今回のバスウォークは、もみじが色づくみたらい渓谷の豊かな自然を楽しみます。

みたらい渓谷…近畿の屋根大峯山の山上ヶ岳を源とする山上川(さんじょうがわ)と近畿の最高峰の経ヶ岳を源とする川迫川(こうせがわ)の合流するところにある渓谷です。底まで見える清流、大小さまざまな滝や巨岩はまさに絶景です。遊歩道ではむき出しの大木や大岩にビックリ。関西屈指のハイキングコースになっており、澄んだ空気の中でのウォークをお楽しみください。
龍泉寺…大峯山の登山口にあたる龍泉寺は「大峯一の宿」と呼ばれる修験道の寺院です。ここで道中安全の祈願をして、大峯山に入ることになっています。当日は、境内は鮮やかに紅葉した木々で彩られていることでしょう。
洞川温泉…修験道の隆盛と共に登山基地として栄え、旅館、土産物店、食事処が並ぶ温泉街です。あちこちに掲げられている「陀羅尼助」の看板が目に入ります。陀羅尼助は、修験者が持参する薬で、腹痛に効くとされています。原料ははぎとったキハダの樹皮。僧侶が陀羅尼経を学ぶには退屈で、つい眠気を催すためキハダの樹皮を煎じて飲むと、その強い苦みから目が覚めたというところから、名付けられたとのことです。