今回は、事前予約のバスウオークで、高野山から高野龍神スカイラインを経て、野迫川村のほぼ中央にそびえる荒神岳(1,260)の山頂に鎮座する「立里荒神社」へ行き、お参りをした後、高野龍神スカイライン沿いの現在、閉鎖されていますが「野迫川村総合案内所・鶴姫」に移動し、ここから「熊野参詣小辺路」を大股迄約8㎞を歩きます。

【熊野参詣道小辺路】
2004年7月「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録された「熊野参詣小辺路」は、真言密教の総本山・高野山から熊野本宮大社という二大聖地を最短距離で結ぶ参詣道で、熊野本宮から高野山へ向かう場合は「高野道」とも呼ばれていました。
高野山から伯母子峠・三浦峠・果無峠と1000m級の峠を3つ越えて熊野本宮へと至るハードなルートで、途中は山登りのきついアップダウンを繰り返しますが、石仏や地蔵、苔むした石畳、茶屋跡や屋敷跡等、昔の古道の雰囲気を数多く残しています。
この参詣道は、ほとんどが山中を通り、昔ながらの歩き旅を体験することができます。
今回の、野迫川村内のルートは、林道タイノ原線の舗装道を歩くことになりますが、平辻地区の山道の道標地蔵の周辺に古道の面影を見ることができます。

【立里荒神社】
この神社は、野迫川村のほぼ中央にそびえる荒神岳(1260m)の山頂¬に鎮座する神社で、西暦800年頃の創建であるとされています。
祭神は、火産霊神(ほむすびのかみ)と誉田別命(ほむたたわけのみこと)で、商売繁盛の神や火の神、かまどの神として崇められており、また、日本三荒神(「宝塚市の清荒神」と「桜井市の笠山荒神」)のひとつとしても知られています。