時候が変わり、ウオーキングするには最適な季節となってまいりました、しかし、今日の天候は晴れのウオーキング日和と恵まれましたが、気温30℃前後と蒸し暑い夏日のような一日となりました。
参加者155名は暑さをものともせず、橿原神宮前駅を9時50分頃元気にスタート、初秋の明日香路をウオーキングいたしました。
近鉄橿原線のガード下をくぐり国道169号へ進み、国道を横断して直ぐに県道の入口付近の右側には目立たない「石標」と小さな「祠」が、それは、天平年間(700年代)に空を飛ぶ術を会得したことで有名な久米仙人が、小川(芋洗い川)で洗濯している娘の白いふくらはぎに見とれて飛行術の神通力を失い、娘の前に墜落したという言い伝えのある「芋洗(いもあらい)地蔵尊」の「石標」と石仏が祀られた「祠が」鎮座、それを横目に見て明日香村へ通じる県道を一路東へ進み、橿原市の南東部に位置する和田池から明日香村へ進みました。
最初に訪れたのは、「国営飛鳥歴史公園・甘樫丘地区」に進み「万葉の植物園路」の入口で、あまりの蒸し暑さで堪らずここで水分補給休憩を取りまして、約200mの急な坂道と十数段の階段を上り「甘樫丘・川原展望台」へ、畝傍・耳成山を眼前に大和盆地を一望、遠くは霞んではいましたが二上山から信貴・生駒の山々や矢田丘陵を眺望し暫しの疲れを癒しました。
展望台を後にして飛鳥周遊道が通る小山を越え川原の集落へ進み、飛鳥時代の三大寺院の一つの「川原寺」跡へ、川原寺の寺域北限遺構で鉄・銅・銀などの金属加工を行ったとされる工房関係遺構を見て通り、飛鳥川沿いから飛鳥京跡へ黄色く生育した稲穂が広がる田園風景の中の道を、さらには 東方向の多武峰の山々を望みながら、11時過ぎに今年新しく整備された「飛鳥京跡苑池」休憩所へ進み、列詰め及びトイレ休憩を取りました。
飛鳥京跡は飛鳥時代の遺跡であり「飛鳥京跡苑池」は飛鳥京の北西100mの所から発見された飛鳥時代の庭園遺跡で、広大な宮廷庭園であることが判明し平成15年に国の史跡と名勝に指定されました。
苑池休憩所を後にして「伝飛鳥板蓋宮跡」から岡の中心部へ進み、「岡寺」の参道の下にある鳥居(「治田(はるた)神社(八幡宮)」の鳥居)をくぐり参道を約300m上り進み、最後に109段の急な石段を息せき切って上り、上り切った所に「治田神社」の拝殿が、拝殿内を通り抜けると立派な本殿が南面して鎮座していまして、ここで暫し一休み、水分補給と列詰め休憩を取り取りました。
「治田神社」の現社地は岡寺の伽藍跡で、創建当時の岡寺は現在の治田神社の位置にあったものと推定されていて、明治12年までは岡寺講堂の礎石が並んでいて、岡寺の移築後に鎮座した神社です。
神社の境内の東側向こうには「岡寺」の正門(仁王門)が見え、その前を通過して飛鳥周遊道を約300mの急坂を上り、そこから周遊道の山間の石段や狭い舗装道を下り「国営飛鳥歴史公園・石舞台地区」に入り、12時過ぎに「石舞台古墳」に到着、木陰で思い思いに昼食休憩を摂りました。

午後は12時45分スタート、飛鳥川に架かる玉藻橋から少し南へ進むと、地面から突き出た奇妙な男根型の約1mの石「マラ石」を横目に見ながら、山裾の緩やかな坂道を南へ上り進み行くと、右手方向には「日本の棚田百選」に選ばれている美しい「稲淵の棚田」が広がり、畦道には満開には少し早いが赤く染めた「彼岸花」が咲いていました。
「稲淵・男綱」を上に見て「案山子ロード」へ、今年で21回目を迎えた「案山子コンテスト」そのテーマは「棚田deオリンピック」と言う事で「案山子ロード」の約500mの道沿いには、一般応募者作の竹細工で出来た「重量挙げ」や「シンクロ」・「柔道」・「新体操」等々、様々に工夫を凝らしたオリンピック関連の案山子59点が展示され、また、中間付近には高さ約6mのジャンボ案山子が、胸に五輪マークを付けた体重300kgの真田幸村が棚田を見守り、多くの他のハイカーと共に楽しく観賞して進みました。
「案山子ロード」を上り切った所で列詰め休憩を、この付近の土手には珍しい白や黄色の彼岸花を観賞し、「朝風峠」を越え平田の集落に鎮座する「八坂神社」前を通り、高台の道の両側には青い実を付けたミカン畑を通り過ぎ「国営飛鳥歴史公園・高松塚周辺地区」へ入り、高松塚休憩所で最後の列詰めとトイレ休憩を取りました。
そこからは、高松塚古墳の前を通り、残るコースを一気に下り進み御園集落から近鉄・飛鳥駅に14時20分頃ゴールいたしました。
今日は初秋とはいえ、気候の異変か?蒸し暑い一日で、又、コース途中のアップダウン等が影響したのか、体力に自信の無い数名の方が残念ながら途中でリタイヤされましたが、残る参加者は無事完歩されました、大変お疲れ様でした。