6回目となる「大和の国中・奈良盆地一周ウオーク」は、御所市から葛城市の葛城・二上山麓にある「葛木坐火雷神社(笛吹神社)」・「綿弓塚」・「當麻寺」等をめぐり、香芝市までの15qを歩きます。
【葛木坐火雷神社(笛吹神社)】
「葛木坐火雷神社(かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)」といい、通称「笛吹神社」と言われています。主祭神は音楽の神様(天香具山彦尊)としても知られ、境内には、県天然記念物に指定されているイチイガシが群生し、拝殿下の境内には、日露戦争の記念のロシア製「加農攻守城砲」が置かれています。
【綿弓塚(わたゆみづか)】
 松尾芭蕉が門人・苗村千里(なえむらちり)の旧里である竹内に宿泊した時に詠んだ句を記念し、1809年に建てられた句碑があります。句碑の建つ庭と近くの民家を整備して休憩所とし、芭蕉の資料や司馬遼太郎氏の色紙などが置かれています。
【當麻寺】
 7世紀創建の寺院で、西方極楽浄土の様子を表した「当麻曼荼羅」の信仰と、曼陀羅にまつわる中将姫伝説で知られる古寺です。奈良時代・平安時代初期建立の2基の三重塔(東塔・西塔)があり、近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺としても知られています。
【石光寺】
 中将姫伝説ゆかりの寺院で、境内には中将姫が蓮糸曼荼羅を織成する際に蓮糸を染めたという井戸「染めの井」と、糸を干したという「糸掛桜」があり、「染寺」と通称されています。観光的にはボタンの寺として知られています。
【阿日寺(あにちじ):通称ぽっくりさん】
 平安時代の高僧、恵心僧都源信(けいしんそうずげんしん)の生誕地伝説があり、源信は地獄と極楽を体系づける「往生要集(おうじょうようしゅう)」を著したことで知られ、日本の浄土思想を確立し、後に、法然や親鸞へと受け継がれ、浄土信仰の広がりへとつながってゆきます。