朝から快晴で、すがすがしいウオーキング日和となりました。
少し遠くて不便な五條駅に96名もの方々にお集まりいただきありがとうございました。
今回は、ならのむかしばなしシリーズで今年度最後のお話となります。解説はお馴染みの天羽、尾花の両氏です。
今回のリーダー・サブリーダーには、当協会では一、二を争う若い女性二人が担当いたしました。
スタンプラリーの用紙を貰いさあ五條市内へ出発です。
さくら井戸から櫻井寺へ。この寺には、幕末に天誅組の本陣が有ったとかで、矢の刺さった跡など地元の参加者から教えていただきました。
少し行くと五條市史跡公園です。ここにある民俗資料館の前で集合写真を撮りました。その後見学しスタンプラリー最初の押印場所でもあります。そして二班に分かれ両氏からお話を聞きました。
また少し行くと五新鉄道跡の橋梁がみえてきました。その下を沿って通り新町通りへでます。この新町通りは《重要伝統的建造物群保存地区》になっています。江戸時代初期五條藩主として二見城に入った松倉重政が城下と町場で栄えていた五條村との間を整備したものです。まちなみ伝承館の横には、顕彰碑も立っています。新町通りを歩きます。伝承館が二つ目の押印場所です。
トイレをすまし、まちや館へ。ここが三つ目の押印場所です。古い町並みを抜け、最後に重要文化財に指定されている「栗山家住宅」へ。今も住んでおられるようで中へは入れません。
少し南下をして吉野川の北堤を東へ歩きます。昼食場所の五條中央公園に11時40分の到着です。
ここでスタンプラリーの景品(新町通の建物の絵はがき)を渡し、会員様から頂いた手製の巾着袋争奪じゃんけん大会があり、大いに盛り上がりました。
12時20分栄山寺に向けて出発です。
田畑を抜け、吉野川岸を通り栄山寺へ到着です。ここの緑地公園でここで両氏より本日のメインテ―マ「「弘法大師が吉野川の川音を止めた」話を聞きました。
この緑地公園から20程険しい山道を上ると、藤原不比等の長男で「南家」の祖である藤原武智麻呂の墓があります。行きたそうな人もおられたが今回はパス。一度は行ってみたいコースではあるが。
後は五條駅まで戻ります。途中宇智川の磨崖碑を通りますが、碑の有る川辺まで下る道が危ないのと、碑の文字が消えかかっており判りにくいので、説明文を読んで通りすぎました。
あとは五條の市内を抜け五條駅に13時45分に到着しました。
距離も長くなく平坦なコースで歩き易かったと思います。
皆様お疲れ様、ご参加ありがとうございました。