 玩具なり スマホで遊ぶ 児の姿       橿原市   森本 栄
  • 何探す 指先忙し 玉手箱          大阪市   山口勝司
  • ガラケイに こだわりつづけ さようなら   五條市   山森利広
  • 今の世 取り残される スマホ無し      生駒市   横田正典
  • 友おらず ライン使うは ヨメとだけ     奈良市   吉村 大
  • 黒電話 文明開化に 乗りおくれ       大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第124回 / 2020年12月9日(水)
お題
 『落葉』  12月9日(水) 万葉のふるさと”名勝・大和三山”めぐる
作品
  • 雨トイに 落葉まい込み 屋根破れ    橿原市   諌原良子
  • 陽だまりで ジジババ身を寄せ 散り話  大阪市   漆畑昌己
  • 山登り スリップ注意 濡れ落葉     大和郡山市 大崎正夫
  • 落葉ふみ 大和三山 古人をしのぶ    京田辺市  太田勝淳
  • 風に舞い 集まるお落葉 吹き溜に    斑鳩町   奥森節子
  • おちば踏み 大和三山 蜜をさけ     三郷町   木村泰子
  • 冬の空 落葉しぐれか なみだ雨     田原本町  木矢保和
  • 濡れ落葉 あなたの様ねと 妻笑う    橿原市   清末 貴
  • 落葉掻き たき火焼いも 童心に     大和郡山市 谷 裕隆
  • 襟を立て 街角一人 濡れ落葉      橿原市   中西光和
  • 落葉舞う これがお札で あったなら   大和郡山市 野村宣博
  • 下り坂 重なる落葉 赤信号       堺市    福井幸一
  • 秋山を 落葉サクサク 踏み登る     香芝市   丸山順介
  • 落葉裏 虫も隠れて 昼寝する      橿原市   森本 栄
  • 物言わず 命の営み 落ち葉舞う     大阪市   山口勝司
  • 散り紅葉 皆んな持ってる 裏表     木津川市  山村晴美
  • コラ痛い 落葉の下から どんぐりが   生駒市   横田正典
  • 落葉舞う 停車場に 女ひとり      大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第123回 / 2020年11月25日(水)
お題
 『まつ』  11月25日(水) 役行者ゆかりの”千光寺から鳴川峠を越え府民の森”へ
作品
  • 松かざり 気持せわしく 年末だ      橿原市   諌原良子
  • コロナ菌 早期消滅 待つばかり      大和郡山市 大崎正夫
  • まつと待つ 言葉ちがへど ワクワクす   京田辺市  太田勝淳
  • 貴女待つ なのに愚妻の 悪夢かな     奈良市   大西 勝
  • わたしたち やくそくすれど まつばかり  大和郡山市 岡野代里子
  • 待ち合わせ 連絡手段 スマホから     斑鳩町   奥森節子
  • 楽しみたい コロナ消息 待つつらさ    三郷町   木村泰子
  • 待ってるよ 居酒屋まつで 松ちゃんを   田原本町 木矢保和
  • 懐かしむ 松茸秋刀魚の 味、香り     橿原市   清末 貴
  • 句を待てば 心ふんわり 秋景色      京都市   島 正人
  • マスク無し いつまで待たすか コロナ君  奈良市   谷 忠幸
  • ワクチンは どの国早い 待つばかり    生駒市   中井文彦
  • お題「まつ」 投句たくさん 待つ私    大和郡山市 野村宣博
  • 松ぼっくり 本当にお猿が 食べるかな   大和郡山市 はるちゃん
  • 一〇〇年後も 喝采浴びるか 「松の廊下」 堺市    福井幸一
  • 待つ空に 煙草の煙 幾本も        橿原市   森本 栄
  • 好プレー ピンチ凌いで 流れ待つ     大阪市   山口勝司
  • 家で待つ わが愛犬に おやつかう     天理市   やまさと
  • あの頃は 待つ女(ひと)だった 神田川  木津川市  山村晴美
  • もう師走 待ってはいないが すぐ一年   生駒市   横田正典
  • 今の時期 一分一秒 大切に        奈良市   吉田勝輔
  • 今生きる 我身守りて 明日を待つ     大和郡山市 米村寿一
  • コロナ禍の 収束を待つ 全世界      詠み人知らず

回/掲載日
  第122回 / 2020年11月11日(水)
お題
 『そら』  11月11日(水) 宇陀・八十八ヶ所霊場石仏群”平井のお大師さん”を巡る
作品
  • 曇り空 ウオークできる コロナ禍で      橿原市   諌原良子
  • 青い空 澄んだ空気 宇陀は最高!       京田辺市  太田勝淳
  • 嫌な奴 空にも地にも コロナ菌        奈良市   大西 勝
  • かさもたず そらみてみろと くものいろ    大和郡山市 岡野代里子
  • 空見上げ 雲を見つめて 語りかけ       斑鳩町   奥森節子
  • 曇天の すきまにのぞく青空 秋の名残り    田原本町  片桐まゆみ
  • くもり空 大師に着けば 青空に        宇陀市   かみたになおえ
  • 秋の空 俺の頭は うはのそら         田原本町  木矢保和
  • ワクチンも トランプ話せば そらぞらし!!   橿原市   清末 貴
  • そらみてみ 嫁に言われて 空あおぐ      奈良市   沢田敏夫
  • へんろみち そらにぎやかな ほとけたち    名張市   高尾順子
  • 青い空 コロナワクチン バラまいて      生駒市   中井文彦
  • 九九覚え ソラで言えると 孫自慢       大和郡山市 野村宣博
  • そらそうや 絶対そうやで 知らんけど     堺市    福井幸一
  • 早く来い 名実共に 日本晴れ         宇陀市   松本光子
  • 雲を吐く 山並越えて 遠い空         香芝市   丸山順介
  • 虹の空 夢を写すや 水たまり         橿原市   森本 栄
  • 年重ね 何時しか育つ 空元気         大阪市   山口勝司
  • そらの色 心もそめる ピカピカに       天理市   やまさと
  • 見上げれば綿雲 見降ろせば刈田 秋の菟田野路 桜井市   山田まゆみ
  • 抜ける空 そら耳になる 君の声        木津川市  山村晴美
  • 先頭は 山の彼方の 山むこう         生駒市   横田正典
  • 焼け空に 赤く染まる 赤ね雲         大和郡山市 米村寿一
  • トランプよ 空言ばかりで 恥かくぞ            匿名さん

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  第121回 / 2020年10月14日(水)
お題
 『ダイエット』  10月14日(水) 大和の古道”上ツ道から山辺の道”へ
作品
  • ダイエット 計っておどろく りんご腹     橿原市   諌原良子
  • サプリ買い 先に財布が 軽くなり       大阪市   漆畑昌己
  • くたびれて ダイエットしすぎたはずの 体重計 橿原市   海老澤重夫
  • ダイエット 今年は止めとけ 体力必要     大和郡山市 大崎正夫
  • 秋の晴天 大汗かいて ダイエット!      京田辺市  太田勝淳
  • ダイエット 食欲の秋に 過酷です       斑鳩町   奥森節子
  • ダイエット お酒大好き 俺はムリ       田原本町  木矢保和
  • 太ったの だけど言ってよ そう見えない    奈良市   沢田敏夫
  • ダイエット 天理の道も 一歩から       京都市   島 正人
  • 歩かぬと 筋肉落ちて マイナス⁈       名張市   高尾順子
  • ダイエット 一度はしたい 痩せ男       奈良市   谷 裕之
  • ダイエット すごもり中で むずかしい     橿原市   塚本一男
  • ダイエット したくて出来ぬ コロナ禍で    生駒市   中井文彦
  • どっち勝つ 食欲の秋と ダイエット      大和郡山市 野村宣博
  • ダイエット 妻の前では 禁句です       堺市    福井幸一
  • ダイエット 止めたらすぐに 逆もどり     香芝市   丸山順介
  • 3日待て 今ダイエット 進行中        橿原市   森本 栄
  • ダイエット 今度こそはと あしたから     天理市   やまさと
  • ポッチャリも モデルになれる ルノアール   木津川市  山村晴美
  • 天高く この時期つらい ダイエット      生駒市   横田正典
  • しっかりと 歩いて計れば 2キロ減      奈良市   吉田勝輔
  • 誘惑に 負けじと挑む 秋の候         大和郡山市 米村寿一
  • ダイエット やめろよ俺は デブが好き     奈良市   匿名さん

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  第120回 / 9月23日(水)
お題
 『氷菓』  9月23日(水) 〈四季めぐり・秋〉秋の大和路”藤原宮跡から明日香路・彼岸花”を巡る
作品
  • 散歩して 友とひととき かき氷         橿原市   諌原良子
  • 今年の夏ああ暑! ああ美味おいし! この氷菓子 京田辺市  太田勝淳
  • ウオーキング ガリガリ君に 癒される      斑鳩町   奥森節子
  • アイス溶け 恥も外聞 気にもせず        奈良市   沢田敏夫
  • コロナ夏 氷菓でいっぱい 冷蔵庫        河合町   塩谷和久
  • ガリガリ君 今日のウオーク 出番だぞ      大和郡山市 谷 裕隆
  • コメカミに ツント来ました 何のせい      橿原市   塚本一男
  • ウオーカー ガリガリ君が 一番だ        生駒市   中井文彦
  • かき氷 いつの間にやら 高級品         大和郡山市 野村宣博
  • 夏日には 必要のオヤツ 氷菓子         堺市    福井幸一
  • 猛暑なり 氷菓欲しがる 池の鯉         橿原市   森本 栄
  • アイス食べ 自分にごほうび いい理由      天理市   やまさと
  • 夏の恋 スプーン二つの かき氷         木津川市  山村晴美
  • 暑過ぎて 役にたたない 溶け氷菓        生駒市   横田正典
  • コオリ菓子 ウッカリミスで ボウノコル     奈良市   吉田勝輔
  • 昔から 進化した味 飲むアイス         大和郡山市 米村寿一
  • お昼無し ガリガリタイムが なつかしい     大阪市   匿名さん

回/掲載日
  第119回 / 2020年9月12日(土)
お題
 『笑顔』  9月12日(土) 赤目四十八滝を訪ねる
作品
  • ウオークだ 自然な笑顔 心から      橿原市   諌原良子
  • 赤目口 笑顔で再会 マスクして      京田辺市  太田勝淳
  • 君の顔 笑顔がすてき 言うあなた     大和郡山市 岡野代里子
  • 久しぶり 皆んな笑顔で 心晴れ      斑鳩町   奥森節子
  • 会えぬ日々 届くメールに 友の笑顔    田原本町  片桐まゆみ
  • 笑顔みせ コロナ禍とばす ウォーカー   三郷町   木村泰子
  • ウオーキング コロナもふっとぶ みな笑顔 名張市   高尾順子
  • あふれだす みんなのえがお ハイキング  生駒市   高尾なみき
  • 孫描く アマビエ見つめ 笑み浮かぶ    奈良市   杉本直子
  • コロナなど 笑顔でとばせ ぶっとばせ   橿原市   塚本一男
  • コロナでは 笑顔見られぬ いつまでも   生駒市   中井文彦
  • ああ笑顔 笑顔にまさる 笑顔かな     橿原市   中西光和
  • 久しぶり 顔見合わせて 出る笑顔     大和郡山市 野村宣博
  • ウォーキングで 笑顔いっぱい これからも 宇陀市   松本光子
  • 世も人も 笑顔忘れて 巣ごもりや     橿原市   森本 栄
  • モナリザの 微笑み隠す マスクじゃま   木津川市  山村晴美
  • 炎天下 コロナ加わり 笑顔なし      生駒市   横田正典
  • お早ようと 笑ってあいさつ 元気よく   奈良市   吉田勝輔
  • 「氷」の 暖簾にひかれて ひと休み    大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第118回 / 2020年2月22日(土)
お題
 『マスク』  2月22日(土) 歓喜の湯(足湯)と上田酒造見学
作品
  • 黒マスク つけてる人が 怖くなり     斑鳩町   奥森節子
  • 捜すけど マスクどこにも ありません   橿原市   諌原良子
  • ウイルスに 効果不明も マスク買い    大和郡山市 大崎正夫
  • マスクして 行基さんの 墓まいり     京田辺市  太田勝淳
  • マスクなし 何処で買えるか 教えてよ   大和郡山市 金木久和
  • 守ります うがい手洗い マスクする    田原本町  木矢保和
  • コロナ菌 マスク騒動 世を変える     奈良市   桒原眞理子
  • 近頃は マスク美人が 増えにけり     大阪市   小島一朗
  • マスクマン マスクはがされ 大弱り    奈良市   沢田敏夫
  • マスク買う 豪華買物 した気分      奈良市   杉本尚子
  • マスクすりゃ キスも出来ぬと 若夫婦   大和郡山市 谷 浩隆
  • 本来の マスクの意味 正される      橿原市   塚本一男
  • マスクして コロナウイルス ふきとばせ  生駒市   中井文彦
  • マスクして ゴーグルぼうし 私誰     橿原市   中西光和
  • 四季通じ 俺はいつでも 伊達マスク    大和郡山市 野村宣博
  • 何故だろう 黒いマスクに 抵抗感     堺市    福井幸一
  • 美人なり マスクはずして スッピンも   橿原市   森本 栄
  • ご挨拶 サングラ・マスク どなた様    大阪市   山口勝司
  • 誰でもいい 月光仮面よ もう一度     木津川市  山村晴美
  • 望まなし 遠来の友 新コロナ       大和郡山市 米村寿一
  • 電車中 マスクしていりゃ 免罪符     詠み人知らず

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  第117回 / 2020年2月12日(水)
お題
 『鳩』  2月12日(水) ”聖徳太子の道(筋違道)”を法隆寺から磯城の里へ
作品
  • 公園の お一人様の 友は鳩         京都市   島 正人
  • 伝書鳩 すんだ大空 すいすいと       橿原市   諌原良子
  • 鳩よけに 免許不要の 豆鉄砲        大阪市   漆畑昌己
  • 畑には 来て欲しくない 鳩の群れ      大和郡山市 大崎正夫
  • エサ求め 鳩さん群がる 安堵の広場     京田辺市  太田勝淳
  • 標的は 鳩より熟女 豆鉄砲         奈良市   大西 勝
  • 白いハト 歓喜も慈悲も 空を舞う      斑鳩町   奥森節子
  • 寺しずか 中国人も 鳩もいない       田原本町  片桐まゆみ
  • 一羽でも 九と鳥とで 鳩になり       大和郡山市 金木久和
  • 幸せは 鳩から人へ 伝書する        田原本町  木矢保和
  • ポッポッポ 平和のシンボル たわむれる   吉野町   昆布壽子
  • はっと(はと)した 八・十(はと)の間は 九と鳥
                          奈良市   沢田敏夫
  • 鳩達よ 今年の五輪 出れるかな       大和郡山市 谷 浩隆
  • 右左 首の上げ下げ つかれます       橿原市   塚本一男
  • 今のハト 平和のシンボル 影薄い      生駒市   中井文彦
  • 鳩よりも 雀恋いし 日溜りに        橿原市   中西光和
  • 駅や寺社 追われてハトよ 何処へ行く    大和郡山市 野村宣博
  • 「ハト」「ツバメ」ブルートレイン 懐かしい 堺市    福井幸一
  • 寺参り 鳩の先導 ついてゆく        香芝市   丸山順介
  • 世の空に ドローンで飛ばそ 偽装鳩     橿原市   森本 栄
  • 兄弟の ハートに沁みる ハトバ唄      大阪市   山口勝司
  • 白鳩を ホワイトハウスへ イランかな    木津川市  山村晴美
  • 害・益か 平和の鳥と 言うけれど      生駒市   横田正典
  • ハトの群れ 平和の祈り 大空へ       奈良市   吉田勝輔
  • 鳩にエサやり 禁じており そうろう     大和郡山市 米村寿一

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  第116回 / 2020年2月1日(土)
お題
 『コーヒー』  2月1日(土) 龍王山歴史の道”ダムルートから崇神ルート”を巡る
作品
  • 寒い朝 缶コーヒーで 温まる        橿原市   諌原良子
  • 一杯じゃ コーヒータイム 間が持たぬ    大和郡山市 大崎正夫
  • 奈良に来た コロナウイルス コーヒーパワーでやっつける
                          京田辺市  太田勝淳
  • 老春の ときめく秘薬 コーヒー香      奈良市   大西 勝
  • 猛暑日に アイスコーヒー 喫茶店      斑鳩町   奥森節子
  • ダムのぼり 飯よりコーヒー ほしい山上   田原本町  片桐まゆみ
  • ウォークで 香りに誘われ 寄り道へ     三郷町   木村泰子
  • 寒い朝 夫婦珈琲(みおとコーヒー) 温まる 田原本町  木矢保和
  • コーヒーの 湯気の向こうに 友の顔     吉野町   昆布壽子
  • 豆がいい 違いのわかる 七十才       奈良市   沢田敏夫
  • コーヒーで 人生の苦さ 飲み下す      京都市   島 正人
  • ウオーキング ねぼけまなこに コーヒーを  生駒市   陶浪 明
  • コーヒーの 味など分からぬ 苦いだけ    大和郡山市 谷 浩隆
  • ブレイク中 朝昼晩で 飲みたおし      橿原市   塚本一男
  • モーニング いつもの出合い 楽しみに    生駒市   中井文彦
  • 寒になり ホットコーヒー 喫茶店      橿原市   中西光和
  • モーニング 飲んでトイレを はしごする   大和郡山市 野村宣博
  • 一日に 三杯で命の 泉湧く         堺市    福井幸一
  • まだ有った 妻とデートの 喫茶店      奈良市   森 健次
  • コメダにも スタバにもあり 至福感     橿原市   森本 栄
  • コーヒーの 香りを飲み干す ポリフェノール 京都市   矢野和子
  • コーヒーを のむたび母の やさしさが    天理市   やまさと
  • 忘れじの 昭和が躍る 珈琲ルンバ      木津川市  山村晴美
  • 自販器で 暖取りたいのに レイ(冷)を押し 生駒市   横田正典
  • あたたかい コーヒーそそぐ 母の愛     大和郡山市 米村寿一

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  第115回 / 2020年1月15日(水)
お題
 『ねずみ』  12月18日(水)〈四季巡り・冬〉葛城古道から水泥古墳をめぐる
作品
  • 初ねずみ ねずみ取りシートで さつ処分   京都市   穴口 明
  • 新年は 干支のねずみで ごあいさつ     橿原市   諫原良子
  • 新米を ネズミに喰われず 安堵する     京田辺市  太田勝淳
  • 少子化に 欲しい助っ人 ネズミ算      奈良市   大西 勝
  • ちょびちょびと 干支のごとくに 小銭ため  斑鳩町   奥森節子
  • ねずみ年 よく動き喋り 快進中       田原本町  片桐まゆみ
  • 十二支の ねずみ先頭 旗を持ち       奈良市   川口法子
  • 子どし組 年重ねても ベビーブーム     三郷町   木村泰子
  • ねずみ年 チュー(ちゅう)とないて ねこ招く 田原本町  木矢保和
  • 湯につかり ご満悦の カピバラさん     吉野町   昆布壽子
  • ネズミ講 インスタ詐欺に 要ちゅう意    奈良市   沢田敏夫
  • ねずみ取り レーダーきかず 切符受く    河合町   塩谷和久
  • 年男 ねずみ男じゃ ありません       京都市   島 正人
  • 今年は こまめに動き ねずみどし      橿原市   塚本一男
  • ネズミ年 干支の一番 負けないぞ      生駒市   中井文彦
  • 第三位 日本の人口 ねずみ年        大和郡山市 野村宣博
  • 次郎吉が 二十日鼠じゃ 絵にならぬ     堺市    福井幸一
  • ネズミ算 認知予防に やってみょう     宇陀市   松本光子
  • ちょこまかと うろうろするのは ねずみどし 香芝市   丸山順介
  • チュウチュウと 日本と世界の 注意呼ぶ   橿原市   森本 栄
  • 周到(中東)に 富豪ネズミ等 飛ん走(遁走)す 大阪市   山口勝司
  • チュウ東に 緊迫起こる ねずみ年      五條市   山森利広
  • いかんせん 愛する妻は ハリネズミ     大和郡山市 米村寿一
  • ドブネズミに 出会った猫が しりごもり   匿名さん

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  第114回 / 2020年1月4日(土)
お題
 『初詣』  1月4日(土)(特別大会)新春初詣”春日大社・若宮15社”めぐり
作品
  • 一年の 安全願う 初詣         橿原市   諫原良子
  • 小銭投げ 大きな願い 虫がいい     大阪市   漆畑正己
  • 初詣 何処へ行っても 人の波      大和郡山市 大崎正夫
  • 初詣 柏手打つ手の ういういしさ    京田辺市  太田勝淳
  • ウォーキング ついでに済ます 初詣   大和郡山市 岡内とどむ
  • 孫二十才 振袖姿で 初詣        斑鳩町   奥森節子
  • 孫受験 今年は特に 願いこめ      三郷町   木村泰子
  • 初詣 令和はじめの 願い事       田原本町  木矢保和
  • 初詣 気持ち新たに スタートだ     吉野町   昆布壽子
  • 大吉が 出るまで巡る 初詣       奈良市   沢田敏夫
  • パチンコ屋の 前の社で 初詣で     河合町   塩谷和久
  • 初詣 この日ばかりの 信徒なり     大和郡山市 谷 浩隆
  • 暗闇で 手さぐりながら 初まいり    橿原市   塚本一男
  • 初詣 感謝の人々 古都歩く       伊賀市   寺西さとみ
  • 初詣 今年一年 挑戦だ         生駒市   中井文彦
  • 神仏も 晴れ着姿に 頬緩め       大和郡山市 野村宣博
  • あと何年 出来ることやら 初詣出    堺市    福井幸一
  • 里歩き ちょっと寄り道 初詣で     香芝市   丸山順介
  • 神仏習合 良き日本の 初もうで     橿原市   森本 栄
  • 遠巻きに 願い届けと 初詣       大阪市   山口勝司
  • 初詣 しゃなりとめかし 出かけゆく   天理市   やまさと
  • 若宮の 十五社めぐり 家内安全     香芝市   山田 亨
  • 三社詣で お神酒の梯子で 飛翔天    木津川市  山村晴美
  • 初詣 願いはひとつ 平穏だ       五條市   山森利広
  • 初詣 家を出るのは 前の年       生駒市   横田正典
  • おまいりは 新たな気持ち 良い年を   奈良市   吉田勝輔
  • 人は皆 年の初めに 何願う       大和郡山市 米村寿一

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  第113回 / 2019年12月18日(水)
お題
 『宝くじ』  12月18日(水)〈四季巡り・冬〉葛城古道から水泥古墳をめぐる
作品
  • 宝くじ 寝てもさめても 夢ばかり    橿原市   諌原良子
  • 夢を買い 神への投資 減る貯蓄     大阪市   漆畑昌己
  • 大当たり 家電爆買い 夢覚める     京都市   遠藤スエ子
  • 最初から 外れ覚悟の 宝クジ      大和郡山市 大﨑正夫
  • 宝くじ 当たればご寄進 極楽寺     京田辺市  太田勝淳
  • 宝くじ 当たればこの世の 手切金    奈良市   大西 勝
  • 宝くじ バクに私の 夢喰われ      斑鳩町   奥森節子
  • 買わずして 年末ジャンボ ゆめさめる  大和郡山市 岸 高照
  • あれこれと 年末までの お楽しみ    三郷町   木村泰子
  • 宝くじ 買わない選択 望みなし     吉野町   昆布壽子
  • 十億円 あたったみたい しらんけど   奈良市   沢田敏夫
  • 夫婦でも 黙って買うのは 宝くじ    河合町   塩谷和久
  • くじ当てて ウォーク三昧 夢やろか   京都市   島 正人
  • 募金だと 思って買ったが 夢ジャンボ  名張市   高尾順子
  • 宝くじ 空くじ無に 成らぬのか     大和郡山市 谷 裕隆
  • 当てましょう 未来のために 宝くじ   橿原市   塚本一男
  • 十億円 夢でもいいから 当たりたい   生駒市   中井文彦
  • 此れ最後 食費切り詰め 宝くじ     橿原市   中西光和
  • 宝くじ 買わない選択 ありますよ    橿原市   仁科和子
  • 宝くじ 買ったつもりで 競馬場     大和郡山市 野村宣博
  • 宝くじ 千円以下で 三十年       堺市    福井幸一
  • 買う前の 夢はいずこへ 宝くじ     宇陀市   松本光子
  • 宝くじ 当たりを祈念 賽はずむ     香芝市   丸山順介
  • 夢つなぐ 三百円を ユニセフに     橿原市   森本 栄
  • 夢買いは 人生狂うと 通り過ぎ     大阪市   山口勝司
  • 夢見つつ 買わないという 選択肢    木津川市  山村晴美
  • 宝くじ 夢を買うのも みそかまで    五條市   山森利広
  • 夢を見て くじを買ったが もう止めた  生駒市   横田正典
  • 夢の中 当たった当たったと 大さわぎ  大和郡山市 米村寿一
  • 十億より 使い勝っての 十万円     読み人知らず

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  第112回 / 2019年12月4日(水)
お題
 『駅伝』  12月4日(水) 都祁の里”大和高原の古代ロマン”を追って
作品
  • 感動す 箱根駅伝 夢競う       橿原市   諌原良子
  • 関東は 箱根が来ると お正月     大阪市   漆畑昌己
  • 沿道の 声援を背に ひた走る     京都市   遠藤スエ子
  • 駅伝を 聞き間違えて 駅弁に     大和郡山市 大﨑正夫
  • 駅伝で 繋ぐタスキは 心一つ     斑鳩町   奥森節子
  • 正月は 箱根駅伝 楽しみだ      吉野町   昆布壽子
  • 繰り上げで 繋げず襷も 白くなり   奈良市   沢田敏夫
  • ラグビイ 駅伝にリレー ワンチィーム 河合町   塩谷和久
  • 駅伝は 見る人駅弁 食べる人     京都市   島 正人
  • 駅伝に 一度は出ろよ 我母校     奈良市   杉本 忠
  • 男女中 追って追われて 駅伝みたい  橿原市   塚本一男
  • 駅伝も タスキつないで 金メダル   生駒市   中井文彦
  • オープンカー 陛下の駅伝 小旗振る  橿原市   中西光和
  • 孫部活 いつか駅伝 出れるかな    橿原市   仁科和子
  • 駅伝に 男女混合 なぜ無いの     大和郡山市 野村宣博
  • 年経てど 変わらぬ友情 あのタスキ  堺市    福井幸一
  • ウォーキングの 私の駅伝 果てしなく 宇陀市   松本光子
  • 駅伝の 選手が過ぎて 後を追う    香芝市   丸山順介
  • 長き路 人それぞれに 助け合い    橿原市   森本 栄
  • あとひとり 抜き返せずに 中継所   京都市   矢野和子
  • 駅伝の パワーもらって 走り出す   天理市   やまさと
  • たすきかけ 走る人生 汗と喜と    五條市   山森利広
  • 日の丸を 背負う選手の タスキかな  大和郡山市 米村寿一
  • タスキかけ 駅伝じゃないよ 大掃除  匿名さん

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  第111回 / 2019年11月13日(水)
お題
 『紅葉』  11月13日(水) 錦の里・正暦寺を訪ねる
作品
  • 大空に 伸びて育てよ もみじの手    木津川市  山村晴美
  • 寺宝展 紅葉アップの 永観堂      橿原市   諌原良子
  • 散りもみじ 免許返納 もう真近     大阪市   漆畑昌己
  • 秋深く まっ赤に映える 山もみじ    京都市   遠藤スエ子
  • 木枯らしや 紅葉の色が あざやかに   大和郡山市 大﨑正夫
  • 願望は 女官引き連れ 紅葉狩り     奈良市   大西 勝
  • 万葉の 竜田のもみじ 色あせる     斑鳩町   奥森節子
  • 川面ゆれる 今だ青紅葉は ねむり誘う  田原本町  片桐まゆみ
  • 晩秋の 逆光に映える もみじかな    大和郡山市 岸 高照
  • 紅葉を さがし求めて 汗をかく     吉野町   昆布壽子
  • 紅葉狩り 正暦寺&永観堂        奈良市   沢田敏夫
  • 敬老の じじばば囲む 紅葉の手     河合町   塩谷和久
  • 紅葉より 行く処無いのか 人の波    生駒市   陶浪 明
  • 青もみじ 少し飲まして 赤もみじ    橿原市   塚本一男
  • 紅葉より 紅葉天ぷら ありがたい    生駒市   中井文彦
  • 吹けば吹け もみじ踏みしめ 一人旅   橿原市   中西光和
  • 盆栽が 色づかないので 青くなり    大和郡山市 野村宣博
  • 色付かぬ もみじに酒でも 飲ませるか  大和郡山市 はるちゃん
  • もみじ揚げ やっぱり欲しい 泡の水   堺市    福井幸一
  • 青空に もみじいろいろ 正暦寺     宇陀市   松本光子
  • 紅葉の トンネル登れば 山頂だ     香芝市   丸山順介
  • 紅葉にも 青き日もあり 人の世も    橿原市   森本 栄
  • 特権で もみじに若葉 あおり避け    大阪市   山口勝司
  • もみじ見て こころ高揚 ウォーキング  五條市   山森利広
  • あおモミジ 酒をやるから 赤くなれ   生駒市   横田正典
  • 紅葉に うまくあたれば もうけもの   奈良市   吉田勝輔
  • 谷あいの 家の裏手に 山もみじ     大和郡山市 米村寿一
  • 教えてよ カエデとモミジの 違いとは  匿名さん

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  第110回 / 2019年11月2日(土)
お題
 『弁当』  11月2日(土) 竹ノ内街道から平石峠を越え河内飛鳥を訪れる
作品
  • 彼が云う ぬくもりさめぬ にぎりめし 橿原市   諌原良子
  • 目に余る 弁当格差 子と夫      大阪市   漆畑昌己
  • 弁当に ひと手間掛けて 愛添えて   京都市   遠藤スエ子
  • 手づくりの 弁当今や コンビニに   大和郡山市 大﨑正夫
  • ドカ弁に 無縁となりて 半世紀    奈良市   大西 勝
  • 重箱を 家族で囲む 運動会      斑鳩町   奥森節子
  • べんとうの 場所とり急ぐ 運動会   大和郡山市 岸 高照
  • お弁当 いつも変わらぬ 母の味    三郷町   木村泰子
  • 一番は 妻が握った 塩むすび     奈良市   沢田敏夫
  • 前軽く 後重い足 お弁当       京都市   島正人
  • 昼ごはん 歩いて消費 まだたらず   橿原市   塚本一男
  • 弁当も 昔愛妻 今コンビニ      生駒市   中井文彦
  • あ~おいしい 梅ぼし弁当 たまご焼  橿原市   中西光和
  • 早弁に お昼も夜食じゃ ブタになる  大和郡山市 野村宣博
  • 物置の 弁当箱に 母想う       奈良市   はるちゃん
  • お隣の 御菜の盗み見 悪い癖     堺市    福井幸一
  • 完食だ 妻の手造り お弁当      香芝市   丸山順介
  • 弁当も インスタ映えで 苦労する   橿原市   森本 栄
  • 色かたち ネット賑わす 飾り弁    大阪市   山口勝司
  • 弁当を 作るしりから 食べていく   天理市   やまさと
  • 目にもみじ 味の駅弁 道づれに    木津川市  山村晴美
  • 弁当も 昔日の丸 今豪華       五條市   山森利広
  • 日の丸の 梅干し一つ 母の味     大和郡山市 米村寿一
  • 嫁起きず 弁当作れず コンビニへ   匿名さん

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  第109回 / 2019年10月16日(水)
お題
 『あき』  10月16日(水) 大和の古代道路”南・山の辺の道”歩く
作品
  • 秋晴れや ジジババ声援 運動会      橿原市   諌原良子
  • 柿みかん 無人店舗で 飽きもせず     大阪市   漆畑昌己
  • いつの世も 男ごころは 秋の空      京都市   遠藤スエ子
  • 真夏日と 天災続き アキが来た      大和郡山市 大﨑正夫
  • 晴天の 山ノ辺歩き あきの空       京田辺市  太田勝淳
  • 欲と妄 狂いたくなる 老いの秋      奈良市   大西 勝
  • 朝夕の 涼しさ肌で 秋を知る       斑鳩町   奥森節子
  • 台風に 吹かれ去く夏 急ぎ来る秋     田原本町  片桐まゆみ
  • 柿くえば 正岡子規の 句をおもう     大和郡山市 岸 高照
  • 読書かな 秋の夜長は 今スマホ      三郷町   木村泰子
  • また行くの 野菜どっさり あきないよ   吉野町   昆布壽子
  • 食べ過ぎて 体調崩す 秋土用       奈良市   沢田敏夫
  • 老夫婦 話題なくても 飽きもせず     河合町   塩谷和久
  • 体調の 晴れぬ思いで 秋迎え       生駒市   陶浪 明
  • やっと晴れ 家はあきあき 秋の野へ    名張市   高尾順子
  • 今時に 少し飽きたので 終活開始     橿原市   塚本一男
  • 秋なのに さんま高値で 食べられぬ    生駒市   中井文彦
  • サンマ栗 松茸そえて 新米を       橿原市   中西光和
  • 秋風に 誘われ今日も ウォーキング    橿原市   仁科和子
  • 秋早く 後ろで冬が 出番待つ       大和郡山市 野村宣博
  • 燃ゆる山 飽きがくるまで 見とれてる   奈良市   はるちゃん
  • この秋は ラグビー熱で 暑くなる     堺市    福井幸一
  • 秋色の 柿みかん賞で 里歩き       香芝市   丸山順介
  • さびしさや サンマに松茸 野の花も    橿原市   森本 栄
  • 呆れます 原発食いもの あきまへん    大阪市   山口勝司
  • 秋肥ゆる あの子もこの子も ふっくらさん 天理市   やまさと
  • 食に旅 あきたこまちの お待ちかね    木津川市  山村晴美
  • 安部さんの 長期政権 あきあきや!    五條市   山森利広
  • なんとなく 歩きたくなる 秋日和     奈良市   吉田勝輔
  • あきもせず 食に合わせぬ 我身かな    大和郡山市 米村寿一

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  第108回 / 2019年10月2日(水)
お題
 『バス』  10月2日(水) 下北山村を訪れ”池原ダムから神秘な池・明神池”へ
作品
  • 登山バス 泣くになけない 車よい      橿原市   諌原良子
  • バス旅で 歌と車に 酔いしれる       京都市   遠藤スエ子
  • 夢ごこち 目がさめ気付く バスの中     斑鳩町   奥森節子
  • 遠出する リュック片手に バスさんぽ    三郷町   木村泰子
  • 学校と 病院過ぎて バスは空        奈良市   沢田敏夫
  • 過疎の村 朝夕一度の 定期バス       河合町   塩谷和久
  • さかさまに ダム湖の湖面 泳ぐバス     京都市   島 正人
  • 蛭子さん 懲りずにバスの 新番組      大和郡山市 谷 裕隆
  • バスタブの 夢の途中で あごはずれ     橿原市   塚本一男
  • バスウォーク たまに楽しい 里山へ     生駒市   中井文彦
  • あの世まで 路線バスで 雑談し       橿原市   中西光和
  • バスガイド あこがれの時も 年わかるね   橿原市   仁科和子
  • バスガール どんな人かと 孫が聞く     大和郡山市 野村宣博
  • 免許無し バスが頼りの 齢となり      奈良市   はるちゃん
  • ボンネット 中村メイ子が 出て来そう    堺市    福井幸一
  • バスハイク 行きも帰りも ぐうぐうぐう   宇陀市   松本光子
  • 大登り 大下りして バスに乗る       香芝市   丸山順介
  • バスで行く 遠出のウォーク 旅気分     橿原市   森本 栄
  • バスの中 弾む会話も とまる居寝り     京都市   矢野和子
  • サンキュ―と 山河に想う バスウォーク   大阪市   山口勝司
  • バスに乗り 遠くへ出かけ 大はしゃぎ    天理市   やまさと
  • 近未来 空飛ぶバスで すっ飛ばす      木津川市  山村晴美
  • ジェットとバス カナダに来たよ ナイアガラ 五條市   山森利広
  • バスハイク 往復長く 徒歩少なし      生駒市   横田正典
  • 初恋の 乗合いバスに 乗ってみる      大和郡山市 米村寿一
  • バス違い 湯―(言う)だけ気楽な おやじギャグ     読み人知らず

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  第107回 / 2019年9月25日(水)
お題
 『かかし』  9月25日(水)〈四季巡り・秋〉明日香路巡り”彼岸花と案山子”
作品
  • コンテスト 努力むくわれ 入賞す         橿原市   諌原良子
  • 稲刈り後 案山子作りの 二毛作          大阪市   漆畑昌己
  • リアル過ぎ アッと驚き 目が点に         京都市   遠藤スエ子
  • 可愛さに ケモノも集まる 案山子かな       大和郡山市 大﨑正夫
  • “かかし”さん 彼岸花に囲まれ ご満えつ     京田辺市  太田勝淳
  • 黄金の 田に立つ案山子と 彼岸花         斑鳩町   奥森節子
  • 故郷に似た 棚田をみおろす かかしたち      田原本町  片桐まゆみ
  • 空き家には かかし家族で お留守番        三郷町   木村泰子
  • チコちゃんの かかしあらわる あすかのたなだ   吉野町   昆布壽子
  • チコちゃん案山子 キョエちゃんいれば もっと映え 奈良市   沢田敏夫
  • 急な雨 傘を貸してや かかしさん         河合町   塩谷和久
  • 秋空に ドッキリ姿の 案山子さん         生駒市   陶浪 明
  • よく見れば 雀も案山子も おともだち       大和郡山市 谷 裕隆
  • チコちゃんに 素行不良で しかられる       橿原市   塚本一男
  • リサイクル 案山子衣装 一張羅          生駒市   中井文彦
  • 曼珠沙華 案山子蜻蛉は 飛鳥の子         橿原市   中西光和
  • 今はやり スマホ持つかかし いるのかな      橿原市   仁科和子
  • 人の数 かかしに頼る 過疎の村          大和郡山市 野村宣博
  • 羨まし 立ってるだけで 役に立つ         堺市    福井幸一
  • 秋空に チコちゃんかかし かわいいね       宇陀市   松本光子
  • ウインクの かかしに応え ウインクす       香芝市   丸山順介
  • 花少し 案山子も寂し 彼岸の日          橿原市   森本 栄
  • インスタ映え 世相をせおう 案山子コン      大阪市   山口勝司
  • かかしさん いっぱいの人 品定め         天理市   やまさと
  • ボーッと立つ ちこちゃんかかしと 2ショット   木津川市  山村晴美
  • かかし見て 歩く里山 いやされる         五條市   山森利広
  • 家が建ち 稲穂も案山子も もう見れず       生駒市   横田正典
  • 胸を張り 稲守り果たす 案山子たち        大和郡山市 米村寿一
  • チコちゃんに 案山子見ないと 叱られる            匿名さん

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  第106回 / 2019年9月4日(水)
お題
 『色男』  9月4日(水) 在原業平が通った道”業平道”を歩く
作品
  • 色男 気らくに声かけ おおやけど  橿原市   諌原良子
  • 色男 自分に合わない お題です   大阪市   漆畑昌己
  • 色男 金が物言う この浮世     京都市   遠藤スエ子
  • 色男 遠い昔の 夢の夢       大和郡山市 大﨑正夫
  • 色男 この暑さで 真黒に      京田辺市  太田勝淳
  • 色男 今や草食系 カッコイイ    斑鳩町   奥森節子
  • 色男 呼ばれてとまる 赤とんぼ   堺市    小山 敏
  • なれるなら イケメンよりも 色男  奈良市   沢田敏夫
  • 色男 ライン・インスタ お手のもの 河合町   塩谷和久
  • 業平も 汗で流した 「色」の文字  京都市   島 正人
  • 色男 金も力も ふんだんに     橿原市   塚本一男
  • 色男 思った程に もてやせず    生駒市   中井文彦
  • 月に雲 相合い傘の いい男     橿原市   中西光和
  • 色男 孫が辞書ひく 死語の域    橿原市   仁科和子
  • 業平君 令和の世でも モテるかな  大和郡山市 野村宣博
  • 顔悪し その上金無し 力無し    堺市    福井幸一
  • まっ先に 音をあげちゃうも 色男  香芝市   丸山順介
  • 恋をする 色男なり 青春や     橿原市   森本 栄
  • 詐欺集団 姿見せずに 七変化    大阪市   山口勝司
  • 目をつぶり 四方八方 色男     天理市   やまさと
  • 色男 クリステルをも おもてなし  五條市   山森利広
  • 草食系 弟子入りさせたい 色男   木津川市  山村晴美
  • 程遠い 己よく見よ 悔しいが    生駒市   横田正典
  • 色男 見られることの むつかしさ  奈良市   吉田勝輔
  • 色男 夏の暑さにも 強がりし    大和郡山市 米村寿一
  • 親ゆずり 縁なき呼び名 ヨッ○○        匿名さん

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  第105回 / 2019年8月11日(日)
お題
 『ゆかた』  8月10日(土)〈四季巡り・夏〉2万本の幻想的な灯かり”なら燈花会”
作品
  • 夏祭り 浴衣美人の なやましさ      橿原市   諌原良子
  • あの頃は 裾もうなじも 悩ましく     大阪市   漆畑昌己
  • 浴衣着て 今宵二人で 盆踊り       京都市   遠藤スエ子
  • よく見れば 浴衣着る人 外国(よそ)の人 大和郡山市 大﨑正夫
  • 毎年の 寸法直し 孫ゆかた        斑鳩町   奥森節子
  • 孫つれて 踊りデビューへ ゆかた縫う   三郷町   木村泰子
  • ゆかた着て 雨降らなくて 『ゆかったね』 奈良市   沢田敏夫
  • 若かりし 浴衣美人は 今何処       大和郡山市 谷 裕隆
  • 胸はだけ がにまた気味に 闊歩する    橿原市   塚本一男
  • 花火より 浴衣の君が 気にかかる     生駒市   中井文彦
  • 浴衣着て 美艶を競う 異国人       大和郡山市 野村宣博
  • 浴衣着りゃ 嫁でも十才 若く見え     堺市    福井幸一
  • 世に問うか 浴衣文化に 日本の美     橿原市   森本 栄
  • 声高が ゆかたに合わぬ チャイニイズ   木津川市  山村晴美
  • 吉本の ゆかたの色は ブラックか     五條市   山森利広
  • なつかしや ゆかたに床几 今クーラ    生駒市   横田正典
  • 下駄ばきの ゆかたでおどる ぼんおどり  奈良市   吉田勝輔
  • あこがれて 着てみたユカタ ちぐはぐに  大和郡山市 米村寿一
  • 浴衣着て 似合うは一番 この私      奈良市   読み人知らず

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  第104回 / 2019年7月24日(水)
お題
 『水遊び』 7月24日(水) 野迫川村を訪れ”世界遺産・熊野参詣小辺路”を歩く
作品
  • かなづちも プールサイドで 水遊び     橿原市   諌原良子
  • 川べりで 水とたわむれ 涼をとる      京都市   遠藤スエ子
  • 子供等の 笑顔まぶしい 水遊び       大和郡山市 大﨑正夫
  • 水遊び 子供とはしゃぐ 若夫婦       斑鳩町   奥森節子
  • 入道雲 子らの歓声 水しぶきあげ      吉野町   昆布壽子
  • 炎天下 水鉄砲で 撃たれたい        奈良市   沢田敏夫
  • 水遊び 火遊びよりはまし 亭主には     河合町   塩谷和久
  • 水あそび 水をとったら あそびだけ     橿原市   塚本一男
  • 水遊び ビニールプールで はしゃぐ孫    生駒市   中井文彦
  • メダカん僕 どじょう子ふなっ子 アユずくし 橿原市   中西光和
  • 山歩き 谷の流れで 水遊び         橿原市   南口博志
  • 孫育ち ビニールプール 粗大ごみ      橿原市   仁科和子
  • 瀧打たれ 信心よりも コリほぐし      大和郡山市 野村宣博
  • 年寄りの 冷水集めて 水遊び        堺市    福井幸一
  • 年ごろの 私はダメよ 水遊び        宇陀市   松本光子
  • 瀬を渡る ついでにちょっと 水あそび    香芝市   丸山順介
  • 水遊び 久米仙人も 仲間入り        橿原市   森本 栄
  • 水遊び はじける笑顔 疲れる祖母      京都市   矢野和子
  • ほどほどに 雷神さまの 水遊び        大阪市   山口勝司
  • 寄せる波 乗せて返そう 年の波       木津川市  山村晴美
  • 二千万 不安あおると 水流す        五條市   山森利広
  • この暑さ 孫を出しにし やりたいな     生駒市   横田正典
  • 山路来て さわガニ探しで 大さわぎ     大和郡山市 米村寿一
  • 水鉄砲 今じゃカラスも 逃げはせぬ           匿名さん

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  第103回 / 2019年7月13日(土)
お題
 『七夕』  7月13日(土) 唐古・鍵遺跡から万葉の花”あざさ”へ
作品
  • 高齢者 安全祈願 短冊に       橿原市   諌原良子
  • 天の川 焼け木杭の火 消さないで   大阪市   漆畑昌己
  • 短冊に 秘めたる想いを 認める    京都市   遠藤スエ子
  • 梅雨空で 織姫彦星 涙恋       大和郡山市 大﨑正夫
  • 七夕の 笹に願いを 多く込め     京田辺市  太田勝淳
  • 七夕に 羽衣まといて 天女舞う    斑鳩町   奥森節子
  • 短冊に 主婦にもほしい 定年と    三郷町   木村泰子
  • 天の川越えて 彦星織姫 年に一度の逢瀬に思いやる
                       堺市    小山 敏
  • 幼き日 七夕かざり なつかしい    吉野町   昆布壽子
  • 毎年 短冊に書く 一生のお願い    奈良市   沢田敏夫
  • 偶然の 巡り合いです 七夕で     橿原市   塚本一男
  • 笹竹が 願いが多くて 腰曲がる    生駒市   中井文彦
  • 短冊に ピンピンコロリで よろしくね 橿原市   仁科和子
  • 短冊の 孫の願いは 欲張りで     大和郡山市 野村宣博
  • 短冊に 願いが多すぎ 書き切れず   堺市    福井幸一
  • 七夕の 願いはひとつ 四万キロ    宇陀市   松本光子
  • たなばたの 今宵ひと夜を くもりなく 香芝市   丸山順介
  • 七夕に 星光りたる 涙星       橿原市   森本 栄
  • 宇宙ごみ 流したくない 天の川    木津川市  山村晴美
  • 七夕の 願う短冊 日々笑顔      五條市   山森利広
  • 七夕の 笹をさがしに 一苦労     奈良市   吉田勝輔
  • 七夕の 待ち日まどわす 涙雨     大和郡山市 米村寿一
  • 年一度 認知症では 顔忘れ          読み人知らず

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  第102回 / 2019年6月26日(水)
お題
 『芝生』  2019年6月26日(水) ”だるま発祥の地から笹ユリの町”上牧町を歩く
作品
  • ベランダは 人工芝で エコ気分       橿原市   諌原良子
  • 力み過ぎ? ザックリ芝刈り またダブり   大阪市   漆畑昌己
  • 憧れる 広い芝生の 一軒家         京都市   遠藤スエ子
  • 芝生には アマチュア泣かせの 芽が一杯   大和郡山市 大﨑正夫
  • 梅雨空に 緑がはえる 芝生かな       京田辺市  太田勝淳
  • 幼子の ヨチヨチ歩き 芝生の上       斑鳩町   奥森節子
  • 夏もよし 孫も喜ぶ 芝スキー        三郷町   木村泰子
  • 新緑に 映える芝生(グリーン)の 芝目よむ 堺市    小山 敏
  • 愛犬と たわむれてみたい 芝生の上     吉野町   昆布壽子
  • 芝生席 貴女となら 特別席         奈良市   沢田敏夫
  • 芝見ると スイングするは ゴルフキチ    河合町   塩谷和久
  • 隣のは 非常に青い うらやまし       橿原市   塚本一男
  • 芝生刈り したいが無理だ ベランダでは   生駒市   中井文彦
  • あこがれの 芝生の庭は 息子の家      橿原市   仁科和子
  • 散歩より 芝生で昼寝 ポチとボク      大和郡山市 野村宣博
  • 下手なほど 芝目読むのの 長いこと     堺市    福井幸一
  • 最高だ 芝生で弁当 昼寝つき        宇陀市   松本光子
  • ヤレヤレと 芝生の原で ひと休み      香芝市   丸山順介
  • 養生中 芝生も踏まれりゃ 息を止め     橿原市   森本 栄
  • 芝を食む 山羊とバッタが にらみ合い    奈良市   森山忠行
  • 右、左 人生は選択 芝目読む        大阪市   山口勝司
  • 雑草は 芝生に勝って どや顏を       天理市   やまさと
  • 青かった 隣の芝も 高齢か(化)      木津川市  山村晴美
  • 麻生さん 芝生の張り方 非常識       五條市   山森利広
  • 奈良公園 アレが気になり 寝ころべず    生駒市   横田正典
  • 夏の芝 のびざかりなり めの保養      奈良市   吉田勝輔
  • ゴルファーに 寄り添う芝生に 私はなりたい 大和郡山市 米村寿一

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  第101回 / 2019年6月15日(土)
お題
 『名人』 6月15日(土) 外鎌山(忍坂山)から忍坂・倉橋・宮都めぐり
作品
  • AIも 読めぬ一手 名人戦       橿原市   諌原良子
  • 名人の こけこそが技 血が騒ぐ     京都市   遠藤スエ子
  • 名人に 俺もなろうか 冷やかしの    大和郡山市 大﨑正夫
  • 名人と ひと声かかり 頬ゆるむ     斑鳩町   奥森節子
  • 名人に 年齢差なしね 聡太くん     三郷町   木村泰子
  • 名人は 俺のことだと 自惚れる     大和郡山市 谷 裕隆
  • うんちくで 自称名人 らしくなり    橿原市   塚本一男
  • 藤井くん 名人取るまで 生きれるか   生駒市   中井文彦
  • 名人も 家ではむくち ゴミ出しを    橿原市   中西光和
  • 名人も 迷人有りきで ホッとする    橿原市   仁科和子
  • 名人芸 錆びて今では 迷人芸      大和郡山市 野村宣博
  • 名人の 飲んでみたいな 爪の垢     宇陀市   松本光子
  • 名人の 域を目差して 里歩き      香芝市   丸山順介
  • 人生の 凡名人の差 年の功       橿原市   森本 栄
  • ペンギンは つり名人だ ぐうのみね   天理市   やまさと
  • 我が人生 もらえるならば 迷人位    五條市   山森利広
  • なりたいなぁ なんでもいいから 名人に 守口市   横井洋子
  • 駒一つ 大山越えに 羽生来たる     大和郡山市 米村寿一
  • 芸達者 だけど名人 尚遠し       奈良市   一ファン

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  第100回 / 2019年5月29日(水)
お題
 『つばめ』  5月29日(水) 馬見古墳群・馬見丘陵を訪れチャレンジデーに参加
作品
  • ウオーキング つばめ風きる 田んぼ道   橿原市   諌原良子
  • 口授し ヒナに餌やる 親ツバメ      京都市   遠藤スエ子
  • ツバメ見て 季節の変わり 確かめる    大和郡山市 大﨑正夫
  • ヤクルト(つばめ)飲んで “G”を やっつける!
                         京田辺市  太田勝淳
  • あの頃の 若き燕と 特養に        奈良市   大西 勝
  • 軒先の 子つばめ巣立ち 待ちわびる    斑鳩町   奥森節子
  • 虫はうまいか つばめ急降下 田が起こされゆく
                         田原本町  片桐まゆみ
  • おいでやす 帰って来たね 忘れずに    三郷町   木村泰子
  • つばめの巣 餌待つ子どもに 初夏を感じる 堺市    小山 敏
  • ツバメ飛ぶ チャレンジデーの 風さわやか 吉野町   昆布壽子
  • ツバメの子 指折り数え 巣立つ日は    奈良市   沢田敏夫
  • ほしいもの ツバメに負けぬ 軽い足    京都市   島 正人
  • つばめの巣 下でもさわぎ 歌合戦     名張市   高尾順子
  • 小次郎さん つばめ返しが 見たかった   大和郡山市 谷 裕隆
  • 若い頃 あこがれました つばめさん    橿原市   塚本一男
  • ウオーキング 高く飛んでよ ツバメさん  生駒市   中井文彦
  • おおらかに 竹竿振りて 燕切り      橿原市   中西光和
  • つばめさん しばし見ないけど 巣もないね 橿原市   仁科和子
  • 富士山と 一緒に見たい つばめ号     大和郡山市 野村宣博
  • 今時の 演歌にツバクロ 出て来ない    堺市    福井幸一
  • 新緑の 今年も子育て つばめさん     宇陀市   松本光子
  • ゴールして ひらりつばめの お出むかえ  香芝市   丸山順介
  • 泥食べて つばめの味覚 落ちたるか    橿原市   森本 栄
  • つばくらめ 毎年帰って 無事知らす    天理市   やまさと
  • 戦争を 言い出す議員 ツバメ出せ     五條市   山森利広
  • つばめあやめ 田植え梅雨入り ああ!日本 木津川市  山村晴美
  • 永遠や 瑞穂の国に つばめくる      守口市   横井洋子
  • ひなのエサ 親が求めて 滑空する     大和郡山市 米村寿一
  • スワローズ 今年もやはり 低(定)位置に 奈良市   一ファン

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  第99回 / 2019年5月16日(木)
お題
 『新人』  2019年5月15日(水) ツツジの鳥見山と東海自然道を満喫する
作品
  • 入社式 どちらが親か 本人か      橿原市   諌原良子
  • ニューハーフ 訳が分からぬ 新人類   大阪市   漆畑昌己
  • 先輩が 手厳しいのも 覚悟せよ     京都市   遠藤スエ子
  • 新人は もてはやされて 泣かされて   大和郡山市 大﨑正夫
  • 新人に やっとの笑顔 お昼どき     奈良市   大西 勝
  • 新人の 背広姿は 清々しい       斑鳩町   奥森節子
  • 毎日が 新人のつもりで 老令も忘れ   田原本町  片桐まゆみ
  • ユニホーム 身につく頃に 慣れてくる  三郷町   木村泰子
  • 人生も いつも輝く 新人で       奈良市   桒原眞理子
  • 新人は 集団感染 五月病        奈良市   沢田敏夫
  • 大谷さん 新人賞の 次はなに?     河合町   塩谷和久
  • お局も 相手に出来ぬ 新人類      大和郡山市 杉本 直
  • 新人の マニアル通りの 声ひびく    名張市   高尾順子
  • ふけ顔で ニューフェイスと 言われても 橿原市   塚本一男
  • 新人に 戻れるなら 戻りたい      生駒市   中井文彦
  • 「新人ね!」 嫌味ことばと 誉めことば 橿原市   中西光和
  • 新人の 歯科衛生士で 手がグーに    橿原市   仁科和子
  • ニューフェイス 体も態度も デカくなり 大和郡山市 野村宣博
  • 点滅で 止まるは新人 行くベテラン   堺市    福井幸一
  • 新人種の 新人さんには 勝てません   宇陀市   松本光子
  • 新人の 力に負けず ゴールイン     香芝市   丸山順介
  • 古参には 無い新人の 目の光      橿原市   森本 栄
  • 新人は 私もあった 思い出す      天理市   やまさと
  • ニューフェイス 天皇陛下 バンザーイ  五條市   山森利広
  • 五月病 頑張る新人 一歩出し      守口市   横井洋子
  • 新人と 上手下手なし ウォーキング   生駒市   横田正典
  • うぐいすの 舌たらず鳴く 鳥見山    大和郡山市 米村寿一
  • 新人王 やっと出ました 大谷君     奈良市   一ファン

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  第98回 / 2019年5月4日(土・祝)
お題
 『連休』 5月4日(土・祝) 万葉のふるさと”大和三山“めぐり
作品
  • 連休は 書類作りに あけくれて     橿原市   諌原良子
  • 十連休 今の我が家は 終身休      大阪市   漆畑昌己
  • 海外に 行った夢見て 寝て過す     京都市   遠藤スエ子
  • 十連休 我家の暮し 変わりなし     大和郡山市 大﨑正夫
  • 連休の 中日に晴れて ああラッキー   京田辺市  太田勝淳
  • 定年後 過ごす毎日が 連休       大和郡山市 岡野代里子
  • カレンダー ながめため息 十連休    斑鳩町   奥森節子
  • 十連休 行列みながら 寝る至福     安堵町   柏尾信尚
  • よそごとか 日々日曜の マイペース   三郷町   木村泰子
  • 連休中 元号かわる 祝令和       奈良市   沢田敏夫
  • 呑んで観て 四畳半より 出ぬ連休    河合町   塩谷和久
  • 十連休 それがどうした わしゃ毎日   大和郡山市 谷  博
  • 連休は なんじゃもんじゃで すぎてゆく 橿原市   塚本一男
  • 連休も 人人人で テレビ見る      生駒市   中井文彦
  • 連休で 山道高速も 沈滞中       橿原市   中西光和
  • 連休も 今さらながら 行くとこなし   橿原市   仁科和子
  • 連休中 遊び疲れて 又連休       大和郡山市 野村宣博
  • 十連休 わたしゃ年中 連休だ      堺市    福井幸一
  • 連休で こずかいすっきり 減りました  宇陀市   松本光子
  • 十連休 胃袋休めて ダイエット     橿原市   森本 栄
  • 祝改元 何処も彼処も 数珠つなぎ(連球)大阪市   山口勝司
  • 連休は 鬼嫁ますます きばを出す    天理市   やまさと
  • 災害よ 令和の時代 連休ね       五條市   山森利広
  • あたえられ 嬉し悲しき 十連休     守口市   横井洋子
  • 連休は 休業多くて こまるだけ     生駒市   横田正典
  • ながやすみ 体にわるい ひとあるき   奈良市   吉田勝輔
  • 山里に にぎわい魅せる 鯉のぼり    大和郡山市 米村寿一
  • 「番外」
  • 青空に 強い決意と 叩き貼る      京都市   遠藤正人
  • 春雨で 桜じゅうたん 川下り      横浜市   谷田部往

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  第97回 / 2019年4月17日(水)
お題
 『はる』  4月17日(水) 大仏鉄道遺構と当尾の里”石仏巡りと浄瑠璃寺”を訪れる
作品
  • 春つらき すぎかひのきか 花粉症     橿原市   諌原良子
  • 春なのに 懐具合 まだ真冬        京都市   遠藤スエ子
  • 春風に ウグイスも声 なめらかに     大和郡山市 大﨑正夫
  • うぐいすの 鳴声と共に 春が来た     京田辺市  太田勝淳
  • 春野菜 みまもりそだて 虫くいに     斑鳩町   奥森節子
  • 花粉連れ 辛く嬉しい 春が来た      田原本町  片桐まゆみ
  • 春うらら 眠い目こすり ウオークへ    三郷町   木村泰子
  • 春風に 乗って黄砂&PM2・5      奈良市   沢田敏夫
  • 思い出す 春のうぐいす 恋の頃      河合町   塩谷和久
  • 孫つどい レシートたまり さいふはる   名張市   高尾順子
  • 冬過ぎて 突然の夏 春はどこ       橿原市   塚本一男
  • 春になれば お金さよなら シーズンに   生駒市   中井文彦
  • 春うらら 霞みが揺れて うすら呆け    橿原市   中西光和
  • 花が咲き ネコも恋する 春うらら     大和郡山市 野村宣博
  • 孫二人 大学・高校 春が来た       堺市    福井幸一
  • 春よ来い いくら早くても 人喜こぶ    宇陀市   松本光子
  • 里の春 萌え出る若草 いとおしむ     香芝市   丸山順介
  • 歩く会 今日も湿布が 人気者       大和郡山市 みっちゃん
  • 杯に 舞う淡き恋夢 桜花         橿原市   森本 栄
  • 春つむじ 忖度したと 見栄をはる     大阪市   山口勝司
  • 桜過ぎ 手招きしてる チューリップ    木津川市  山村晴美
  • 古希になり 迎えた春や ウオーキング   五條市   山森利広
  • 何になる 雪が溶けたら 春になる     生駒市   横田正典
  • この春は 元号継ぎで 大わらわ      奈良市   吉田勝輔
  • 木々枝から もえぎ色の葉 顔を出し    大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第96回 / 平成31年3月23日(水)
お題
 『うぐいす』  平成31年3月23日(土) 名勝”月ケ瀬梅林”ウオーク
作品
  • 選挙前 うぐいす嬢の たくましさ         橿原市   諌原良子
  • ウグイスの 声に連れられ 野路を行く       京都市   遠藤スエ子
  • うぐいすは 甲子園から 鳴き始め         大和郡山市 大﨑正夫
  • 梅の香に 初音の響き 寿命延ぶ          奈良市   大西 勝
  • ウグイスの 声山里に 春を呼ぶ          斑鳩町   奥森節子
  • ほーほーけ(呆気)きょ(今日)は梅見の いい日和 京都市   島 正人
  • 間違うな うぐいすじゃない オレめじろ      大和郡山市 谷 裕隆
  • へたくそな 君は練習 不足ですか         橿原市   塚本一男
  • うぐいすの 鳴き声聞いて 心地良い        生駒市   中井文彦
  • ホーホケキョ 私も飛ぶよ 梅林を         橿原市   中西光和
  • 登り坂 ホーホケキョに 励まされ         橿原市   仁科和子
  • 一鳴きに 笑顔も満開 月ヶ瀬峡          大和郡山市 野村宣博
  • うぐいすと 言われた声も 一昔          堺市    福井幸一
  • 雨一人 うぐいす一羽 梅の枝           橿原市   森本 栄
  • うぐいすの なき声かわる じょうずにね      天理市   やまさと
  • 名勝月ヶ瀬 鶯鳴けば 星五つ           木津川市  山村晴美
  • うぐいすも 平成最後の ホーホケキョ       五條市   山森利広
  • うぐいすの 声にまさらじ 観梅の人        京都市   矢野和子
  • 初音から 日に日にうまく 気が和む        生駒市   横田正典
  • 静かなる 梅のさやけき 聞こえぬか        大和郡山市 米村寿一
  • うちのヨメ いくつになっても うぐいす嬢           匿名さん

回/掲載日
  第95回 / 平成31年3月6日(水)
お題
 『合格』 3月6日(水) 神が鎮座する斑鳩町三室山から万葉の三郷町三室山をめぐる
作品
  • まご受験 合格祈願 神だのみ      橿原市   諌原良子
  • 絵馬に誤字 これでは合格 無理かもね  大阪市   漆畑昌己
  • 「桜咲く」 前途洋々 バラ色だ     京都市   遠藤スエ子
  • 合格の 知らせは笑顔を また増やし   大和郡山市 大﨑正夫
  • 孫受験 合格きいて 涙する       斑鳩町   奥森節子
  • さくら咲く 旅立つ孫に おまけ付け   三郷町   木村泰子
  • 受験生 親が解けない 問も解き     奈良市   沢田敏夫
  • 無試験でも 受け取り嬉し 合格証    河合町   塩谷和久
  • 顔パスが 今じゃしわくちゃ 不合格   名張市   高尾順子
  • 階段を 落ちた夢です 正夢か      橿原市   塚本一男
  • ハンカチの 合格祈願 思い出す     生駒市   中井文彦
  • 合格だ 破顔の孫は たいずくし     橿原市   中西光和
  • 認知症 テスト合格 ホットする     橿原市   仁科和子
  • 合格と 読む手の下に 不が隠れ     大和郡山市 野村宣博
  • 合格は 点滅で止まる この気持ち    堺市    福井幸一
  • 祈ります 人間ドックで 合格印     宇陀市   松本光子
  • 古希も過ぎ 夫婦課程は 合格か?    橿原市   森本 栄
  • 合格の 二文字欲しいが 努力イヤ    奈良市   守山一郎
  • 不合格『お詫び』で済まぬ 不正に誤送  大阪市   山口勝司
  • 合格は 昔昔の 願いごと        天理市   やまさと
  • 合格か 人生行脚 今は良し       五條市   山森利広
  • 喜びは 家族の数だけ 増加する     生駒市   横田正典
  • 何回も 名前確認 スマホ押す      奈良市   吉田勝輔
  • 合格を もらえてうれし 受験生     大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第94回 / 平成31年2月27日(水)
お題
 『金魚』  2月27日(水)〈四季巡り・春〉大和郡山市”大和な雛まつり”めぐり
作品
  • 今はなき 電話ボックス きんぎょ鉢     橿原市   諌原良子
  • 金婚式 良くも悪くも 金魚のフン      大阪市   漆畑昌己
  • 摩訶不思議 金色で無いのに 金魚とは    京都市   遠藤スエ子
  • 金魚池 鴨と亀とが 日向ぼこ        大和郡山市 大﨑正夫
  • 郡山 金魚とともに 春が来た        京田辺市  太田勝淳
  • 全身を 真赤に染めて 名は金魚       奈良市   大西 勝
  • 水槽を 出て泳ぎたい 稗田の堀       田原本町  片桐まゆみ
  • 夏休み 金魚すくいも 宿題よ        三郷町   木村泰子
  • 出目金と 和金と琉金 皇帝らんちう     奈良市   沢田敏夫
  • 魚くん ギョギョギョ金魚 郡山       河合町   塩谷和久
  • 金魚の町 三人官女も 笑顔で金魚すくい   大和郡山市 高橋正明
  • 金魚箱 見合い途中で 赤面す        橿原市   塚本一男
  • 赤服を 着ている金魚 これいかに      生駒市   中井文彦
  • 無粋人 金魚ボックス もどしてよ      橿原市   仁科和子
  • 春光に 目覚めた金魚の ご馳走は      大和郡山市 野村宣博
  • 金魚鉢 夜店が寂しく 泳いでる       堺市    福井幸一
  • スタッフさん 金魚のふんですが よろしくね 宇陀市   松本光子
  • 春暖に 金魚の目覚め 泡ひとつ       香芝市   丸山順介
  • 逃げ延びた ポイや怖しの 縁日や      橿原市   森本 栄
  • 声掛けて 心通わす 舞魚と         大阪市   山口勝司
  • トランプさん パクパクパクと きんぎょの口 桜井市   山ちゃん
  • 「金魚え~金魚~」昭和は遠く なりにけり  木津川市  山村晴美
  • 金魚にも 貧富の格差 生まれた時に     五條市   山森利広
  • ここの金魚 ブランドなんだが ロゴはなし  生駒市   横田正典
  • 赤い稚子 元気にはねて 救われる      奈良市   吉田勝輔
  • あおぎ見る 鯉こがれし 金魚かな      大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第93回 / 平成31年2月11日(月・祝)
お題
 『チョコレート』  平成31年2月11日(日・祝) 廣瀬神社の奇祭”砂かけ祭り(御田植祭り)”見学
作品
  • あの人に 感謝チョコでも よろこばれ     橿原市   諌原良子
  • 渡せずに また持ち帰り ビターチョコ     大阪市   漆畑昌己
  • 手に入れた チョコを数えて 得意顔      京都市   遠藤スエ子
  • チョコレート 今も昔も 義理ばかり      大和郡山市 大﨑正夫
  • ほろ苦く 甘い思い出 チョコレートには    田原本町  片桐まゆみ
  • チョコもらい 元気倍増 ウオーキング     宇陀市   かみたになおえ
  • 義理チョコを 仲良く食べて えびす顔     三郷町   木村泰子
  • 義理でいい せめて一つは 欲しいよう     奈良市   沢田敏夫
  • 健康に チョコを食べれど 変化なし      名張市   高尾順子
  • 甘いチョコ 血糖値あげに 思案する      橿原市   塚本一男
  • いつまでも 貰えるチョコ 続くかな      生駒市   中井文彦
  • 今日もチョコ
      チョコチョコチョコと 明日もチョコ    橿原市   中西光和
  • チョコレート ハマっています 72       橿原市   仁科和子
  • 本命も 無いのに手造り 孫娘         大和郡山市 野村宣博
  • 義理チョコは 止めてね お返し辛いから    堺市    福井幸一
  • チョコレート いつでもさし入れ オッケーよ  宇陀市   松本光子
  • 我想い 愛を溶かして チョコの中       橿原市   森本 栄
  • 遠い日は チョコで高鳴り 今、動悸      大阪市   山口勝司
  • 「ありがとう」言葉に添えて 感謝チョコ    木津川市  山村晴美
  • 安部総理 統計不正 ビターかな        五條市   山森利広
  • バレンタイン チョコはチョコでも 猪口がいい 生駒市   横田正典
  • もてずとも もらうチョコへの ありがたさ   大和郡山市 米村寿一
  • 義理チョコに あわてはためく 一人者     詠み人しらず

回/掲載日
  第92回 / 平成31年1月30日(水)
お題
 『笑顔』 1月30日(水) 二上山から”奇岩群の屯鶴峯”をめぐる
作品
  • 笑顔でる ヨチヨチ歩き わがまごよ    橿原市   諌原良子
  • その笑顔 おとこ惑わす 魔物なり     京都市   遠藤スエ子
  • 急坂を 登って笑顔や 二上山       大和郡山市 大﨑正夫
  • 小春日の 二上頂に 笑顔も晴れて     田原本町  片桐まゆみ
  • 七五三 孫の笑顔は 宝もの        三郷町   木村泰子
  • いいね 目元口元 女神の微笑み      奈良市   沢田敏夫
  • してみたい 笑顔で登頂 二上山      河合町   塩谷和久
  • 晴れ晴れと 冬二上山 笑顔咲く      京都市   島 正人
  • 早朝に カバン背おいて 笑顔見せ     生駒市   陶浪 明
  • 孫が来た ジジババ笑顔 シワ隠れ     大和郡山市 谷 裕隆
  • 二上山 苦しまみれの 泣き笑い      橿原市   塚本一男
  • 誰にでも 笑顔振りまく 孫娘       生駒市   中井文彦
  • はいどうぞ 平等無料 笑顔よし      橿原市   中西光和
  • おこずかい 孫の笑顔に 額が増え     大和郡山市 野村宣博
  • 今日もまた 笑顔で完歩 難コース     奈良市   はるちゃん
  • にんまりと 笑う家内の あの恐さ     堺市    福井幸一
  • 山道も 笑顔で楽勝 完歩する       香芝市   丸山順介
  • 妻笑顔 家内安全 朝日ノ出        橿原市   森本 栄
  • 止めましょう あおり運転 スマイルで   五條市   山森利広
  • 二上山 皇子の笑顔が 見たかった     守口市   横井洋子
  • お年玉 笑顔の緩みで 額分かる      生駒市   横田正典
  • つらくとも 今年いっぱい 恵美須顔    大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第91回 / 平成31年1月16日(水)
お題
 『亥(年)』  1月16日(水) 五條市へ”今も残る弘法大師”の伝説を訪ねる
作品
  • 対策も イノシシ見抜き おてあげだ     橿原市   諌原良子
  • 人里で 喰い物荒らし お縄なり       京都市   遠藤スエ子
  • イノシシは 肉がボタンに 毛はブラシ    大和郡山市 大﨑正夫
  • 亥のごとく 走り続けた日々 今はのんびりと 田原本町  片桐まゆみ
  • 寒中ウオーク トイレ見つけて 猪突猛進   奈良市   沢田敏夫
  • 亥は 干支とジビエで カムバック      河合町   塩谷和久
  • 年始め いのししかける 荒れる畑      名張市   高尾順子
  • 熟考か 猪突で行くか 考えどころ      橿原市   塚本一男
  • 一目惚れ 猪突猛進 俺好み         生駒市   中井文彦
  • “ 改憲だ” 猪突猛進 安倍首相        大和郡山市 野村宣博
  • 後四年 七度は会いたい 当たり年      堺市    福井幸一
  • 亥い年に 開運阪登り 運つかむ       宇陀市   松本光子
  • いのししに 出くわしさっと 道よける    香芝市   丸山順介
  • いのししも 餌を貰えば 豚になる      橿原市   森本 栄
  • お待せと 殿出でし 干支飾り        大阪市   山口勝司
  • 玄関で 夫婦いのしし 笑ってる       天理市   やまさと
  • 癌手術 成功おさめ い亥年に        五條市   山森利広
  • ウリボウよ 猛進やめて トントンと     生駒市   横田正典
  • 我々に 元気をあたえ 良いとしに      奈良市   吉田勝輔
  • 早かりし シシのごとくに 犬追いて     大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第90回 / 平成31年1月5日(土)
お題
 『お餅』  平成31年1月5日(土)〈特別大会〉新春初詣ウオーク”春日大社・若宮15社めぐり”
作品
  • なつかしき 祖父母とついた かがみもち  橿原市   諌原良子
  • 餅つき機 あるのに今年も 店で買う    大阪市   漆畑昌己
  • 年寄りに 餅を喰わすな 喉詰まる     京都市   遠藤スエ子
  • 焼モチも モチ肌もまた 遠くなり     大和郡山市 大﨑正夫
  • 今年又 もち肌追ひて 歳忘る       奈良市   大西 勝
  • 年取れば 雑煮食べるも 命がけ      奈良市   沢田敏夫
  • 臼と杵 今年もやっぱり 出番なし     大和郡山市 谷 裕隆
  • 五個食べて うねびの山を 走りおり    橿原市   塚本一男
  • 初日の出 お餅食べる 幸せを       生駒市   中井文彦
  • 焼もちを 噛む数かぞえ 喉通す      橿原市   仁科和子
  • 久しぶり 杵を持ったら しりもちを    大和郡山市 野村宣博
  • 餅つきを うさぎは月で かめはどこ    奈良市   はるちゃん
  • この肌が 本当に餅肌 だったのか     堺市    福井幸一
  • 寒餅で 力蓄え さあ完歩         香芝市   丸山順介
  • 鏡餅 妻に似てるか 二段腹        橿原市   森本 栄
  • 餅文化 気持ち繋いで 胸詰まる      大阪市   山口勝司
  • おもち食べ 今年でいくつ 年忘る     天理市   やまさと
  • なごみ餅 胸いっぱいの 温かさ      木津川市  山村晴美
  • もち食べて 歩き続けん 米寿まで     五條市   山森利広
  • きねでつく 餅に勝る 餅はなし      奈良市   吉田勝輔
  • ゆっくりと 餅をたべてネ 孫の声     大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第89回 / 平成30年12月19日(水)
お題
 『クリスマス』 12月19日(水)〈四季巡り・冬〉生駒山麓の名社、名刹を訪ねて
作品
  • わくわくと クリスマスまつ まご娘    橿原市   諌原良子
  • 我がサンタ 風邪ひきダウン 赤鼻で    大阪市   漆畑昌己
  • イエス様 金欠気味なの お恵みを     京都市   遠藤スエ子
  • クリスマス ケーキばかりで 意味知らず  大和郡山市 大﨑正夫
  • ケーキ囲み 楽しんだ日々が なつかしや  田原本町  片桐まゆみ
  • ケーキとチキン 夫婦だけでも クリスマス 奈良市   沢田敏夫
  • いつ来るの 清しこの世の クリスマス   河合町   塩谷和久
  • クリスマス さいふ底つき クルシミマス  名張市   高尾順子
  • まごまごが クリスマスには やってくる  橿原市   塚本一男
  • クリスマス 喜ぶ孫の 裏表て       生駒市   中井文彦
  • 今年また サンタのこない クリスマス   橿原市   仁科和子
  • この夜だけ サンタ信じる 孫二人     大和郡山市 野村宣博
  • エントツが 無いとごねてる 孫息子    奈良市   はるちゃん
  • 靴下は 履くだけだよと 念押され     堺市    福井幸一
  • 年末の 心うきうき クリスマス      宇陀市   松本光子
  • プレゼント 買い忘れない クリスマス   香芝市   丸山順介
  • またきたな おかねへるへる クリスマス  奈良市   三木正雄
  • クリスマス 指輪贈った あの頃に     橿原市   森本 栄
  • 平成の 最後のイブに 明日祈る      大阪市   山口勝司
  • プレゼント 愛も一緒に 包みます     木津川市  山村晴美
  • わが町は サンタも暇よ 高齢化      五條市   山森利広
  • 生誕日 忘れてケーキの 日と思う     生駒市   横田正典
  • サンタ待つ 子の願いやら ソリ使い    大和郡山市 米村寿一
  • 私はここ 折り返し点 不惑の年      京都市   遠藤正人
  • 走り去る 冬路を 遥か 十里先      横浜市   谷田部往

回/掲載日
  第88回 / 平成30年12月8日(土)
お題
 『マラソン』  12月8日(土) 巡訪”弘法大師”の足跡を訪ねる
作品
  • 友人の マラソン順位 感動す         橿原市   諌原良子
  • 給水で ビールが出たら 泡てます       大阪市   漆畑昌己
  • ゴールイン この瞬間に 酔いしれる      京都市   遠藤スエ子
  • マラソンに 負けじとはげむ 歩く日々     三郷町   木村泰子
  • 夢の様 サブ10達成 夢の中          奈良市   沢田敏夫
  • 人生は 喜怒哀楽の マラソンだ        生駒市   中井文彦
  • マラソンは 私にとって 見るもんです     橿原市   仁科和子
  • サブ4を やったやったと 大騒ぎ       大和郡山市 野村宣博
  • あの距離を 歩ける人に 最敬礼        奈良市   はるちゃん
  • 人生の マラソンゴールは そろそろか     堺市    福井幸一
  • マラソンは おもてなしだけ 魅力かな     宇陀市   松本光子
  • マラソンを 目ざしてはげむ ウオーキング   香芝市   丸山順介
  • マラソンに 一度は参加と 夢の中       桜井市   森本 栄
  • マラソンで 化粧ぐちゃぐちゃ 顔必死     天理市   やまさと
  • もっともっと 走りたいのに ゴールが見え隠れ 香芝市   山田 亨
  • いつまでも 続くマラソン 人生        桜井市   山田真裕美
  • 思い出す はだしのアベベ 半世紀       五條市   山森利広
  • 十余里も 歩けないのに 駆けるとは      生駒市   横田正典
  • 幼な子の かけっこ見たり 過ぎし日に     大和郡山市 米村寿一
  • 瀬古さんも 若手がのびて えびす顔      詠み人知らず

回/掲載日
  第87回 / 平成30年11月21日(水)
お題
 『オオカミ』  平成30年11月21日(水) 幕末の歴史 ”天誅組ゆかり”の地を行く
作品
  • オオカミは 絶滅きしゅに なりにけり     橿原市   諌原良子
  • 人間の 心の闇が 住処なり          京都市   遠藤スエ子
  • オオカミの 遠吠えむなし 返事無く      大和郡山市 大﨑正夫
  • 昔は 狼煙 今エリアメール          奈良市   沢田敏夫
  • オオカミの遠吠え真似で 山歩き        河合町   塩谷和久
  • 銅像に なったオオカミ もみじ狩り      京都市   島 正人
  • オオカミだ! 今どきだれも にげないよ    名張市   高尾順子
  • オオカミが 滅んで猪鹿 大威張り       大和郡山市 谷 裕隆
  • オー神よ なぜオオカミを 滅くしたの     奈良市   杉本忠幸
  • いつまでも 頭あがらず お女将に       生駒市   中井文彦
  • おおかみの 鬣御幣 凛として         橿原市   中西光和
  • オオカミが 先祖と思えぬ うちのポチ     大和郡山市 野村宣博
  • あなたなら きっと成れるよ 狼に       堺市    福井幸一
  • 鹿の害 助けてください オオカミさん     宇陀市   松本光子
  • 夢の中 オオカミの声 耳にする        香芝市   丸山順介
  • オオカミよ 今は悲しき 資料館        橿原市   森本 栄
  • オオカミの 代わりになれるか アニマルネット 京都市   矢野和子
  • 気はウルフ 群れの流れに ゆる灯り      大阪市   山口勝司
  • おおかみに ねらわれるよね 美人さん     天理市   やまさと
  • 気のせいか もみじ谷に木霊する オオカミの声 桜井市   山田真裕美
  • 道たずね おー神対応 案内され        木津川市  山村晴美
  • オオカミよ いじめ貧困 食べてくれ      五條市   山森利広
  • 行くえ見ず 日本オオカミ 今何処       大和郡山市 米村寿一
  • 好きだから 送り狼 ならないでいる      京都市   遠藤正人
  • 人誘う 咆哮を聞く 吉野里          横浜市   谷田部往

回/掲載日
  第86回 / 平成30年11月14日(水)
お題
 『散歩』 11月14日(水) ”晩秋の佐紀の里” 薬師寺を歩く
作品
  • 犬散歩 老姿いたわり 振り返る       橿原市   諌原良子
  • 今月も いつも会う人 減ってきた      大阪市   漆畑昌己
  • 片寄せて 歩く二人に ジェラシーを     京都市   遠藤スエ子
  • いにしえも 紅葉めでたか 散歩道      大和郡山市 大﨑正夫
  • 散歩する 悠久の道は 秋深まり       田原本町  片桐まゆみ
  • 認知症 ポチにひかれて 散歩かな      奈良市   沢田敏夫
  • 散歩とは ジャランジャランと ウオーキング 河合町   塩谷和久
  • 散歩する 君の姿に 老いをみる       大和郡山市 谷 裕隆
  • よろよろと ふらつきなが 散歩です     橿原市   塚本一男
  • 犬散歩 朝の出会いを 楽しみに       生駒市   中井文彦
  • 三歩四歩 五歩歩き続けて 五万キロ     橿原市   中西光和
  • 背を丸め 散歩する母 いとおしい      橿原市   仁科和子
  • 散歩する ニューフェイスは 犬ばかり    大和郡山市 野村宣博
  • 口喧嘩 朝の散歩で 仲直り         堺市    福井幸一
  • 紅葉踏み 鹿に手を振り 家路つく      奈良市   枡野松男
  • 散歩する 本番ぞなえ 足慣らし       香芝市   丸山順介
  • 高齢者 散歩と間違う 徘徊中        橿原市   森本 栄
  • ウオーキングも 他人が見れば 散歩かな   香芝市   山田 亨
  • 人生は 出会いと別れの 散歩道       木津川市  山村晴美
  • 浮き沈み 人生散歩 古希祝う        五條市   山森利広
  • かけ出して 笑かしひざの おもしろさ    大和郡山市 米村寿一
  • 「散歩です」と 見栄も張れない 奈良ウオーク      H・Yさん
  • 彼女と 星空歩く かろやかに        京都市   遠藤一人
  • 宇宙歩き 地の果て見て 君に会う      横浜市   谷田部往

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  第85回 / 平成30年11月3日(土・祝)
お題
 『遠足』  11月3日(土・祝) ”秋の蹴鞠祭り見学” 多武峰から明日香路を
作品
  • 遠足は 美味しい弁当 食べれる日       京都市   遠藤正人
  • 丘を越え 陽の当たる方へ 足運ぶ       横浜市   谷田部往
  • 雨あがり 遠足日和 胸はずむ         橿原市   諌原良子
  • あれ持った? おにぎり水筒 いまスマホ    大阪市   漆畑昌己
  • 遠足は 和気藹々で 至福どき         京都市   遠藤スエ子
  • 遠足は バスに車で お買物          大和郡山市 大﨑正夫
  • じいじとばあば 今日も遠足 健康家族     奈良市   沢田敏夫
  • 青天に 大人遠足 足疲れ           橿原市   塚本一男
  • 早起きで 孫の弁当 作るパパ         生駒市   中井文彦
  • 早起きで てるてる坊主 たまご焼       橿原市   中西光和
  • けまりにもみじ 大人の遠足 豪華なり     宇陀市   なおちゃん
  • 遠足? なんとなつかし 言葉でしょう     橿原市   仁科和子
  • リックにも てるてる坊主が スタンバイ    大和郡山市 野村宣博
  • 遠足日 目覚しよりも 先に起き        堺市    福井幸一
  • 遠足の 目当てはいつも お弁当        香芝市   丸山順介
  • 顔の中 米粒遠足 孫の笑み          橿原市   森本 栄
  • 遠足は 年を老いても わくわくだ       天理市   やまさと
  • 空の青さに もみじ映え今日は大人の 遠足日和 桜井市   山田眞裕美
  • わくわくし 眠れぬ夜や 大昔         五條市   山森利広
  • 毎日が 遠足気分の ウオーキング       木津川市  山村晴美
  • まほろばの やまなみ歩く じじばあば     大和郡山市 米村寿一
  • 遠足の 思い出いっぱい リックにも      奈良市   匿名さん

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  第84回 / 平成30年10月24日(水)
お題
 『カラス』  平成30年10月24日(水) 里山歩行!!里山が待っている。
作品
  • 忙しい カラスの行水 かぜをひく     橿原市   諌原良子
  • ゴミ分別 大きな悩みは 黒い鳥      大阪市   漆畑昌己
  • ゴミ散らし 阿呆か阿呆かと 去って行く  京都市   遠藤スエ子
  • 実りの里 柿も米もうまいカー からす鳴く 田原本町  片桐まゆみ
  • 守護神の 足は三本 八咫烏        奈良市   沢田敏夫
  • 里山に カラスも残す 柿一つ       河合町   塩谷和久
  • 山里を 歩く人にも カァ(car)カァ(car)カァ(car)
                         京都市   島 正人
  • カラス族 仲間じゃないよ 名を変えろ   大和郡山市 谷 裕隆
  • ごみ収集 カラスに起こされ ウオーキング 橿原市   塚本一男
  • カラスには ゴミ対策に 負けないで    生駒市   中井文彦
  • 秋空に ゆるりと舞うは あのカラス    橿原市   中西光和
  • 悩ましい 畑のカラスと 知恵くらべ    橿原市   仁科和子
  • やたがらす 神になったり 酒にもね    大和郡山市 野村宣博
  • 八咫烏 次こそ頼む ベスト4       堺市    福井幸一
  • 畑仕事 カラスに見守られ 精を出す    宇陀市   松本光子
  • あと少し 歩けばゴール カラス呼ぶ    香芝市   丸山順介
  • ぬれば色 カラス恨めし 我の髪      橿原市   森本 栄
  • 街カラス 「生ごみ」ラインで 声からす  大阪市   山口勝司
  • からすさん 七色の羽 羽ばたかせ     天理市   やまさと
  • 安部さんに 教え政道 ヤタガラス     五條市   山森利広
  • カァーカァーと 鳴く子かわいさ よみの声 大和郡山市 米村寿一

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  第83回 / 平成30年10月18日(木)
お題
 『松茸』 10月17日(水) ご存じ、古代ロマン街道”山の辺の道”
作品
  • 松茸や 食するごとき 秋去りし      京都市   遠藤正人
  • 松青し 茸はなれども 秋は死す      横浜市   谷田部往
  • いつの日か ちぎりで焼いた 松茸を    橿原市   諌原良子
  • 分相応 うちのすき焼き エリンギよ    大阪市   漆畑昌己
  • 松茸の 臭いにつられ 店先に       京都市   遠藤スエ子
  • 里山で マツタケ探した 遠い日々     大和郡山市 大﨑正夫
  • 一等賞 牛肉松茸 踊り食い        奈良市   沢田敏夫
  • 秋来れば 心の友よ 松茸さん       生駒市   陶浪 明
  • 土びん空 松たけ待ちわび 棚の中     名張市   高尾順子
  • 型しらず お吸物でしょ まつたけは    橿原市   塚本一男
  • 松茸の 匂いだけでも 嗅ぎたいな     生駒市   中井文彦
  • べん当に まつたけ入ってた ようちえん  宇陀市   なおちゃん
  • まつたけや きざみ細切り いい香り    橿原市   中西光和
  • 松茸も バカに主役を ゆずるかな     大和郡山市 野村宣博
  • 酒のアテ 何を言っても 土瓶蒸し     堺市    福井幸一
  • 松茸も アイピーエス細胞で 作れるかな  宇陀市   松本光子
  • においかぎ まつたけさがす 松林     香芝市   丸山順介
  • 松茸を 値段で食べて 腹一杯       橿原市   森本 栄
  • マツタケは 小袋サッサの お吸い物    大阪市   山口勝司
  • すきやきの まつたけかおる となりから  天理市   やまさと
  • 今年こそ 口に入るか 土瓶蒸し      香芝市   山田 亨
  • きのこごはん まつたけ一切れ いいかおり 桜井市   山田真裕美
  • 香り立つ 貴重な今を 味わいつ      五條市   山森利広
  • 極上の 香りに酔いしれ 手がだせず    木津川市  山村晴美
  • 食べたよと 透ける厚みで 自慢する    生駒市   横田正典
  • まつたけも きのこの王と あがめられ   大和郡山市 米村寿一
  • 松茸を 知らない孫に 薀蓄を       奈良市   匿名さん

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  第82回 / 平成30年10月6日(土)
お題
 『夕焼け』  10月6日(土) 大和郡山矢田丘陵を松尾寺まで
作品
  • 茜雲 昔なつかし おにごっこ       橿原市   諌原良子
  • あの頃は 夕焼け童謡 今、演歌      大阪市   漆畑昌己
  • 黄昏に 沈む夕日や 人恋し        京都市   遠藤スエ子
  • 夕焼けの 色づき具合で 秋感じる     京都市   遠藤正人
  • 今日もまた 夕焼け見ながら ウオーキング 奈良市   沢田敏夫
  • ゴールして 夕焼け待てず 缶ビール    京都市   島 正人
  • 夕焼けに 似合うはトンボか カラスかな  大和郡山市 谷 裕隆
  • 赤とんぼ 秋空のもと スイスイと     生駒市   中井文彦
  • お浄土へ 私も悪人 夕焼けを       橿原市   中西光和
  • 夕焼けを 肩寄せ合って 見た事も     橿原市   仁科和子
  • 明日遠出 夕焼け見つけ 一安心      大和郡山市 野村宣博
  • 夕焼けで 想いだす母 「ご飯だよ!」   堺市    福井幸一
  • 夕焼けに カラスも喜び 家に帰る     宇陀市   松本光子
  • 寺の鐘 トンボ夕焼け 茜色        橿原市   森本 栄
  • 朱に染め 夕陽に見ゆる 夕餉かな     横浜市   矢田部 往
  • 夕焼けの 影がどんどん 大となる     天理市   やまさと
  • 染められて ピンクオペラの 顔と顔    木津川市  山村晴美
  • 沈みゆく 年になれども 赤く燃ゆ     五條市   山森利広
  • 夕焼けに 子の厄除け祈る 松尾寺     守口市   横井洋子
  • 赤ら顔 夕陽か酒か 人に聞く       生駒市   横田正典
  • トンボ待つ 秋の夕暮れ 我子らと     大和郡山市 米村寿一

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  第81回 / 平成30年9月26日(水)
お題
 『彼岸花』  平成30年 9月26日(水)〈四季巡り・秋〉明日香の里に咲く”彼岸花と案山子”
作品
  • 稲淵の 案山子と競う 彼岸花       橿原市   諌原良子
  • 猪の 今や好物 ヒガンバナ        大阪市   漆畑昌己
  • 彼岸花 仏の使者が 癒される       京都市   遠藤スエ子
  • 赤白黄 色いろあるぜ 彼岸花       大和郡山市 大﨑正夫
  • 暑い日々 ヒガン花見て 季節知る     三郷町   木村泰子
  • 青空と 金色の田に 紅映える       奈良市   沢田敏夫
  • 畦道に 控めに咲く 彼岸花        生駒市   陶浪 明
  • 雨の中 赤白黄色の 花求め        橿原市   塚本一男
  • 秋告げる 稲田花咲く 彼岸花       生駒市   中井文彦
  • 彼岸花 姿、この色 何想う        橿原市   中西光和
  • 彼岸花 白黄色にと 色とりどりに     橿原市   仁科和子
  • 時期来れば 律儀に顔出す 彼岸花     大和郡山市 野村宣博
  • チューリップ よりも長いよ ハナの下   堺市    福井幸一
  • 妖艶に 照れる案山子や 彼岸花      橿原市   森本 栄
  • 群れ燃えて 棚田賑わす 彼岸花      大阪市   山口勝司
  • 彼岸花 今年も朱顏で お迎えだ      天理市   やまさと
  • ひがんばな とうとうきみも やられたのね 桜井市   山田真裕美
  • ひがんばな いにしえしのぶ 明日香    奈良市   山本康子
  • 父母の恩 色こく感ず 彼岸花       五條市   山森利広
  • 大和路に 秋の便りを まつ先に      奈良市   吉田勝輔
  • 明日香路に 案山子たたずむ 彼岸花    大和郡山市 米村寿一

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  第80回 / 平成30年 9月12日(水)
お題
 『汗』 9月12日(水) 北桜井の初瀬ダムから笠荒神社へ
作品
  • ウオーキング そよ風吹くも 玉の汗   橿原市   諌原良子
  • 汗に濡れ シャツの絵柄が 悩ましい   大阪市   漆畑昌己
  • 汗掻いて 気分爽快 サウナ風呂     京都市   遠藤スエ子
  • 雨風の 中を歩くも 汗だくに      大和郡山市 大﨑正夫
  • クーラーの中 汗と涙の 甲子園     三郷町   木村泰子
  • いややなあ 寝汗冷や汗 あぶら汗    奈良市   沢田敏夫
  • 事故セーフ 冷や汗の後 大汗が     奈良市   杉本忠幸
  • 汗まみれ 油汗やら 冷汗やら      橿原市   塚本一男
  • ポケットの 財布を落とし 冷や汗が   生駒市   中井文彦
  • 汗かきや ビール塩から めんたいこ   橿原市   中西光和
  • 汗だくの 夏のウオーク 好きやねん   大和郡山市 野村宣博
  • 4万キロ 汗・汗・汗の 結晶が     堺市    福井幸一
  • 汗汗汗 平成最後の 汗だった      宇陀市   松本光子
  • 汗に見る 今日の努力の 君の顏     橿原市   森本 栄
  • 半端じゃない 猛暑と台風 溢れる汗   大阪市   山口勝司
  • びっしょりと かく汗キラリ 登り坂   天理市   やまさと
  • ゴールまで 思い浮かばず 汗をかく   香芝市   山田 亨
  • 汗っても しかたがないよ 一歩ずつ   五條市   山森利広
  • 熱い汗 冷たい雨で 元通り       奈良市   吉田勝輔/li>
  • 汗びきに スポーツ飲料 味くらべ    大和郡山市 米村寿一
  • 心打つ 汗と涙の 球児たち       匿名 希望

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  第79回 / 平成30年8月9日(木)
お題
 『花火』  8月8日(水)〈四季巡り・夏〉幻想の夜”なら燈花会”
作品
  • 夏の夜に 亡き友想う 花火かな     橿原市   諌原良子
  • ビル増えて 我が家は居間で 音花火   大阪市   漆畑昌己
  • 夕涼み 浴衣で花火 夏風情       京都市   遠藤スエ子
  • 音聞こえ 花火はどこかと 探す空    大和郡山市 大﨑正夫
  • 艶めかし うなじの君や 遠火花     奈良市   大西 勝
  • 遠くより 聴こえる音に 花火さがす   田原本町  片桐まゆみ
  • 奉納花火 ハルカスよりも はるか下   奈良市   沢田敏夫
  • キラキラと 思い出つきぬ 花火なり   宇陀市   立見祥乃
  • 愛犬も 花火の音に 耳すまし      大和郡山市 谷 裕隆
  • 打上花火 線香花火 俺どっち      橿原市   塚本一男
  • 打ち上げも 今年も進化 花火かな    生駒市   中井文彦
  • 花火見ず 孫と夜店に のめりこみ    大和郡山市 野村宣博
  • 燃やすだけ こんな贅沢 花火だけ    堺市    福井幸一
  • 人生は 打上花火も 必要かな      宇陀市   松本光子
  • 夢を見よ 線香花火の しずく玉     橿原市   森本 栄
  • 尺玉の ドンと後押す 応援花(歌)    大阪市   山口勝司
  • 花火舞う はかないいのち くだけさく  天理市   やまさと
  • 花火より ゆかた姿の 彼がいい     奈良市   山本康子
  • おっくうで テレビ鑑賞 多くなり    生駒市   横田正典
  • 良い位置で ながめた花火 すぐ保存   奈良市   吉田勝輔
  • 思い出と 共に消えゆく 花火かな    大和郡山市 米村寿一
  • 花火見た 君の笑顔に 惚れなおし    奈良市   愛妻家

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  第78回 / 平成30年7月18日(水)
お題
 『アリ』  平成30年 7月18日(水) 夏はこれ!! ”室生湖に森林浴”を楽しむ
作品
  • 特売日 開店前の あり行列        橿原市   諌原良子
  • 蟻地獄 もがき苦しみ 堕ちてゆく     京都市   遠藤スエ子
  • アリ達も 想定外の この暑さ       大和郡山市 大﨑正夫
  • ありがいる こりゃいろいろ ありあり   大和郡山市 岡野代里子
  • 赤い蟻 毒エサ仕掛け 全滅だ       奈良市   沢田敏夫
  • 炎天下 ゴールめざすが ありじごく?   名張市   高尾順子
  • アリさんも しろありひありで 人気落ち  大和郡山市 谷 裕隆
  • さもありなん ありに制服 この世界    橿原市   塚本一男
  • 蟻さんに 負けずコツコツ ウオーキング  生駒市   中井文彦
  • ありがとう 何時まで続く 金と足     橿原市   中西光和
  • 有り有りの 子の考えに おっつかず    橿原市   仁科和子
  • 密入国 今年も来たか ヒアリども     大和郡山市 野村宣博
  • 蟻のよに 列を乱さず 歩けぬか      堺市    福井幸一
  • アリさんも 今年の暑さに 気をつけてね  宇陀市   松本光子
  • 蟻の如 連なり歩く 里の道        香芝市   丸山順介
  • 夏蟻や 汗を励みに 秋を待つ       橿原市   森本 栄
  • 糧求め 思い思いの 蟻の列        大阪市   山口勝司
  • 百歳ウオークあり 目指すには 過食は禁物 香芝市   山田 亨
  • アリのよう 休まず歩け 金星が      生駒市   横田正典
  • たそがれに アリも働らく 暑い夏     大和郡山市 米村寿一

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  第77回 / 平成30年 7月7日(土)
お題
 『カミナリ』 7月7日(土) 七夕の日”奥田蓮取り行事”の歴史を感じる
作品
  • 遠雷や 家路を急ぐ 友二人       橿原市   諌原良子
  • 稲妻に 怯え戦く 姥ひとり       京都市   遠藤スエ子
  • 雨歩き 嫁のカミナリ 今朝もまた    奈良市   尾花雄二
  • 今は 地震雷火事 ゲリラ豪雨      奈良市   沢田敏夫
  • 家かみなり どちらが恐い 外かみなり  橿原市   塚本一男
  • 雷も ウオーカーに遠慮で 注意報    広陵町   柘原すずえ
  • 梅雨明けを 雷様に 待っている     生駒市   中井文彦
  • カミナリだ はら巻しっかり すいか食べ 橿原市   中西光和
  • 晴天に カミナリ落ちた 家の中     橿原市   仁科和子
  • カミナリが 狙うはM―1 へそじゃない 大和郡山市 野村宣博
  • 雷さん 梅雨あけ早く 願います     宇陀市   松本光子
  • 今や夢 カミナリ親父 怖かった     橿原市   森本 栄
  • 電圧が 下がり始めた 我が家の雷    香芝市   山田 亨
  • 今は昔 地震雷火事 おやじ       桜井市   山田真裕美
  • ゴロゴロと 遠くに聞こゆ 雷の声    大和郡山市 米村寿一

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  第76回 / 平成30年6月20日(水)
お題
 『サッカー』  6月20日(水) 幻の大仏鉄道遺構と当尾の里浄瑠璃寺を訪れる
作品
  • 白星や ワールドカップ 夢つなぐ       橿原市   諌原良子
  • 結果より あとで気になる サッカーくじ    大阪市   漆畑昌己
  • 居酒屋で 試合と酒で 酔い倒れる       京都市   遠藤スエ子
  • 奈良クラブは 大金星 JFAは黒星や~    奈良市   沢田敏夫
  • サッカー観 寝不足次の日 パワーでこす    名張市   高尾順子
  • 勝ってから テレビ観戦 心やすらか      橿原市   塚本一男
  • 個のチカラ 出せば勝てるぜ 日本も      生駒市   中井文彦
  • 孫サッカー ジイジ追かけ 影コーチ      橿原市   仁科和子
  • 勝ち点だ 敵もボールも 一蹴だ        大和郡山市 野村宣博
  • サッカーでは 審判の判断 より厳しく願いたし 宇陀市   松本光子
  • オウンゴール レッドカードや 安倍政治    橿原市   森本 栄
  • なにくそと 蹴りの一発 決めてやる      大和郡山市 米村寿一

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  第75回 / 平成30年6月9日(土)
お題
 『かえる』  平成30年 6月9日(土) 桜井の名所”聖林寺四国ミニ遍路”と忍坂街道
作品
  • ゲロゲロと カエルの合唱 寝つかれず   橿原市   諌原良子
  • ふるさとへ 帰れば自分も 若者さ     大阪市   漆畑昌己
  • 念願の エステ通いで 若返る       京都市   遠藤スエ子
  • 田に早苗 庭にアジサイ 雨蛙       大和郡山市 大﨑正夫
  • 蛙のうた うつらうつら聴く 熱い夜    田原本町  片桐まゆみ
  • へんろ道 無事かえるのも 神だのみ    三郷町   木村泰子
  • 蓮華会は 金峯山寺の 蛙とび       奈良市   沢田敏夫
  • 今夜こそ 寝させておくれ カエル様    大和郡山市 ハルクルミ
  • かえるとは どのかえるですか 多すぎて  橿原市   塚本一男
  • 若がえる 薬があれば 買いたいが     生駒市   中井文彦
  • 親に似て かえるの子なり 孫息子     橿原市   中西光和
  • 玄関の 無事カエルにも ただいま~    橿原市   仁科和子
  • とぶカエル 見てとぶゴミを 持ちかえる  大和郡山市 野村宣博
  • 「帰ります」 またもや抜いた この宝刀  堺市    福井幸一
  • へんろ道 仏心で 家帰る         奈良市   枡野松男
  • 目が会った 逃げないかえると にらめっこ 香芝市   丸山順介
  • 風薫り 昔なつかし 夢かえる       橿原市   森本 栄
  • すず風に かえるも気持ち よさそうね   天理市   やまさと
  • 同行二人 ふり返らずに 八十八寿     香芝市   山田 亨
  • 梅雨時の 田圃の騒音 心地いい      生駒市   横田正典
  • ゲロゲロと 雨の中での 音楽祭      大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第74回 / 平成30年 5月30日(水)
お題
 『公園』 5月30日(水) 大和の古代古墳群・馬見丘陵を楽しみ ”広陵町住民参加型スポーツイベントに参加”
作品
  • 老夫婦 手をとりあって 散歩する      橿原市   諌原良子
  • 公園の 評価はトイレ 有無と美化      大阪市   漆畑昌己
  • 公園で 昔逢引き 今デート         京都市   遠藤スエ子
  • 五月雨の 公園巡りも 花さびし       大和郡山市 大﨑正夫
  • はるか昔 公園デビュー 初まごと      三郷町   木村泰子
  • 雨にも負けず 公園めざし ウオーキング   奈良市   沢田敏夫
  • 孫連れて ビキニ見たさで ウォーターパーク 河合町   塩谷和久
  • 公園に 老いも若きも 集う街        名張市   高尾順子
  • 公園での 野球サッカー なつかしい     大和郡山市 谷 裕隆
  • やるのかえ 雨中のウオーク 公園へ     橿原市   塚本一男
  • 公園の 犬の散歩で 恋めばえ        生駒市   中井文彦
  • 雨に映え 静かな公園 生き返り       橿原市   中西光和
  • なつかしい 公園デビューの あの頃が    橿原市   仁科和子
  • 公園は ジジババばかり 子はどこへ     大和郡山市 野村宣博
  • 雨の日は 公園の遊具も 休養日       宇陀市   松本光子
  • 公園の 緑をめでて 一廻り         香芝市   丸山順介
  • 雨の日は 公園全体 安息日         橿原市   森本 栄
  • 公園の 主役がいない 雨の日は       天理市   やまさと
  • 雨も栄養 馬見公園 花ざかり        香芝市   山田 亨
  • 園地にも 友を忘れた 遊具たち       大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第73回 / 平成30年5月17日(木)
お題
 『山』  5月16日(水) 大台ヶ原・東大台雲の上の稜線を歩く
作品
  • 山の木々が 教えてくれる 田植え時    王寺町   阿部豊美
  • 期待して 富士山みえぬ 日の出ヶ岳    橿原市   諌原良子
  • 人生は 険しい山の 連続だ        京都市   遠藤スエ子
  • 小鳥鳴き 若葉萌え出る 山楽し      大和郡山市 大﨑正夫
  • 針の山 知らぬが仏 我が人生       奈良市   沢田敏夫
  • 頂上へ 山嬢のお尻に 導かれ       河合町   塩谷和久
  • 笹を撫で 峰吹きわたる 風みどり     京都市   島 正人
  • 山道で 花の応援 足重し         名張市   高尾順子
  • たどり着く 山あり谷あり 喜寿の歳    生駒市   中井文彦
  • 山笑う 霞む遠くに 家二軒        橿原市   中西光和
  • 山は好き 私の足は いやみたい      橿原市   仁科和子
  • 山ガール 今日は多いよ ババガール    大和郡山市 野村宣博
  • 七十八 山を越えたよ あと幾つ      堺市    福井幸一
  • 春の山 夏山秋山 みんな好き       宇陀市   松本光子
  • 山写真 遠くの山も 引き寄せて      香芝市   丸山順介
  • 山新緑 大台ケ原に 何を見る       橿原市   森本 栄
  • 頑張って 歩いた勲章 誇りの山      大阪市   山口勝司
  • ひたすらに 地面みつめて 山いただき   京都市   矢野和子
  • 山に来て 絶景求め 別世界        天理市   ヤマサト
  • 山したたる 山もびっくり 百五十人    桜井市   山田真裕美
  • 大台を 抜ける助けに ヤタガラス     大和郡山市 米村寿一
  • 今回も やっぱりしんがり 山の道     天理市   和田利明
  • 大台を 神武と歩く 山の道        天理市   和田尚子
  • 我が女房 座っちゃ動かぬ 山のよう    奈良市   匿名さん

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  第72回 / 平成30年5月5日(土)
お題
 『タンポポ』  平成30年 5月5日(土) 緑の香りを満喫 ”葛城山麓”巡り
作品
  • ふまれても 咲くタンポポの ように生きる 王寺町   阿部豊実
  • たくましや 道端に咲く たんぽぽは    橿原市   諌原良子
  • 飛ばされる タンポポ綿毛 髪の毛も    大阪市   漆畑昌己
  • タンポポの 綿毛飛ばして 子等笑顔    大和郡山市 大﨑正夫
  • わたしも たんぽぽのように とびたちたい 大和郡山市 岡野代里子
  • 野に一輪 白花たんぽぽ 絵になります   奈良市   沢田敏夫
  • 綿毛君 俺の頭だ 白髪増え        大和郡山市 杉本裕隆
  • わたげさん 遠くの里まで 乗せてって   名張市   高尾順子
  • 人生も 綿毛のごとし 吹くままに     橿原市   塚本一男
  • 空高く たんぽぽ乗って 宇宙へ      生駒市   中井文彦
  • タンポポの 綿毛吹いてる 孫娘      橿原市   中西光和
  • 綿毛飛び 熟女の胸で 見え隠れ      大和郡山市 野村宣博
  • タンポポも 外来品種に 席取られ     堺市    福井幸一
  • タンポポの 綿毛に乗って ふーらふら   宇陀市   松本光子
  • タンポポや 風の吹くまま 人知れず    奈良市   枡野松男
  • たんぽぽの 花うらないに 吉と出る    香芝市   丸山順介
  • 綿帽子 白き頭で 我は古希        橿原市   森本 栄
  • 遠い日の 願掛け想う 綿帽子       大阪市   山口勝司
  • たんぽぽが 笑顔で迎える 御所路かな   天理市   ヤマサト
  • 綿すげに 思いをたくす 十代の頃     守口市   横井洋子
  • 咲く前の たんぽぽさかさ つぼみはね   奈良市   吉田勝輔
  • ひまわりに なりたいと言う 和タンポポ  大和郡山市 米村寿一

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  第71回 / 平成30年 4月18日(水)
お題
 『花粉症』  4月18日(水) 新緑の並木 ”矢田丘陵”を巡る
作品
  • 花粉症 インフル花粉 鼻づまり      橿原市   諌原良子
  • 潤んだ目 俺に惚れたと 勘違い      京都市   遠藤スエ子
  • 美しい 花なら許そう 花粉症       大和郡山市 大﨑正夫
  • うらがえして 洗いたい首から上 花粉症  田原本町  片桐まゆみ
  • 花粉症 僕は全く 無関係         奈良市   沢田敏夫
  • もの忘れ これこそきっと 花粉症     河合町   塩谷和久
  • だらだらと なみだはなみず だれのせい  橿原市   塚本一男
  • 花粉症 美人台無し マスクでは      生駒市   中井文彦
  • サッシ開け 朝日に背のび 花粉なし    橿原市   中西光和
  • 嫌われて 嬉しい事も 花粉症       橿原市   仁科和子
  • 噂かな クシュンと一発 花粉症      大和郡山市 野村宣博
  • 花粉症 活字だけでも クシャミ出る    堺市    福井幸一
  • いざ行かん あの山越えて へへっくしょん 奈良市   枡野松男
  • 花粉症 治しておくれ 神仏        宇陀市   松本光子
  • 心意気 花粉症など 寄せつけぬ      香芝市   丸山順介
  • 杉桧 樹には罪ない 花粉症        橿原市   森本 栄
  • 人情物 花粉かなと ティシュー取る    大阪市   山口勝司
  • 財務省の 飛び交う花粉に 鼻白む     香芝市   山田 亨
  • くしゃみ出て 又巡ってきた 季節知る   生駒市   横田正典
  • スギ花粉 鼻よりなみだ こまります    奈良市   吉田勝輔
  • 目がかゆい おらも鼻水 覚悟する     大和郡山市 米村寿一

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  第70回 / 平成30年3月7日(水)
お題
 『梅花』  3月7日(水)〈四季巡り・春〉代々とつながる高取町 ”雛祭り”
作品
  • 梅一輪 甘樫の丘 春近し         橿原市   諌原良子
  • 年取ると 体のあちこち 枝垂れ梅     大阪市   漆畑昌己
  • 梅きれい うちとどっちや 彼に聞く    京都市   遠藤スエ子
  • 赤白の 花香盛りの 庭の梅        大和郡山市 大﨑正夫
  • 風にのり 小春日に香る 梅の花      田原本町  片桐まゆみ
  • ひかえ目に 香りただよい 梅の花     吉野町   昆布壽子
  • そだね~ 梅の花より 梅酒だね      奈良市   沢田敏夫
  • 鳴き疲れ 梅のうぐいす 一休み      河合町   塩谷和久
  • 梅香る 梅あめ、梅ジャム 食い気先    名張市   高尾順子
  • 今日は 梅花バイバイ ウオーキング    橿原市   塚本一男
  • 鶯が 鳴いて春呼ぶ 梅の花        生駒市   中井文彦
  • 待ちわびて 香りや香り 梅や梅      橿原市   中西光和
  • 梅桃 今年もたくさん 実をつけてね    橿原市   仁科和子
  • 梅園の 酒の匂いで 蜂も酔い       大和郡山市 野村宣博
  • 日の本は 桜桃じゃなく 花は梅      堺市    福井幸一
  • 梅の香を 送りつづける 春二番      香芝市   丸山順介
  • 鶯よ どの樹で遊ぶの 梅の里       橿原市   森本 栄
  • 梅香り 異国集と 競い合い        大阪市   山口勝司
  • うば梅と 見られるように 厚化粧     天理市   山さと
  • 梅の花 見とれてつくし 踏みつける    香芝市   山田 亨
  • 梅の木に めじろの次には うぐいすがくる 桜井市   山田真裕美
  • やっと撮る 梅にうぐいす めじろかな   守口市   横井洋子
  • すっぱさを イメージできぬ 梅の花    生駒市   横田正典
  • 梅ばやし きれいな声で ホーホケキョ   奈良市   吉田勝輔
  • 蝋梅の 漢字聞かれて 狼狽し       大和郡山市 米村寿一
  • 老梅の 香りにのせて 明日香行く     天理市   和田利明
  • 梅の花 咲いて開げる 農ごよみ      天理市   和田尚子

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  第69回 / 平成30年2月16日(金)
お題
 『温泉』  平成30年 2月14日(水),15(木) 秘境!十津川村一泊シリーズ
作品
  • 湯につかり ちょっとひといき よびだされ 橿原市   諌原良子
  • 山歩き 温泉浴を 楽しみに        大和郡山市 大﨑正夫
  • 混浴に 入ればアレッ 女風呂?      奈良市   沢田敏夫
  • どこにする? 有馬に草津 家庭風呂    河合町   塩谷和久
  • ここの湯は 猿や獣で 大繁盛       奈良市   杉本忠幸
  • マークの 湯気三本に ついつられ     橿原市   塚本一男
  • 十津川の 昴温泉 若返り         生駒市   中井文彦
  • 裸木の 梢と星が 湯にゆれて       橿原市   中西光和
  • 湯治客 長湯がたたり 長逗留       大和郡山市 野村宣博
  • 異国人 解りにくいと マーク変え     堺市    福井幸一
  • 温泉に 入ってあなたは だれだっけ    宇陀市   松本光子
  • 温泉の 残り香旅の おみやげに      香芝市   丸山順介
  • しょっぱいよ これ温泉や 旅の空     橿原市   森本 栄
  • 湯の宿に 演歌似合いの 影ゆらり     大阪市   山口勝司
  • 温泉 ゆったりとした ここちよさ     奈良市   山本康子
  • 深い山 深い地下から めぐみ水      生駒市   横田正典
  • つり橋を 妻とゆれ来て スバルの湯    天理市   和田利明
  • 十津川の 野猿ごとなる 露天ブロ     天理市   和田尚子
  • 日本一 面積広し 十津川の 湯煙楽し 白雪の道
                         奈良市   天羽将恵

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  第68回 / 平成30年 2月 3日(土)
お題
 『鬼』  平成30年 2月 3日(土) 奈良市の秘境 ”みささぎの道”をたどる
作品
  • 恵方巻 毎年届く 節分に         橿原市   諌原良子
  • ウオーキング 参加は一人 鬼は家     吹田市   氏家 勗
  • 値上がりで 国産大豆 投げられず     大阪市   漆畑昌己
  • 胸の内の 奥底にすむ 鬼退治       京都市   遠藤スエ子
  • 何事も きわめれば鬼 やがて福      大和郡山市 大﨑 正夫
  • 鬼嫁も 鼻水泪 完歩賞          奈良市   大西 勝
  • 豆に乗せ 投げたらいいね 心の鬼     田原本町  片桐まゆみ
  • ままは外 孫の豆まき 鬼退治       奈良市   桒原眞理子
  • 鬼は外 巻寿司かぶり 豆をまく      吉野町   昆布寿子
  • 涙目の ジジイが今年は 鬼の役      奈良市   沢田敏夫
  • 不祥事に 土俵の鬼も 哭いている     奈良市   杉本忠幸
  • 鬼嫁の ぉ面をとって 才女だよ      名張市   高尾順子
  • 福は内 鬼もうち 世はピース       橿原市   塚本一男
  • 鬼の面 かぶった孫も 豆拾い       生駒市   中井文彦
  • 古希になり 鬼と比べる 百面相      橿原市   中西光和
  • 鬼は外 今日は街中 鬼だらけ       橿原市   仁科和子
  • 近頃は 豆では追えぬ 鬼ばかり      大和郡山市 野村宣博
  • 退治され 宝盗られる 鬼哀れ       堺市    福井幸一
  • 鬼よ来い 巻き寿司食べて 風邪とばせ   宇陀市   松本光子
  • 平和だよ 鬼だけが住む 鬼ヶ島      橿原市   森本 栄
  • 善し悪しも 心次第で 鬼育ち       大阪市   山口勝司
  • いまどきは スマホでおにを よびしつけ  天理市   やまさと
  • 恐いけど 長生きしてほしい うちの鬼   香芝市   山田 亨
  • 孫の干支は なんだっけ 鬼笑う      桜井市   山田真裕美
  • 福は内 鬼も内でも 老いは外       守口市   横井洋子
  • 寒風で 赤くなったり 青くなり      生駒市   横田正典
  • 豆食って 鬼と仲良く 福は内       奈良市   吉田勝輔
  • 今年こそ 春を迎えて 鬼笑い       大和郡山市 米村寿一
  • オニヨメト コイニョウボウハ ウラオモテ 天理市   和田利明
  • イワノヒメ チョットダシスギ オニノツノ 天理市   和田尚子
  • 鬼嫁に 一喜一悠 意気地なし       奈良市   恐妻家

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  第67回 / 平成30年1月17日(水)
お題
 『犬』   1月17日(水) 日本遺産”横大路” 国道の始まりを歩く
作品
  • いぬ年で はしゃぎすぎて すっころり   橿原市   諌原良子
  • ワンワンと ワシの携帯 今日も鳴り    橿原市   植田楢治
  • 犬散歩 徘徊防止の 見張り役       大阪市   漆畑昌己
  • ワンワンと 吠えて主に 機嫌とり     京都市   遠藤スエ子
  • 人間の 欲の深さや 犬笑う        大和郡山市 大﨑正夫
  • 助手席に 愛犬乗せて ドライブに     吉野町   昆布壽子
  • ワンは二位 ペット番付 ニヤー一位    奈良市   沢田敏夫
  • 僕ワン公 広い大地を 走りたい      大和郡山市 谷 裕隆
  • ウオーキング 犬も歩けば ストック当たり 橿原市   塚本一男
  • 愛犬が 恋をつないで 結婚に       生駒市   中井文彦
  • ポチが逝き 杖がたよりの 散歩道     橿原市   中西光和
  • 犬の功 夫婦の中に 和をつくる      橿原市   仁科和子
  • 降る雪に 怯えて動かぬ 過保護犬     大和郡山市 野村宣博
  • 善い棒に 当たれと歩く 奈良の路     橿原市   森本 栄
  • 師を求め 忘れなぐさに 犬は来ぬ     大和郡山市 米村寿一

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  第66回 / 平成30年1月6日(土)
お題
 『初夢』  平成30年 1月 6日(水) 〈特別大会〉”新春初詣”お祓い、ご利益おめでた巡り
作品
  • 初夢や 宇宙旅行で 目がさめる       橿原市   諌原良子
  • 初の夢 いち富士に若 さん富豪       大阪市   漆畑昌己
  • 庭掘って 小判ザクザク 目が醒める     京都市   遠藤スエ子
  • 初夢も 宝クジもなし おらが春       大和郡山市 大﨑正夫
  • 初夢や 今年も歩くぞ 奈良の道       和泉市   柏木光妃子
  • 夢の夢 年末ジャンボが まちどおし     奈良市   沢田敏夫
  • 初夢に おどらされても 現実?       橿原市   塚本一男
  • 初夢も 朝になったら 忘れてた       生駒市   中井文彦
  • 初夢も 数えば超える 七〇回        橿原市   中西光和
  • 初夢を 見る間ない程 ぐっすりと      橿原市   仁科和子
  • 初夢を 今年も見れず 徹マンで       大和郡山市 野村宣博
  • 初夢も 妻の鼾で 台無しに         堺市    福井幸一
  • 初夢か 現実か我が家は 超豪華       奈良市   枡野松男
  • 初夢で 日本一周 ひた歩き         香芝市   丸山順介
  • 初夢や 人それぞれの 夢を追い       橿原市   森本 栄
  • 初夢も うちくだく 孫の声         京都市   矢野和子
  • 期待した 後期の夢は 縺れがち       大阪市   山口勝司
  • 初夢は どんな夢かと うかばない      奈良市   吉田勝輔
  • 日本の 平和導く 礎に           大和郡山市 米村寿一
  • 初夢は 妻と子供と 孫の顏         天理市   和田利明
  • 初夢の 皆でおまいり いその神       天理市   和田尚子
  • 初夢見んと思いしに トイレ通いに 忙しく  東大阪市  四方秀応

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  第65回 / 平成29年12月16日(土)
お題
 『しめ縄』  平成29年12月16日(土) <四季巡り・冬>宝山寺 ・大注連縄掛け替え
作品
  • 宝山寺 大注連の 紙垂          橿原市   諌原良子
  • 来たる年 戌にもしめ縄 それ首輪     大阪市   漆畑昌己
  • しめ縄を 替えて生駒の 年の暮      大和郡山市 大﨑正夫
  • 注連縄に ピンピンコロリを 託す吾    奈良市   大西 勝
  • 宝山寺 大注連上がり めでたいな     奈良市   沢田敏夫
  • しめ縄に 祈った一年 もう終わり     大和郡山市 杉本奈央
  • 注連縄に 首絞められた 夢を見る     橿原市   塚本一男
  • 注連飾り する家減った 寂しいな     生駒市   中井文彦
  • 訃報あり お神酒を戴き しめ縄を     橿原市   中西光和
  • うちの孫 しめ縄腰に 横綱だ       大和郡山市 野村宣博
  • 〆縄に みかんと昆布と 宝くじ      奈良市   枡野松男
  • 〆縄掛け 身も心も引きしめ 新年に夢託す 宇陀市   松本光子
  • しめなわを くぐりて祈る 楽ウォーク   香芝市   丸山順介
  • しめ縄の 法力落ちたか 寺社の庭     橿原市   森本 栄
  • 縄下も 私情絡めば 徒の人        大阪市   山口勝司
  • 〆縄も 〆鯖も 冬が一番         香芝市   山田 亨
  • 朝早く しめ縄くぐり 初詣で       奈良市   吉田勝輔
  • 注連縄を 掛けてワッショイ 来る一年   大和郡山市 米村寿一
  • しめ縄を 吊るした車 もはや見ず     奈良市   匿名さん

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  第64回 / 平成29年12月6日(水)
お題
 『初雪』   平成29年12月6日(水) 紅葉の世界遺産 吉野山を訪ねて
作品
  • 初雪に こたつで猫も 首を出し      橿原市   諌原良子
  • 雪化粧 解かす気持ちに 下心       大阪市   漆畑昌己
  • 雪が降り 今宵は酒落で 雪見酒      京都市   遠藤スエ子
  • 紅葉散り 初雪近し 吉野山        大和郡山市 大﨑正夫
  • 初雪を 想わせる風 ほほに痛し      田原本町  片桐まゆみ
  • 初雪の 便りも今は スマホです      奈良市   沢田敏夫
  • 白き朝 玄関前で 初すべり        河合町   塩谷和久
  • 初雪に 犬と孫つれ 追いかける      名張市   高尾順子
  • 初雪も 知らずに過ごす ひきこもり    大和郡山市 谷 裕隆
  • 初雪に 今夜食べたい 鍋囲み       生駒市   中井文彦
  • 雪と波 命わびしき 北の舟        橿原市   中西光和
  • 初雪を 喜べぬ年に なりました      橿原市   仁科和子
  • 霜の朝 雪が降ったと はしゃぐ孫     大和郡山市 野村宣博
  • 雪嫌い でも待ち遠し 初雪は       堺市    福井幸一
  • 吉野山 初雪以上の 寒さかな       宇陀市   松本光子
  • 初雪に 足跡残し 里歩き         香芝市   丸山順介
  • 初雪や ポチの頭に まず一ツ       橿原市   森本 栄
  • 『雪』呼び名 数々あれど まず「便り」  大阪市   山口勝司
  • み吉野に 初雪ひらひら 冬来る      桜井市   山田真裕美
  • 初雪と いつまで言える 喜寿の年     奈良市   山本康子
  • ススキ見て 雪と間違う スキーヤー    生駒市   横田正典
  • 白い雪 ほっとする間も 跡はなし     奈良市   吉田勝輔
  • 初雪を 喜ぶ子らの クツの跡       大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第63回 / 平成29年11月1日(水)
お題
 『紅葉』  平成29年11月1日(水) <四季巡り・秋>紅葉のみたらい渓谷・ 癒しの里を歩く
作品
  • 夕焼けに もみじが映えて 秋景色      京都市   遠藤スエ子
  • 清流に 紅葉映える みたらい峡       大和郡山市 大﨑正夫
  • 紅葉被る 轟音の滝に 秋陽射す       田原本町  片桐まゆみ
  • スタッフの ティシャツよりも 紅葉映え   宇陀市   紙谷すみれ
  • おつなもの 燃えるもみじの 吹き溜まり   奈良市   沢田敏夫
  • 瑠璃の水 もみじ葉浮かび 衣重ねる     河合町   塩谷和久
  • 紅葉燃え 岩削る水 谷白し         京都市   島 正人
  • もみじ葉を かざしつ見上げる 紺碧の空   名張市   高尾順子
  • もみじ様 染まらないぞと じじばばは    橿原市   塚本一男
  • こぼれ日が 空水もみじに 手をひろげ    橿原市   中西光和
  • みたらいの 紅葉にひかれ ウオーキング   橿原市   仁科和子
  • うぶなのよ 木の葉見られて 赤くなり    大和郡山市 野村宣博
  • 赤子の手 いろは鹿肉 皆もみじ       堺市    福井幸一
  • 紅葉に 励まされて 十余キロ        奈良市   枡野松男
  • みたらいの 渓谷照らす 紅葉かな      宇陀市   松本光子
  • ハラハラと 帽子にかかる 散もみじ     香芝市   丸山順介
  • 北からの 恋に色ずく 紅葉かな       橿原市   森本 栄
  • みたらいの もみじ愛でたし 足もと恐し   京都市   矢野和子
  • 行く秋に 燃ゆる営み 明日を待つ      大阪市   山口勝司
  • 紅葉の 色とりどりの ファッションショー  天理市   やまさと
  • 宴会の 捨てたお酒で 赤くなり       生駒市   横田正典
  • はかなくも もみじの影に 烏瓜       大和郡山市 米村寿一

回/掲載日
  第62回 / 平成29年10月18日(水)
お題
 『稲刈り』  平成29年10月18日(水) 大仏鉄道遺構めぐり
作品
  • いまの子は 稲かりいなご みな知らぬ   橿原市   諌原良子
  • 腰痛め 刈った銘柄 コシヒカリ      大阪市   漆畑昌己
  • 慈しみ 育てた米を 刈るよろこび     京都市   遠藤スエ子
  • 荒れた田や 遠い思い出 稲を刈る     大和郡山市 大﨑正夫
  • 刈田の土手 ゆれるススキに われもこう  田原本町  片桐まゆみ
  • コンバイン 一人で乗って 得意顔     奈良市   沢田敏夫
  • 稲刈りの 川柳忘れる 三宅節       河合町   塩谷和久
  • 藁束を 震わす汽笛 今はなし       京都市   島 正人
  • 稲刈り後 ひつじ穂垂れる 二期作か    名張市   高尾順子
  • 稲刈りの 鎌も知らない 子供たち     大和郡山市 谷 裕隆
  • 昔には 腰にきたもの 稲かりは      橿原市   塚本一男
  • 知り合いの 稲刈り終った 待つ我が家   橿原市   仁科和子
  • ミレー様 落ち穂拾いは 雀だぞ      大和郡山市 野村宣博
  • 豊年じゃ 刈ってくれろと 頭たれ     堺市    福井幸一
  • 稲刈りや ネコもシャクシも カマキリも  奈良市   桝野松男
  • 稲刈りの 済んだあぜ道 通りゃんせ    香芝市   丸山順介
  • 稲狩りや 雀も一緒に 穂を拾い      橿原市   森本 栄
  • 役終えて アカネが労う 案山子かな    大阪市   山口勝司
  • 人生の 落ち穂を拾い 大仏鉄道歩く    香芝市   山田 亨
  • 秋の田の 稲穂とともに ウオーキング   守口市   横井洋子
  • スズメたち 稲を刈ったら メタボ減り   生駒市   横田正典
  • いねかりの 人のてつだい 今はなし    奈良市   吉田勝輔
  • 食卓に 彩と渋みの 秋の声        大和郡山市 米村寿一

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  第61回 / 平成29年10月4日(水)
お題
 『運動会』   平成29年10月4日(水) 日本最古の山の辺の道を歩く
作品
  • 見栄競争 身なりと化粧 お弁当      大阪市   漆畑昌己
  • 応援に 無我夢中の 大人たち       京都市   遠藤スエ子
  • 万国旗 ばかりがにぎわう 運動会     大和郡山市 大﨑正夫
  • 遠くから ひびきわらう 玉入れの声    田原本町  片桐まゆみ
  • 運動会 赤勝て白勝て 我が子勝て     五條市   河田光子
  • 秋空に 運動会の はずむ声        吉野町   昆布壽子
  • 運動会 孫をさがせず マゴマゴと     奈良市   沢田敏夫
  • 借り物で 美人の手を取る お父さん    河合町   塩谷和久
  • 子はおやつ 親はカメラの 運動会     東大阪市  四方秀応
  • 齢忘れ 綱を持つ手に 要注意       名張市   高尾順子
  • 綱引きで 相手の顏見て 腰がひけ     大和郡山市 谷 裕隆
  • 秋言えば 運動会に 食欲に        橿原市   塚本一男
  • 運動会 ジジババ喜ぶ 孫よりも      生駒市   中井文彦
  • ケガとビリ ああ懐かしき ドジな僕    橿原市   中西光和
  • 運動会 じじばばくたくた 孫元気     橿原市   仁科和子
  • 運動会 パパの出番だ ドッキドキ     大和郡山市 野村宣博
  • 場所取りに 欠伸しながら 並ぶ親     堺市    福井幸一
  • 号砲が 聞こえてかけ寄る 運動会     香芝市   丸山順介
  • 白かった フォークダンスの 君の手は   橿原市   森本 栄
  • 個人より はらはらドキドキ 団体戦    大阪市   山口勝司
  • 運動会 昔の自分 重ね見る        天理市   ヤマサト
  • 最古の運動会 思い描いて 山の辺歩く   香芝市   山田 亨
  • 秋晴れに パパがころぶ 運動会      守口市   横井洋子
  • 緊張で 駆っこの前に チビッたなー    生駒市   横田正典
  • べそかいて がんばる子等に 声援を    奈良市   吉田勝輔
  • 今時の 静かに終わる 運動会       大和郡山市 米村寿一

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  第60回 / 平成29年 9月16日(土)
お題
 『案山子』  平成29年 9月16日(土) 古墳めぐりと彼岸花と案山子
作品
  • 古着より 派手なコスプレ 今ウケる     大阪市   漆畑昌己
  • リアルさに アッと驚き 目が点に      京都市   遠藤スエ子
  • 案山子コン 昔はお古 今は新        生駒市   中井文彦
  • 俺はまだ 一本足で わら仕立て       橿原市   中西光和
  • 雨なのに 棚田の案山子 お出迎え      橿原市   仁科和子
  • 俺案山子 歩いてみたい ネオン街      大和郡山市 野村宣博
  • 蓑笠も 今じゃ帽子と 普段着に       堺市    福井幸一
  • 飛鳥路は かかしどんどん 大にぎわい    宇陀市   松本光子
  • 眼が会った ぎょろ目のかかしと にらめっこ 香芝市   丸山順介
  • 自動せぬ 案山子や哀れ 畦に花       橿原市   森本 栄
  • 案山子さん 季節限定 笑顔人        天理市   山田理美
  • 台風で 案山子もしょんぼり なみだ顔    香芝市   山田 亨
  • 目的が 世相反映 さまがわり        奈良市   吉田勝輔
  • 一人立つ 稲穂の中の カカシかな      大和郡山市 米村寿一

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  第59回 / 平成29年 9月 7日(木)
お題
 『残暑』  平成29年 9月6日(水) 竜田川から斑鳩の里を歩く
作品
  • 老体に 残暑厳しき 熱中症       橿原市   諌原良子
  • 涼しさに 夢か現つつか 冥土かな    京都市   遠藤スエ子
  • 曇天で 厳しさ和らぐ 残暑かな     大和郡山市 大﨑正夫
  • 里に吹く 九月の風の間に 蝉の声    田原本町  片桐まゆみ
  • ミサイルも 残暑も忘れ つれづれの道  五條市   河田光子
  • 行く夏を 惜しんで過ごす 残暑かな   奈良市   沢田敏夫
  • 扇風機 エアコン窓開け 悩む夜     河合町   塩谷和久
  • 秋想う 残暑飛び散る 竹の風      東大阪市  四方秀応
  • 古寺巡る 風に偲ばん 暑き夏      京都市   島 正人
  • 残暑でも お背戸の隅で 虫の声     大和郡山市 杉本奈央
  • 身がだるい わたしの中に 残暑あり   名張市   高尾順子
  • 猛暑日 真夏日もいつ 残暑に      生駒市   中井文彦
  • 残暑いや 北風恋し 今の僕       橿原市   中西光和
  • 残暑にも 負けじウオーク 年忘れ    橿原市   仁科和子
  • 残暑でも 朝から楽しく ウオーキング  大和郡山市 野村宣博
  • 暑さゆえ 立秋過ぎても 出せぬ文    堺市    福井幸一
  • 残暑にも アカネ飛び交う 秋模様    宇陀市   松本光子
  • 残暑にも 負けず歩くぞ 老ウオーク   香芝市   丸山順介
  • 蝉鳴かず 亡骸に見る 残暑かな     橿原市   森本 栄
  • 年毎に 応える暑さ 峠越す       大阪市   山口勝司
  • ビール腹 残暑が続き ひっこまず    香芝市   山田 亨
  • 秋の虫 暑さ緩まず 熱中症       生駒市   横田正典
  • すずムシの 鳴き声耳に ホットする   奈良市   吉田勝輔
  • 残暑の 追いだしはかる つくぼうし   大和郡山市 米村寿一
  • 残暑でも 妻のヌードは ノーサンキュウ 大和郡山市 只の恐妻家
  • 色付き初めた柿ノ実ながめ 斑鳩道行く 高齢者の群れ
                        八尾市   山本定雄

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  第58回 / 平成29年 8月2日(水)
お題
 『蝉』   平成29年8月2日(水) <四季巡り・夏> 高円山の火床見学と 大乗院のサルスベリ
作品
  • せみしぐれ 今夏はしずか 温暖化?    橿原市   諌原良子
  • 蝉しぐれ 浴衣の妻も セミヌード     大阪市   漆畑昌己
  • 蝉時雨 蝉に悪いが 喧しい        京都市   遠藤スエ子
  • 高温で 更に高まる セミの声       大和郡山市 大﨑正夫
  • 大文字 火床眺めて せみしぐれ      五條市   河田光子
  • 火床ゆく セミのエールで がんばるぞ   吉野町   昆布壽子
  • 熱帯夜 蝉の声聞き 暑さ増す       奈良市   沢田敏夫
  • 夏過ぎず 蝉の脱け殻 我もまた      河合町   塩谷和久
  • 夏ですよ 梅雨が明けたと セミが鳴く   大和郡山市 谷 裕隆
  • みーみーみ どっち勝ってる 家のうちそと 橿原市   塚本一男
  • 蝉時雨 うとうと昼寝 子守唄       生駒市   中井文彦
  • せみ元気 俺はグロッキー 午後3時    橿原市   中西光和i>
  • せみの声 負けじ我が家の テレビ音    橿原市   仁科和子
  • 昼寝かな セミも真昼にゃ 鳴きはせぬ   大和郡山市 野村宣博
  • 七年も 苦労したんだ もっと鳴け     堺市    福井幸一
  • 懸命さ 心揺さぶる 蝉しぐれ       大阪市   山口勝司
  • 高円山 セミも拍手で カナカナと     香芝市   山田 亨
  • 高円の 火床に導く セミの声       守口市   横井洋子
  • うるさいが なぜか厭わぬ セミ時雨    生駒市   横田正典
  • 晴れた日の 目覚まし時計 セミの声    奈良市   吉田勝輔
  • 散々に 高円山の 蝉しぐれ        大和郡山市 米村寿一

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  第57回 / 平成29年 7月19日(水)
お題
 『夏休み』  平成29年 7月19日(水) 白い絨毯 ・岡田の谷の半夏生園
作品
  • 夏休み にがい思い出 水あそび       橿原市   諌原良子
  • 近未来 お盆の主役 自分かな?       大阪市   漆畑昌己
  • 夏休み 暇はあれども 金は無し       京都市   遠藤スエ子
  • 夏休み 遠い昔の 夢言葉          大和郡山市 大﨑正夫
  • 祖父母にも あったらいいのに 夏休み    五條市   河田光子
  • 夏休み バスに揺られて 半夏生の花     吉野町   昆布壽子
  • ウオークも 孫に合わせて 夏休み      奈良市   沢田敏夫
  • お父さん 絵日記のために 腰を上げ     河合町   塩谷和久
  • 日照り冷ます 雨連れ訪ねた 半夏生     京都市   島 正人
  • ジジババの 呼び出し増える 夏休み     名張市   高尾順子
  • 毎日が 日曜日につき 夏休?        橿原市   塚本一男
  • 夏休み 孫の相手で へとへとに       生駒市   中井文彦
  • 主婦業に プチ夏休み くださ~い      橿原市   仁科和子
  • 夏休み クラブだ塾だ 休ませて       大和郡山市 野村宣博
  • 来て嬉し 帰って嬉し 孫帰省        堺市    福井幸一
  • 夏休み 朝の電車すいている ずっと続いてね 宇陀市   松本光子
  • 夏休み 急ぎ隠れる かぶとむし       香芝市   丸山順介
  • 通信簿 孫に重ねる 夏休み         大阪市   山口勝司
  • 夏休み 子供とせみの 共演だ        天理市   山田理美
  • じじばばに 子供預けて 夏休み       京都市   矢野和子
  • 夏休み 待ちに待ったの 遠い過去      生駒市   横田正典
  • うるさくも 遠くに聞こゆ セミの声     大和郡山市 米村寿一

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  第56回 / 平成29年 7月 6日(木)
お題
 『風鈴』  平成29年 7月 5日(水) 夏の風物詩 ”風鈴まつり”
作品
  • こもれ日に ゆれる風鈴 夏きたる    橿原市   諌原良子
  • マンションは 風情の音色 苦情にも   大阪市   漆畑昌己
  • 風鈴は 日本の夏の 風物詩       京都市   遠藤スエ子
  • 風が止み ウチワで鳴らす 鈴の音    大和郡山市 大﨑正夫
  • 風鈴の 音にさそわれて 夕涼み     五條市   河田光子
  • 梅雨空の 風鈴の音 すずやかに     吉野町   昆布壽子
  • 鈴虫に 負けぬ音色に 夜もすがら    河合町   塩谷和久
  • 熱帯夜 ちょっぴり聞きたい 風鈴の音  名張市   高尾順子
  • 風鈴の 音色一つが 涼を呼ぶ      大和郡山市 谷 裕隆
  • 風期待 風鈴の音 息吹きかけ      橿原市   塚本一男
  • 蝉鳴かず 一人舞台だ 風鈴音      生駒市   中井文彦
  • 風鈴の オーケストラが お出迎え    橿原市   仁科和子
  • 風鈴も 風が有っての 値打ちもの    大和郡山市 野村宣博
  • 風鈴の 音で目覚める 心地良さ     堺市    福井幸一
  • 風鈴に さそわれ高田へ ウオーキング  京都市   古谷ユリ子
  • そよ風と 風鈴の音に 睡魔来る     宇陀市   松本光子
  • 昼寝して うつらうつらに 聞くふうりん 香芝市   丸山順介
  • 我想い 風鈴も天然 君は人       橿原市   森本 栄
  • 「風」受けて 感謝感謝と 鈴の声    大阪市   山口勝司
  • 風鈴を 集めて人も 集う寺       天理市   山田理美
  • 風鈴に 昔を偲ぶ 昼寝かな       香芝市   山田 亨
  • さわやかな 風の流れで 鈴おどる    奈良市   吉田勝輔
  • 幼子の 寝顔に似たり 風鈴の音     大和郡山市 米村寿一

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  第55回 / 平成29年 6月17日(土)
お題
 『熱中症』   平成29年 6月17日(土) 万葉の花 ”あざさ”
作品
  • ゆだんすな 水分不足 熱中症     橿原市   諌原良子
  • 炎天下 ビール補給で また腹が    大阪市   漆畑昌己
  • 歩くなら 予防対策 忘れずに     京都市   遠藤スエ子
  • 熱中症 家の内外 無関係       大和郡山市 大﨑正夫
  • 熱中症 水分補給が 特効薬      五條市   河田光子
  • 晴天の 熱中症予防 ゆず塩あめ    吉野町   昆布寿子
  • 先に飲む なってからでは 遅すぎる  奈良市   沢田敏夫
  • こまめ水 酒ならまめに 飲めるのに  東大阪市  田辺春子
  • ひとむかし 熱中時代? 今要注意   橿原市   塚本一男
  • お外でも 熱中症 お家でも      生駒市   中井文彦
  • 負けそうだ 熱中メタボに 花粉ボケ  橿原市   中西光和
  • 流行でも 熱中症は 真似ないよ    橿原市   仁科和子
  • 水をくれ 庭の草木が 熱中症     大和郡山市 野村宣博
  • ウオーカー なって恥ずかし 熱中症  堺市    福井幸一
  • 影さがし 熱中症から 逃げまくる   香芝市   丸山順介
  • 阪神狂 人皆掛かる 熱中症      橿原市   森本 栄
  • あちこちと 訪ね歩きに 熱中症    大阪市   山口勝司
  • 炎天下 水塩糖を 忘れずに      香芝市   山田 亨
  • 給水を サボった結果 病院へ     奈良市   吉田勝輔
  • 妻も忘れ 俺もかよと 心配し     大和郡山市 米村寿一

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  第54回 / 平成29年 6月 8日(木)
お題
 『田植え』  平成29年 6月7日(水) 滝坂の道から春日奥山遊歩道周遊コース
作品
  • 早雲の 早苗を植えし 伊勢の風     大和郡山市 米村寿一
  • 田植えおえ 蛙の合唱 寝つかれず    橿原市   諌原良子
  • 田植え済み 次は植毛 悩みです     大阪市   漆畑昌己
  • 田植えやり 日本のほこり 米づくり   京都市   遠藤スエ子
  • この早苗 育てばやがて 酒になり    奈良市   沢田敏夫
  • 網を持ち 田植えという名の 泥遊び   名張市   高尾順子
  • 田植えする 米の有り難さ 知らぬ子ら  大和郡山市 谷 裕隆
  • 一昔 腰かがめての 田植えかな     橿原市   塚本一男
  • 早乙女の 姿に惚れた 俺はバカ     大和郡山市 野村宣博
  • 雨降って かえるも喜ぶ 田植え時    宇陀市   松本光子
  • 田植え時 畦で一息 握り飯       橿原市   森本 栄
  • 田植え機は 腰が痛いと グチ言わず   香芝市   山田 亨
  • なつかしい 田植えの姿 もう一度    奈良市   吉田勝輔

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  第53回 / 平成29年 5月31日(水)
お題
 『勝つ』  平成29年 5月31日(水) ”住民参加型スポーツイベント” チャレンジデー2017
作品
  • 姿娘 若い人には 負けて勝つ       橿原市   諌原良子
  • 我が家では 妻とのケンカ 負けるが勝ち  大阪市   漆畑昌己
  • 勝つ為に 日々の努力 惜しみなく     京都市   遠藤スエ子
  • 勝つまでは 止めぬと云わぬ 雀仲間    奈良市   大西 勝
  • 年令に勝つ 人ばかりの歩きに 気合沸く  田原本町  片桐まゆみ
  • 健康は 自分の足で 勝ち取ろう      五條市   河田光子
  • 勝つよりも 負けて得たもの 多くあり   奈良市   沢田敏夫
  • 退職後 理由は不条理 妻が勝つ      河合町   塩谷和久
  • カツ食べた 熱中症には きっと勝つ    名張市   高尾順子
  • いつの世も 負けるが勝と 言うけれど   橿原市   塚本一男
  • 広陵町 負けないぞ 東松島に       生駒市   中井文彦
  • また負けた ニタニタ笑う アホでんね   橿原市   中西光和
  • 今年こそ 広陵町が 勝つように      橿原市   仁科和子
  • 勝ち方を 思い出したか タイガース    大和郡山市 野村宣博
  • 初勝利 母に捧げる この白球       堺市    福井幸一
  • 勝て勝て 広陵大好き ウェルネスシティ  宇陀市   松本光子
  • 老化にも ウオーク楽しみ きっと勝つ   香芝市   丸山順介
  • 妻に勝つ 空気読めない 人一人      橿原市   森本 栄
  • 敗けへんで 泣き笑う身に 気合込め    大阪市   山口勝司
  • ウオーキング 続けてメタボに 勝つ~   香芝市   山田 亨
  • 接戦で 勝ちにこだわり 敗けいくさ    奈良市   吉田勝輔
  • 勝ちと負け 私の辞書に 文字はなし    大和郡山市 米村寿一
  • 勝つ喝と 叫んでみても カツ丼に負け   詠み人知らず

回/掲載日
  第52回 / 平成29年 5月17日(水)
お題
 『五月晴れ』   5月17日(水) 県立月ヶ瀬・神野山自然公園にツツジを求めて
作品
  • 物干して 風さわやかな 五月晴れ    橿原市   諌原良子
  • 五月空 黄砂に勝てず またマスク    大阪市   漆畑昌己
  • 五月晴れ ルンルン気分 いい気分    京都市   遠藤スエ子
  • ツツジ咲き 緑が映える 五月晴れ    大和郡山市 大﨑正夫
  • 山菜の みやげもゲット 五月晴れ    奈良市   大西 勝
  • 能天気 君の頭は 五月晴?       奈良市   沢田敏夫
  • 頑固じじい 五月晴れだよ 枡の酒    河合町   塩谷和久
  • 山散歩 心はいつも 五月晴れ      名張市   高尾順子
  • 二万歩に 日影がやさし 五月晴れ    橿原市   中西光和
  • 五月晴れ 好きなんだけど 肌の敵    橿原市   仁科和子
  • 五月晴れ 昨夜のケンカも 忘れ去り   大和郡山市 野村宣博
  • 皐月賞 獲って心も サツキ晴れ     堺市    福井幸一
  • 奈良ウオーク 私の心も 五月晴れ    宇陀市   松本光子
  • 神野山 さつきを賞でる 五月晴れ    香芝市   丸山順介
  • 孫元気 我はいつでも 五月晴      橿原市   森本 栄
  • 鯉よりも 虎が泳ぐよ 五月晴れ     香芝市   山田 亨
  • 大空を 鯉の気分で 泳ぎたい      生駒市   横田正典
  • 五月晴れ 日本一の 神野山       大和郡山市 米村寿一
  • 五月晴れ 当会長も えびす顔      詠み人知らず

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  第51回 / 平成29年 5月 3日(水・祝)
お題
 『子供の日』  平成29年 5月 3日(水・祝) 聖徳太子の里から明神山(273m)へ
作品
  • 子どもの日 夢のせおよぐ 鯉のぼり    橿原市   諌原良子
  • ベランダの めざしのような 鯉のぼり   大阪市   漆畑昌己
  • すくすくと 育てと願う 親ごころ     京都市   遠藤スエ子
  • 勤めより ハードな一日 子供の日     奈良市   大西 勝
  • こいのぼり 見上げポカンと 開く我の口  田原本町  片桐まゆみ
  • ベランダで たのしく踊る こいのぼり   三郷町   木村泰子
  • 父の日より 母の日よりも 子供の日    奈良市   沢田敏夫
  • 子どもの日 孫ら後追い 猛ダッシュ    名張市   高尾順子
  • 子供の日 さっぱり見かけん こいのぼり  生駒市   中井文彦
  • 子供の日 孫もにくき ニキビ顔      橿原市   中西光和
  • こいのぼり 町で見かけず 川で群れ    東大阪市  西岡 晃
  • 子供の日 祝う相手が 見つからず     大和郡山市 野村宣博
  • 七十才 九十の母から プレゼント     堺市    福井幸一
  • 子供の日 父さん母さん 自覚の日     宇陀市   松本光子
  • しゃべくって 爺も兜脱ぐ 子供の日    香芝市   丸山順介
  • 空晴れて 子供の日の後 ジジの日も    橿原市   森本 栄
  • 主役より 同窓衆で 盛上がり       大阪市   山口勝司
  • レベル落ち 子供の日を祝う 議員さん   香芝市   山田亨
  • 老いてなお 胸キュンとなる 子供の日   守口市   横井洋子
  • 端午の日 子供を出しに 遊園地      生駒市   横田正典
  • この日から いつまで泳ぐ こいのぼり   大和郡山市 米村寿一

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  第50回 / 平成29年 4月30日(日)
お題
 『ダイエット』  平成29年 4月29日(土) へぐり時代祭り
作品
  • ダイエット 気ばかりあせり 逆肥り     橿原市   諌原良子
  • 気にしない はやりのポッチャリ 人目引く  大阪市   漆畑昌己
  • ダイエット サウナで堪えて 見栄なのか   京都市   遠藤スエ子
  • 何もかも 中途半端の ダイエット      大和郡山市 大﨑正夫
  • ダイエット 今度こそやる 明日からね    田原本町  片桐まゆみ
  • 朝に夕 体重計と にらめっこ        奈良市   沢田敏夫
  • ダイエット 気にはなっても 腹いっぱい   名張市   高尾順子
  • やせてから食べる 食べてから やせる    橿原市   塚本一男
  • ダイエット したい食べたい 無理かいな   生駒市   中井文彦
  • 失業中 子供は健げに ダイエット      橿原市   中西光和
  • ぽっちゃりが いいと旦那が 言うもんで   橿原市   仁科和子
  • ダイエット 気にせず食べる 嫁にイラッ   大和郡山市 野村宣博
  • 初夏となり ジム入門が グッと増え     堺市    福井幸一
  • ダイエット 私に関係ないと 言ってみたいな 宇陀市   松本光子
  • ダイエット ウオークやめたら リバウンド  香芝市   丸山順介
  • ダイエット 禁煙禁酒も リバウンド     橿原市   森本 栄
  • ウオーキング 続けて医者に ほめられる   香芝市   山田 亨
  • ナポレオンも 考え直す ダイエット     守口市   横井洋子
  • ダイエット 念仏となえど ふとりぎみ    生駒市   横田正典

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  第49回 / 平成29年 4月16日(日)
お題
 『相撲』   平成29年 4月15日(水) 二上山と當麻の里を訪れる
作品
  • 心技体 日本横綱 稀勢の里        橿原市   諌原良子
  • 四股踏みも 老化防止は もう無理か    大阪市   漆畑昌己
  • 大相撲 裸同志 敵味方          京都市   遠藤スエ子
  • 円描いて 土俵にしていた ガキの頃    大和郡山市 大﨑正夫
  • うまくなりし 押し引き人生 すもうに似て 田原本町  片桐まゆみ
  • はっけよい 我が人生も 相撲なり     奈良市   桒原眞理子
  • 感動す 貴乃花から 稀勢の里       奈良市   沢田敏夫
  • 口げんか 夫だんまり ひとりずもう    名張市   高尾順子
  • がんばるね お相撲さんに 見えぬよう   橿原市   仁科和子
  • 子や孫と 勝負出来るは 指相撲      大和郡山市 野村宣博
  • 日の本を 取り戻したよな 大喚声     堺市    福井幸一
  • すもう見て 心ひとつに 爺と婆      宇陀市   松本光子
  • 敗けずもう 孫のうわてに 押し出され   香芝市   丸山順介
  • 花相撲 勝ち負けよりも 笑顔なり     橿原市   森本 栄
  • わきあがる 日本の力 ひさびさに     大阪市   横井洋子
  • 大ずもう 孫にいつまで 勝てるかな    生駒市   横田正典
  • 転んでも転んでも 挑戦者は偉大 相撲も真央ちゃんも
                         伊丹市   野上寿子

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  第48回 / 平成29年 4月 5日(水)
お題
 『入学式』   平成29年 4月 5日(水) いにしえの人物 ゆかりの神社めぐり
作品
  • 孫入学 嬉しい悲しい 福澤さん      生駒市   中井文彦
  • 入学式 子より晴れ着の ママ嬉し     大和郡山市 谷 裕隆
  • まご入学 出費かさなる 祖父母たち    橿原市   諌原良子
  • ランドセル 私のバッグの 二倍する    大阪市   漆畑昌己
  • 入学式 今年は桜も お祝いだ       大和郡山市 大﨑正夫
  • 川柳 言葉探して 四苦八苦        泉大津市  奥村雅子
  • さくら門 輝る制服 くじり行く      田原本町  片桐まゆみ
  • やあかわいい 紋付袴で 入学式      奈良市   沢田敏夫
  • 入学式 今年は裏の 扉から        河合町   塩谷和久
  • リュックしょい 入園待ちわび ふわふらり 名張市   高尾順子
  • ママ主役? 僕の式なのに ネエーパパ   橿原市   塚本一男
  • 今時の 入学式は 夫婦ずれ        橿原市   仁科和子
  • 定年後 入学案内 メール増え       大和郡山市 野村宣博
  • 枕もと 夢一杯の ランドセル       堺市    福井幸一
  • 桜咲き 入学の笑顔に 日本の春      宇陀市   松本光子
  • 式なくも ウオーク教室 入学す      香芝市   丸山順介
  • 入学式 紅白饅頭 鯛も有り        橿原市   森本 栄
  • 入学式 期待と不安で 桜も五分咲き    香芝市   山田 亨
  • 無垢の子に 未来をたくす 祝いごと    奈良市   吉田勝輔

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  第47回 / 平成29年 3月19日(日)
お題
 『山里』  平成29年 3月18日(土) 壬申の乱の功臣 文祢麻呂の墓を訪ねる
作品
  • 山里の 春のいきぶみ ふきのとう    橿原市   諌原良子
  • 山里に 増えた舗装と けもの道     大阪市   漆畑昌己
  • 里山で 過ぎ去りし日の 吾想う     京都市   遠藤スエ子
  • 山里に 何故か都の 将軍墓       大和郡山市 大﨑正夫
  • 山里で 老体清め いざ娑婆へ      奈良市   大西 勝
  • 目にみどり 川音ききつ 山里歩く    田原本町  片桐まゆみ
  • 四季巡る 歩く山里 花恋し       奈良市   桒原眞理子
  • 伊勢街道 道なき道の 山里の道     奈良市   沢田敏夫
  • 不便でも 自然満喫 パラダイス     名張市   高尾順子
  • 山里は 定年後には 生きがいに     生駒市   中井文彦
  • 偶によし 素材の味も 山里も      橿原市   中西光和
  • 山里の のき下見れば 古道具      東大阪市  西岡 晃
  • いつの日か 山里暮らし 時遅し     橿原市   仁科和子
  • 山里に 猪鹿増えて 人は減る      大和郡山市 野村宣博
  • 春めいて 山里歩き 汗ばみぬ      香芝市   丸山順介
  • 山里の 林間学校 スマホなし      橿原市   森本 栄
  • 山里の 面影いずこ 寄せる波      大阪市   山口勝司
  • 墨坂で 不浄を祓い 山里を行く     香芝市   山田 亨
  • いい響き 住んでみたいが 少しだけ   生駒市   横田正典

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  第46回 / 平成29年 3月4日(土)
お題
 『おひなさま』   平成29年 3月1日(水) <四季巡り・春>大和な雛まつりコース巡り
作品
  • お雛さま 娘は嫁に 主なし        生駒市   横田正典
  • なれのはて 梅の香りも メタボババ    詠み人知らず
  • 桃の花 生けてたのしむ ひなまつり    橿原市   諌原良子
  • 今夜だけ 上座に来てね 代理さま     大阪市   漆畑昌己
  • ひなまつり 豪華絢爛 春うたげ      京都市   遠藤スエ子
  • 一年の 眠りは長かろ おひな様      大和郡山市 大﨑正夫
  • 雛祭り 一度会いたや 熟女雛       奈良市   大西 勝
  • ひなめぐり 過ぎし日想う 門口に     田原本町  片桐まゆみ
  • 久びさの 寄りそい語る ひなまつり    三郷町   木村泰子
  • ひな祭り なぜ祝日に ならないの     奈良市   沢田敏夫
  • 娘嫁ぎ 箱の中での ひなまつり      河合町   塩谷和久
  • ひな祭り 飾りたいけど 団地では     生駒市   中井文彦
  • 我が家では タペストリーの ひなまつり  橿原市   仁科和子
  • 白酒と 菱餅あられ 孫笑顔        大和郡山市 野村宣博
  • 五十年 前は二人も 内裏雛        堺市    福井幸一
  • 年増せど 心うきうき ひな祭       宇陀市   松本光子
  • ひなまつり 三十年の ごぶさたに     香芝市   丸山順介
  • ひなまつり 白酒の後 焼酎で       橿原市   森本 栄
  • 華やかに お雛一役 街興し        大阪市   山口勝司

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  第45回 / 平成29年 2月19日(日)
お題
 『梅』   平成29年 2月18日(土) 大淀古道を歩く
作品
  • 温暖化 めじろとまどう 梅の花      橿原市   諌原良子
  • にらめっこ 香りの花と 低い鼻      大阪市   漆畑昌己
  • 梅林で 肩を寄せ合う 二人づれ      京都市   遠藤スエ子
  • 梅の花 やがて実を付け 梅干に      大和郡山市 大﨑正夫
  • 梅の花 もう春かと咲き みぞれ降り    田原本町  片桐まゆみ/li>
  • 梅小花 可愛さあふれ 立つ枝に      奈良市   桒原眞理子
  • 合格です 天神さまに さくら咲く     奈良市   沢田敏夫
  • 老梅も 若木に負けず 咲きほこる     生駒市   中井文彦
  • 春一番 梅も元気に 背のびする      橿原市   中西光和
  • 梅一枝 季節香れる 和食膳        橿原市   仁科和子
  • 今日も見る 活字嫌いが 梅だより     大和郡山市 野村宣博
  • 梅の香で 春を感じる 梅干婆ちゃん    宇陀市   松本光子
  • 盆梅に 高貴の匂い 花一輪        橿原市   森本 栄
  • メジロより 異語が飛交う 梅まつり    大阪市   山口勝司
  • 梅かおる 壺坂寺で 眼を休め       香芝市   山田 亨
  • 梅の花 団子より花 そして酒       生駒市   横田正典

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  第44回 / 平成29年 2月1日(水)
お題
 『節分』   平成29年 2月 1日(水) 矢田寺八十八ヶ所へんろ
作品
  • 節分祭 年の数だけ 豆かめぬ       橿原市   諌原良子
  • 恵方巻 丸かぶりは無理 入れ歯では    大阪市   漆畑昌己
  • 節分に 心にひそむ 鬼払い        京都市   遠藤スエ子
  • 節分や 神も仏も 鬼は内         大和郡山市 大﨑正夫
  • 節分は 大きな声で 福は若        奈良市   大西 勝
  • 我家では 鬼より怖い 山の神       生駒市   陶浪 明
  • 大豆好き 笑顔のわたしは オニじゃない  名張市   高尾順子
  • 難民が トランプ向けて 豆をまく     生駒市   中井文彦
  • 今年また 一人豆まき さびしいな     橿原市   仁科和子
  • 鬼は外 今年も孫に 追い出され      大和郡山市 野村宣博
  • 節分の夜 泣いてるオニを なぐさめる   宇陀市   松本光子
  • 寒風に 節分ウオーク 清められ      香芝市   丸山順
  • 柊に いわしの目差し 願もかけ      橿原市   森本 栄
  • 福迎え 恵方豆まき 賑やかに       大阪市   山口勝司
  • 鬼は外 拾う子供に 豆を蒔き       生駒市   横田正
  • 節分や 年の数だけ豆を食う
  •     ああおそろしやおそろしや     東大阪市  柳園ミエ子

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  第43回 / 平成29年 1月21日(土)
お題
 『カイロ』  平成29年 1月21日(土) 御所市秋津洲の道から国見山へ行く
作品
  • 老いた身に カイロ離せず あたたかき   橿原市   諌原良子
  • 皮下脂肪 厚くてカイロの 効き目なし   大阪市   漆畑昌己
  • 手にカイロ 足にもカイロ あったかいろ  大和郡山市 大﨑正夫
  • 我が望み 懐中暖か カイロ様       大和郡山市 谷 裕隆
  • ホッカイロ はなせぬ年に なりました   橿原市   仁科和子
  • 夜回りの 友はカイロと ワンカップ    大和郡山市 野村宣博
  • 寒中は いつもの友と 老ウオーク     香芝市   丸山順介
  • 冬の友 体にほほえむ カイロかな     橿原市   森本 栄
  • 国見山 登りホカホカ 下りカイロ     香芝市   山田 亨
  • 我が娘 貼れる所に 貼りまくり      生駒市   横田正典

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  第42回 / 平成29年 1月7日(土)
お題
 『お年玉』  平成29年 1月7日(土) ”特別大会” 新春初詣 ウオーク
作品
  • お年玉 もらってうれし 初まごに     橿原市   諌原良子
  • お年玉 額で顔つき 変わる孫       大阪市   漆畑昌己
  • お年玉 お年寄りには 万札で       京都市   遠藤スエ子
  • 孫を見て 財布と相談 お年玉       大和郡山市 大﨑正夫
  • 陽は温く 笑顔で交わす おとし玉     田原本町  片桐まゆみ
  • いつまでも 渡せる幸せ お年玉      奈良市   沢田敏夫
  • おもちゃ開け 年玉落せど 孫はしゃぐ   名張市   高尾順子
  • 孫もなく 年玉渡す 孫の手に       橿原市   塚本一男
  • お年玉 孫も喜ぶ 顔うかぶ        橿原市   仁科和子
  • ジジババも 年玉欲しい お年頃      大和郡山市 野村宣博
  • 才ごとに 百円増やす お年玉       香芝市   丸山順介
  • 子供にも 我にも欲しい お年玉      橿原市   森本 栄
  • 孫元気 笑顔が嬉しい お年玉       大阪市   山口勝司
  • 角切られ 寂しげな鹿に お年玉      香芝市   山田 亨

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  第41回 / 平成28年12月17日(土)
お題
 『たき火』   平成28年12月17日(土) 古代明日香 謎の石像物巡り
作品
  • やきいもの たき火のいろり あたたかさ  橿原市   諌原良子
  • コンタクト たき火の煙で ドライ目に   大阪市   漆畑昌己
  • 暖求め イモも焼いたり たき火かな    大和郡山市 大﨑正夫
  • かんかんに 熾るたき火か ダイオキシン  奈良市   沢田敏夫
  • 見あたらぬ たき火で焼き芋 グッチッパー 名張市   高尾順子
  • 焼き芋も たき火でなくて 電子レンジ   生駒市   中井文彦
  • 今頃は たき火を知らぬ 子が多し     橿原市   仁科和子
  • 工事場で 朝のたき火が おもてなし    大和郡山市 野村宣博
  • うっかりと たき火をすれば 消防車    宇陀市   松本光子
  • たき火する 落葉集めの ひと仕事     香芝市   丸山順介
  • 寺社の庭 たきびの明り 人の顏      橿原市   森本 栄
  • たき火して おいもほくほく また肥える  天理市   山田理美
  • 火を囲み おいもやおもちで ほっかほか  香芝市   山田 亨
  • かさこそと 落ち葉踏みしめ たき火かな  桜井市   山田真裕美
  • 枯葉焚き 暖の後には 十三里       生駒市   横田正典

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  第40回 / 平成28年12月7日
お題
 『木枯らし』  12月7日(水) <四季巡り・冬> 御所市を歩く
作品
  • こがらしが インフルエンザ はこびけり   橿原市   諌原良子
  • 懐に 木枯らし吹いて 身に染みる      京都市   遠藤スエ子
  • 告白を 無情な木枯らし 連れ去りぬ     奈良市   大西 勝
  • きのうこがらし さて今日こはる びよりなり 奈良市   沢田敏夫
  • 木枯らしで 寒さ身に浸む 葛城路      生駒市   陶浪 明
  • 年の暮れ 財布の中に こがらしが      橿原市   仁科和子
  • 木枯らしが 今年も来たぞと 戸を叩く    大和郡山市 野村宣博
  • 師はまだよ こがらしは走る 冬間近か    橿原市   森本 栄
  • 北風も 心ひとつで 友となり        大阪市   山口勝司
  • カサカサと 地を這う音に 身震いし     生駒市   横田正典
  • 日向道 木枯らしとまどい バックする    名張市   高尾順子

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  第39回 / 平成28年11月2日
お題
 『ススキ』   曽爾高原にススキを訪ねて<特別大会>
作品
  • そよ風に すすきの穂先 あきあかね    橿原市   諌原良子
  • 枯れススキ 俺もお前も そんな年     大阪市   漆畑昌己
  • 豪快に 広がるススキ 素晴らしい     京都市   遠藤スエ子
  • 好勝負 枯れススキ対 濡れ落ち葉     奈良市   沢田敏夫
  • 友の背が 見えかくれする すすき原    名張市   高尾順子
  • ススキ原 荒れる様見て マナー説く    橿原市   仁科和子
  • 光浴び 輝き戻る 枯れオバナ       大和郡山市 野村宣博
  • 枯れススキ 皆で集って 生き返る     宇陀市   松本光子
  • 山白き 冬間近かなり ススキの穂     橿原市   森本 栄
  • 背丈越す 芒の花穂 青空に映え      京都市   矢野和子
  • 流れる穂 揺れる面影 まだ青春      大阪市   匿名

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  第38回 / 平成28年10月19日
お題
 『柿』  山の辺の道を歩こう
作品
  • じゅくし柿 だれもとらずに 世代かな   橿原市   諌原良子
  • つるし柿 似てきた顔の シワとハリ    大阪市   漆畑昌己
  • 鈴生りに 実る柿の木 秋景色       京都市   遠藤スエ子
  • 鈴生りの 柿の学校 色づいて       奈良市   桒原眞理子
  • 飲み過ぎに 柿を食べろと 教えられ    奈良市   沢田敏夫
  • サルよカニ 柿の種なら お菓子だよ    大和郡山市 谷 裕隆
  • 食べ頃よ 柿が呼んでる 店先で      橿原市   仁科和子
  • 柿の種 早く芽を出せ 孫が待つ      生駒市   野口秀典
  • 渋柿に さすがカラスも 手を出さず    大和郡山市 野村宣博
  • 天照よ 桧原の柿は 甘~いぞ       奈良市   松崎俊一
  • 柿食べて 重さ気になる 乙女かな     宇陀市   松本光子
  • 酒ビール 焼酎の後 柿を食べ       橿原市   森本 栄
  • 柿食えば 「シブ」もあるある ガキ友と  大阪市   山口勝司
  • 世の風に 吊り晒されて 味変わる     大阪市   匿名 さん

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  第37回 / 平成28年10月 5日
お題
 『秋まつり』  錦の里 正暦寺を訪ねて
作品
  • お腹出て 法被のサイズ また合わず    大阪市   漆畑昌己
  • 秋まつり 酒が飲めるね さあ宴      京都市   遠藤スエ子
  • 山里に にぎわい戻る 秋祭り       大和郡山市 大﨑正夫
  • 笛太鼓 胸に響く音 幼な日の       奈良市   桒原眞理子
  • 台風でも 熱中症でも 秋祭り       奈良市   沢田敏夫
  • 秋まつり ダンジリ引く子 減るばかり   橿原市   仁科和子
  • 秋まつり 太鼓の音が 目覚ましに     大和郡山市 野村宣博
  • 食に書に 動に風あり 秋まつり      橿原市   森本 栄
  • たわわに実り 感謝、感謝の 秋祭り    大阪市   山口勝司
  • 秋祭り 思い描けば 聞える笛       生駒市   横田正典

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  第36回 / 平成28年 9月17日
お題
 『彼岸花』  <四季巡り・秋> 彼岸花と案山子
作品
  • 奥飛鳥 棚田の畦に 彼岸花        橿原市   諌原良子
  • 黄は注意 赤で止まって 彼岸花      大阪市   漆畑昌己
  • 彼岸入り 咲くはこの花 彼岸花      京都市   遠藤スエ子
  • 夏過ぎて 稲穂と競う 彼岸花       大和郡山市 大﨑正夫
  • お大師さん 通られたあと 咲く彼がん花  奈良市   沢田敏夫
  • スタッフか 赤い制服 彼岸花       大和郡山市 谷 裕隆
  • 彼岸花 今日は案山子の 応援花      橿原市   仁科和子
  • 赤白黄 国旗じゃないよ 彼岸花      大和郡山市 野村宣博
  • 飛鳥路の 再会嬉しや 彼岸花       宇陀市   松本光子
  • 彼岸花 案山子と仲良く 秋日和      橿原市   森本 栄
  • 飢饉食 悲しい歴史の 彼岸華       生駒市   横田正典

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  第35回 / 平成28年 9月7日
お題
 『赤とんぼ』  万葉の大和三山をめぐる(ホテイアオイ)
作品
  • 赤とんぼ 数もすくなく 時世かな     橿原市   諌原良子
  • 赤とんぼ 胸元覗き まっ赤々       奈良市   大西 勝
  • 君の眼は なんでもみとおす とんぼの目  奈良市   沢田敏夫
  • 赤とんぼと 三山巡りて 目を回す     名張市   高尾順子
  • 赤とんぼ 触るのキモい 都会っ子     大和郡山市 谷 裕隆
  • 赤とんぼ 一緒に飛びたい 大空へ     生駒市   中井文彦
  • 赤とんぼ 私のかわり 飛んでゆけ     橿原市   仁科和子
  • 夕焼けよ どこへ行ったの 赤とんぼ    大和郡山市 野村宣博
  • 赤とんぼ 残暑厳しく 飛べないよ     宇陀市   松本光子
  • 君も居た 赤トンボも居た 遠き道     橿原市   森本 栄
  • 何、想い 夕陽背に舞う アキアカネ    大阪市   山口勝司

回/掲載日
  第34回 / 平成28年 8月11日
お題
 『ゆかた』  <四季巡り・夏> 2万本のローソク なら燈花会
作品
  • 浴衣きて 花火大会 夕涼み        橿原市   諌原良子
  • あの頃は 浴衣のすそも 悩ましく     大阪市   漆畑昌己
  • 下駄はいて ゆかたを着れば 皆美人    大和郡山市 大﨑正夫
  • ゆかた着て カラコロ下駄で 夕涼み    奈良市   桒原眞理子
  • 今日だけは ユカタ姿に 惚れなおす    生駒市   中井文彦
  • ゆかた着た 娘に鹿も ほの字かな     大和郡山市 野村宣博
  • ゆかた着し 乙女目で追う 熟女たち    宇陀市   松本光子
  • 涼やかに 団扇に浴衣 夏の宵       橿原市   森本 栄
  • 太目でも ゆかたが似合う マゲ姿     大阪市   山口勝司
  • 着てる人 涼しくないよ 見てる程     生駒市   横田正典

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  第33回 / 平成28年 7月16日
お題
 『吉野川』  新町通りから五新鉄道跡を行く
作品
  • 吉野川 ウォークやめて 鮎つりに      橿原市   諫原良子
  • 丑の日も 鮎の塩焼き 吉野川        大阪市   漆畑昌己
  • 深淵と 瀬音涼しい 吉野川         大和郡山市 大﨑正夫
  • 吉野川 大和過ぎれば 紀の川に       大淀町   菊井源行
  • 川あそび 時にきばむく 吉野川       三郷町   木村泰子
  • 青緑き瀬に 夏雲踊る 吉野川        香芝市   郷原博幸
  • 吉野川 鮎の塩焼き 食べたいな       生駒市   中井文彦
  • 今日は好き 静かな流れ 吉野川       橿原市   仁科和子
  • 吉野川 入りたいけど 泳げない       大和郡山市 野村宣博
  • 吉野川 五新よ餅よと 老鉄チャン      奈良市   松崎俊一
  • 吉野川 鮎の塩焼 群れ舞い踊る       宇陀市   松本光子
  • 吉野川 腰まで水の 鮎さがし        橿原市   森本 栄
  • よしの川 眼下に呑みたい 五神酒      田原本町  横井良子

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  第32回 / 平成28年 7月6日
お題
 『野道』  国宝の寺を巡るみち「地蔵十福」
作品
  • 野道行く 多世代交流 ウオーキング     橿原市   諫原良子
  • 懐かしい 昔は野道 今、車道        大阪市   漆畑昌己
  • 唐古鍵 野道も今は 舗装され        大和郡山市 大﨑正夫
  • くつ底に やさしい野道 足軽く       大淀町   菊井源行
  • 青春の 香り恋しく 野道行く        生駒市   野口秀典
  • 野道とは 犬のお見合い デート場所     大和郡山市 野村宣博
  • あざさより ゐざさ愛たし 野道の餉     奈良市   松崎俊一
  • 野道行き 花にいやされ 汗をみる      橿原市   森本 栄
  • 暑い中 野道を行けば あざさにホッ     生駒市   横田正典

回/掲載日
  第31回 / 平成28年 6月18日
お題
 『国宝』  国宝の寺を巡るみち「地蔵十福」
作品
  • 寺社仏閣 迷う拝観 そのお代       大阪市   漆畑昌己
  • 人間も 長生きすれば 国宝に       大和郡山市 大﨑正夫
  • 国宝の 価値も知らずに 通のふり     大淀町   菊井源行
  • 国宝も 初めは新品 すべてサラ      大和郡山市 谷 裕隆
  • 我が夫 国宝級の 頑固者         橿原市   仁科和子
  • 通学路 国宝様の お通りだ        大和郡山市 野村宣博
  • 我が家の 国宝 夫と私          宇陀市   松本光子
  • 子は宝 母は国宝 上を生く        橿原市   森本 栄
  • 国宝の 寺をめぐりて 酷歩ゆく      京都    矢野和子
  • 国宝の 笑顔ふりまき 室生道       亀岡市   山口壽史

回/掲載日
  第30回 / 平成28年 6月2日
お題
 『山歩き』  大国見山展望コース
作品
  • 剣岳 断崖絶壁 なつかしや        橿原市   諌原良子
  • 山歩き 視線の先は 山ガアル       大阪市   漆畑昌己
  • 展望が 疲れを癒す 山登り        大和郡山市 大﨑正夫
  • 山歩き ショートカットで 赤提灯     奈良市   大西 勝
  • 国見山 ぷるるん汗かき へたりこみ    川西市   岡本文夫
  • 山歩き ウサギかカメか マイペース    大淀町   菊井源行
  • 人生の アップダウンだ 山歩き      名張市   高尾順子
  • 山歩き 皆んなで歩けば がんばれる    生駒市   中井文彦
  • それぞれの 頬に緑陰 山歩き       奈良市   中村愛子
  • 山歩き 元気はあるが 杖たより      大和郡山市 野村宣博
  • 山歩き 苦しいだけでは 歩けない     宇陀市   松本光子
  • 何想う 山歩きの人 老いの日々      橿原市   森本 栄
  • 山歩き 心と身体の バロメーター     大阪市   山口勝司
  • 山登り 聞いただけでも 足すくむ     生駒市   横田正典

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  第29回 / 平成28年 5月25日
お題
 『夏草』  「住民参加型スポーツイベント」チャレンジデー2016
作品
  • 生い茂る 夏草つよし たくましき     橿原市   諫原良子
  • 夏草や 残った跡は 虫さされ       大阪市   漆畑昌己
  • 夏草や 勢い過ぎて 刈り取られ      大和郡山市 大﨑正夫
  • 我歩く 暑さに負けじと 夏草も      香芝市   大山輝雄
  • 夏草に はや聞こえける 虫の声      奈良市   谷野奈央
  • 夏草の 元気と力 もらっとこ       橿原市   仁科和子
  • 夏草の 茂れる大地 もうマンション    大和郡山市 野村宣博
  • 夏は陽よ 夏草の側 水与う        橿原市   森本 栄
  • 新緑も いずれこうなる 我身かな     生駒市   横田正典
  • 夏草や 我人生は 枯草や         吉野の住人

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  第28回 / 平成28年 5月18日
お題
 『滝』  [「日本の滝百選」前鬼・不動七重の滝<特別大会>(5/18)]
作品
  • 瀧つぼの すんだ青さに 身がちぢむ     橿原市   諫原良子
  • 朝トイレ 勢い違う 滝の水         大阪市   漆畑昌己
  • 嘘がばれ 冷汗流す 滝のよう        奈良市   沢田敏夫
  • 瀧を見る 水がなければ 龍になる      大和郡山市 谷 裕隆
  • 七重滝 心癒さる 水しぶき         生駒市   中井文彦
  • 滝壺に 日頃のストレス 沈めたい      橿原市   仁科和子
  • 瀧行けず 鬼の仕業か 道けわし       大和郡山市 野村宣博
  • 七重の滝 土産いただき 足軽く       宇陀市   松本光子
  • 誰や聞く 滝に伝わる 神の声        橿原市   森本 栄

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  第27回 / 平成28年 5月5日
お題
 『鯉のぼり』  [津風呂湖から龍門の里を訪ねて(5/4)]
作品
  • そよ風に 夢のせおよぐ こいのぼり     橿原市   諫原良子
  • 真鯉に緋鯉 触れる恥らい 懐かしい     大阪市   漆畑昌己
  • 鯉のぼり 見れば懐かし 幼年期       奈良市   沢田敏夫
  • 孫よりも ジジババうれし 鯉のぼり     大和郡山市 谷 裕隆
  • 山里に 子供いるぞと 鯉のぼり       大和郡山市 野村宣博
  • この頃は 軒先が好きと 鯉のぼり      宇陀市   松本光子
  • 世を知った 猫でも届かぬ 鯉のぼり     橿原市   森本 栄
  • 鯉のぼり あげる金なし 場所もなし     匿名さん

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  第26回 / 平成28年 4月29日
お題
 『行列』  [椿井城とへぐり時代祭り(4/29)]
作品
  • 嶋左近 時代行列 ゆるキャラも       橿原市   諫原良子
  • 大阪の おばちゃん行列 かき回す      奈良市   大西 勝
  • 晴れの日に 五月人形 歩きだし       奈良市   沢田敏夫
  • 行列の 馬上武人 いさましき        橿原市   仁科和子
  • 行列で 買った品物 スカばかり       大和郡山市 野村宣博
  • 行列の 姫になるには おそすぎた      宇陀市   松本光子
  • 蟻も行く 時代行列 ウオーカー       橿原市   森本 栄
  • 観る側も 雅な祭りに 列をなし       大阪市   山口勝司
  • 行列に 古代平群を 垣間見た        生駒市   横田正典

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  第25回 / 平成28年 4月16日
お題
 『菜の花』  [幻の大仏鉄道遺構めぐり(4/16)]
作品
  • 川向う 黄色くみえる 菜の花か       橿原市   諫原良子
  • 菜の花も 惣菜売場じゃ 試食あり      大阪市   漆畑昌己
  • 菜の花や お医者ごっこに 引き戻す     奈良市   大西 勝
  • 菜の花も 自称熟女も 散り終えた      奈良市   沢田敏夫
  • 崖上に 残れり菜の花 採石場        宇陀市   中島宇都美
  • 一面の 菜の花畑 心いやす         橿原市   仁科和子
  • 菜の花で 蜂や蝶々も かくれんぼ      大和郡山市 野村宣博
  • 鹿背山に 菜の花透かして 汽笛の跡     奈良市   松崎俊一
  • 春本番 桜に菜の花 舞う私         宇陀市   松本光子
  • 菜の花や 食べる時期過ぎ 花が咲く     橿原市   森本 栄

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  第24回 / 平成28年 4月6日
お題
 『桜』  [桜のとっくり湖の三郷町を歩く(4/6)]
作品
  • 花吹雪 浴びてうつむく 姥桜        大阪市   漆畑昌己
  • 腰おろし 見上げる空に 桜花        大和郡山市 大﨑正夫
  • わあ、すご~い さくらにはしゃぐ 孫二歳  名張市   高尾順子
  • 桜咲き 今年も見れた 喜びを        生駒市   中井文彦
  • 桜咲く こんな時代も あったねと      橿原市   仁科和子
  • 八重桜 見れば見るほど さくら餅      大和郡山市 野村宣博
  • 信貴山も 春の訪れ 桜みち         橿原市   細井哲夫
  • 桜咲く わたしはいつも 満開だ       宇陀市   松本光子
  • わびさびも 遠き心の 桜ばな        橿原市   森本 栄

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  第23回 / 平成28年 3月18日
お題
 『つり橋』  [秘境!十津川村1泊シリーズ<特別大会>(3/16~17)]
作品
  • 足ふるえ きいていたけど つりはしは    茨木市   青木文雄
  • 恐いけど 渡ってみたよ 吊橋を       大和郡山市 荒木幸一
  • つり橋を わたるこわさは 親ゆずり     橿原市   諫原良子
  • 吊り橋を 渡る姿は ちどりあし       吉野町   上田俊明
  • 向こう岸 遠い吊橋 腰が引け        大和郡山市 大﨑正夫
  • つり橋で 子供にかえる ウオーカー     三郷町   木村泰子
  • つり橋を 渡りきれぬが カメラパッチリ   奈良市   澤井榮一
  • 揺れる橋 冥土の土産 勇気出し       奈良市   沢田敏夫
  • つり橋を ゴトゴトわたる ちどり足     宇陀市   立見祥乃
  • 渡りたい 谷瀬吊り橋 足すくむ       生駒市   中井文彦
  • 下見れば 高いつり橋 足ふるえ       橿原市   仁科和子
  • つり橋で 地震対策 揺れに慣れ       大和郡山市 野村宣博
  • そよ風に はずむ足音 吊り橋を       宇陀市   松岡五三子
  • つり橋は あなたと私を つなぐ道      宇陀市   松本光子
  • つり橋を みんなで渡れば こわくない    大阪市   松山 豊
  • 大根と 渋柿吊そか つり橋に        橿原市   森本 栄
  • 揺れ最高 強がる心 竦む足         大阪市   山口勝司

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  第22回 / 平成28年 3月2日
お題
 『金魚』  [<四季巡り・春>「大和な雛まつり」と大和郡山市を巡る(3/2)]
作品
  • 住めば都 我が家も小っちゃな 金魚鉢    大阪市   漆畑昌己
  • リサイクル 電話ボックス 金魚バチ     大和郡山市 大﨑正夫
  • 大和路に 金魚盆梅 雛めぐる        奈良市   沢田敏夫
  • 泥池に 異彩を放つ 赤魚な         生駒市   陶浪 明
  • 日だまりに 金魚集いし 春を待つ      名張市   高尾順子
  • いい人に 会えるといいね 金魚さん     橿原市   仁科和子
  • 金魚鉢 猫と金魚が にらめっこ       大和郡山市 野村宣博
  • 梅かおる 郡山の水面 すべる金魚かな    宇陀市   松岡五三子
  • 城下町 金魚がお迎え ひな飾り       宇陀市   松本光子
  • 電話する 友達ほしいか 金魚たち      橿原市   森本 栄
  • 多種多様 頬染め競う きんとっと      大阪市   山口勝司
  • 赤いのに 金と言うのは 謎解けぬ      生駒市   横田正典

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  第21回 / 平成28年 2月20日
お題
 『お酒』  [鹿寄せと酒蔵訪問(2/20)]
作品
  • そむりえの きき酒の日に 味きまる     橿原市   諫原良子
  • 雨の中 試飲に誘われ ウオーキング     奈良市   沢田敏夫
  • 舌づつみ お酒飲める人 うらやまし     橿原市   仁科和子
  • だいこんも 酔えば変身 千鳥足       大和郡山市 野村宣博
  • 日本酒よ あなたと私は 赤い糸       宇陀市   松本光子
  • 飲む程に 明日はやめると 思いつつ     橿原市   森本 栄

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  第20回 / 平成28年 2月11日
お題
 『砂』  [王寺町を歩き ”砂かけ祭り” 見学(2/11)]
作品
  • お田植祭 砂かけられて うれしいな     大和郡山市 荒木幸一
  • 砂かけの 鬼に追われて にげまどう     橿原市   諫原良子
  • 三河川 集まる神社に 砂の雨        大和郡山市 大﨑正夫
  • 覆面で 猛女に化身 砂かける        奈良市   大西 勝
  • 春神事 砂に託した 豊作を         生駒市   陶浪 明
  • 砂のがれ 遠まきで見えぬ まつりかな    名張市   高尾順子
  • めずらしや 砂かけ神事 広瀬かな      生駒市   中井文彦
  • 水もいや 砂かけ祭り 砂もいや       橿原市   仁科和子
  • 砂の雨 被ってはしゃぐ 子供たち      大和郡山市 野村宣博
  • 砂嵐 笑顔と共に 春を呼ぶ         宇陀市   松本光子
  • 砂かぶり 福かぶりたる 君笑顔       橿原市   森本 栄
  • 孫受験「支え」に授かる「砂」お守り     大阪市   山口勝司
  • 砂をかけ 砂をかけられ 福も舞う      大和高田市 山口博通
  • 砂かけは 大雪降れば 何祭り        生駒市   横田正典

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  第19回 / 平成28年 1月16日
お題
 『お地蔵様』  [三の矢塚跡と地蔵十福めぐり(1/16)]
作品
  • その心 まともにお地蔵 見れますか     大阪市   漆畑昌己
  • いくとせや 笑みたたえ立つ お地蔵様    大和郡山市 大﨑正夫
  • お地蔵様の 死角で着替え 肉体派      奈良市   大西 勝
  • 野仏に もみじの様な 手を合わせ      奈良市   沢田敏夫
  • 登り坂 地蔵におされて 完歩する      名張市   高尾順子
  • 地蔵さん 私立ち番 代りましょうか     橿原市   仁科和子
  • 奈良の道 古い地蔵が 良く似合う      生駒市   野口秀典
  • 孫よりも 前垂れ似合う お地蔵様      大和郡山市 野村宣博
  • 地蔵様 花の時季だけ 代ります       宇陀市   松本光子
  • お地蔵さん 君の顔見に 二度三度      橿原市   森本 栄
  • 世の声に 「大事無いよ」と お地蔵様    大阪市   山口勝司
  • 地蔵様 迷いし山辺 道しるべ        大和高田市 山口博通
  • 地蔵様 石の上なら いくらでも       生駒市   横田正典

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  第18回 / 平成28年 1月9日
お題
 『お正月』  [”特別大会” 新春初詣 ウオーク(1/9)]
作品
  • 初詣り 健脚願いつ 歩く奈良        名張市   高尾順子
  • 御正月 いいことあった 初歩き       宇陀市   松本光子
  • 御正月 いやでも年を ひとつとり      橿原市   諫原良子
  • 何時の世も 親を悩ます お年玉       橿原市   森本 栄
  • リセットで 夢も膨らむ お正月       大阪市   山口勝司
  • お正月 孫と凧揚げ 息上がる        奈良市   沢田敏夫
  • お正月 今年も歩いて 年が開け       大和郡山市 荒木幸一
  • 初春に 被害甚大 孫嵐           生駒市   野口秀典
  • 年賀状 今年も減った 髪の毛も       大阪市   漆畑昌己
  • お正月 川柳考え 頭痛する         大和郡山市 野村宣博
  • これからの 健脚願う お正月        大和郡山市 大崎正夫
  • 初夢は 今年もやっぱり ウオーキング          匿名さん

回/掲載日
  第17回 / 平成27年 12月31日
お題
 『お堀端』  [<四季巡り・冬>大和郡山市・金魚池・羅城門跡を巡る(12/19)]
作品
  • お堀端 ウオークで素通り 物足りず     大阪市   漆畑昌己
  • お堀端 金魚寒むかろ 水の中        橿原市   森本 栄
  • お堀端 ここにも金魚 郡山         生駒市   横田正典
  • らんちゅうは お堀の鯉より 人気者     奈良市   沢田敏夫
  • お堀端 くさくしたのは だれがした     大和郡山市 岡野代里子
  • 日溜りで 暖を取り合う お堀端       大阪市   山口勝司
  • お堀端 桜が咲けば なおうれし       大和高田市 山口博通
  • お堀端 いつかはのんびり 陽なたぼっこ   橿原市   仁科和子
  • 行く末も 昔を語る お堀端         橿原市   細井哲夫
  • 春桜 今は落葉の お堀端          宇陀市   松本光子
  • お堀端 中で金魚が こんにちは       大和郡山市 野村宣博

回/掲載日
  第16回 / 平成27年 12月9日
お題
 『古道』  [葛城古道から水泥(みどろ)古墳を巡る(12/2)]
作品
  • 古道行く メンバー全て 古き人       奈良市   大西 勝
  • 鼓動鳴る 彼女口説いた この古道      大阪市   漆畑 昌己
  • 泣き笑う 膝に心に しみる道        大阪市   山口 勝司
  • いのししと 葛城古道 おともだち      三郷町   木村 泰子
  • 階段も 葛城民家 スロープに        生駒市   中井 文彦
  • いにしえの 古道を歩く うば娘       橿原市   諌原 良子
  • 葛城の 古道も半分 アスファルト      奈良市   沢田 敏夫
  • 神々も 足腰鍛えた 古道行く        宇陀市   松本 光子
  • 寺や神 葛城古道 卍道           大和高田市 山口 博通
  • 古き道 昔旅人 今ハイカー         大和郡山市 野村 宣博
  • 名を聞けば 引き付けられる 響あり     生駒市   横田 正典
  • 古道舞う 落葉一枚 意味ありて       橿原市   森本 栄

回/掲載日
  第15回 / 平成27年 11月11日
お題
 『生駒山』  [往馬大社から竹林寺・千光寺へ 行基・忍性の墓(11/4)]
作品
  • 見上げれば 目立つは鉄塔 生駒山      大阪市   漆畑昌己
  • 生駒山 少し下れば 宝山寺         大和郡山市 大埼正夫
  • 生駒山 夜景みながら する夜警       大和郡山市 野村宣博
  • 赤黄緑 妻にも見せたい 生駒山       奈良市   沢田敏夫
  • 奈良なれど 鹿居れ柿無し 静かなり     橿原市   森本 栄
  • 愛されて 陵手に阪奈の 生駒さん      大阪市   山口勝司
  • 生駒山 キツイ坂でも 行こまいか      大和郡山市 荒木幸一
  • 生駒山 高さで勝った スカイツリー     生駒市   横田正典
  • 生駒山 寄り道楽し 宝山寺         大和高田市 山口博通
  • いつの間に 錦の着物の 生駒山       宇陀市   松本光子
  • 紅葉で ハイカー楽しや 登り坂       生駒市   陶浪 明

回/掲載日
  第14回 / 平成27年 10月30日
お題
 『昔道』  [いにしえの人が歩いた山の辺の道(10/21)]
作品
  • 車好き 歩きもいいなあ 昔道        橿原市   仁科和子
  • 今日も来た 明日も行きたい 昔道      大和高田市 山口博通
  • 過去の女(ひと) 思い出させる 昔道    大阪市   漆畑昌己
  • 山の辺で 帰るリュックは 超思い      奈良市   沢田敏夫
  • 昔道 柿とみかんが おもてなし       宇陀市   松本光子
  • 古道にも 異国の言葉が とび交ざり     生駒市   野口秀典
  • 藁ぼっち 徒競走する 昔道         奈良市   高畑美恵子
  • 幾万人 思いが磨く 昔道          大阪市   山口勝司
  • 昔道 横の田んぼにゃ コンバイン      大和郡山市 野村宣博
  • 山の辺で 心洗われ ぐちも出づ       奈良市   沢田敏夫
  • 山の辺も ワンコイン道に 時代かな     生駒市   中井文彦
  • 先人の 足跡見るや 山の辺で        橿原市   森本 栄
  • 昔道 道幅狭き 人気道           生駒市   陶浪 明
  • 昔人 何を考え この道を          生駒市   横田正典

回/掲載日
  第13回 / 平成27年 10月 9日
お題
 『義士』  [天誅組ゆかりの地を巡る ”ひよしちゃん”(10/7)]
作品
  • 義士のみな 疑心暗鬼で 敗走し       京都市   匿名さん
  • 義のこころ 夜明け待たずに 消えし露    大阪市   山口勝司
  • 我が家では 義士と言うなの リーダーばかり 宇陀市   松本光子
  • 妻や子に 我が家の義士と おだてられ    大和郡山市 野村宣博
  • 政治家に 義士の無念を 伝えたい      大阪市   漆畑昌己
  • 天誅 維新魁(さきがけ) 吉野散る     生駒市   中井文彦
  • 天誅組 時代変れば 義士と呼び       奈良市   沢田敏夫
  • 義士達の 夢はかなくも 今平和       大和郡山市 大崎正夫
  • 今の世に ノーベル多いが 義士は居ず    生駒市   横田正典
  • 維新見ず 若き義士の気 墓の下       橿原市   森本 栄
  • 義士たちよ 赤穂義士と どちらが上か    奈良市   立山 武
  • 義士達の 夢は何処(いづこ)と 捜す旅   生駒市   陶浪 明

回/掲載日
  第12回 / 平成27年 9月23日
お題
 『案山子』  [<四季巡り・秋>古代ロマンと案山子・彼岸花(9/19(土))]
作品
  • これはいい 撮(と)った案山子は 我が女房 大阪市   漆畑昌己
  • これからも 私は妻の 案山子なり      奈良市   沢田敏夫
  • 棚田より 目立つの俺だと 案山子たち    大和郡山市 野村宣博
  • ウオーカーの 顔もほころぶ 案山子たち   宇陀市   松本光子
  • 太郎案山子 ロードリーダー ならび立ち         辻 良次
  • ついほろり 案山子の気持 歩く夢      大和高田市 山口博通
  • 足止まる 野良着の似合う 美女案山子    生駒市   野口秀典
  • ユニークな 案山子がにあう 飛鳥の里    名張市   山口真子
  • 飛鳥路の いつも楽しい 案山子みち     生駒市   中井文彦
  • 稲渕は 招き上手な 案山子さん       生駒市   陶浪 明

回/掲載日
  第11回 / 平成27年 9月4日
お題
 『梨の里』  [清九郎の里から梨の里・大淀町へ(9/2(水))]
作品
  • 恵み受け 器量良し揃う 梨の里             山口勝司
  • 食卓に 梨が出ても 会話なし        大阪市   漆畑昌己
  • 梨食えば 土産書いたし 梨はなし      大和郡山市 大崎正夫
  • 雨無しと 着いた所に 梨はなし       生駒市   横田正典
  • 飛鳥路に 一味添える 梨の里        生駒市   野口秀典
  • 梨の里 たべたいわ くれませんか      大和郡山市 岡野代理子
  • 梨の里 試食うれしい ウオーキング     生駒市   中井文彦
  • 梨園の もてなしうれし 里の味       大和高田市 山口博通
  • 食べんのかい 食べへんのかい 梨の里    奈良市   沢田敏夫
  • 梨の里 いっきに登り 声もなし       大和郡山市 荒木幸一
  • 梨の里 美味を求めし 雨の中        生駒市   陶浪 明

回/掲載日
  第10回 / 平成27年 8月7日
お題
 『夜景』  [夏のお花見 なら・燈花会(8/5(水))]
作品
  • 星空に 見とれて踏むは 鹿のフン      大阪市   漆畑昌己
  • 夜景では あなたの顔も 仏(ほとけ)様   宇陀市   松本光子
  • 花火見て はじける笑顔 みつめあい     奈良市   沢田敏夫
  • 奈良に咲く 二万を越える 夏の花      生駒市   中井文彦
  • 懐かしく 又新しい 奈良の町        三田市   南野敏子
  • 夏ほたる 並んで文字に なりますか     大阪市   森 康郎
  • あかりさく 歴史いろどる ならのよる    西宮市   北浜鎮夫
  • 古都の夏 ジミーに一万 ドルの灯が           伊藤和子
  • 酷暑日は せめて夜景で 涼を取り      生駒市   陶浪 明

回/掲載日
  第9回 / 平成27年 7月24日
お題
 『高野山』  [野迫川村熊野参詣 小辺路を歩く(7/22(水))]
作品
  • 信者より 歓迎される 山ガール       生駒市   野口秀典
  • 泥濘(ぬかる)む 小辺路を 同行二人    奈良市   沢田敏夫
  • 野迫川は 足に嬉しき 道普請        宇陀市   松本光子
  • 高野山 修行か 懺悔迷い道         大阪市   漆畑昌己
  • お大師様 ごめんね素通り 高野山      大和郡山市 野村宣博
  • 蝉の声 かき消して 驟雨かな        香芝市   西尾麻恵
  • 小辺路坂 熊野に向けて 雨の中       生駒市   陶浪 明

回/掲載日
  第8回 / 平成27年 7月15日
お題
 『水草』  [万葉の花 あざさを見に…(6/20(土))]
作品
  • 薫風に 水草みとれ 道草し         枚方市   長井靖典
  • 万葉の 水草あざさ はずかしげ       斑鳩町   奥野節子
  • 水草に たわむれ遊ぶ メダカたち      宇陀市   松本光子
  • 水草も 三宅に咲けば 万葉花              山口博通
  • 水草が 散歩の邪魔と 鴨ぼやく       生駒市   野口秀典
  • 浮草も 花が咲いたら 人気者        大和郡山市 野村宣博
  • 水草や あざさの花は 三宅町        大和郡山市 大崎正夫
  • 水草や 蛙の小便 受け流し               奈良市のマッサン
  • 町並みに 心いやさる あざさかな      生駒市   中井文彦
  • あざさ花 猛暑の池で 涼を見る       生駒市   陶浪 明
  • 早苗田に はや萍(うきくさ)の 埋めつくす 西宮市   大麻節子

回/掲載日
  第7回 / 平成27年 6月23日
お題
 『畦道』  [斑鳩の里から軽便鉄道跡を歩く(6/3(水))]
作品
  • 宅地化で 畦道づくし 今いずこ       大阪市   漆畑昌己
  • ウオーカーに負けじと畦の蛙なき       大和郡山市 野村宣博
  • 雨あがり 蛙の鳴き声 畦の道        生駒市   中井文彦
  • 畦道は 大和の誇り その昔         生駒市   陶浪明

回/掲載日
  第6回 / 平成27年 6月23日
お題
 『山歩き』  [大台ケ原・東大台 雲の上の稜線を歩く(5/20))]
作品
  • 山の神 今日も角出す 山の神              荒本幸一
  • 人生に 重ね合わせる 山歩き        大和郡山市 大﨑正夫
  • 山歩き 期待は眺望 体脂肪         大阪市   漆畑昌己
  • 会う度に 元気ふりまく 山ガール      生駒市   野口秀典
  • 絶景に 心躍らせ 夢心地          奈良市   沢田敏夫
  • 山歩き 鶯伴に ホイヤホレ         西の宮   大麻節子
  • 初めての 大台ケ原 不安なし        奈良市   佐々木司郎
  • 山歩き 上り坂で 歳を知る         橿原市   塚本一男
  • 元気感謝 気力体力もあって 山歩き     大阪市   山口勝司
  • 山登り 二日酔いにて 平坦コース      奈良市   田代友次郎
  • 緑浴び ゆるゆる歩く 山の道              名無野権子
  • 大台で 鹿を見たり 山歩き         生駒市   中井文彦
  • 元気良し 昔の乙女 山ガール        生駒市   清原浩
  • 梅雨前の 大台ケ原は 五月晴れ       奈良市   玉置憲治
  • 恵まれた 晴の大台 山歩き         生駒市   陶浪明

回/掲載日
  第5回 / 平成27年6月23日
お題
 『里山』  [幻の大仏鉄道(5/6(水))]
作品
  • 里山や 薫風友に 汗ひかる         大和高田市 倉本春美
  • 里山の 鶯鳴いて 夏が来る         御所市   松村明美
  • 初夏に 竹林の風 里の山          河内長野市 小松正美
  • 幸せを 夫婦で掴む 挨拶で         香芝市   大山輝雄
  • 五月晴れ 里山歩き 母想う         宇陀市   松本光子
  • 里山も 姿を変えた 線路跡         大和郡山市 大﨑正夫
  • 昔しえの 幻の里 初歩き          生駒市   中井文彦
  • 里山は 母と一緒で ほっとする             清水敦子
  • 里山は 郷愁誘う 風抜ける         大阪市   山口 勝司
  • 昔えの 佛の路を 歩む群          生駒市   陶浪 明
 
回/掲載日
  第4回 / 平成27年 6月23日
お題
 『チューリップ』  [古墳巡りと緑・チューリップを訪ねる(4/18(土))]
作品
  • 愛の花 夜な夜な伸びる チュウリップ   大阪市   漆畑昌己
  • 極寒に 身を耐えてこそ 咲く花も           山口
  • 疲れ飛ぶ チューリップの 散歩道     橿原市   細井哲夫
  • チューリップ 鼻(花)下ならず 心伸ぶ  西の宮   大麻節子
  • 花巡り バラチューリップ 妻の旅     生駒市   野口秀典

回/掲載日
  第3回 / 平成27年 6月23日
お題
 『吉野山』  [宮滝・吉野 万葉コース(4/1(水))]
作品
  • 吉野山 霧雨煙 杉木立                歩ノ順
  • 雨霧の よしや吉野の 蕾咲く       橿原市   中西光和
  • 年金と 足腰続けば また花見       大阪市   漆畑昌己
  • ウオーカーの 姥桜さと 吉野山            みえはる
  • 今年また 雨に打たれし 桜道       大和郡山市 大﨑正夫
  • 胸蕾み 桜の蕾 どちらも固        橿原市   塚本一男
  • 吉野山 食事花見も 傘の中        生駒市   陶浪 明
  • 桜咲き 今年も長生き 感謝して      生駒市   中井文彦

回/掲載日
  第2回 / 平成27年 6月23日
お題
 『梅の花』  [古代の道を歩き どんづる峯を訪ねる(3/21(日))]
作品
  • 梅の花 なればばあさん 梅干しや     大阪市   漆畑昌己
  • 実の梅をと 目星をつけて 野梅道     西の宮   大麻節子
  • 加齢でも 庭にそっと咲く 梅の花     生駒市   中井文彦
  • 梅咲けば 春だ春だと 煽り立て      相楽郡   上谷公平
  • 満開や 豆腐と湯葉の 梅の花       大和高田市 伴邦敏
  • 紅梅の 奥庭に咲きて 家格あげ      生駒市   陶浪 明

回/掲載日
  第1回 / 平成27年 6月23日
お題
 『雛祭り』  [<四季巡り・春>高取町・雛めぐり (3/4(水))]
作品
  • 初川柳 指折り数へ 土佐街道       橿原市   塚本一男
  • 飛鳥路は 五感を酔わす 段飾り            山田
  • 町おこし 古墳めぐりと ひなまつり          嶋田康之
  • ひな祭り あんた甘酒 わしゃ焼酒           中井
  • 土佐街道 リュック背おって ひなめぐり  大和郡山市 大﨑正夫
  • 四日でも 雛は怒らず お出迎え      生駒市   野口秀典
  • ひなまつり 家内のダイリで 酔う甘酒   大阪市   山口勝司
  • お雛様 変わらぬ若さ うらめしい     大阪市   漆畑昌己
  • ひなまつり でんしゃほんすう とめれるか 生駒市   中井文彦
  • 土佐街道 隣同志で 雛競い        生駒市   陶浪 明