心配された今日の天候は、雲一つない晴天に恵まれまして、大和上市駅前で受付後、参加者156名は吉野川に架かる上市橋下の河川敷広場へ移動、ここで出発式をコース説明とストレッチ体操後、10時55分に上市橋を南へ渡りスタートしました。
吉野川左岸の堤防道路を東へ、川原ではテント張やバーベキューの準備でもしているのか家族連れ等の微笑ましい風景を眺めながら、桜橋から河川敷内の通路を抜け、吉野高校手前を南へ坂道を上り県道に出ました、吉野の山々から切り出された杉や檜木等の材木が集積されている間の県道を妹背大橋へ、橋を渡り吉野川の右岸に面する「妹山樹叢(いもやまじゅそう)」へ進みました。
標高249mのこんもりとした山で、全山照葉樹の原生林に覆われていて「ツルマンリョウ・ルリミノキ・ホンゴウソウ・ホングウシダ」等の珍しい暖地性植物が群生し、国の天然記念物に指定されています。
その妹山の山麓に鎮座する「大名持(おおなもち)神社」を参拝し、国道169号と別れ津風呂湖入口交差点を左折して、しばらくは川原屋集落の中の道を進み、やがて緑に覆われた道へ出て、津風呂川に架かる「花瀬橋」を渡って、山沿いを杉・檜木や雑木林に覆われた約1.5km上りの道を、はるか下には津風呂川が、歩みが進むにつれ標高も上がり、満々と貯えられた「津風呂湖ダム」に着きほっと一息、ダム堰堤を通過して「津風呂湖園地」に11時20分頃到着、ここで約10分間の列詰めトイレ休憩を取りました。
園地からは西側の曲がりくねった湖岸道路を木々の間から見え隠れする美しい穏やかな湖面やボート遊び・魚釣り等を望みながら、爽やかな風を全身に受け約2km進み、津風呂湖の北端に位置する緑に囲まれた、スポーツとふれあいの広場「吉野運動公園」に先頭は12時頃、アンカーは約10分遅れで到着しました。
陸上競技場内のベンチやその周辺で、赤や白の満開のツツジに囲まれ、周辺の山々を眺めながら昼食休憩を摂りました。
午後は、12時40分運動公園をスタートしました、龍門岳を前方に望みながら「山口神社」を過ぎ「龍門の里」山口集落を抜けて「林道入口」へ進み、林道の脇には龍門の滝から流れる下るせせらぎが、心地よい水音を聞きながら、上りのきつい坂道の舗装道から少し湿り気を帯びた地道を、途中には木々に吊るされた森林浴を楽しむ「ハンモック」が数個ありました、「林道入口」から約500mの坂道を息急きながら登り進み、落差約10mの「龍門の滝」に約30分で着きました。
滝つぼに進み仰ぎ見る滝、目の前に落ちる水しぶきでマイナスイオンを体感されたのでは、又、滝つぼの脇には松尾芭蕉の句碑が有り、元禄元年(1688)に芭蕉がここを訪れ、「龍門の花や上戸の土産(つと)にせん」「酒飲みに語らんかかる滝の花」などの句を、ワンカップ酒でも酌みながら詠んだのか・・・。
滝を後にし、下りの林道の途中には、久米仙人が仙術の修行をしたと伝えられている「久米仙人窟趾」の石標も建っていました。
滝まで狭い道と滝見等に時間を要したため、「ハンモック」の設置場所付近で列詰め休憩を「ハンモック」では楽しくくつろぐ方々も多く見受けられ、ひと時の森林浴も経験をされたのでは。
林道を下り「林道入口」では帰りは右側の山裾の高台の道を進み、しばらくして山口地区(龍門の里)の美しい田園風景が前方に広がり、遠くには吉野連山を望みながら「山口神社」へここで若干の休憩を取りました。
「山口神社」の拝殿前にある二基の灯篭は紀州藩主であった将軍徳川吉宗が、参勤交代の長途の安全を祈って寄進された灯篭で、因みに神社の横を通る県道は、江戸へ通じる、高見越えの伊勢街道と言われています。
「山口神社」を後にしまして、住宅が連担する平尾・佐々羅集落の平坦な町道を淡々と南へ約2km進み、そこから、次は、緑に囲まれた山裾を約1.5km進んで「妹山樹叢」が目の前に見えて、吉野川右岸側の立野集落に出ました。
吉野川左岸沿いの国道169号の北側に住宅が連担する中の狭い道路を約2km、途中、上市の住宅街に位置する吉野町役場前を通過して、無事18kmを完歩し大和上市駅に先頭は15時頃に、アンカーは約15分遅れでゴールしました。
今日は、天候にも恵まれ、気温は25℃前後と熱い一日でしたが、時折心地よい風に吹かれ、コースは全体的に緑に覆われていて、多少の暑さも凌げました、又、車両交通も少なくのんびりとウオーキング出来たのではないでしょうか。