今回のバスウォークはツツジの神野山を登ります。
鍋倉渓…大小の黒色の岩々が幅平均25m、長さ約650メートルにわたり、まるで溶岩の流れ出たような景観を造り出しています。この景観は、山の表面が風化して、次第に細かく土になっていく際に、特に岩の固い部分が風化に耐えて岩石のまま残ったものと考えられています。竜王岩や天狗岩などの巨岩、奇岩が点在しています。
神野山…鍋倉渓に沿って1時間足らず登ると山頂に至ります。山頂周辺はツツジの群生地になっていて、当日は満開のツツジを見ることができます。そして展望台から360度のパノラマが楽しめます。東には青山高原、北には比良山系の武奈ヶ岳まで眺め、南には大和富士と呼ばれる額井岳、貝ケ平山などが眺めます。当日はゼヒ晴れてほしいですネ。
めえめえ牧場…神野山を下っていくと愛らしい羊たちが“めーめー”と、迎えてくれます。モコモコと全身が毛で覆われた姿の羊たち、また生まれたばかりの赤ちゃん羊は愛嬌たっぷりです。いつまでも羊と遊んでいたいような気持になります。
山添長寿岩…ゴールのふるさとセンターには、1億年前に地下深く(10〜20q)でマグマが固まったという、花崗岩の巨石が置かれています。スゴイ!その大きさに目を奪われます。
神野山は奈良盆地の東、大和高原のほぼ中央にあります。この大和高原は、古くは「東山中(ひがしさんちゅう)」と呼ばれ、緩やかな斜面には茶畑が拡がる緑豊かなところです。特にこの季節はツツジが咲き誇り、緑と紅のコントラストが鮮やかに彩る中でのウォーキングをお楽しみください。