今回のバスウォークは、御杖村の豊かな自然を楽しみます。
春日神社…本殿は神明造り。境内には、樹齢400年ともいわれるイチョウの大木があり、筒状になった珍しい葉がつくことから「ラッパイチョウ」と親しまれています。
御杖神社…第11代垂仁天皇の皇女「倭姫命(やまとひめのみこと)」が、天照大神の御神宝を祀る候補地を求めてこの地を訪れました。その際、残していった杖を祀った神社であるとの伝説から、御杖神社の名がつきました。境内の杉の樹齢は600年と伝えられています。また、御杖村もこの伝説に由来しています。
半夏生…深い緑に囲まれた岡田の谷には、半夏生の花が約3000uにわたって群生しています。今が最盛期で、来週一杯まで見頃が続きます。葉の一番上の数枚が色づき、まるで緑の上に白いじゅうたんを敷いたような美しい光景が広がります。
伊勢本街道…御杖村は、江戸時代には伊勢参りの人達の宿場町として賑わいました。街道沿いには今も道標や旧旅籠が残り、往事の賑わいを感じさせます。桜峠、牛峠、佐田峠と三つの峠を超えますが、急な坂は無く、歩きやすいコースです。