今日の例会は、通常の日中開催のウオーキングと異なり、古都・奈良の夏の夜の風物詩「なら燈花会」見物を兼ねた夕方からのウオーキングを実施いたしました。
1999年から始まった「なら燈花会」は、今年で18回目を迎え毎年8月上旬の10日間奈良公園一帯で開催され、今年は5日から14日迄の夕闇が迫る19時から21時45分の間、2万本のカップの中のローソクが一斉に灯され、その炎が奈良の夏の夜を彩る幻想的かつ神秘的なイベントです。
暦の上では立秋とはいえ、まだまだ夏真っ盛りの猛暑が続く中、16時50分頃参加者207名は元気にJR・奈良駅をスタート、夕方とはいえ強い日差しを背に受けながら「ならまち大通り」を東へ歩みを進め、まず訪れたのは旧奈良の市街地「ならまち」へ入り、格子の美しい町家が並び、町内の家々の軒先には、魔除けのお守りとして赤いぬいぐるみの「身代わり猿」が大小吊るされている。
「ならまち」の中心部にある「奈良町資料館」から「庚申堂(こうじんどう)」や「ならまち格子の家」を通り、途中、信号待ち等で後続が遅れたため若干の列詰め休憩を行い、国道169号の紀寺交差点へ出て、さらに東へ集団は進み「奈良教育大学」前へ、学校の南側石垣塀沿いの長いだらだらの上りの坂道を前方に春日山や高円山を望みながら進み、この付近で爽やかな風が頬をなぜ少しは暑さを凌ぎながら「東山緑地」に17時50分頃到着、ここで軽食休憩を摂りました。
軽食後、出発前の約10分間スタッフの天羽さんから「なら燈花会」や「東大寺南大門力士像」等々の話題を聞き、18時30分に「東山緑地」をスタート、暑さも和らぎ太陽が西に傾き生駒山の右方面に沈みかける黄色に染まる夕陽を眺めながら軽快に歩みは進み、少しして「新薬師寺」の長い土塀沿いを通り抜け、さらには閑静な住宅が連担する高畑町の緑豊かな並木道を西へ、脇道に入って鷺池に浮かぶ「浮見堂」へ19時前に到着、池の畔には十数本の「百日紅」の花が満開に咲き誇っていました。
19時になると会場リーダーの合図でボランティアの方々によるローソクの一斉点灯が始まり、灯かりは弱い状況でしたが、西の空が茜色に染まる夕焼けに幻想的に浮かび上がる「浮見堂」を後にして、次の会場の竹のオブジェの間にローソクの灯かりがちりばめられた「浅茅ヶ原(あさじがはら)」会場へ、次には春日大社参道を横断し、多くの見物客が入り混じる「大仏殿」前交差点から「浮雲園地」会場へ、この辺りで周囲はすっかり暗くなり一面に広がる灯かりは、地上に描いた「天の川」をイメージしていました。
スタッフの持つ懐中電灯の誘導で広々とした「春日野園地」会場へ、会場の奥にはライトアップされた「東大寺大仏殿」の鴟尾(しび)が黄金色に浮かび輝き、園地会場は赤や青のカラーの多くの灯かりがまるで花畑が広がる様で、まさに神秘的な雰囲気でした。
次に「春日野園地」を後にして、ライトアップされている「東大寺南大門」へ、ライトに照らされて浮かぶ高さ8.4mの金剛力士像が、左側には口を開けた「阿形(あぎょう)像」、右側には口を閉じた「吽形(うんぎょう)像」がお互い向かい合う形で安置されていて、力強く迫力のある「金剛力士像」を目の当たりに見て感動。
「東大寺南大門」をくぐって「大仏殿」西側へ19時30分頃到着、ここで、完歩証明の「IVV」を手渡し解散としました。
大半の参加者は、思い思いに他の会場等に行かれましたが、JR及び近鉄・奈良駅に帰られる参加者は、スタッフと共に「大仏殿」を後にし、奈良県庁前から「興福寺会場」へライトアップされた美しい「興福寺五重塔」を望みながら「猿沢池と五十二段会場」へ、階段には竹筒と白いカップにローソクが灯され、「猿沢池」を挟んで望む会場のちりばめられた灯かりとライトアップされた「五重塔」は神秘的な雰囲気を醸し出していました。
20時過ぎ「猿沢池」北西端の三条通りでスタッフ共々解散し、夫々帰途に着かれました、夏の夜の風物詩「なら燈花会」楽しいひと時でした、お疲れ様でした。