11月2日の例会は竹ノ内街道から平石峠を越えて河内飛鳥を訪れます。ここ数年間は企画されていなかったコースで、竹ノ内街道から県道704号線の坂道を登り平石峠を越えて河南町から太子町を巡ります。推古天皇陵や聖徳太子廟がある叡福寺を訪ねます。
◆長尾神社(葛城市長尾)
竹内街道、長尾街道、横大路が交差する交通の要衝にあり、行き交う人の守護神として、また交通安全や安産祈願の神として厚く信仰されている。創建は明らかではないが延喜式の式内社として古い歴史を持つ神社で、ご祭神は天照大神と豊受大神、及び水光姫命と白雲別命が祀られている。神様の化身が蛇であると云われることから蛇の頭が大神神社で尾が長尾神社という伝承がある。10月4日宵宮で初絵馬奉納があり、多数の絵馬が飾られている。
◆綿弓塚
松尾芭蕉が門人の苗村千里(ちり)の実家がある竹内に宿泊した時に詠んだ句を記念して1809年に建てられた句碑です。句碑の建つ庭と隣の民家を整備して休憩所として、芭蕉の資料や司馬遼太郎の色紙が置かれている。芭蕉は「野ざらし紀行」の旅の途中(1684年)に初めて竹内を訪れ、「綿弓や琵琶になぐさむ竹の奥」という句を残している。その後もよほど竹内が気に入ったのか何度も足を運んでいる。
◆平石(ひらいわ)峠
奈良側は県道704号線 (大阪側は府道704号線/竹内河南線)。バイクでも奈良側から大阪側に通行できるが、昨年の台風の後は通行止めになっている。本日(10/22)、ウオーキングの下見で通行しましたが、前夜からの雨で地面がぬかるんでいるところがありました。細い山道ですが注意して歩行すれば特に問題はありませんでした。
◆高貴寺(大阪府南河内郡河南町)
役行者の開基で真言宗金剛寺末の名刹。弘法大師空海も安居したと伝わる。中世には時運大いに栄えたが、後に元弘の変の兵火で一時衰退したが、高僧慈雲尊者が復興。尊者は儒教と仏教を極め、晩年は葛城神道を提唱した。境内に見事な枝垂れ桜の古木があります。
◆第33代・推古天皇陵および竹田皇子(敏達天皇皇子)の合葬陵墓に治定。
山田高塚古墳または高松古墳とも呼ばれ、磯長谷古墳群を構成する古墳の1つ。
古墳は三段築成の長方形墳(東西59m、南北55m、高さ11m)で内部には2つの横穴式石室があると推定されている。近くに2つの石室を持つ古墳として、葉室塚古墳(西に約500m)、双子塚古墳(南東に約200m)が知られている。
◆叡福寺(えいふくじ)
大阪府南河内郡太子町にある寺院で山号は磯長山(しながさん)、宗派:真言宗系の単立で太子宗を名のる。聖徳太子の墓所とされる叡福寺北古墳(磯長墓)があることで知られている。ご本尊は如意輪観音。開基は聖徳太子または推古天皇とも聖武天皇とも伝わる。この寺は「上之太子」と呼ばれ、「中之太子」野中寺(やちゅうじ)/羽曳野市、「下之太子」大聖勝軍寺/八尾市と共に三太子の1つに数えられている。