チャレンジデーは、1993年から笹川スポーツ財団が主催し、日常的なスポーツの習慣化や住民の健康増進、地域の活性化に向けたきっかけづくりを目的とした住民参加イベントです。人口規模がほぼ同じ自治体間で、運動やスポーツに参加した住民の数(参加率)を競います。敗れた場合は、対戦相手の自治体の旗を庁舎のメインポールに1週間掲揚し、相手の健闘を称えます。今年の対戦相手は鹿児島県南さつま市です。皆さんのご参加で、この取り組みを盛り上げてください。
今回は、大和高田市にある数々の古墳と馬見丘陵を歩きます。距離はJR法隆寺駅までの17kmですが、近鉄池辺駅までの13kmの中間ゴールを設けています。
築山古墳…磐園陵墓参考地として宮内庁が管理をしています。全長210mの前方後円墳で、築造年は5世紀前半とみられていましたが、鰭付円筒埴輪が発掘されたことから、4世紀後半までに遡ると考えられるようになっています。
三吉(みつよし)石塚古墳…5世紀後半に築造された帆立貝式古墳です。帆立貝式古墳とは円墳に短い方形部の付く形で、方形部が帆立貝のちょう(・・・)つがい(・・・)に似ているところから名付けられています。復元された墳丘に葺石が敷かれ、多くの円筒埴輪が並べられています。その東側には、全長200mほどの前方後円墳の新木山古墳(三吉陵墓参考地)が築造されています。
馬見丘陵公園…馬見丘陵公園は馬見丘陵に広がる古墳群の歴史的遺産と豊かな自然環境を保全・活用するために公園として整備されました。春は桜にチューリップ、初夏にはバラ、菖蒲、秋にはダリアなど四季折々の花々が楽しめます。今はヤマボウシやタイサンボクには白い花が鮮やかに咲き、菖蒲園には菖蒲が咲き始め、これから見頃を迎えます。