昨日の雨とは違い、何とか持ちそうな空模様の中、JR畝傍駅に124名の方にお集まりいただきありがとうございました。
戦前に走っていた小房線跡を訪れます。
その前にビッグニュースです。畝傍駅にある貴賓室が見せてもらえるのです。
受付終了後、順次中へ入らせていただきました。上皇ご夫妻の使用後、どなたもご使用になられていないとのことです。
小房線は大正13年に吉野鉄道の延長線として橿原神宮前~畝傍間に設置され昭和16年に小房線と改称され、昭和20年6月に営業休止となりました。昭和27年4月1日に廃線となっています。
出発式後、9時45分に二班に分れて出発です。
一班は、リーダーである植田会長。二班は、天羽氏の両氏による説明が各所でありました。
小房線だけではなく近鉄橿原線(畝傍線)の変遷も含めて歩きました。
まず八木西口駅の北にあります大正14年高田~八木(現八木西口)間に設置された線路(現存)を見ました。今井蘇武橋公園でトイレ列詰め休憩です。
次に昭和14年に皇紀2600年の橿原神宮の拡張、整備等のため、橿原線(畝傍線)は橿原警察署の南あたりから東へ300m移設されています。平成記念病院横の国道24号線の陸橋の上から確認しました。
四条町の交差点を越えて、うねび停車場四条線に沿って神宮方面に向かいます。街路樹で幾分涼しさを感じられます。途中で大久保町の一つ東の道を歩き大久保神社前に残っています付け替え前の橿原線(畝傍線)の橋脚の名残りを見ました。橿原神宮の一の鳥居前あたりに旧橿原神宮前駅が有ったとの事です。
この後公苑内に6年前に植樹した樫の木を見に行きました。3本とも大きく育っています。
深田池で昼食です。池の周りの東屋などに分れて楽しい時間となりました。
午後は小房線です。12時15分出発です。これからは二班離れずに歩きます。
池尻駅(現橿原神宮西口駅)、橿原神宮駅(久米寺の少し西)、久米寺駅(現橿原神宮前駅)と三つも駅が有ったとの事。
久米寺を抜け、橿原神宮前駅のロータリーから線路をくぐり橿原線の東へ出ます。線路に沿い北へ。畝傍御陵前駅も通過。畝傍中学二部・夜間学級の校舎を右折し国道24号線に出て、就労支援の施設から細い道路にはいります。小房線の跡です。小房公民館の南には橋脚の名残りが残って居ます。
飛鳥川にでます。縄手町の鉄道跡を通りおふさ観音へ。風鈴まつりで人も多かったです。
空模様が気になってきましたので早めにスタートしました。
畝傍駅到着頃にパラパラと雨が。でもすぐ止みました。14時到着です。
やはり蒸し暑くイヤな時期のウオークとなりました。
普段と一風かわったウオークだったと思いますが、色々考え実施したいと思います。
大変お疲れ様でした。