今回の例会は、大和盆地の東に連なる美しい大和青垣の山々の山裾を縫うように続く、日本最古の古代道路「南・山の辺の道」を天理市から桜井市までの17㎞を歩きました。
秋晴れのすがすがしい朝を迎え、天理駅前広場コフフンに164名の参加者を迎える中に、遠く千葉県から参加された女性と共に、9時50分元気にスタート、長い天理本通り商店街を抜け天理教教会本部前を通過、布留山(ふるやま)の北西麓の高台に鎮座する「石上神宮」へ、烏骨鶏(うこっけい)を始めとする多くの種類の「神鶏」に迎えられ、鬱蒼とした常緑樹に囲まれた境内で、最初のトイレ等の小休憩を取りました。
「石上神宮」から東海自然歩道となっている「山の辺の道」を南へ、暫くして黄色く熟れ始めた柿畑の狭い道を進み、今は境内の池をわずかに残すのみとなった「内山永久寺跡」を通り進み、柿畑から竹藪や雑木林の中の狭い急な坂道を上り下りして、今日は休園の「天理観光農園」に到着、ここで暫しの列詰め休憩を済ませ、列は一般道路から再び狭い道へ進み、小さな森の中に鎮座する、拝殿が珍しい茅葺屋根の「夜都伎(やとぎ)神社」から竹ノ内町集落内を過ぎると、視界が大きく開け目の前には黄金色の輝く田圃が広がり、山手側には大和青垣の山々が続き、又、大和盆地側の向こうには二上山から葛城・金剛の山々を遠望し、道沿いには野菜や果実類を売る無人販売所が所々に現れ、買物を済ませた参加者の手には野菜や果物等が入ったビニール袋が、買物等で後続は離れ離れに長く続き、萱生町集落から「念仏寺」の広い墓地内を進み、門前の巨大石造りの小坊主に迎えられ、最古の御社「大和(おおやまと)神社御旅所」から昼食場所の「天理トレイルセンター」に、ビニール袋を下げた参加者が続々到着、アンカーは先頭から約10分遅れで12時過ぎ到着、ここで昼食休憩を摂りました。
センター周辺の芝生等々で秋の日差しを浴びながら思い思いに昼食を終え、ここでJR・柳本駅へ中間ゴールされる8名と別れ、12時40分午後のスタート、全長約242mの前方後円墳で周囲に濠がめぐらされている「崇神(すじん)天皇陵」を過ぎると、雲一つない青空の下には、大和盆地に浮かぶ大和三山の畝傍・耳成山や遠くは、金剛・葛城山の美しい山並みを望み、更に、暫く進んで全長約300mの前方後円墳の「景行天皇陵」を過ぎて、視界が大きく開け黄金色に輝く稲穂の向こうには円錐型の三輪山を望みながら、穴師集落から笠山荒神に通じる県道50号から三輪山山裾の高台の道に入り進み、右手に大和盆地を望み、その向こうには、生駒山や矢田丘陵等の美しい山並みを遠望し、三輪山西北の山裾に鎮座する「檜原(ひばら)神社」に到着、この神社は、三輪山中にある磐座をご神体としているので本殿はなく、天照大御神を祀り、元伊勢とも呼ばれている神社で、神社正面からは美しい二上山の景色等を眺めながら、アンカー到着まで休憩を取りました。
休憩の後、杉・檜や雑木林が植わる、狭い緩やかな坂道を下り進み「玄賓庵(げんぴあん)」の白い土塀沿から、三輪山山裾の道を、柿畑や雑木林などが続く道で、石畳や砂利道の狭い道を上り下りしながら、「狭井神社」前から、三輪山を御神体とする日本で最古の神社「大神神社」に到着し参拝、境内で最後のトイレと列詰め休憩を取りました。
神社を後にし、暫く進んで聖徳太子創建伝承の禅寺である「平等寺」へ、綺麗に整備された境内を通り抜け急な階段を下り鬱蒼とした森の中を進んで、小さなお堂に2枚の岩に釈迦如来像と弥勒菩薩像が浮き彫りされている石像が安置されている「金屋の石仏」を経て、「仏教伝来之地碑」が建つ金屋河川敷公園から大和川(初瀬川)に架かる馬井手橋を渡り桜井市市街地に入り、JR・近鉄・桜井駅に先頭は15時20分頃、10数分遅れでアンカーが到着しました。
今日は天候にも恵まれ、17㎞の長距離でしたが、無人販売所での買物等々で楽しんでウオークしていただけたと思います、ありがとう御座いました。