今回は、梅雨が明けた夏空のもと、室生湖での森林浴を楽しみます。
大野寺・大野寺磨崖仏…本尊は地蔵菩薩立像(国重文)で、「身代わり焼け地蔵」として知られています。また春には「しだれ桜」が美しく咲き、多くの人が訪れます。宇陀川を挟んで見える磨崖仏は、像高約11mの弥勒菩薩で、鎌倉時代に彫られたものです。
室生ダム…室生ダムは洪水調節、上水道用水の供給などを目的に、昭和49年に完成された重力式コンクリートダムです。奈良県には大和川水系と吉野川水系と淀川水系とがありますが、室生ダムが位置する宇陀川は淀川水系に属します。室生湖をめぐる周遊路には木々が覆い、涼しく感じます。
竜鎮神社…竜鎮橋を過ぎ、深谷渓谷を500mほど入ると竜鎮神社に着きます。川を竜に見立て、川の氾濫を鎮めるために祀られた神社なのでしょう。渓谷沿いの静かな道はとても気持ちがよく、マイナスイオンをたっぷりと吸ってください。
子供のもり公園…広々とした美しい公園で、食事も弾みます。
墨坂神社…もとは伊勢街道の西峠付近の天の森に鎮座していたと伝わっています。墨坂神社から見る鳥見山、貝ケ平山と香酔岳、額井岳(大和富士)の景色は見飽きることがありません。
大野寺から室生ダムまで緩やかな上り道が続きますが、その他はほぼ平坦な歩きやすい道です。皆様のご参加をお待ちしています。