いよいよ秋本番を迎え、久しぶりに天候に恵まれた今日の例会は、大和盆地の東に連なる三輪山・龍王山等々の美しい大和青垣の山々の山裾を縫うように続き、大和国原(大和盆地)を見渡す、日本最古の古道「南・山の辺の道」を歩きました。
桜井駅前で恒例の出発式を終え、久々に多くの参加者204名を迎え、9時50分秋晴れの中、集団は駅前から元気に北に向かってスタートしました。
市街地を抜け中和幹線から大和川(初瀬川)堤防道路に出て、馬井手橋を渡り「仏教伝来之地碑」が建つ「金屋河川敷公園」へ、信号待ち等で遅れた後続を待つ列詰め休憩を取りながら、公園を後にして「金屋地区」へ、ここから「東海自然歩道」に指定されている「山の辺の道」が始まり、「金屋地区」集落内の水路と並行した狭い道を進み、小さな収蔵庫に安置されている「釈迦如来像・弥勒如来像」の2体の石仏が浮き彫りされている「金屋の石仏」を見て、三輪山山麓の鬱蒼とした木々の中を暫く進んで、十数段の階段を上り、聖徳太子ゆかりの「平等寺」境内へ、美しく整備された境内を抜けて間もなく、三輪山を御神体とする日本最古の神社「大神神社」に到着、ここで、トイレと列詰め休憩を取りました。

神社を後にして、緩やかな石段を上り進み、茶店や休憩所が並ぶ狭い道を「狭井神社」前から山裾を、雑木林等が覆い茂る、狭い山道の石畳や砂利道を上り下りしながら、ひっそりと佇む「玄賓庵(げんぴあん):平安時代に玄賓僧都(法相宗の僧)が隠棲したと伝えられる庵」の白い土塀の脇を通り抜け、長蛇の列は、杉・檜や雑木林等が覆い茂った緩やかな坂道を上り進み、「大神神社」の摂社の一つで三輪山西北の山裾に鎮座する「檜原(ひばら)神社」に到着。
掃き清められた玉砂利が敷き詰められた境内に入り、ご神体が、三輪山山中にある「磐座(いわくら)」で、玉垣で囲まれた「三ツ鳥居」を通して拝み、神社正面の「注連柱(しめばしら)」からの遠くの景観は、二上山の美しい山並みを眺望し、暫しの休憩を取りました。
神社を後にして、視界が開け前方に竜王山等の山々を望む高台の三輪山山麓の道を更に進み、暫らくして山麓を後にし、東方面に行けば「笠山荒神社」に通じる県道50号に出て、その県道を反対に西に折れ進み「穴師地区」集落の一般道路に入り、この辺りから道路脇には野菜や柿・みかん等々を売る無人販売所が現れ、覗き込む者や買物をする多くの参加者も、この無人販売所はこの先、「天理観光農園」辺りまで見受けられました。
「穴師地区」集落を抜けると視界は大きく開け、稲刈りを待つ黄金色の稲穂や柿畑等のどかな田園風景が広がる四囲の景色を眺め、右手には竜王山を望み、左は、大和盆地の景色を垣間見、又、道端には時折色とりどりに咲くコスモスの花等にも見とれながら「景行天皇陵」の濠端から「渋谷町」や「山田地区」の集落を過ぎて、昼食場所の「景行・崇神(すじん)天皇陵歴史的風土特別保存地区」内の広場に12時頃到着しました。

高台の広場からは、眼下の大和盆地を遠くは金剛・葛城・二上山の山々を望みながら昼食を済ませ、午後は、ここで中間ゴールしてJR・柳本駅に帰られる32名と別れ、残る参加者は12時40分スタート、「崇神天皇陵」から「天理トレイルセンター」を経て歩みは北へ石畳の道や砂利道を、最古の御社「大和(おおやまと)神社御旅所」前を通過して、巨大石造りの小坊主が門前に立つ「念仏寺」境内の広い墓地内から「萱生(かよう)町」集落へ、左右の視界は更に大きく開け山側は青垣の山々を盆地側の遠くには、金剛・生駒の山々の美しい景色を、沿道は既に収穫の終わった柿畑や、未だ、たわわに実る柿畑やミカン畑及び黄金色が広がる稲穂など眺めながら、列は淡々と進み、「竹之内町」集落に入って、こんもりとした森の中に鎮座する拝殿が茅葺屋根の「夜都伎(やとぎ)神社」の境内を通り抜け「天理観光農園」へ、列詰め休憩を取りました。
後続は、特に無人販売所での買い物等に時間を費やし、果物や野菜が入った白いビニール袋を提げた参加者は遅れがちに「天理観光農園」に次々に、先頭から約20数分遅れでアンカーが到着。
休憩後、急な石畳の道を上り進み、竹林・雑木林や柿畑が続く砂利道や石畳の道を上り下りしながら「内山永久寺跡」経て国道25号のトンネルをくぐり、布留山の北西麓の高台に鎮座する「石上神宮」に到着、鬱蒼とした常緑樹に囲まれた境内には、放し飼いされている烏骨鶏等々の色とりどりの鶏に迎えられ最後の休憩を済ませ、天理市市街地に入り「天理教教会本部」前から南に折れ、正面大通りから少し色付き始めた「銀杏並木」道を暫く西に進んで、天理本通り商店街に入り、天理駅前広場コフフンに14時50分頃ゴールしました。
今日は秋晴れの空の下、初秋のウオークを楽しんでいただけたと思います、又、途中の無人販売所での買い物等にも楽しまれ、17qの長距離を皆様は元気に完歩ゴールされました、お疲れ様でした。