今年の歩き納めは、宝山寺の年中行事の一つ、大注連縄掛け替え行事を見学するとともに、生駒山東麓のウォーキングを楽しみます。
清滝南陽院…スタートして間もなく、清滝南陽院に着きます。岩肌を流れ落ちる小さな滝は清滝と呼ばれ、滝つぼの前に立つ水子地蔵尊とのコントラストに何か不思議なパワーを感じます。
宝山寺…生駒山東側中腹に建つ宝山寺は生駒聖天の名前で親しまれています。境内には宝山寺中興の祖湛海が弥勒菩薩を祀った般若窟を背に、本堂、聖天堂、多宝塔等が建ち並んでいます。また「永代浴油金 一億円」などと破格な金額が刻まれた石が並んでいるのに驚きます。
大注連縄掛け替え行事…一の鳥居に掛かる大注連縄は毎年12月16日に掛け替えられます。長さ約7m、直径約80cm、重さ約400kgの大注連縄が100人を超える信者の手で新しい注連縄に掛け替えられます。その新しい注連縄は、今、境内に置かれ出番を待っています。
掛け替え行事は10時から11時の間に行われるとのことで、着いた頃にはほぼ掛け替えられた頃かと思われますが、新年を迎える厳かな行事の雰囲気を、少しですが、味わってください。